【ラ・リーガ第21節プレビュー】首位バルサは難敵と対峙! 3戦ぶり白星狙うソシエダはエスパニョール戦

2023.02.10 19:00 Fri
Getty Images
先週末に行われた後半戦初戦では首位のバルセロナがセビージャに完勝を収めた一方、2位のレアル・マドリー、3位のレアル・ソシエダが格下相手に取りこぼすなど、上位陣の勝ち点逸が目立った。

来週からチャンピオンズリーグ(CL)などのヨーロッパコンペティションの決勝トーナメントが開幕する中、今回の第21節では6位のビジャレアル(勝ち点31)と、首位のバルセロナ(勝ち点53)が対峙する上位対決に注目したい。
前半戦を首位ターンしたバルセロナは、後半戦初戦でセビージャと対戦。前半こそ相手の堅守に苦戦したが、後半にDFジョルディ・アルバとMFガビの今季リーグ戦初ゴール、FWハフィーニャの全ゴールに絡む活躍などで、前回対戦同様に3-0の完勝。公式戦連勝を「10」に更新し、最高の形で後半戦をスタートした。

週明けにマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ初戦を控える中、今節はビジャレアルのホームに乗り込む。対戦相手のビジャレアルは前々節のラージョに加え、前節は開幕未勝利が続いていた最下位のエルチェに1-3で敗れ初白星を献上と、ここに来て調子が下降気味。ただ、先日にレアル・マドリーを破るなど実力は本物だ。とりわけ、指揮官セティエンは古巣初対戦に気合十分で臨んでくるため、ユナイテッド戦に気持ちが向くようなことがあれば、足をすくわれる可能性は十分にある。

MF久保建英を擁するソシエダ(勝ち点39)は、15位のエスパニョール(勝ち点21)を相手にリーグ3戦ぶりの白星を目指す。前節、バジャドリーと対戦したソシエダは久保がマン・オブ・ザ・マッチの圧巻のパフォーマンスを披露したものの、相手の堅守を崩し切れず。途中出場のFWラリンの一発に泣き、リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。
パフォーマンス自体に悲観すべき部分はないが、ここに来て負傷者続出のチームはFWバレネチェアを右サイドバックでスクランブル起用するなど苦しい台所事情を強いられる。エスパニョール戦に向けては中盤、守備陣の負担を減らす上で久保やFWセルロートといった攻撃陣の爆発に期待したい。

2位のレアル・マドリー(勝ち点45)は、今週末にクラブ・ワールドカップ(CWC)決勝を戦った後、来週ミッドウィークに20戦目にして初白星を挙げた最下位のエルチェ(勝ち点9)と対戦する。前節のマジョルカ戦では主砲ベンゼマ不在を感じさせる崩しの精度不足によって厳しい敗戦を喫したアンチェロッティのチーム。だが、CWC準決勝のアル・アハリ戦ではヴィニシウス、バルベルデ、ロドリゴの若手トリデンテ、MFアリーバスのトップチーム初ゴールなどで4-1の完勝。マジョルカ戦敗戦を払しょくすると共にアル・ヒラルとの決勝に向けて大きな弾みを付けた。引き続き過密日程が続く中、アジア王者を撃破して世界王者としてエルチェ戦に臨むことができるか。

4位のアトレティコ・マドリー(勝ち点35)は、12位のセルタ(勝ち点23)を相手に2試合ぶりの白星を狙う。ヘタフェとのマドリード自治州ダービーでは後半にFWアンヘル・コレアのゴールで先制に成功したものの、試合終盤に与えたPKによって1-1のドローに終わった。追いつかれたことよりも、2点目を奪い切れない攻撃面が課題となっており、モラタとグリーズマンに加え、そろそろ新戦力デパイにもゴールがほしいところだ。一方、対戦相手のセルタはここに来てアスレティック・ビルバオ、ベティスと強豪に連勝しており、大エースのアスパスに加え、ここに来て一気にブレイクの構えを見せるMFガブリ・ベイガのパフォーマンスも要注目だ。

その他では5位に浮上した絶好調のラージョと、降格圏の19位に沈むヘタフェによるオトラ・マドリード・ダービー、再浮上を目指す7位のベティスや、ボロ体制初白星を狙う17位のバレンシアと、8位のアスレティックの名門対決にも注目したい。

《ラ・リーガ第21節》
▽2/10(金)
《29:00》
ジローナ vs カディス

▽2/11(土)
《24:15》
アルメリア vs ベティス
《26:30》
セビージャ vs マジョルカ
《29:00》
バレンシア vs アスレティック・ビルバオ

