不調鹿島に痛手…MF佐野海舟が左ヒザ内側側副じん帯損傷で全治4週間

2023.04.11 11:11 Tue
©超ワールドサッカー
鹿島アントラーズは11日、MF佐野海舟の負傷を発表した。

クラブの発表によると、佐野は9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節の柏レイソル戦で負傷したとのことだ。なお、佐野は柏戦に先発フル出場していた。
佐野は検査を受け、左ヒザ内側側副じん帯損傷と診断。全治は約4週間とのことだ。

今シーズンから鹿島に加入した佐野は、ここまで明治安田生命J1リーグで出場停止を除く全6試合に出場。YBCルヴァンカップでも3試合に出場していた。

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マインツがJFAアカデミー福島出身のMF山崎太湧の加入を発表、U-23チームに加入

マインツは14日、U-23チームに日本人MF山崎太湧(19)が加入することを発表した。 山﨑は、JFAアカデミー福島出身。ドイツ5部のETBシュヴァルツ=ヴァイス・エッセンのU-19チームに2024年1月に加入していた。 ファーストチームに絡むことはなかったが、トレーニングには参加。マインツでのトレーニングでは関係者の目を惹くプレーを見せていたといい、親善試合でもマインツの一員としてプレーしていた。 ヤングタレント・ディレクターのフォルカー・カースティング氏は山崎について「タイユが素晴らしい才能をもたらしてくれることはすぐに分かった。我々は彼の成長の次のレベルに到達するために、彼の可能性を最大限に引き出すために彼と協力したいと考えている。我々は速くて技術的に非常によく訓練された選手を楽しみにしている。また、彼がここに到達するために必要な時間を与えます」とコメントしていた。 マインツは今シーズンからMF佐野海舟が鹿島アントラーズから加入。合流前に問題を起こしていたが、無事にチームに加わり、ファーストチームで順調に調整を進めている。 <span class="paragraph-title">【写真】マインツのU-23チームに加入したMF山崎太湧</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C-plONMAWn1/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C-plONMAWn1/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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「結果を残せて良かった」鹿島撃破する殊勲2発の山見大登…東京V指揮官は「今まで彼の頭の中の辞書にはなかった」と地味な貢献を称える

