初招集3名に期待することは? 森保一監督が3人それぞれの招集の理由を語る「実際にこの目で見させてもらう」
2023.05.25 21:40 Thu
6月のキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表のメンバーが25日に発表。Jリーグから3名の初招集選手が誕生した。
カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終え、2026年の北中米W杯に向けてチーム作りをしていく日本代表。史上初となる2期目の指揮となる森保一監督は、ベスト8以上を目指せるチームを作っていく。
3月の活動では、これまで招集されていたベテラン組や、所属クラブで結果を残していない選手たちは選外に。新たな選手を招集していた中、この6月も3名の新顔が呼ばれることに。さらに、クラブで結果を残している復帰組も6名いるなど、顔ぶれに変化があった。
森保監督は、初招集3名について、今回招集に至った理由を語った。
「スカウティングしている中でパフォーマンスが良かったということ。他にもパフォーマンスが良かった選手がいる中で、チーム作りをしていく過程で、呼ばせていただいた中で、実際にこの目でどういう調子でいるのか、どういう成長があったのか、どういう力をつけているのかということを見極めさせていただくとともに、チームの戦力として個の力ももちろんですが、他の選手との融合具合であったり、戦術理解度等々も見させてもらうということで招集させていただいています」
まず名古屋グランパスのDF森下龍矢については「グランパスでチームもJリーグでトップグループを走っている中で、両サイドでどちらでもハードワークしながら、チームの勝利に貢献しているということ。かなり上下動もできますし、攻撃の部分でもチャンスに絡んでいるというところ。守備の部分でもしっかりと戻ってチームの守備に貢献しているというのを見させていただいています」と、両ウイングバックとしてプレーし、攻守にわたりチームを支えているところを評価したという。
また、「カタールW杯までの1チーム2カテゴリーで活動してきた中、すでにオリンピックチームでは私が監督をしているときに招集させてもらっています。毎日見ているわけではないですが、試合でのパフォーマンスを見て、しっかりとした成長が見受けられるということで招集させていただいています」と語り、東京五輪世代の時に招集したこともあり、パフォーマンスやその能力を知っている点も今回の招集に繋がったようだ。
続いて、古巣でもあるサンフレッチェ広島のMF川村拓夢。自身が指揮を執っていた際には下部組織の選手として広島でプレーしていたよく知る選手の1人でもある。
川村については「チームも非常に攻守ともにアグレッシブに戦いながら、Jリーグのトップグループの中で戦っていて、チームのダイナモとして攻守共に幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮していると思います」とプレーの印象について語った。
また「特に守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らもペナルティボックスに入ってシュートを打てる、ミドルシュートも打てる、周りも生かせるという部分は非常にアグレッシブなプレーがJリーグの戦いの中でも違いを見せているところかなと思っています」と語り、攻守両面で力になれること、今の日本代表のスタイルにもマッチしそうなプレースタイルが招集の理由となったようだ。
そして京都サンガF.C.のMF川﨑颯太。パリ・オリンピック世代の選手であり、大岩剛監督率いるU-22日本代表でも主軸としてプレーしている。
川﨑については「チームで継続的にレギュラーとして試合に出ているという部分。なかなかチームの順位としては厳しい戦いを強いられている中でも、常にメンタル的にも安定してハードワークできているという部分」と、招集のポイントをコメントした。
さらに「オリンピックチームではレギュラークラスとしてプレーしている中で、A代表の戦力としても可能性がある選手だと思いますし、今回この経験を活かして、日本の戦力となるように。A代表、オリンピックチーム、所属チームに経験したことを還元してもらいたいですし、本人の成長にも繋がるA代表の経験をしてもらえればと思います」と、若くしてクラブでキャプテンを務め、多くの経験を積んでいる川﨑に高いレベルのサッカーを知ってもらいたいという狙いもあるようだ。
カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終え、2026年の北中米W杯に向けてチーム作りをしていく日本代表。史上初となる2期目の指揮となる森保一監督は、ベスト8以上を目指せるチームを作っていく。
森保監督は、初招集3名について、今回招集に至った理由を語った。
「スカウティングしている中でパフォーマンスが良かったということ。他にもパフォーマンスが良かった選手がいる中で、チーム作りをしていく過程で、呼ばせていただいた中で、実際にこの目でどういう調子でいるのか、どういう成長があったのか、どういう力をつけているのかということを見極めさせていただくとともに、チームの戦力として個の力ももちろんですが、他の選手との融合具合であったり、戦術理解度等々も見させてもらうということで招集させていただいています」
目についた選手の中でも手元に置いて、チームに入れて見てみたいというのが招集の理由だと語った森保監督。それぞれ3名に期待するポイントについても語った。
まず名古屋グランパスのDF森下龍矢については「グランパスでチームもJリーグでトップグループを走っている中で、両サイドでどちらでもハードワークしながら、チームの勝利に貢献しているということ。かなり上下動もできますし、攻撃の部分でもチャンスに絡んでいるというところ。守備の部分でもしっかりと戻ってチームの守備に貢献しているというのを見させていただいています」と、両ウイングバックとしてプレーし、攻守にわたりチームを支えているところを評価したという。
また、「カタールW杯までの1チーム2カテゴリーで活動してきた中、すでにオリンピックチームでは私が監督をしているときに招集させてもらっています。毎日見ているわけではないですが、試合でのパフォーマンスを見て、しっかりとした成長が見受けられるということで招集させていただいています」と語り、東京五輪世代の時に招集したこともあり、パフォーマンスやその能力を知っている点も今回の招集に繋がったようだ。
続いて、古巣でもあるサンフレッチェ広島のMF川村拓夢。自身が指揮を執っていた際には下部組織の選手として広島でプレーしていたよく知る選手の1人でもある。
川村については「チームも非常に攻守ともにアグレッシブに戦いながら、Jリーグのトップグループの中で戦っていて、チームのダイナモとして攻守共に幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮していると思います」とプレーの印象について語った。
また「特に守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らもペナルティボックスに入ってシュートを打てる、ミドルシュートも打てる、周りも生かせるという部分は非常にアグレッシブなプレーがJリーグの戦いの中でも違いを見せているところかなと思っています」と語り、攻守両面で力になれること、今の日本代表のスタイルにもマッチしそうなプレースタイルが招集の理由となったようだ。
そして京都サンガF.C.のMF川﨑颯太。パリ・オリンピック世代の選手であり、大岩剛監督率いるU-22日本代表でも主軸としてプレーしている。
川﨑については「チームで継続的にレギュラーとして試合に出ているという部分。なかなかチームの順位としては厳しい戦いを強いられている中でも、常にメンタル的にも安定してハードワークできているという部分」と、招集のポイントをコメントした。
さらに「オリンピックチームではレギュラークラスとしてプレーしている中で、A代表の戦力としても可能性がある選手だと思いますし、今回この経験を活かして、日本の戦力となるように。A代表、オリンピックチーム、所属チームに経験したことを還元してもらいたいですし、本人の成長にも繋がるA代表の経験をしてもらえればと思います」と、若くしてクラブでキャプテンを務め、多くの経験を積んでいる川﨑に高いレベルのサッカーを知ってもらいたいという狙いもあるようだ。
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