ベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルスが、
ミラン失速の原因を分析した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
昨季は11年ぶりとなるスクデット獲得を果たしたミラン。今季序盤のセリエAでは、驚異的なペースでポイントを重ねるナポリに首位を譲りながらも、二番手として粘りを見せていた。
しかし、カタール・ワールドカップ(W杯)による中断期間が明け2023年に入ると、チームは7試合で2勝2分3敗と失速。首位を快走するナポリとの差は第22節終了時点で「22」にまで開いてしまった。
チームの中盤を支えるサーレマーケルスは、ベルギー人ジャーナリストであるクリストフ・フラケン氏とのインタビューで、チームが不調に陥った要因はW杯にあると語りつつも、ここからの巻き返しを誓った。
「W杯が原因だ。選手たちが戻ってくるのが遅かったから、多くの試合を普段のレベルとはかけ離れたメンバーで戦ってしまったんだ。そして、ほとんどすべての試合で負けた」
「それが頭から離れず、ネガティブな気持ちでリーグ戦に臨むことになったんだ。だけど、今は自分たちを奮い立たせ、毎試合、最大限のプレーをしなければならない。今シーズンはまだ何も失われていないのだからね」
現在4位に位置するミラン。昨年の王者としてトップ4の確保は必須と思われるが、意地を見せることは出来るだろうか。