東京ヴェルディのFW山見大登が、チームに4試合ぶりの得点と勝利をもたらす殊勲の働きを見せた。 東京Vは25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した。 直近3試合連続無得点で1分け2敗と苦境に立つ昇格組は、4試合ぶりの白星を目指して3位の鹿島を迎え撃った。 前回対戦では0-3から3点差を追いつく劇的ドローに持ち込んだものの、今季いずれもシーズンダブルを喫したサンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアと同様に力の差を感じさせられた相手に苦戦必至とみられた。 しかし、蓋を開けてみれば、球際の勝負で互角以上に渡り合った上、中央をしっかり絞めて攻撃的な相手サイドバックの背後を狙ったカウンターが機能。自分たちのペースで試合を進めた。 ただ、攻守に圧倒しながらも0-0のドローに終わった前節のFC東京戦同様に肝心のゴールにはあと一押しが足りない状況だった。 そんななか、苦境のチームを救ったのが、ヴェルディ伝統の背番号11を着用する快速アタッカー。 前半から再三の鋭い突破で攻撃の起点となっていた山見は63分、直前の交代で[3-4-2-1]の右シャドーにポジションを移していたなか、3バックの右に入ったMF綱島悠斗の意表を突く持ち上がりからのスルーパスに抜け出し、ボックス右からニア上を射抜く豪快なシュートで待望の先制点を奪取。 さらに、75分にはMF齋藤功佑のミドルシュートをGK早川友基がファインセーブではじいたこぼれ球を冷静に押し込んで追加点を記録。その後、攻守に渡るハードワークによって足が攣ってしまい、82分に途中交代となったが、鹿島の反撃をFW鈴木優磨のPKによる1点に抑え込んだチームは、上位相手に4試合ぶりの白星を挙げた。 同試合後、殊勲の“緑の稲妻”は「両方とも決めて当たり前ぐらいのドフリーだった」と謙遜しながらも、前線の選手として3試合連続無得点の責任を痛感していたなかでの勝利を喜んだ。 「勝ちが取れていなかったですし、ダービーではああいう自分たちのいい流れのなかで無得点に終わってしまったというのは、前線の責任だと思っていた。それが今節こういう形で結果を残せてすごくよかったです」 奇しくも東京VにとってJ1通算800点目のメモリアルゴールとなった先制点はチームとしての狙いに加え、ブラジル人守護神からのアドバイスが生きた。 「自分は左でも右でもシュートまで行くことができると思うので、それがうまく形にできた。こっちは5バックでやっているので、相手の4バックは自分たちのシャドーとかウイングバックのところを掴みにくいと思うので、うまくその間を使えたかなという感じです」 「前の試合で(FC東京の)野澤大志ブランドン選手に止められたときに、ああいう形になったときにキーパーはファーに飛びやすいからニアは空いているよと、マテウスに試合が終わってから言われました」 2点目の場面は一見すると、うまくこぼれてきたボールを押し込む“ごっつぁんゴール”のようにも見えたが、山見自身は城福浩監督がチームに要求するファンダメンタルな部分を体現したものだったとその価値を主張する。 「相手が準備していなかったからこそ、(齋藤)功佑くんがああいうふうな形でシュートまで持って行けたと思いますし、相手はキーパーが取って当たり前だろうという気持ちがあったからこそ、自分の方が安西選手の前に入れたと思うので、そういう準備のところを怠らずにできたことが2点目につながったと思います」 この一戦では得点以外の場面でも切れ味鋭い仕掛けで鹿島の脅威となり、「攻撃のところは自分のやりたいことを好きなようにできた」と自身のパフォーマンスに満足感を示した山見。その一方で、「守備の部分では前半最後の方は少しやられてしまったので、そこのところを改善していけたらと思います」と、チームプレーヤーとして反省の弁も述べた。 その姿勢を見ると、東京V加入後から城福監督や森下仁志コーチらコーチ陣から口酸っぱく指摘され続け、山見自身もスタメンでプレーする上で何よりも重要なハードワーク、守備の貢献という部分が体にしっかりと染み込んでいることを窺わせる。 城福監督も試合後の会見で、山見の攻撃面での貢献に関して“これぐらいはやれる”というような反応を示した一方、守備面での細かなプレーをピックアップし、その成長を称えた。 「今日も地味ではありますが、相手のセンターバックのフィードをしっかり中を締めて自分の外側にボールを出させて、そこからプレッシャーに行くとか、今までの彼の頭の中の辞書にはなかったというか、それを表現できなかったことが、ゲームのなかでそれを表現しながら攻撃の良さを出す。そうやってピッチに立つ時間が長くなる」 「ピッチに立つ時間が長くなれば、自ずとチャンスが増えるわけで、彼がそれを一つ一つの歩みとして自分のなかで確かめながら、今前に進んでいるのではないかなと思います。それには誰も気づかないような地味なプレーからいつもスタートするということは忘れないでやってほしいなと思います」 妥協を許さない指揮官の下で磨きをかけ続けるハードワークに、現在のスカッドで随一の局面打開力、今季6ゴールと数字面でも存在感を示し始めた背番号11は、残り試合において昇格組の浮沈のカギを握る重要な存在となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】山見大登が2得点! 豪快な一発で均衡破る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>この笑顔が見たかった<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B6%B1%E5%B3%B6%E6%82%A0%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#綱島悠斗</a> ドリブル突破から見事なラストパス<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E8%A6%8B%E5%A4%A7%E7%99%BB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#山見大登</a> 豪快すぎる右足ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第28節<br>東京V×鹿島<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E4%BA%ACV%E9%B9%BF%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#東京V鹿島</a><br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/jJqxvMiL8x">pic.twitter.com/jJqxvMiL8x</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1827655462155673948?ref_src=twsrc%5Etfw">August 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.26 07:02 Mon
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東京Vが鹿島とのオリ10対決制し4戦ぶり得点&白星! “緑の稲妻”山見大登がクラブJ1通算800点目含む殊勲2発【明治安田J1第28節】