▽2/12(日)
《22:00》
ヘタフェ vs ラージョ
《24:15》
セルタ vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
バジャドリー vs オサスナ
《29:00》
ビジャレアル vs バルセロナ

▽2/13(月)
《29:00》
エスパニョール vs レアル・ソシエダ

▽2/15(水)
《29:00》
レアル・マドリー vs エルチェ

バルセロナの関連記事

レバークーゼンがバルサの逸材、U-17イタリア代表DFナターリを完全移籍で獲得! 今年のU-17ユーロの優勝メンバー

レバークーゼンは26日、バルセロナのU-17イタリア代表DFアンドレア・ナターリ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ナターリは、ミランのユースからエスパニョールのユースへと加入。2021年7月にバルセロナのカンテラに加入し、現在はU-18チームにまで昇格を果たしていた。 世代別のイタリア代表として活躍し、U-17イタリア代表では9試合に出場。今年行われたU-17欧州選手権で主軸としてプレーし、優勝を果たしていた。 若き才能として期待が寄せられる中、レバークーゼンへの移籍を決断。マネージング・ディレクターのシモン・ロルフェス氏は期待を寄せている。 「アンドレア・ナターリはイタリアのU-17欧州選手権のチャンピオンとして、この夏は非常に興味深く人気の選手だった。彼がレバークーゼンを選んでくれてとても嬉しい」 「長期的には、彼は将来我々の重要な要素となるための素質を全て備えている」 2024.06.26 22:40 Wed

バルセロナがニコ・ウィリアムズ獲得に本気か…イニゴ・マルティネス含めた2度目オファーも準備

バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に向け、本格的に動きを見せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 慢性的な財政難に苦しむ一方、今夏は左ウイングの補強を目指しているバルセロナ。ユーロ2024で活躍中のニコ・ウィリアムズが有力なターゲットに挙がっている。 バルセロナはニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルの代表両翼コンビ実現に本気のようで、すでにアスレティックにオファーを提示。4000万ユーロ(約68億4000万円)の2回払いに加え、昨夏にアスレティックからフリー移籍したスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)も取引に含めているという。 しかし、5800万ユーロ(約99億2000万円)の契約解除条項を設けるビルバオは耳を傾ける気配なし。拒否されることを予感しているバルセロナは、条件を大幅に改善した2度目のオファーもすでに準備している模様だ。 こちらもイニゴを取引に含めることは変わらず、移籍金を5500万ユーロ(約94億円)+ボーナス1000万ユーロ(約17億1000万円)に引き上げ。ただ、契約解除金を一括で支払うことはやはり難しいようで、5500万ユーロは3000万ユーロ(約51億3000万円)と2500万ユーロ(約42億7000万円)の2回払いが条件となる。 2013年にビルバオのカンテラに加わり、今シーズンは公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録したニコ・ウィリアムズ。ビルバオとは2023年12月に契約延長し、2027年6月まで契約を残すが、ハンジ・フリック新監督率いるチームの一員となるのだろうか。 2024.06.26 16:25 Wed

フリック新監督にアピールなるか…バルセロナが復活待たれるファティのサポート準備

バルセロナはスペイン代表FWアンス・ファティ(21)の再起を期待している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 2019-20シーズンに鮮烈なデビューを果たしたものの、翌シーズン序盤に左ヒザの大ケガを負ってキャリアが停滞しているラ・マシア出身の逸材ファティ。今シーズンはブライトン&ホーヴ・アルビオンへレンタル移籍したが、負傷離脱もあり、思うように出場機会を確保できなかった。 ブライトンへのレンタルを終え、今夏の去就も注目のファティだが、バルセロナは給与のほぼ全額を負担しての再レンタルに難色。4000万ユーロ(約68億4000万円)超えのオファーが届けば完全移籍のシナリオも考えられるものの、新シーズンの戦力として数えられることを期待している。 ハンジ・フリック新監督の信頼を勝ち取りたいプレシーズンに向けては、サポート体制を準備。新フィジカルトレーナーのフリオ・トゥス氏と理学療法士のラウル・マルティネス氏がファティのための独自プログラムを作成しているという。 ファティ本人も先日、『ムンド・デポルティボ』に「バルサで成功することが僕の夢」「来季は再びチャンスを掴むことを目指して戦う」とコメント。愛するクラブで輝きを放つことができるだろうか。 2024.06.26 15:14 Wed

