清水FW鈴木唯人がデンマークの名門・ブレンビーへ完全移籍、4年契約を締結「サッカー界に足跡を残せるよう最善を尽くす」

2023.08.12 16:09 Sat
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デンマークのブレンビーは12日、清水エスパルスのU-22日本代表FW鈴木唯人(21)の完全移籍加入を発表した。

契約期間は2027年夏までの4年間となる。背番号は「28」に決まった。
横浜F・マリノスの下部組織育ちの鈴木は、市立船橋高校から2020年に清水に入団。プロ1年目から出番を得ると、2023年1月にリーグ・アンのストラスブールヘとレンタル移籍していた。

ストラスブールではリーグ・アンで3試合に出場し1ゴールを記録。しかし、今季はチームに残らず、清水に復帰すると、J2で3試合に出場し、1ゴールを記録していた。

清水ではJ1通算83試合5得点、リーグカップ9試合1得点、天皇杯1試合1得点。J2通算3試合1得点だった。
鈴木はクラブを通じてコメントしている。

「ブレンビーIFの一員になれてとても感謝しています。僕にとって、このクラブへの移籍はサッカーへの野心を実現する機会を意味します。僕は自分自身をあらゆる意味でプロフェッショナルだと考えています。僕は熱心にトレーニングし、体力と精神力を強化し、ゲームの微妙な違いに没頭して、常に成長していきます」

「僕のトレーニングや試合へのアプローチは、勝利してベストを尽くしたいという不屈の意志によって動かされています」

「僕はチームメイトを助ける選手なので、どんな状況でもチームメイトから信頼される存在としてチーム内で確立したいと思っています。僕の謙虚さは、チーム、クラブ、ファンの意見に耳を傾け、学び、恩返しする義務を負っています」

「僕はブレンビーのジャージを、それが象徴する伝統に誇りを持って着ますし、クラブとして確実に成功し、サッカー界に足跡を残せるよう最善を尽くします。日本では家族は非常に重要であり、国民文化の一部です。ブレンビーIFはここでの僕の家族になるので、早くスタートしたいと思っています」

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鈴木唯人が開幕戦でアシスト、ボックス内での決定機は決めきれず… 壮絶な試合は後半ATに3ゴールが生まれ3-3のドロー

21日、デンマーク・スーペルリーガが開幕。日本代表MF鈴木唯人が所属するブレンビーはヴィボーとアウェイで対戦した。 パリ・オリンピック世代でもあった鈴木だが、チームが派遣を許可せず。新シーズンの開幕戦では2シャドーの一角で先発出場を果たした。 トレーニングマッチでも得意のドリブルの仕掛けからソロゴールを決めるなど、ここまで調整を続けてきた鈴木。試合はアウェイで先制される展開に。11分にカウンターから失点をしてしまう。 ブレンビーが攻め込んでいく展開だったが先にゴールを許した中、30分にはボックス手前からの鈴木のパスを受けたクレメント・ビショフがボックス左から豪快に決めて同点に追いつく。 しかし33分に左サイドを崩されて再び失点。1点ビハインドのまま後半へ入る。 鈴木は57分にビッグチャンス。ボックス中央でフリーの状態で横パスを受けると、そのまま右足シュート。相手のブロックが気になったか、シュートは枠を越えていってしまう。 その後もブレンビーが攻め込んでいくが、ゴールは動かず。そのまま終了かと思われたが、アディショナルタイム3分に同点ゴールを記録。エマニュエル・イェボアがミドルシュートをねじ込んだ。 起死回生の同点ゴールとなったが、アディショナルタイム6分にはカウンターを決められまさかの勝ち越しを許す展開に。開幕戦での敗戦が濃厚かと思われたが、アディショナルタイム8分に右サイドからのクロスのこぼれ球をイェボアが頭で押し込み再び同点。アディショナルタイムに3ゴールが生まれたとんでもない展開の試合は、3-3のドローに終わった。 ブレンビーは25日にKFラピ(コソボ)とUEFAカンファレンスリーグ予選2回戦で対戦する。 2024.07.22 10:37 Mon

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先週末J2で唯一の中止試合…徳島vs清水が18日19時KOで代替開催

Jリーグは2日、中止となった明治安田J2リーグ第29節の徳島ヴォルティスvs清水エスパルスの代替開催日決定を発表した。 31日19時キックオフで行われる予定だった試合だが、台風10号の影響が懸念され、中止に。第29節の唯一となる未消化試合となっている。 そんな試合だが、18日19時キックオフで代替開催に。会場は変わらず、徳島のホームである鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムだ。 シーズンパスとチケット引換券を除き、中止となった試合のチケットや招待券はすべて無効になり、代替開催日の使用不可に。再度のチケット購入が必要という。 中止試合のチケットにおける払戻方法などの詳細は徳島の公式ホームページを確認するよう告知している。 2024.09.02 19:40 Mon
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清水が大津高校のU-18日本代表MF嶋本悠大の来季加入内定を発表「1日でも早く清水エスパルスのエンブレムを背負ってプレーできるように頑張ります」