明治安田J1第28節の東京ヴェルディvs鹿島アントラーズが25日に味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で勝利した。 前節、FC東京とのダービーを0-0のドローで終えた12位の東京V。リーグ戦連敗はストップも、中断明け後は3試合連続無得点で3試合未勝利とここに来て苦しい戦いが続く。ホームで4試合ぶりの白星を狙った一戦では累積警告で出場停止の染野唯月を含め林尚輝、松村優太が保有元との対戦で不在となったなか、千田海人、綱島悠斗、山見大登が代役を務めた。 一方、同じく前節の浦和レッズ戦をゴールレスドローで終え、2戦未勝利で3位に転落した鹿島。逆転優勝に向けて3試合ぶりの勝ち点3必須のアウェイゲームでは2-1で勝利した天皇杯のヴァンフォーレ甲府戦から先発5人を変更。柴崎岳、名古新太郎、鈴木優磨といった主力が復帰。さらに、新戦力のターレス・ブレーネルが初のベンチ入りを果たした。 立ち上がりから球際、切り替えの局面でバチバチとやり合う激しい展開となったオリジナル10対決。ホームの東京Vが山見のボックス内への侵入からの際どいクロスでチャンスを作れば、アウェイの鹿島も濃野公人のミドルシュートで応戦する。 序盤以降は互いにボールの主導権を入れ替えながら遅攻でチャンスを窺う。だが、互いにサイドを起点に仕掛けを見せるが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。 前半半ば過ぎの飲水タイム明けの28分には鹿島に決定機。左CKの二次攻撃からボックス手前でルーズボールに反応した柴崎が右足のミドルシュートを狙うが、これは枠の左に外れる。 対する東京Vも30分過ぎに続けて決定機を創出。31分、前線へのロングボールを収めた木村勇大が山見との連携でボックス左に抜け出して対峙したDFを抜き切らずに意表を突くニア上を狙った右足シュート。だが、ここはGK早川友基の好守に遭う。さらに、このプレーで得た左CKの流れから波状攻撃を仕掛けて谷口栄斗の反転シュートなどでゴールに迫るが、赤の分厚い壁をこじ開けられず。 一進一退の攻防が続くなかで鹿島は36分、デザインされた左サイドでのFKから名古の速いクロスを壁付近で師岡柊生が頭でフリック。これがゴール右隅に向かうが、GKマテウスの見事な横っ飛びセーブに阻まれて決定機をモノにできない。 その後、前半アディショナルタイムには東京Vがカウンターから齋藤功佑の右クロスをボックス左で胸トラップした山見がファーポストを狙った右足シュートを放つが、これは惜しくもクロスバーに阻まれた。 球際での激しいバトルを含め拮抗した一戦はゴールレスで後半に突入。立ち上がりの51分には翁長聖のインターセプトから東京Vが高速カウンターを発動。山見がボックス手前左からニア下を狙ったシュートを放つが、これはGK早川の好守に遭う。 一方の鹿島も直後の相手セットプレーを撥ね返してのロングカウンターから師岡のラストパスに反応した名古がボックス内でビッグチャンスを迎えるが、体勢を崩して放ったシュートはGKマテウスに阻まれる。 後半はよりオープンな展開になり始めると、両ベンチが60分付近に動きを見せる。鹿島は仲間隼斗に代えて藤井智也を、東京Vは山田楓喜を下げて見木友哉を投入。これで山見が右のシャドーにポジションを変えた。すると、一連の交代が試合を動かす契機に。 63分、最後尾でボールを受けた3バック右の綱島が相手のプレスをかわしてボックス手前まで持ち上がってボックス右のスペースを狙う山見にラストパス。これを受けた山見がニア上に強烈な右足シュートを突き刺した。 チーム4試合ぶり、クラブJ1通算800点目となる山見のゴールによって均衡が破れると、鹿島は失点直後に師岡を下げて田川亨介を投入。前線に2人のストライカーを並べる形でゴールを目指す。72分にはセットプレーの二次攻撃から柴崎の左クロスに反応した濃野がヘディングシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKマテウスのビッグセーブに遭う。さらに、こぼれ球を左足で蹴り込むが、今度は左ポストに阻まれた。 守護神のビッグプレーでリードを維持したホームチームは今度は攻撃陣が応える。75分、ボックス手前左でロングボールのこぼれに反応した齋藤が胸トラップから左足シュートを放つと、これはGK早川にはじかれるが、こぼれに詰めた山見が再び右足で蹴り込んだ。 逆転優勝へこれ以上の取りこぼしは許されない状況で厳しくなった鹿島は、試合終盤にかけて決死の猛攻に打って出る。86分にはGKマテウスが飛び出してクロスをはじいたこぼれを拾った藤井が枠を捉えたシュート。これはDF綱島のゴールカバーに阻まれたが、右肩の付け根付近にボールが当たったためオンフィールド・レビューでの確認が入ると、PKが与えられる。これをキッカーの鈴木が冷静に左隅へ蹴り込んだ。 1点差で後半アディショナルタイムは11分と、壮絶な3-3のドローに終わった前回対戦同様に何が起こってもおかしくない状況となったが、今季ここまでのJ1での戦いを通じてタフさを身に着けた東京Vは身体を張った守備としたたかに時計を進めるプレーで見事に逃げ切った。 この結果、鹿島とのオリジナル10対決を制した東京Vが4試合ぶりの勝ち点3を奪取。一方、敗れた鹿島は直近1分け2敗の失速で厳しい勝ち点逸となった。 東京ヴェルディ 2-1 鹿島アントラーズ 【東京V】 山見大登(後18、後30) 【鹿島】 鈴木優磨(後45) <span class="paragraph-title">【動画】山見大登が2得点! 豪快な一発で均衡破る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>この笑顔が見たかった<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B6%B1%E5%B3%B6%E6%82%A0%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#綱島悠斗</a> ドリブル突破から見事なラストパス<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E8%A6%8B%E5%A4%A7%E7%99%BB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#山見大登</a> 豪快すぎる右足ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第28節<br>東京V×鹿島<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E4%BA%ACV%E9%B9%BF%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#東京V鹿島</a><br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/jJqxvMiL8x">pic.twitter.com/jJqxvMiL8x</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1827655462155673948?ref_src=twsrc%5Etfw">August 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.25 20:12 Sun
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「このチームのあるべき姿を示せた」東京Vの城福監督、原点回帰の末に総力戦で手にした4戦ぶり勝利称える

