通算1000万人動員達成の新潟、太田修介の2戦連発弾も浅野雄也の技ありゴールで札幌が追いつきドロー!【明治安田J1第3節】
2023.03.04 16:01 Sat
4日、明治安田生命J1リーグ第3節のアルビレックス新潟vs北海道コンサドーレ札幌がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。6年ぶりのJ1を戦う新潟はホーム開幕戦。ここまで1勝1分けと結果を残している状況。対する札幌は1分け1敗という状況で迎えた。
新潟は前節からスタメン3名を変更。トーマス・デン、負傷の堀米悠斗、秋山裕紀が外れ、舞行龍ジェームズ、渡邊泰基、島田譲が入った。
対する札幌は2名を変更。浅野雄也、馬場晴也が外れ、小柏剛、キム・ゴンヒが入った。
J1でのホームゲーム初戦ということもあり、新潟サポーターの大きなチャントが響き渡る立ち上がりだが、なんとか今季初勝利が欲しい札幌が立ち上がりから積極的なプレー。早い段階でシュートを浴びせて行き、守備ではタイトなマンツーマンディフェンスで新潟に上手くボールを運ばせない。
押し込まれる時間が続く中、新潟は16分にチャンス。右サイドからのクロスをGKク・ソンユンがパンチング。こぼれ球を島田がダイレクトシュートもDFがブロックする。
すると17分に札幌がスコアを動かす。右サイドのスペースへ出されたスルーパスに小柏が抜け出すと、ボックス右から鋭いクロス。これをファーサイドに飛び込んだ青木が身体で押し込むと舞行龍ジェームズの足に当たってゴールに入り、札幌が先制する。
押し込み続けた札幌が先制したが新潟もすぐに反撃。20分、舞行龍ジェームズのフィードを受けた鈴木がハーフウェイライン付近で収め左の三戸に展開。三戸がドリブルで持ち出して横パスを入れると、ボックス手前中央で受けた伊藤がフェイントから右足一閃。これがゴール左に決まり、新潟が同点に追いつく。
追いついた新潟は徐々にペースを握り返してパスを繋いでいくと、29分にチャンス。千葉の縦パスから伊藤がボールを受けて中央を切り裂くスルーパス。これを三戸が受けるとシュートを放つが、田中がブロックに入り札幌はことなきを得る。
札幌は38分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったキム・ゴンヒがドリブルで1人で持ち込むと、対峙した千葉を振り切りボックス内でシュート。しかし、これは枠の右に外れていく。
40分にも札幌がビッグチャンス。青木の背後のスペースに抜け出て受けた小柏がGKとの一対一。サイドに流れながらシュートを打つが、前に出たGK小島がしっかりとセーブしてピンチを凌いでいく。
これで得たCKから札幌が波状攻撃。GK小島がヘディングを防ぐと、こぼれ球を菅が強烈なミドルシュート。間を抜けていくが、これもGK小島が鋭い反応でセーブする。
新潟はこのプレーの前にピッチの外に出ていた千葉が足を痛めて交代。トーマス・デンが起用される。
すると前半アディショナルタイム1分、太田がファウルを受けて新潟が右サイドでFKを獲得すると、伊藤からのクロスを藤原がバックヘッド。これがファーに流れると、太田が左足を振り抜くと福森の股間を抜けたシュートがネットを揺らし逆転に成功する。
新潟がリードして迎えた後半、札幌は青木に代えて浅野を投入。逆転を目指していく。
後半は立ち上がりから互いに攻め込んでいく展開に。すると53分、左サイドを仕掛けた三戸がクロス。これはクロスされるが、こぼれ球を藤原がボックス手前からダイレクトシュートもわずかに枠を越えていく。
札幌は58分、左CKを獲得すると福森のクロスに対してニアサイドで宮澤がドンピシャのヘッド。しかし、これは左ポストに嫌われる。
途中出場の浅野や金子らがドリブルを生かして押し込んでいく中、62分には宮澤に代えて馬場を投入する。するとその隙を突いた新潟は63分、左サイドから三戸がカットインしてミドルシュート。鋭いシュートが飛ぶが、これは右に外れる。
新潟は65分、逆転ゴールの太田と鈴木を下げて谷口海斗、小見洋太を起用する。すると68分、小見が自陣でボールを奪いスペースへパス。これに反応した谷口が持ち込むと、岡村に対応されるもデュエルに勝利しボックス内からシュート。しかし、シュートを巻ききれずに枠を外れてしまう。
札幌は75分にビッグチャンス。ボックス左から金子がクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ菅がヘッド。しかし、これは左ポストに直撃。さらにボールを繋ぎ、再び金子が右サイドからクロス。菅が再びヘッドで合わせるが、今度は枠の右に外れていく。
札幌が徐々に盛り返す中で新潟も負けじと反撃。相手陣内でボールを奪うと、伊藤がノールックパス。これを受けた小見がボックス内でシュート。しかし、GKク・ソンユンが立ちはだかる。
すると79分、右サイドでパスをカット。菅、金子、浅野とダイレクトで繋ぎ、最後は荒野の落としを浅野が左足シュート。これがポストを叩いてネットを揺らし、札幌が同点に追いつく。
追いつかれた新潟はここから猛攻。89分には右サイドを仕掛けた三戸がドリブルで持ち込みシュート。これはGKク・ソンユンが左手一本でセーブする。
札幌は90分にカウンター。金子がドリブルで運ぶと左へ展開。グラウンダーの折り返しに菅が合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定となりゴールは認められない。
最後まで互いに攻め込んだ中で試合はタイムアップ。2-2の引き分けに終わった。
なお、この試合の観客動員数は2万5468人。これにより、新潟はJリーグ通算1000万人のホーム観客動員数を達成。これは浦和レッズ、横浜F・マリノスに次いで3クラブ目の快挙となったが勝利で華を添えることはできなかった。