ラファ・マルケス監督のバルサ・アトレティック続投が決定! 退任噂も1年の契約延長

バルセロナは25日、バルサ・アトレティックを率いるラファエル・マルケス監督(45)との契約を1年延長したことを発表した。これにより、元メキシコ代表DFは来シーズンもチームを率いることが決定した。 2003年から2010年まで選手としてバルセロナの主力として活躍したマルケス監督は、2022-23シーズンからバルセロナのリザーブチームにあたるバルサ・アトレティック(旧バルセロナB)の指揮官に就任。ここまで82試合を指揮し、40勝21分け21敗の戦績を残し、2シーズン連続でセグンダ昇格プレーオフ進出に導いた。 その優れた手腕によって、一時はチャビ・エルナンデス前監督の後任として内部昇格の可能性が伝えられたが、クラブは最終的にハンジ・フリック新監督の招へいを決断していた。 このクラブの動きを受けて退任の可能性も伝えられた同監督には、プリメーラ昇格を逃したレアル・オビエド、母国のリーガMXのクラブとの交渉も報じられたが、ブラウグラナ残留が決定した。 2024.06.26 06:00 Wed

昨夏フリーでバルセロナ加入もインパクト残せず…33歳イニゴ・マルティネスにミランが関心か

ミランがバルセロナの元スペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)に関心か。 レアル・ソシエダからアスレティック・ビルバオへ移籍した経歴を持つバスク人センターバック、イニゴ・マルティネス。昨夏32歳でバルセロナへフリー移籍も、ケガに悩まされ、ラ・リーガ出場20試合にとどまった。 自身の加入を望んだチャビ・エルナンデス監督はクラブを追われ、後ろ盾がない状況。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、レンタルバックしたエリック・ガルシアのほうが、イニゴ・マルティネスより序列が高いという。 一方で、イタリアからはミランがイニゴ・マルティネスに関心との情報が。イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(26)を5000万ユーロ(約85.3億円)以上で売却した場合に限るようだが、リストアップしている1人とのことだ。 バルセロナはハンジ・フリック新体制でイニゴ・マルティネスを構想外とする可能性も。今後数日で代理人も交えて選手側と意見交換し、イニゴ本人の意志を問う形とされている。 2024.06.25 21:40 Tue

ラ・リーガの関連記事

アスレティックが鮮烈なデビューシーズン過ごした23歳MFプラドスと2031年まで契約延長

アスレティック・ビルバオは27日、スペイン人MFベニャト・プラドス(23)との契約延長を発表した。 新契約は6年間延長し、2031年6月30日までとなる。 アスレティックの下部組織育ちのプラドスは、2022年7月にファーストチームに正式昇格。2022年7月から1年間はミランデスへとレンタル移籍していた。 2023-24シーズンはアスレティックでプレーし、ラ・リーガで26試合、コパ・デル・レイで7試合に出場し、チームのカップ戦優勝に貢献していた。 ファーストチームでデビューシーズンで大きな貢献をしたプラドス。エルネスト・バルベルデ監督の下で大きく羽ばたき、クラブの未来を託されることとなった。 2024.06.27 23:15 Thu

レアルがスペイン代表FWホセルをエスパニョールから2.6億円で買い取り! そのままカタールへ売却か

エスパニョールは27日、レアル・マドリーがスペイン代表FWホセル(34)の買い取りオプションを行使したことを発表した。 セルタの下部組織で育ったホセルは、レアル・マドリー・カスティージャに加入。2012年7月にホッフェンハイムへと完全移籍し、ドイツでのキャリアを積む。 フランクフルトやハノーファーでプレーしたのち、ストーク・シティへ完全移籍。デポルティボ・ラ・コルーニャ、ニューカッスル、アラベスでもプレー。2022年7月にエスパニョールに完全移籍で加入した。 2023-24シーズンはマドリーへとレンタル移籍。当初は控えの選手と見られていたが、ラ・リーガで34試合に出場し10ゴール2アシストを記録。チャンピオンズリーグでも11試合で5ゴールを記録するなど、チームの2冠に大きく貢献していた。 ホセルには買い取りオプションが付帯しており、買い取ることは濃厚と見られていた中、カタールからの関心が寄せられている。 マドリーは干せるをエスパニョールから買い取り、その額は150万ユーロ(約2億6000万円)になるとのこと。同額でカタールのアル・ガラファに売却されると見られている。 2024.06.27 23:03 Thu