清水エスパルスは6日、大津高校のMF嶋本悠大(17)の来季加入内定を発表した。 熊本県出身の嶋本は、U-17日本高校選抜やU-18日本代表にも選出される実力者。1年次はメンバー入りも出場が叶わなかったが、2年次には全国高校サッカー選手権大会でプレーしていた。 嶋本はクラブを通じてコメントしている。 「この度、清水エスパルスに来シーズンより加入することになりました、熊本県立大津高校の嶋本悠大です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手を清水エスパルスというクラブでスタートできることを大変嬉しく思います」 「今まで支えてくださった方々に感謝し、1日でも早く清水エスパルスのエンブレムを背負ってプレーできるように頑張ります。 応援よろしくお願いします」 また、反町康治GMも島本の獲得についてコメントしている。 「エスパルスファミリーの皆さん、いつもご声援ありがとうございます。このたび、大津高校の嶋本悠大選手と来季の契約を締結できたことを嬉しく思います」 「優れたパーソナリティを持つ彼は、180センチを越えるプロポーションを持ち、攻守に渡ってハードワークできる能力を兼ね備えています。先日静岡で行われたSBS カップでもUー18日本代表としてそのポテンシャルをいかんなく発揮してくれました」 「来季エスパルスの新戦力として、また日本サッカーの将来を担う逸材として、今後の成長がとても楽しみです。我々も出来る限りのサポートをしていきたいと思っています。嶋本選手、ようこそエスパルスへ!!」 2024.09.06 11:30 Fri
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2位清水vs3位長崎のシックスポインターは両者譲らずドロー…櫻川ソロモン2発の首位横浜FCは逆転勝利で16戦無敗【明治安田J2第30節】

7日、明治安田J2リーグ第30節の8試合が各地で行われた。 IAIスタジアム日本平では、自動昇格圏内を争う2位清水エスパルス(勝ち点61)vs3位V・ファーレン長崎(勝ち点53)の上位直接対決。清水は前節が台風の影響により中止となったものの3連勝中、白星から遠ざかっている長崎は連敗を「2」で止めたなか、7試合ぶりの勝利を目指した。 序盤から押し込むのは清水だったが、先に決定機を作ったのは20分の長崎。増山朝陽の右クロスに米田隼也が飛び込むも、GK権田修一に阻まれる。 すると24分、ボックス右で収めたマテウス・ジェズスが左足を一閃。ファーを狙ったコントロールショットが決まり、アウェイの長崎がリードを得る。 これでリズムを掴んだ長崎は、再びマテウス・ジェズスのシュートもあったが、追加点は奪えず。清水も乾貴士や北川航也が同点弾に迫るも、アウェイチームの1点リードで折り返す。 後半に入るとすぐさま清水が振り出しに。50分、カウンターから乾が持ち上がると、右サイドから追い越したルーカス・ブラガにラストパス。シュートはGK若原智哉の手を弾いてネットを揺らした。 再び勢いを取り戻した清水は猛攻。しかし、集中して守る長崎も譲らないまま試合は終了。注目のシックスポインターは勝ち点「1」を分け合うにとどまった。 3連勝中、15試合無敗で首位を走る横浜FC(勝ち点63)は、12位愛媛FC(勝ち点38)とのアウェイゲーム。序盤から攻勢なのは横浜FCだったが、先制したのは20分の愛媛。左クロスを谷本駿介がフリックすると、パク・ゴヌが難しい体勢からねじ込んだ。 それでも31分、横浜FCが同点ゴールをゲット。右サイドを抜け出した山根永遠が折り返し、高橋利樹が押し込む。 1-1で後半を迎えると、波状攻撃から途中出場の櫻川ソロモンが頭で合わせ、横浜FCが70分に逆転。79分に再び櫻川が決めると、後半アディショナルタイムにはユーリ・ララのダメ押しゴールも生まれ、首位チームが1-4で逆転勝利。16戦無敗の4連勝としている。 その他、4位ベガルタ仙台(勝ち点50)と6位レノファ山口FC(勝ち点47)はそれぞれドロー決着。7位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点43)、8位いわきFC(勝ち点43)、9位モンテディオ山形(勝ち点39)、10位藤枝MYFC(勝ち点39)は勝利を挙げ、上位陣に詰め寄っている。 ◆明治安田J2第30節 ▽9/7(土) 清水エスパルス 1-1 V・ファーレン長崎 ジェフユナイテッド千葉 4-0 水戸ホーリーホック 愛媛FC 1-4 横浜FC 大分トリニータ 0-3 モンテディオ山形 鹿児島ユナイテッドFC 1-3 いわきFC ザスパ群馬 0-0 ベガルタ仙台 藤枝MYFC 1-0 栃木SC レノファ山口FC 1-2 徳島ヴォルティス ▽9/8(日) 《18:00》 ファジアーノ岡山 vs ブラウブリッツ秋田 ▽9/25(水) 《19:00》 ヴァンフォーレ甲府 vs ロアッソ熊本 2024.09.07 21:15 Sat
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清水の22歳FW川本梨誉が再び群馬へ、今季終了までの育成型期限付き移籍「勝利する為だけに帰ってきました」

