バスクダービーデビューの久保建英がゴラッソにPK&退場誘発の圧巻輝き! 快勝ソシエダがリーグ4連勝《ラ・リーガ》
2023.01.15 06:58 Sun
ラ・リーガ第17節、レアル・ソシエダvsアスレティック・ビルバオが14日にアノエタで行われ、ホームのソシエダが3-1で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は76分までプレーした。
現在、3位のソシエダ(勝ち点32)は前節、アルメリアと対戦。先発復帰した久保が全ゴールの起点となる活躍をみせ、2-0の快勝。新年初戦を白星で飾ると共に3連勝を達成した。直近2試合で“アシスト未遂”が続く久保は、自身初のバスク・ダービーで引き続きスタメンを飾った。
一方、7位のアスレティック(勝ち点26)は、直近3試合無敗も前節のオサスナ戦を0-0のドローで終えたことで、ベティス戦に続く2試合連続のゴールレスドローに。敵地での今季最初のダービーではイニャキとニコのウィリアムズ兄弟、守護神ウナイ・シモンらがスタメンに入った。
今季最初のバスク・ダービーは立ち上がりからハイテンションでの攻防に。その中でうまく試合に入った久保はセルロートとのパス交換でいきなり中央突破を仕掛けるなど、早速ラ・レアルの攻撃を牽引。序盤ペースを握ったホームチームは8分にペナルティアーク付近で前を向いたブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートを放つが、これはわずかに枠の左へ外れる。
一方、堅守速攻スタイルでアウェイゲームに臨んだアスレティックは時間の経過と共に押し返していくと、13分に最初の決定機を作り出す。左サイド深くで仕掛けたニコ・ウィリアムズからの浮き球クロスを、ファーで待ち構えたイニャキ・ウィリアムズが抑えの利いた右足ボレーで合わせるが、これはGKレミロの好守に阻まれた。
比較的早い時間帯に均衡が破れたことで、さらに白熱するダービー。その中で序盤から存在感を放っていた日本代表MFが初のダービーで魅せる。38分、相手GKからの繋ぎに対して見事なプレスバックでボールを奪い切ったダビド・シルバからボックス手前左の久保にパスが通る。久保は絶妙なボールタッチでDFジェライの股間を抜いてゴール前に抜け出すと、最後はGKウナイ・シモンのポジションを見極めてニア下へ左足のシュートを突き刺した。
今季3点目となる久保のダービー初ゴールによってここからホームチームのワンサイドゲームとなるかに思われたが、そこは意地と意地がぶつかり合う一戦。アウェイチームがすぐさま反発力を見せる。
41分、左サイドでタメを作ったニコ・ウィリアムズが絶妙なオーバーラップを見せたユーリに繋ぐと、ユーリはゴールライン際からプルバック。これをニアで受けたサンセトがワントラップから浮いたボールを巧みな左足ボレーでゴール右隅へ突き刺した。
ホームチームの1点リードで折り返した試合は後半も引き続き拮抗した展開に。その中でソシエダは開始直後に相手との接触で足を痛めたセルロートがプレー続行不可能となり、49分にオヤルサバルのスクランブル投入を余儀なくされる。
後半はビハインドを追うアスレティックが押し込む展開となるが、試合を動かしたのは躍動する日本代表MFだった。
60分、右サイドで足を滑らせたニコ・ウィリアムズが不用意にバックパスを試みると、これを狙っていた久保がまんまとカットしてボックス内に侵入。その際、DFジェライに後ろから押し倒されてPKを獲得。さらに、決定機阻止のジェライにはレッドカードが掲示された。そして、このPKを長期離脱明けのオヤルサバルがきっちり決め切って嬉しい復帰後初ゴールとした。
この3点目と数的優位によって勝利に大きく近づいたソシエダは、ゲームコントロールを優先しつつ、カウンターから4点目を狙う形にシフト。76分には殊勲の久保らがお役御免となり、バレネチェアらフレッシュな3選手がピッチに送り込まれる。一方、苦境のアウェイチームはウィリアムズ兄弟を下げてムニアイン、ラウール・ガルシアと百戦錬磨のベテランを投入した。
その後は互いに前半から飛ばしていた影響もあってか、共に見せ場を欠いたものの、危なげなくゲームを締めくくったホームチームが3-1のスコアで勝利。久保の圧巻の活躍もあって今季最初のダービーを制したラ・レアルは、リーグ4連勝を達成した。
現在、3位のソシエダ(勝ち点32)は前節、アルメリアと対戦。先発復帰した久保が全ゴールの起点となる活躍をみせ、2-0の快勝。新年初戦を白星で飾ると共に3連勝を達成した。直近2試合で“アシスト未遂”が続く久保は、自身初のバスク・ダービーで引き続きスタメンを飾った。
今季最初のバスク・ダービーは立ち上がりからハイテンションでの攻防に。その中でうまく試合に入った久保はセルロートとのパス交換でいきなり中央突破を仕掛けるなど、早速ラ・レアルの攻撃を牽引。序盤ペースを握ったホームチームは8分にペナルティアーク付近で前を向いたブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートを放つが、これはわずかに枠の左へ外れる。
一方、堅守速攻スタイルでアウェイゲームに臨んだアスレティックは時間の経過と共に押し返していくと、13分に最初の決定機を作り出す。左サイド深くで仕掛けたニコ・ウィリアムズからの浮き球クロスを、ファーで待ち構えたイニャキ・ウィリアムズが抑えの利いた右足ボレーで合わせるが、これはGKレミロの好守に阻まれた。
以降も一進一退の攻防が続く中、よりフィニッシュの形を作り出していたソシエダが先にゴールをこじ開ける。25分、ボックス左でスビメンディが折り返したクロスのこぼれ球をスベルディアがヘディングでゴール前のスペースへ落とす。これを巧みな2タッチで収めたセルロートがすかさず左足を振り抜くと、これがゴール左隅に決まった。ゴール前の攻防ではオフサイドに見えたものの、手前でDFデ・マルコスが残っており、ゴールが認められた。
比較的早い時間帯に均衡が破れたことで、さらに白熱するダービー。その中で序盤から存在感を放っていた日本代表MFが初のダービーで魅せる。38分、相手GKからの繋ぎに対して見事なプレスバックでボールを奪い切ったダビド・シルバからボックス手前左の久保にパスが通る。久保は絶妙なボールタッチでDFジェライの股間を抜いてゴール前に抜け出すと、最後はGKウナイ・シモンのポジションを見極めてニア下へ左足のシュートを突き刺した。
今季3点目となる久保のダービー初ゴールによってここからホームチームのワンサイドゲームとなるかに思われたが、そこは意地と意地がぶつかり合う一戦。アウェイチームがすぐさま反発力を見せる。
41分、左サイドでタメを作ったニコ・ウィリアムズが絶妙なオーバーラップを見せたユーリに繋ぐと、ユーリはゴールライン際からプルバック。これをニアで受けたサンセトがワントラップから浮いたボールを巧みな左足ボレーでゴール右隅へ突き刺した。
ホームチームの1点リードで折り返した試合は後半も引き続き拮抗した展開に。その中でソシエダは開始直後に相手との接触で足を痛めたセルロートがプレー続行不可能となり、49分にオヤルサバルのスクランブル投入を余儀なくされる。
後半はビハインドを追うアスレティックが押し込む展開となるが、試合を動かしたのは躍動する日本代表MFだった。
60分、右サイドで足を滑らせたニコ・ウィリアムズが不用意にバックパスを試みると、これを狙っていた久保がまんまとカットしてボックス内に侵入。その際、DFジェライに後ろから押し倒されてPKを獲得。さらに、決定機阻止のジェライにはレッドカードが掲示された。そして、このPKを長期離脱明けのオヤルサバルがきっちり決め切って嬉しい復帰後初ゴールとした。
この3点目と数的優位によって勝利に大きく近づいたソシエダは、ゲームコントロールを優先しつつ、カウンターから4点目を狙う形にシフト。76分には殊勲の久保らがお役御免となり、バレネチェアらフレッシュな3選手がピッチに送り込まれる。一方、苦境のアウェイチームはウィリアムズ兄弟を下げてムニアイン、ラウール・ガルシアと百戦錬磨のベテランを投入した。
その後は互いに前半から飛ばしていた影響もあってか、共に見せ場を欠いたものの、危なげなくゲームを締めくくったホームチームが3-1のスコアで勝利。久保の圧巻の活躍もあって今季最初のダービーを制したラ・レアルは、リーグ4連勝を達成した。
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