神戸が大迫の今季初ゴールなどで開幕連勝! 札幌はホームで痛恨の3失点【明治安田J1第2節】
2023.02.25 17:29 Sat
明治安田生命J1リーグ第2節、北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸が25日に札幌ドームで行われ、アウェイの神戸が3-1で勝利した。
開幕戦のサンフレッチェ広島戦では失点が取り消される幸運もあり、ゴールレスドローに終わった札幌。その試合から菅野、キム・ゴンヒに代わってク・ソンユン、馬場が先発に入ると、荒野を1トップに据える[3-4-2-1]を敷いた。
一方、前節にアビスパ福岡を相手にクリーンシートで勝利した神戸は酒井、井出に代わって飯野、佐々木が先発。システムは [4-3-3]から変更せず、大迫、武藤、汰木が3トップを組む形を採用している。
開始早々、チャンスを得たのは神戸。左サイドのクロスを大迫が頭で逸らすと、武藤がボレーシュートを放ったが枠内から外れた。一方の札幌も3分に右サイドのクロスから青木がヘディングシュートを狙うなど、互いに積極的な姿勢を見せる。
6分、札幌は最終ラインからのロングボールに反応した青木がゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドに。ピンチを脱した神戸はその3分後、前線からのプレスでボールを奪うと、右サイドの武藤からのパスを受けた大迫がボックス内でゴール左隅にシュートを突き刺し、先制点を挙げた。
こう着した時間が続く中、43分にはFKのこぼれ球から最後は武藤がゴールに迫ったが、GKク・ソンユンの好反応に阻まれ追加点とはならず、そのままハーフタイムとなった。
札幌は後半開始からキム・ゴンヒを投入すると、47分には高い位置でのボール奪取から最後は金子がシュートを放ったが枠外に。対する神戸は57分に札幌のミスからボールを奪うと汰木がゴールを狙ったが、こちらも大きく枠から外れた。
徐々にリズムを掴んだ神戸は59分、大迫が巧みなボールキープから右サイドの佐々木に展開。ボックス内に持ち運んだ佐々木のシュートはGKク・ソンユンに防がれたが、こぼれ球にすかさず詰めて貴重な追加点に成功した。
勢いに乗る神戸は65分にもショートカウンターから最後はパトリッキがシュートを放ったが、これはポスト直撃。反撃の糸口を掴みたい札幌は小林や中島ら攻撃の選手を次々に投入するものの、アタッキングサードでの精度を欠きチャンスを作るまでには至らない。
逆に神戸は89分、左サイドからのスローインにパトリッキが粘り、アタッキングサードでボールを受けた武藤がボックス内に技ありのパス。走り込んできた山口が冷静にゴールへ流し込み、決定的な3点目を決めた。
一矢報いたい札幌は右サイドでボールを持った金子がドリブルで切れ込むと、扇原のファールを誘いPKを獲得。これを金子自身がゴール左隅に決めて1点を返したが、そのまま1-3で試合終了となった。
堅実な試合を見せた神戸はこれで開幕戦連勝と好スタートに成功。一方の札幌は攻守に課題が露呈する厳しいホーム開幕戦となった。
北海道コンサドーレ札幌 1-3 ヴィッセル神戸
【札幌】
金子拓郎(後45+6[PK])
【神戸】
大迫勇也(前9)
佐々木大樹(後14)
山口蛍(後44)
開幕戦のサンフレッチェ広島戦では失点が取り消される幸運もあり、ゴールレスドローに終わった札幌。その試合から菅野、キム・ゴンヒに代わってク・ソンユン、馬場が先発に入ると、荒野を1トップに据える[3-4-2-1]を敷いた。
開始早々、チャンスを得たのは神戸。左サイドのクロスを大迫が頭で逸らすと、武藤がボレーシュートを放ったが枠内から外れた。一方の札幌も3分に右サイドのクロスから青木がヘディングシュートを狙うなど、互いに積極的な姿勢を見せる。
6分、札幌は最終ラインからのロングボールに反応した青木がゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドに。ピンチを脱した神戸はその3分後、前線からのプレスでボールを奪うと、右サイドの武藤からのパスを受けた大迫がボックス内でゴール左隅にシュートを突き刺し、先制点を挙げた。
出鼻をくじかれる形となった札幌は14分に右サイドを起点として最後は宮澤がシュートを放ったが、惜しくも枠外へ。その後も札幌は大きなサイドチェンジを交えながら敵陣までボールを運ぶも、チャンスまでは結びつかない展開が続く。
こう着した時間が続く中、43分にはFKのこぼれ球から最後は武藤がゴールに迫ったが、GKク・ソンユンの好反応に阻まれ追加点とはならず、そのままハーフタイムとなった。
札幌は後半開始からキム・ゴンヒを投入すると、47分には高い位置でのボール奪取から最後は金子がシュートを放ったが枠外に。対する神戸は57分に札幌のミスからボールを奪うと汰木がゴールを狙ったが、こちらも大きく枠から外れた。
徐々にリズムを掴んだ神戸は59分、大迫が巧みなボールキープから右サイドの佐々木に展開。ボックス内に持ち運んだ佐々木のシュートはGKク・ソンユンに防がれたが、こぼれ球にすかさず詰めて貴重な追加点に成功した。
勢いに乗る神戸は65分にもショートカウンターから最後はパトリッキがシュートを放ったが、これはポスト直撃。反撃の糸口を掴みたい札幌は小林や中島ら攻撃の選手を次々に投入するものの、アタッキングサードでの精度を欠きチャンスを作るまでには至らない。
逆に神戸は89分、左サイドからのスローインにパトリッキが粘り、アタッキングサードでボールを受けた武藤がボックス内に技ありのパス。走り込んできた山口が冷静にゴールへ流し込み、決定的な3点目を決めた。
一矢報いたい札幌は右サイドでボールを持った金子がドリブルで切れ込むと、扇原のファールを誘いPKを獲得。これを金子自身がゴール左隅に決めて1点を返したが、そのまま1-3で試合終了となった。
堅実な試合を見せた神戸はこれで開幕戦連勝と好スタートに成功。一方の札幌は攻守に課題が露呈する厳しいホーム開幕戦となった。
北海道コンサドーレ札幌 1-3 ヴィッセル神戸
【札幌】
金子拓郎(後45+6[PK])
【神戸】
大迫勇也(前9)
佐々木大樹(後14)
山口蛍(後44)
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