アルビレックス新潟 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【新潟】
伊藤涼太郎(前21)
太田修介(前46)
【札幌】
青木亮太(前17)
浅野雄也(後34)
対する札幌は2名を変更。浅野雄也、馬場晴也が外れ、小柏剛、キム・ゴンヒが入った。
J1でのホームゲーム初戦ということもあり、新潟サポーターの大きなチャントが響き渡る立ち上がりだが、なんとか今季初勝利が欲しい札幌が立ち上がりから積極的なプレー。早い段階でシュートを浴びせて行き、守備ではタイトなマンツーマンディフェンスで新潟に上手くボールを運ばせない。
13分には左サイドから福森が左足でアーリークロス。これに走り込んだキム・ゴンヒが合わせにいくが、わずかに届かない。
押し込まれる時間が続く中、新潟は16分にチャンス。右サイドからのクロスをGKク・ソンユンがパンチング。こぼれ球を島田がダイレクトシュートもDFがブロックする。
すると17分に札幌がスコアを動かす。右サイドのスペースへ出されたスルーパスに小柏が抜け出すと、ボックス右から鋭いクロス。これをファーサイドに飛び込んだ青木が身体で押し込むと舞行龍ジェームズの足に当たってゴールに入り、札幌が先制する。
押し込み続けた札幌が先制したが新潟もすぐに反撃。20分、舞行龍ジェームズのフィードを受けた鈴木がハーフウェイライン付近で収め左の三戸に展開。三戸がドリブルで持ち出して横パスを入れると、ボックス手前中央で受けた伊藤がフェイントから右足一閃。これがゴール左に決まり、新潟が同点に追いつく。
追いついた新潟は徐々にペースを握り返してパスを繋いでいくと、29分にチャンス。千葉の縦パスから伊藤がボールを受けて中央を切り裂くスルーパス。これを三戸が受けるとシュートを放つが、田中がブロックに入り札幌はことなきを得る。
札幌は38分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったキム・ゴンヒがドリブルで1人で持ち込むと、対峙した千葉を振り切りボックス内でシュート。しかし、これは枠の右に外れていく。
40分にも札幌がビッグチャンス。青木の背後のスペースに抜け出て受けた小柏がGKとの一対一。サイドに流れながらシュートを打つが、前に出たGK小島がしっかりとセーブしてピンチを凌いでいく。
これで得たCKから札幌が波状攻撃。GK小島がヘディングを防ぐと、こぼれ球を菅が強烈なミドルシュート。間を抜けていくが、これもGK小島が鋭い反応でセーブする。
新潟はこのプレーの前にピッチの外に出ていた千葉が足を痛めて交代。トーマス・デンが起用される。
すると前半アディショナルタイム1分、太田がファウルを受けて新潟が右サイドでFKを獲得すると、伊藤からのクロスを藤原がバックヘッド。これがファーに流れると、太田が左足を振り抜くと福森の股間を抜けたシュートがネットを揺らし逆転に成功する。
新潟がリードして迎えた後半、札幌は青木に代えて浅野を投入。逆転を目指していく。
後半は立ち上がりから互いに攻め込んでいく展開に。すると53分、左サイドを仕掛けた三戸がクロス。これはクロスされるが、こぼれ球を藤原がボックス手前からダイレクトシュートもわずかに枠を越えていく。
札幌は58分、左CKを獲得すると福森のクロスに対してニアサイドで宮澤がドンピシャのヘッド。しかし、これは左ポストに嫌われる。
途中出場の浅野や金子らがドリブルを生かして押し込んでいく中、62分には宮澤に代えて馬場を投入する。するとその隙を突いた新潟は63分、左サイドから三戸がカットインしてミドルシュート。鋭いシュートが飛ぶが、これは右に外れる。
新潟は65分、逆転ゴールの太田と鈴木を下げて谷口海斗、小見洋太を起用する。すると68分、小見が自陣でボールを奪いスペースへパス。これに反応した谷口が持ち込むと、岡村に対応されるもデュエルに勝利しボックス内からシュート。しかし、シュートを巻ききれずに枠を外れてしまう。
札幌は75分にビッグチャンス。ボックス左から金子がクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ菅がヘッド。しかし、これは左ポストに直撃。さらにボールを繋ぎ、再び金子が右サイドからクロス。菅が再びヘッドで合わせるが、今度は枠の右に外れていく。
札幌が徐々に盛り返す中で新潟も負けじと反撃。相手陣内でボールを奪うと、伊藤がノールックパス。これを受けた小見がボックス内でシュート。しかし、GKク・ソンユンが立ちはだかる。
すると79分、右サイドでパスをカット。菅、金子、浅野とダイレクトで繋ぎ、最後は荒野の落としを浅野が左足シュート。これがポストを叩いてネットを揺らし、札幌が同点に追いつく。
追いつかれた新潟はここから猛攻。89分には右サイドを仕掛けた三戸がドリブルで持ち込みシュート。これはGKク・ソンユンが左手一本でセーブする。
札幌は90分にカウンター。金子がドリブルで運ぶと左へ展開。グラウンダーの折り返しに菅が合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定となりゴールは認められない。
最後まで互いに攻め込んだ中で試合はタイムアップ。2-2の引き分けに終わった。
なお、この試合の観客動員数は2万5468人。これにより、新潟はJリーグ通算1000万人のホーム観客動員数を達成。これは浦和レッズ、横浜F・マリノスに次いで3クラブ目の快挙となったが勝利で華を添えることはできなかった。
アルビレックス新潟 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【新潟】
伊藤涼太郎(前21)
太田修介(前46)
【札幌】
青木亮太(前17)
浅野雄也(後34)
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