ザスパ群馬は20日、清水エスパルスのFW川本梨誉(22)の育成型期限付き移籍加入を発表した。期間は2024年5月20日から2025年1月31日までで、清水との公式戦は出場不可となる。 川本は清水の下部組織出身で、2020年にトップチームへ昇格。2021年にファジアーノ岡山へ育成型期限付き移籍すると、2022シーズン途中の8月からは群馬へ期限付き移籍していた。 1年半の岡山でのプレー、さらに1年半の群馬でのプレーを経て、今シーズンは清水へ復帰。しかし、ここまでの出番はYBCルヴァンカップの1試合のみとなっていた。 改めて群馬で戦うことになった川本は、21日のトレーニングよりチームへ合流。Jリーグへの選手登録が完了次第、公式戦への出場が可能となる。 再スタートを切る22歳は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ザスパ群馬 「勝利する為だけに帰ってきました。ザスパ群馬の為に全力を尽くします。呼んでくれたクラブには感謝しかないです。応援よろしくお願いします」 ◆清水エスパルス 「3年ぶりに覚悟を持って清水に帰って来ましたが、このような形で離れることになりすごく悔しいです。17番のユニフォームを買って下さった方、僕のことを応援してくれたエスパルスサポーターの皆様、家族には本当に申し訳なく思います。もう一度一皮剥けて来ます。本当にありがとうございました」 2024.05.20 17:54 Mon
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首位清水がきっちり勝ち点3、横浜FCも意地の逆転勝ちで勝ち点差拡大許さず2位キープ【明治安田J2第27節】

17日、明治安田J2リーグ第27節の9試合が各地で行われた。 ◇清水 3-0 甲府 前節1試合で首位奪還の清水エスパルスは、ホームで2試合無失点2連勝中の14位・ヴァンフォーレ甲府と対戦。 まずは32分にカルリーニョス・ジュニオのゴールで甲府を打ち破り、後半はルーカス・ブラガとアブドゥル・アジズ・ヤクブが追加点。きっちり勝って、首位をキープした。 ◇群馬 1-2 横浜FC 一方、前節1試合で首位陥落の2位・横浜FCは、アウェイで主将売却に揺れる最下位・ザスパ群馬と対戦。 開始10分でガブリエウがCKから先制点も、前半終盤に追いつかれ、やや不穏な空気が。それでも地力で勝り、後半頭からペースを掌握した横浜FC。60分に再びCKから今度はユーリ・ララが決め、敵地で1-2と競り勝った。 ◇山形 4-2 V長崎 3位・Vファーレン長崎はアウェイで12位・モンテディオ山形と対戦し、2-4の敗戦に。 キャリア初のJ2でも輝く“山形の土居聖真”に均衡を破られると、前半のうちに追加点も献上。65分のフアンマ・デルガド弾で追い上げるも、そこからさらに2失点…終盤に意地の1点を挙げたが、結局、停滞感拭えぬ4試合未勝利だ。 ◇藤枝 3-0 山口 4位・レノファ山口FCもアウェイで13位・藤枝MYFCと対戦し、0-3の完敗に。 開始25分で3失点を浴びた山口は、追撃の1点もならず、連勝は2でストップした。この結果、ベガルタ仙台とファジアーノ岡山にかわされる形で6位後退だ。 ◇千葉 0-3 いわき 一方、8位・ジェフユナイテッド千葉と7位・いわきFCによる、勝ち点「3」差の対決は、いわきの3発快勝に。 この結果、PO圏浮上こそならなかったいわきだが、千葉と勝ち点「6」差に。7位と8位の間で勝ち点差がそこそこ開く形となった。終盤戦のJ2を展望する上で、大きなポイントか。 ◆第27節 ▽8/17(土) 清水エスパルス 3-0 ヴァンフォーレ甲府 ザスパ群馬 1-2 横浜FC モンテディオ山形 4-2 V・ファーレン長崎 藤枝MYFC 3-0 レノファ山口FC ベガルタ仙台 1-0 鹿児島ユナイテッドFC 徳島ヴォルティス 1-1 ファジアーノ岡山 ジェフユナイテッド千葉 0-3 いわきFC ロアッソ熊本 0-1 水戸ホーリーホック 栃木SC 0-0 ブラウブリッツ秋田 ▽8/18(日) 《19:00》 愛媛FC vs 大分トリニータ 2024.08.17 21:13 Sat

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