東京ヴェルディの城福浩監督が、原点回帰の末に総力戦で手にした4試合ぶりの勝利を誇った。 東京Vは25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した。 直近3試合連続無得点で1分け2敗と苦境に立つ昇格組は、4試合ぶりの白星を目指して3位の鹿島を迎え撃った。 累積警告で出場停止のFW染野唯月を含め、DF林尚輝、MF松村優太と対戦相手から期限付き移籍加入でプレーする主力3選手を契約上の問題で起用できない苦しい台所事情のなか、戦前は苦戦必至とみられたこの一戦。 しかし、蓋を開けてみれば、球際の勝負で互角以上に渡り合った上、中央をしっかり絞めて攻撃的な相手サイドバックの背後を狙ったカウンターが機能。自分たちのペースで試合を進めた。 前半はゴールレスで終わったものの、63分に3バックの右で起用したMF綱島悠斗の意表を突く持ち上がりからのスルーパスに抜け出したFW山見大登のニア上を射抜く豪快なシュートでチーム4試合ぶりのゴールを挙げると、75分にはルーズボールに体を投げ出してマイボールにしたMF齋藤功佑のミドルシュートのこぼれを再び山見が押し込んで追加点。 その後、試合終盤の90分には綱島のハンドで与えたPKをFW鈴木優磨に決められてクリーンシートを逃すも、チーム一丸となった守備と交代選手のしたたかな時計を進めるプレーによって2-1で逃げ切った。 同試合後、城福監督は「いろいろな準備をしてきた」と相手エースを流れのなかで封じ、カウンターを軸に多くの決定機を作るなど鹿島相手に講じて嵌ったゲームプランへの満足感を滲ませつつも、「今シーズンのなかでも、本当に高いレベルを示せた」と、常日頃からチームに求めるチームスタイルを徹底できたことを称えた。 「何よりも今日は先発の選手が出し切って、バトンを受けた選手が、さらにチームの推進力を上げる。そういうバトンの受け渡しが、今シーズンのなかでも、本当に高いレベルを示せたと思います。もちろん、2-0で終われば良かったですし、3点目を取れるチャンスもあったかもしれないですが、それよりも出し切ってバトンを渡す。受けた選手の体の張り方を含めて、このチームのあるべき姿を、今日は示せたかなと思います」 得点力不足改善へ今週はクロスを中心に攻撃のトレーニングに重点を置いたなか、選手たちのポジティブな変化を感じ取っている。 「正直、この3試合でスコアはゼロでもチャンスは作れていたので、そのなかで何が足りないのかを今週突き詰めてきました。我々が足を止めずにどこに入っていくのか、それがコンマ5秒早く、ボール2個分前にというところで、実は得点にならなかったシーンで、今までは相手のセンターバックの前に突っ込んでいなかったけど、そこに突っ込んでいくシーンというのがあった。これをやり続けていれば、必ずネットを揺らせると思っていました。辛抱強く我々のやり方を変えなかったことに意味があると思っています」 さらに、ディフェンスラインの綱島の持ち上がり、ボランチの位置からボックス付近まで飛び出していった齋藤を起点に生まれたゴールシーンにも言及。とりわけ、泥臭さやハードワークが実った2点目のシーンを引き合いに出し、自身が強く求めるプレーを体現した末の勝ち点3に大きな価値を見いだした。 「あの2点目に象徴されるように、齋藤功佑が足ではなくて、体で行くというところが大事で、このチームがひょっとしたらここ何年かで一番欠けているもの。全員があれを頭から行く、体で行くというような状況、特に今日、後から入った選手も、みんなそういう姿勢を示してくれたと思います」 「テクニカルなところだけではなくて、バトルのところでしっかり体を張るというところが、成功体験として勝ち点3をもたらすことに直結したというのは、選手にとって非常に大きな経験だったのかなと思います」 総力戦と位置付けた難敵相手の一戦で、結果・内容共に大きな成果を手にした東京Vは、降格圏との勝ち点差を「10」に広げつつ暫定ながらトップハーフの10位に浮上。今節を欠場した主力3人にもいい形で刺激が与えられており、チーム内競争の激化と共にさらなる躍進を狙う。 2024.08.26 07:45 Mon

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