ユベントスが来季のECL出場を辞退へ? FFP巡るUEFAとの“司法取引”がスタートか
2023.06.23 16:55 Fri
ユベントスがヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場を辞退する方向で動いているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
また、UEFA公式サイト・ECLページの「2023-24シーズンの出場チーム」の中には、現地時間22日午後10時ごろまでユベントスの名前がなかった模様。その後、ユベントスも掲載され、UEFAは人為的ミスだったと説明しているようだが、これは「今後起こりうる出来事のヒントかもしれない」と考えられている。
財政難のユベントスにとってCL不参加が経営にもたらす打撃は小さくないことが想像に難くないなか、FFPを巡る制裁を受けるよりもECL不参加の方がダメージは少ない、と踏んだということなのだろうか。
PR
不正会計に対するペナルティとしてセリエAの勝ち点「10」を剥奪されたユベントス。これがなければチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位以内でフィニッシュしていたが、最終順位は7位となり、かろうじて来シーズンのECL出場権を獲得した格好となった。一方で、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を巡る欧州サッカー連盟(UEFA)の調査は現在も続いており、今後さらなる制裁が与えられる可能性も。これに対し、いわば“司法取引”として、ECL出場を辞退するかわりに制裁を免れることを目論み、交渉団がUEFA本部で協議に臨んでいるという。財政難のユベントスにとってCL不参加が経営にもたらす打撃は小さくないことが想像に難くないなか、FFPを巡る制裁を受けるよりもECL不参加の方がダメージは少ない、と踏んだということなのだろうか。
PR
ユベントスの関連記事
セリエAの関連記事
|
ユベントスの人気記事ランキング
1
「今はプレーするんだ」去就揺れるアラウホをレヴァンドフスキが説得、今季残留を要請「夏に望むなら出て行けば良い」
バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)が、チームメイトから残留を望まれている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 長期離脱から復帰したものの、1月の移籍の可能性が浮上しているアラウホ。センターバック補強が急務のユベントスから買い取りオプション付きレンタルオファーが届いたが、バルセロナが拒否したという報道もあった。 去就に揺れるなか、13日に行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ決勝のレアル・マドリー戦では、負傷した元スペイン代表DFイニゴ・マルティネスに代わって28分から出場。5-2の圧勝とタイトル獲得に貢献した。 表彰式を終え、ピッチを周回するなか、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがアラウホに笑顔で声かけ。肩を組み「ロナルド、君は残らなければならない」と伝えた模様だ。 さらに、「その後、夏に望むなら出て行けば良い。今はプレーするんだ」と説得。負傷したマルティネスはハムストリングの筋損傷で5週間程度の離脱が見込まれており、アラウホ残留の必要性が増している。 <span class="paragraph-title">【動画】途中から真剣な表情に…レヴァンドフスキがアラウホを説得</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">"Ronald... Te tienes que quedar" <br><br>Lewandowski y Araujo. <a href="https://twitter.com/hashtag/ElD%C3%ADaDespu%C3%A9s?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ElDíaDespués</a> <a href="https://t.co/lgIaj28QSY">pic.twitter.com/lgIaj28QSY</a></p>— El Día Después en Movistar Plus+ (@ElDiaDespues) <a href="https://twitter.com/ElDiaDespues/status/1878908117699690944?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.14 18:45 Tue2
ユベントスが逸材SBアルベルト・コスタを獲得! 移籍金総額は24億円程度に
ユベントスは15日、ヴィトーリア・ギマランイスからポルトガル人DFアルベルト・コスタ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「2」に決定。契約期間は2029年6月30日までとなる。 クラブの発表によれば、移籍金1250万ユーロ(約20億2000万円)を4年の分割で支払うことになり、130万ユーロ(約2億1000万円)の付帯費用が含まれる。加えて、スポーツ面の達成度で最大250万ユーロ(約4億円)のアドオンを支払う可能性があるという。 アルベルト・コスタはポルトガルの世代別代表でもプレーした186㎝の右サイドバックで、2024年7月にファーストチームへ昇格。今シーズンはプリメイラ・リーガで10試合3ゴールを記録している。 守備の状況を読む能力、優れたポジション感覚、攻撃への関与と攻守両面での総合力が評価される逸材は、今シーズンからレギュラーに定着した21歳のイタリア代表DFニコロ・サヴォーナとポジションを争うことになる。 2025.01.16 05:30 Thu3
シティがユベントスDFカンビアーゾに100億円超えのオファー提示へ
マンチェスター・シティがユベントスのイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)にオファーを提示するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 両氏によればシティは2日以内(18日まで)に移籍金6500万ユーロ(約104億円)のオファーをユベントスに提示するとのこと。 シーズン途中で絶対的主力であるカンビアーゾの売却には応じ難いユベントスではあるが、希望額の7000~8000万ユーロに迫る移籍金のため、カンビアーゾを手放す可能性があるという。 ジェノアで頭角を現し、2022年7月にユベントスと契約したカンビアーゾはレンタル先のボローニャで更に飛躍。両サイドバック、両ウイングバックを器用にこなし、昨季からプレーするユベントスで主力となると、今季ここまでも公式戦25試合出場2ゴール2アシストの活躍を見せていた。 2025.01.17 10:30 Fri4
シティはこの冬にロドリ代役確保も模索…候補に“元シティ”のユーベMFドウグラス・ルイスも
マンチェスター・シティが今冬の中盤補強も検討しているようだ。 ジョゼップ・グアルディオラ監督にとっても歴史的な不調により、プレミアリーグでは5連覇に黄色信号がともるシティ。フランクフルトからエジプト代表FWオマル・マーモウシュの獲得が確実視され、ユベントスのイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾに対する興味も浮かぶ。 他にもRCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフや、パウメイラスのブラジル人DFヴィトール・レイスといった選手の名が挙がり、この冬のタイミングで積極的に動きそうなシティだが、『The Athletic』によると、スペイン代表MFロドリの代役も模索する模様だ。 シティは複数選手をリストアップするなかで、ユベントスのブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)も含み、買取義務なしのレンタルで獲得を検討。ただ、ユベントス側は売却、あるいは買取義務付きのレンタルを所望し、移籍形態のところですり合わせが必要な様相という。 2017年夏から2シーズンにわたってシティに在籍した過去を持つドグラス・ルイスはアストン・ビラで確かな実績を残し、昨夏からユベントスへステップアップ移籍。ここまで公式戦16試合の出場数をマークしているが、限定的な出番が続いている。 2025.01.19 19:50 Sun5