ラス・パルマスがヘタフェのベテランFWハイメ・マタを完全移籍で獲得…柴崎岳や久保建英ともプレー

ラス・パルマスは27日、ヘタフェの元スペイン代表FWハイメ・マタ(35)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの1年間で、1年間の延長オプションがついている。 ラージョ・バジェカーノの下部組織で育ったハイメ・マタは、2012年7月にジェイダに完全移籍。2014年7月からジローナでプレーした。 その後、レアル・バジャドリードへの移籍を経て、2018年7月にヘタフェに完全移籍。6シーズンを過ごしていた。 バジャドリー時代にはセグンダ・ディビシオンで35ゴールを記録して得点王になったことも。ヘタフェでは、MF柴崎岳(鹿島アントラーズ)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)といった日本人選手共チームメイトとしてプレー。通算196試合46ゴール14アシストを記録していた。 2023-24シーズンもラ・リーガで35試合に出場し5ゴール1アシストを記録。しかし、契約満了でフリーとなり、ラス・パルマスへと完全移籍することとなった。 2024.06.27 22:50 Thu

ジローナがブラガのスペイン代表FWアベル・ルイスを完全移籍で獲得、バルサのカンテラ育ち

ジローナは27日、ブラガのスペイン代表FWアベル・ルイス(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月までの5シーズンとなる。 アベル・ルイスは、バレンシアのユースからバルセロナのカンテラに加入。バルセロナBまで昇格すると、2020年1月にブラガへレンタル移籍し、同年7月に完全移籍した。 ブラガでは4シーズン半を過ごし公式戦189試合で39ゴール19アシストを記録。センターフォワードを主戦場にウイングでもプレーが可能となり、攻撃陣に厚みをもたらせることとなる。 バルセロナでも1試合プレーしたことがあるアベル・ルイスは、チャンピオンズリーグ(CL0やヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でもプレー経験があり、新シーズンはCLを戦うクラブにとって、大きな戦力となる。 スペイン代表としても2試合に出場した経験がある。 2024.06.27 21:52 Thu

バルセロナがニコ・ウィリアムズ獲得に本気か…イニゴ・マルティネス含めた2度目オファーも準備

バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に向け、本格的に動きを見せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 慢性的な財政難に苦しむ一方、今夏は左ウイングの補強を目指しているバルセロナ。ユーロ2024で活躍中のニコ・ウィリアムズが有力なターゲットに挙がっている。 バルセロナはニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルの代表両翼コンビ実現に本気のようで、すでにアスレティックにオファーを提示。4000万ユーロ(約68億4000万円)の2回払いに加え、昨夏にアスレティックからフリー移籍したスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)も取引に含めているという。 しかし、5800万ユーロ(約99億2000万円)の契約解除条項を設けるビルバオは耳を傾ける気配なし。拒否されることを予感しているバルセロナは、条件を大幅に改善した2度目のオファーもすでに準備している模様だ。 こちらもイニゴを取引に含めることは変わらず、移籍金を5500万ユーロ(約94億円)+ボーナス1000万ユーロ(約17億1000万円)に引き上げ。ただ、契約解除金を一括で支払うことはやはり難しいようで、5500万ユーロは3000万ユーロ(約51億3000万円)と2500万ユーロ(約42億7000万円)の2回払いが条件となる。 2013年にビルバオのカンテラに加わり、今シーズンは公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録したニコ・ウィリアムズ。ビルバオとは2023年12月に契約延長し、2027年6月まで契約を残すが、ハンジ・フリック新監督率いるチームの一員となるのだろうか。 2024.06.26 16:25 Wed

記事をさがす

バルセロナの人気記事ランキング

1

チェルシーがバルサの若手FWを狙う? 契約解除金は10.2億円

チェルシーがバルセロナの若手ストライカーの獲得に関心を持っているという。 新シーズンはエンツォ・マレスカ監督が指揮を執ることが決まっているチェルシー。一方で、財務上の問題もあり、選手の売却などにも動く必要があるとも言われている。 そんな中、今夏の補強候補の1人として浮上したのが、バルセロナに所属するU-19スペイン代表FWマルク・ギウ(18)とのことだ。 カンテラ育ちで187cmの大型ストライカー。バルサ・アトレティックに在籍しているが、2023-24シーズンはラ・リーガで3試合1ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)でも2試合1ゴールとプレーしていた。 移籍市場に精通するスペイン人ジャーナリストのギジェム・バラゲ氏によれば、チェルシーの他にバイエルンも獲得に動いているとのこと。ただ、契約解除金が600万ユーロ(約10億2000万円)と安価のため、獲得に支障はなさそうだ。 一方で、バルセロナも若き才能の残留を望んでいる状況。ギウ本人と新契約について協議中ではあるが、ビッグクラブからの関心も強まっているという。 2024.06.21 22:10 Fri
2

