大手メディア『スカイ』がサッカー取材班の半数解雇…経費削減の一環で 勤務31年のベテランも影響

2023.06.17 20:45 Sat
Getty Images
『スカイ・スポーツ』がサッカー取材チームの半数を解雇するようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。スカイは昨年英国における加入者数が9パーセント減少したことを受け、大規模なコスト削減の真っ最中。4月の協議で人員削減が決定し、13人中6人が自主的な選択を含めて取材班を離れることとなった。
さらには、1992年のプレミアリーグ発足時に入社し、31年間勤務する大ベテランのジェフ・シュリーブス氏も辞任する可能性があるという。契約延長の場合、大幅な減給を要求されたこと、退社であれば大規模な解雇手当を受ける権利があり、他の場所からオファーが届く可能性もあるため、選択肢を検討していることなどを報じた。

取材班以外でも看板番組「サッカーサタデー」のプレゼンターを務めていたジェフ・ステリング氏がシーズン終了後に退任。『ファイナンシャルタイムス』では、広告収入の減少も影響を与えており、社全体でのリストラは数百人規模に達する可能性があるとも伝えている。

『スカイ・スポーツ』は解雇の件については発表していないが、30年以上にわたってプレミアリーグの中継を担当してきた伝説の解説者マーティン・タイラー氏が新シーズンを前に退社することを発表。少なからず人員の変化が起こりそうだ。
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