ユーベ退団イハッターレンの新天地はトルコに…昨季2部優勝のサムスンスポルへ加入

2023.08.03 14:49 Thu
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ユベントスを退団したオランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)の新天地がトルコのサムスンスポルに決定した。

サムスンスポルは3日、イハッターレンが2027年6月30日までの4年契約で加入したことを発表した。
2020年9月にオランダ代表招集歴のあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなく、これまでサンプドリアやアヤックスにレンタル移籍していた。

しかし10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えているとされ、様々な問題を起こしている。サンプドリアでは無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。

その後、先月末にユベントスとの契約を解除し、フリーの状態となっていたかつての神童はトルコで再起を図ることになった。
なお、昨シーズンのTFF1.リグ(トルコ2部)を優勝したサムスンスポルは、2011-12シーズン以来のスュペル・リグでの戦いとなる。

ちなみに同クラブには昨シーズンまでウニオン・ベルリンに在籍したオランダ人DFリック・ファン・ドロンゲレン、かつてザスパクサツ群馬やアルビレックス新潟でプレーしたブラジル人FWドウグラス・タンキ、元モロッコ代表MFユセフ・アイ・ベナセルらが在籍している。

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問題児イハッターレン、3日に新天地加入発表も同日夜で契約解除…クラブが苦渋の声明「受け入れ難い要求をされました」

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