PK2本に沈んだバイエルン、首位陥落で次節デア・クラシカーへ《ブンデスリーガ》

2023.03.20 03:45 Mon
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バイエルンは19日、ブンデスリーガ第25節でレバークーゼンとのアウェイ戦に臨み、1-2で逆転負けした。

前節アウグスブルク戦を5発勝利として単独首位に浮上したバイエルン(勝ち点52)は、2位ドルトムントに2ポイント差を付けた中、チュポ=モティングの負傷欠場を受けて2トップにはマネとミュラーが入った。
9位レバークーゼン(勝ち点34)に対し、[3-5-2]で臨んだバイエルンはポゼッションを譲る入りとした中、22分に最初の好機をゴールに結びつける。カンセロの右クロスをゴレツカが落とし、ボックス中央からキミッヒがシュートを蹴り込んだ。

先制後は徐々にポゼッションでも盛り返した中、レバークーゼンに好機を許すことなく1点をリードしたまま前半を終えた。

シュート1本に終わった前半を受けてバイエルンはハーフタイムで3選手を変更。ムシアラ、コマン、ニャブリを投入した。
しかし、53分にPKを献上。パヴァールがボックス内でアドリを倒すとVARの末にPK判定となった。これをパラシオスに決められて同点とされると、70分にもPKを献上。今度はウパメカノがアドリを倒してしまった。

このPKを再びパラシオスに決められて逆転されたバイエルンは終盤にかけてGKフラデツキーの好守にも阻まれて1-2で逆転負け。

ドルトムントに首位を明け渡して次節デア・クラシカーに臨むことになった。

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バイエルンはなぜ伊藤洋輝を獲得した? クラブ幹部が高評価「我々が望む全てを備えている」「更なる可能性があると確信」

バイエルンは13日、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)を完全移籍で獲得。2028年夏までの4年契約を結んだ。 電撃的に決定した伊藤の移籍。突如としてバイエルンが移籍先に浮上すると、あっという間の契約締結となった。 2021年夏にジュビロ磐田からシュツットガルトにレンタル移籍で加入すると、U-23チームに合流するはずがプレシーズンのパフォーマンスを受けてファーストチームに帯同。そのままポジションを掴むと、ブンデスリーガで成長しながらシュツットガルトの守備を支えていく。 2022年夏には完全移籍。加入から2シーズン続けて厳しい残留争いを経験したが、2023-24シーズンはチームが好転。最終的には2位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。伊藤もブンデスリーガで26試合に出場し2アシストを記録していた。 センターバックとサイドバックでプレーできる伊藤。バイエルンは契約解除金の3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払ったとされているが、クラブ幹部が伊藤を高く評価していると語った。 スポーツ部門の責任者を務めるマックス・エバール氏は伊藤について言及。過去3年間の経験が生きるとした。 「バイエルンとして、伊藤洋輝を獲得できたことを嬉しく思う。我々は新鮮なエネルギーをもたらしてくれる、ハングリー精神のある選手を求めている」 「ヒロキは、我々が望む全てを備えている。彼はチャレンジを受け入れ、それを克服し、ゲームの中で自分の道を歩み続けられる選手だ」 「25歳にしてすでに多くの経験があり、降格プレーオフであろうと、チャンピオンズリーグであろうと、プレッシャーに耐えることができる。彼はすぐに我々のチームを強くしてくれるだろう」 また、同じくスポーツ・ディレクターのクリストフ・フロイント氏も伊藤を高く評価。守備の万能ぶりと、更なる成長を期待した。 「ヒロキはシュツットガルトで信頼性の象徴だった。トップレベルで安定したパフォーマンスを発揮し、いくつかのビッグクラブの注目を集めた」 「ヒロキは背が高く、アグレッシブで、左足の強みがあり、パスゲームにも優れている。左サイドでも中央でもプレーできるため、守備でも万能だ」 「若い選手としてドイツに来て、大きな成長を遂げており、彼にはまだ更なる可能性があると確信している」 3バックでも4バックでもプレーでき、中央でもサイドでもプレーできる伊藤。ヴァンサン・コンパニ監督率いる新たなバイエルンで、どのような存在感を見せるのか注目が集まる。 2024.06.14 09:35 Fri

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