バルサ行き破談濃厚のアルゼンチン代表MF、新天地はセリエA強豪か…

バルセロナ行き破談濃厚となったアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の新天地は、セリエAの強豪となるかもしれない。 今シーズン限りでレアル・ベティスを退団する守備的MFは、一時バルセロナ行きが既定路線となっていた。 条件面ではプレ合意に至っていたが、チャビ・エルナンデス監督の解任にハンジ・フリック新監督の就任によって状況に変化。財政難のクラブはその他のターゲットの獲得に失敗した場合の保険としての可能性を残している模様だが、ほぼカタルーニャ行きの線は消えたという。 これにより、去就が振り出しに戻ったギド・ロドリゲスだが、イタリア『Il Giorno』の報道によれば、アタランタが新天地となる可能性があるようだ。 ブラジル代表MFエデルソンに引き抜きの噂が絶えないラ・デアは、その後釜としても中盤の選手層を埋める存在にもなり得るアルゼンチン代表MFへオファーを掲示。過去にはマンチェスター・ユナイテッド、ナポリも関心を示した大型ピボーテは、その他の選択肢を考慮に入れているものの、少なくとも条件面では納得できるオファーとなっているとのことだ。 コパ・アメリカ2024にも招集中の実力者は、そのプレースタイル的にもアタランタにフィットする可能性が高いが、今夏のセリエA初挑戦は実現するのか…。 2024.06.18 08:00 Tue
3

昨夏フリーでバルセロナ加入もインパクト残せず…33歳イニゴ・マルティネスにミランが関心か

ミランがバルセロナの元スペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)に関心か。 レアル・ソシエダからアスレティック・ビルバオへ移籍した経歴を持つバスク人センターバック、イニゴ・マルティネス。昨夏32歳でバルセロナへフリー移籍も、ケガに悩まされ、ラ・リーガ出場20試合にとどまった。 自身の加入を望んだチャビ・エルナンデス監督はクラブを追われ、後ろ盾がない状況。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、レンタルバックしたエリック・ガルシアのほうが、イニゴ・マルティネスより序列が高いという。 一方で、イタリアからはミランがイニゴ・マルティネスに関心との情報が。イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(26)を5000万ユーロ(約85.3億円)以上で売却した場合に限るようだが、リストアップしている1人とのことだ。 バルセロナはハンジ・フリック新体制でイニゴ・マルティネスを構想外とする可能性も。今後数日で代理人も交えて選手側と意見交換し、イニゴ本人の意志を問う形とされている。 2024.06.25 21:40 Tue
4

カサドがバルセロナと契約延長! バルサ・アトレティックでカピタン務めるピボーテ

バルセロナは21日、スペイン人MFマルク・カサド(20)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 地元出身で2016年にダムからバルセロナのカンテラに加入したカサド。以降はピボーテを主戦場に右のラテラルやセントラルでもプレー可能な高い戦術理解度と傑出したリーダーシップを武器に、各年代のチームでカピタンを任されてきた。 2022-23シーズンからバルサ・アトレティックを主戦場とし、今シーズンはカピタンとしてほぼフル稼働。また、ファーストチームでも定期的にベンチ入りし、公式戦5試合に出場している。 チャビ・エルナンデス前監督の下ではその他のカンテラーノに比べて評価は芳しくなく、今夏の退団の可能性も取り沙汰されたが、最終的にクラブ残留が決定した。 2024.06.22 06:00 Sat
5

フリック新監督にアピールなるか…バルセロナが復活待たれるファティのサポート準備

バルセロナはスペイン代表FWアンス・ファティ(21)の再起を期待している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 2019-20シーズンに鮮烈なデビューを果たしたものの、翌シーズン序盤に左ヒザの大ケガを負ってキャリアが停滞しているラ・マシア出身の逸材ファティ。今シーズンはブライトン&ホーヴ・アルビオンへレンタル移籍したが、負傷離脱もあり、思うように出場機会を確保できなかった。 ブライトンへのレンタルを終え、今夏の去就も注目のファティだが、バルセロナは給与のほぼ全額を負担しての再レンタルに難色。4000万ユーロ(約68億4000万円)超えのオファーが届けば完全移籍のシナリオも考えられるものの、新シーズンの戦力として数えられることを期待している。 ハンジ・フリック新監督の信頼を勝ち取りたいプレシーズンに向けては、サポート体制を準備。新フィジカルトレーナーのフリオ・トゥス氏と理学療法士のラウル・マルティネス氏がファティのための独自プログラムを作成しているという。 ファティ本人も先日、『ムンド・デポルティボ』に「バルサで成功することが僕の夢」「来季は再びチャンスを掴むことを目指して戦う」とコメント。愛するクラブで輝きを放つことができるだろうか。 2024.06.26 15:14 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly