鹿児島、いわき退団のFW鈴木翔大を獲得! 今季J3で31試合5得点

2022.12.12 17:36 Mon
©︎J.LEAGUE
鹿児島ユナイテッドFCは12日、いわきFCからFW鈴木翔大(29)が完全移籍で加入すると発表した。

鈴木は鹿島アントラーズFW鈴木優磨の実兄で、自身は神奈川大学を卒業後、JFL(日本フットボールリーグ)のソニー仙台FCへと入団。同リーグ屈指のストライカーとして鳴らし、2020年に当時JFLのいわきFCへと移籍した。
いわきには今季まで3年間在籍し、昨年はJFL優勝&J3参入に貢献。今季は自身初となるJリーグの舞台でリーグ戦31試合5得点を記録し、J3優勝&J2昇格に貢献も、先月19日に契約満了が発表されていた。

鈴木は新天地となる鹿児島の公式サイトを通じてコメントを発表している。

「この度、鹿児島ユナイテッドFCに加入することになった鈴木翔大です。名前の漢字は太ではなく大なので間違えないでください。笑」
「昨季、個人としてのJリーグデビュー戦で感じさせてもらった白波スタジアムの圧倒的な雰囲気を、今度は味方として背を押してもらいながら皆さんと共に戦えるということが今からとても楽しみです!」

「チームが掲げる目標のために、得点という目に見える結果にこだわっていきたいと思います。ファン、サポーターの皆さんよろしくお願いします!」

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新方式でJ3勢が健闘!YS横浜、沼津、北九州、琉球がJ2勢撃破で2回戦進出【ルヴァンカップ】

6日、YBCルヴァンカップ1stラウンド第1回戦の9試合が各地で行われた。 2024シーズンからは新方式となり、J1からJ3までの全60クラブが出場するルヴァンカップ。1stラウンドには、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のノックアウトステージに出場する川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府を除く57クラブが参加し、10ブロックに分けての1試合制トーナメントが行われる。また、原則下位カテゴリ―チームのホームスタジアムで開催される。 J3勢がJ2チームを破った試合は4つ。水戸ホーリーホックと対戦したY.S.C.C.横浜は、両者無得点で迎えた67分、松村航希が右ポケットから豪快な一振りを沈めて均衡を破る。終盤には退場者を出し、数的不利に陥りながらも逃げ切り勝ち。記念すべきルヴァンカップ初勝利を挙げた。 明治安田J3で開幕2連勝スタートを切っているアスルクラロ沼津は、J1経験のあるベガルタ仙台に逆転勝ち。54分、83分と2度先行される展開の中でも、79分に徳永晃太郎、87分に沼田航征と、粘りを見せて2度追い付くと、同点で迎えた後半アディショナルタイム4分、ゴール前にこぼれたボールを濱託巳が蹴り込んで勝負あり。劇的な展開で2回戦進出を決めた。 FC琉球も藤枝MYFCを相手に2-1と逆転勝ちを収め、ギラヴァンツ北九州は延長戦の末に、大卒ルーキー・渡邉颯太のゴールで、大分トリニータを1-0で下している。 J2勢同士の対戦となった鹿児島ユナイテッドFC vs ジェフユナイテッド千葉は、鈴木翔大のPK弾で鹿児島が勝ち上がり。両者は16日の明治安田J2第4節で再び顔を合わせる。 同じくJ2勢同士の対戦となった愛媛FC vs V・ファーレン長崎は、シーソーゲームの末に3-3で延長戦に突入した。愛媛は115分にパク・ゴヌがこの日2枚のイエローカードを受けて退場となったのに対し、数的優位となった長崎はその3分後にマテウス・ジェズスがボックス内から冷静な左足のフィニッシュを決め、4-3と打ち合いを制した。 その他の結果は以下の通り。第1回戦の残り8試合は13日に行われる。 ◆1stラウンド第1回戦 ▽3月6日 ザスパ群馬(J2) 4-1 SC相模原(J3) Y.S.C.C.横浜(J3) 1-0 水戸ホーリーホック(J2) アスルクラロ沼津(J3) 3-2 ベガルタ仙台(J2) カマタマーレ讃岐(J3) 0-2 ブラウブリッツ秋田(J2) 愛媛FC(J2) 3-4 V・ファーレン長崎(J2) ギラヴァンツ北九州(J3) 1-0 大分トリニータ(J2) テゲバジャーロ宮崎(J3) 1-4 ファジアーノ岡山(J2) 鹿児島ユナイテッドFC(J2) 1-0 ジェフユナイテッド千葉(J2) FC琉球(J3) 2-1 藤枝MYFC(J2) ▽3月13日 《18:00》 いわてグルージャ盛岡(J3) vs 栃木SC(J2) 《18:30》 ヴァンラーレ八戸(J3) vs ツエーゲン金沢(J3) 《19:00》 福島ユナイテッドFC(J3) vs ロアッソ熊本(J2) 松本山雅FC(J3) vs レノファ山口FC(J2) AC長野パルセイロ(J3) vs 徳島ヴォルティス(J2) カターレ富山(J3) vs モンテディオ山形(J2) FC岐阜(J3) vs 大宮アルディージャ(J3) FC大阪(J3) vs いわきFC(J2) 2024.03.06 21:50 Wed

来季J2の鹿児島が中原秀人、鈴木翔大、藤本憲明と契約更新

J2リーグ昇格の鹿児島ユナイテッドFCは28日、MF中原秀人(33)、FW鈴木翔大(30)、FW藤本憲明(34)の契約更新を発表した。 中原は2017年8月にギラヴァンツ北九州から加入。鈴木はいわきFCから加入1年目で、藤本はヴィッセル神戸から今季復帰した。 J3リーグでは中原が29試合2得点、鈴木が29試合5得点、藤本が32試合5得点。契約更新にあたり、3選手はそれぞれコメントした。 ◆中原秀人 「2023年シーズンも応援して下さったファン、サポーター、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。2019年にJ3に降格してから4年間、もう一度昇格する為だけにピッチ内外で精一杯やってきました」 「2020年、2021年、苦しい思いや辛い思いをし続け、2022年シーズンの最後にはまた悔しい結果となり、きっとファン、サポーターの方々も同じ気持ちだったと思います。やっとの思いで再び手に入れたJ2のステージで戦える事を本当に嬉しく思います。そして、2024年シーズンも鹿児島ユナイテッドFCでプレーさせていただくことになりました」 「J2は今以上に結束し、一人一人の忍耐力を高める必要があると僕自身考えています。また、更に鹿児島ファミリーの力が必要になりますので引き続き応援お願いします。 一丸となって鹿児島ユナイテッドFC初となるJ1昇格という目的地に向かいましょう!」 ◆鈴木翔大 「今シーズンもたくさんのご支援、ご声援ありがとうございました。そして、来シーズンもまた皆さんと共に戦えることを嬉しく思います! このチームがさらに鹿児島の象徴となっていけるように、そしてクラブの掲げる『鹿児島をもっとひとつに。』の一助となれるよう僕自身も引き続き持てる力全てを注いでいきますので、応援よろしくお願いします!」 ◆藤本憲明 「2024シーズンもみなさんの桜島の火山のような熱い声援と共に《J2》に挑戦できる事になりました。23シーズンは自分の夢の1つ鹿児島ユナイテッドFCでJ2昇格を皆さんと共に叶える事ができて、温泉に入った時のようにホッとしました」 「しかし、これからはホッと砂風呂に入ってそうめん流しを食べてる暇はありません。次のミッションは屋久島の縄文杉の様に高くにあるJ1昇格に向けて走り出す必要があります。その為にもJ2残留、1つでも上の順位を目指す鹿児島のクラブとして選手、スタッフの成長と鹿児島県全体で奄美のマングローブの根の様な強い結束力で戦いましょう」 「新しいチームになります、責任と自覚を持って西郷隆盛の様に勇猛果敢に挑戦し続け、1つでも多くの勝利をみなさんに届け、一緒にさつま島美人で乾杯しましょう。年末年始は、鳥刺し、さつま揚げ、焼酎やかごしま茶を楽しみつつも、食べ過ぎ・飲み過ぎには気をつけて、またスタジアムやユニータで会いましょう」 「これを全部読み終わったあなたは藤本依存です、ユニフォームを買いましょう笑笑 鹿児島をもっとひとつに」 2023.12.28 19:15 Thu
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鹿児島、富山の上位勢が岩手、鳥取の無敗をストップ!北九州は泥沼4連敗…【明治安田J3第32節】

22日、明治安田生命J3リーグの8試合が各地で行われた。 2位鹿児島ユナイテッド(勝ち点51)は11位いわてグルージャ盛岡をホームに迎え、3-0で勝利を収めた。 直近4試合で3勝1分けとポイントを積み上げる岩手のゴールを割れずに終盤まで推移したが、70分から途中出場した鈴木翔大が大仕事。81分に均衡を破ると、3分後にも再びゴールをマークした。 鹿児島は最終盤にも追加点を挙げて2位をキープ。一方の岩手は中三川哲治監督就任後初の黒星を喫している。 勝ち点「2」差で迎えた上位対決、5位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)vs3位カターレ富山(勝ち点49)は、富山に軍配が上がった。 直近6試合を4勝2分けと波に乗る鳥取が、見事なビルドアップからのクロスで富山のオウンゴールを誘発し、8分に試合を動かした。 だが、富山も31分に末木裕也のゴールで振り出しに戻すと、55分には松岡大智が今季初ゴールとなるカットインからの強烈な左足の一撃を突き刺して逆転に成功。前節は後半アディショナルタイムの失点で失意の敗戦を喫した富山だが、今節は逆転勝ちを収めている。 J2昇格圏をうかがう6位松本山雅FC(勝ち点46)は、8位アスルクラロ沼津(勝ち点45)に先制を許すと、得点ランキングトップに立つ小松蓮の今季18得点目で一時同点に追い付くも、後半に突き放されて2試合ぶりの敗戦に。沼津は前節の富山戦に続く上位撃破で、6位に浮上している。 また、AC長野パルセイロを下したFC大阪が5位に浮上。一方で最下位のギラヴァンツ北九州はカマタマーレ讃岐に敗れて4連敗と、小林伸二監督就任後も苦しい戦いが続いている。 ◆明治安田生命J3リーグ第32節 ▽10/22(日) 福島ユナイテッドFC 1-3 ヴァンラーレ八戸 Y.S.C.C.横浜 1-0 テゲバジャーロ宮崎 AC長野パルセイロ 0-2 FC大阪 ガイナーレ鳥取 1-2 カターレ富山 アスルクラロ沼津 3-1 松本山雅FC カマタマーレ讃岐 1-0 ギラヴァンツ北九州 鹿児島ユナイテッドFC 3-0 いわてグルージャ盛岡 FC岐阜 1-3 奈良クラブ ▽10/21(土) SC相模原 1-2 愛媛FC FC琉球 1-3 FC今治 2023.10.22 21:05 Sun
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首位・愛媛が後半ATに追いつき執念のドロー…2位vs3位の上位対決は鹿児島に軍配【明治安田J3第20節】

明治安田生命J3リーグの10試合が29日と30日に各地で行われた。 リーグ首位をキープする愛媛は4連勝を目指して6位・松本をホームに迎えた。ゴールレスで試合を折り返すと、終盤の88分にリーグ得点ランキング首位を走る松本の小松蓮が先制点をゲット。ボックス手前で後方からパスを受けると、トラップから素早く左足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。 しかし、愛媛が土壇場で勝ち点への執念を見せる。後半アディショナルタイムに相手陣内深い位置でボールを回すと、途中出場の石浦大雅が右ポケットでパスを受ける。左足で放った内巻きのシュートがゴール左隅に決まり、土壇場で勝ち点「1」を奪取した。 2位の富山は3位・鹿児島との上位対決に臨んだ。試合開始直後、大野耀平のゴールにより幸先良く先制した富山だったが、18分には藤本憲明がゴールを決め、鹿児島が同点に追いつく。 1-1で後半を迎えると、55分には端戸仁が長いドリブルからシュートを自ら決め、鹿児島が逆転に成功。終盤には鈴木翔大が勝負を決定づける追加点を奪い、3-1のスコアで決着。3試合ぶりの白星をあげた鹿児島が、富山との勝ち点差を「2」に縮めた。 その他、4位の沼津は琉球相手に4-0で快勝し、鹿児島の後を追う。5位・今治も宮崎に3-0で勝利したため、上位陣の順位に変動は見られなかった。 ◆明治安田生命J3リーグ第20節 ▽7/29 いわてグルージャ盛岡 1-1 奈良クラブ AC長野パルセイロ 1-0 SC相模原 カマタマーレ讃岐 1-1 福島ユナイテッドFC 愛媛FC 1-1 松本山雅FC ギラヴァンツ北九州 1-3 ガイナーレ鳥取 ヴァンラーレ八戸 0-0 FC大阪 FC今治 3-0 テゲバジャーロ宮崎 鹿児島ユナイテッドFC 3-1 カターレ富山 ▽7/30 Y.S.C.C.横浜 1-0 FC岐阜 アスルクラロ沼津 4-0 FC琉球 2023.07.30 20:34 Sun

J2昇格のいわきが6名と契約満了、鈴木優磨の兄・翔大も

いわきFCは19日、GK田中勘太(24)、DF小田島怜(26)、DF米澤哲哉(24)、MF関野元弥(23)、MF伊藤稜馬(23)、FW鈴木翔大(29)の6名と契約満了に伴って来季の契約を更新しないと発表した。 田中はベガルタ仙台の育成組織出身で、びわこ成蹊スポーツ大学からカターレ富山へ加入。今季からいわきへ加わったが、出場機会を得ることはできなかった。東京ヴェルディの育成組織出身の小田島は、日本フットボールリーグ(JFL)時代からの功労者であったが、田中と同じく今季は出場なしに終わった。 昨シーズンからいわきでプレーしている東海大学卒の米澤も、今季は3試合の出場にとどまり、流通経済大学から加入の関野元弥も2年目は2試合の出場となっている。国士舘大学出身の伊藤は11試合に途中出場したが、1年で契約満了となった。 鹿島アントラーズのジュニアユース出身で鈴木優磨の兄でもある鈴木翔大は30試合出場5得点という記録を残したが、今季でチームを去ることとなった。 各選手はクラブへ以下のようなコメントを残している。 ◆田中勘太 「1年間という短い間でしたが皆さんとJ3優勝という瞬間を共に過ごせてとても嬉しかったです。1年間ありがとうございました」 ◆小田島怜 「2年半ありがとうございました。このクラブに来て自分の身体とより向き合えるようになったこと、昇格という貴重な経験を2回もさせてもらえたこと、すごく感謝しています」 「ファン・サポーターの皆さんの温かさにも助けられましたし勇気づけられました。本当にありがとうございました。自分もまだまだ頑張ります」 ◆米澤哲哉 「今シーズンをもちまして、チームを離れることになりました」 「契約満了を告げられた今、素直に思うことは、いわきFCの一員として戦ったこの2年間は、本当に幸せな時間だったなということです」 「向上心に満ち溢れ、常に謙虚かつ貪欲で一生懸命な尊敬できる仲間達、どんな時も常に真剣に向き合ってくれるスタッフの皆さん、そしていつも温かい言葉と、スタジアムで最高の雰囲気を作り我々を後押ししてくれるサポーターの皆さんと出会い、共に戦い、喜怒哀楽を分かち合うことができて、本当に幸せでした。この2年間でJ3昇格、J2昇格、2度の優勝を達成しました。どの瞬間も忘れることのない、素晴らしい経験であり、財産です」 「最後になりますが、昨年、中々進路が決まらなかった自分に手を差し伸べてくれ、プロサッカー選手になりたいという小さな頃からの夢を実現させてくれた、そして選手としても一人の人間としても成長させてくれたこのクラブには、感謝しかありません」 「ここで学んだ沢山のことや、多くの経験を今後の人生に生かし、いつか成長した姿をお見せできるよう、頑張ります!!2年間、本当にありがとうございました!!」 ◆関野元弥 「今年でいわきFCを離れることになりました。とても濃い2年間でした。J3昇格、JFL優勝そしてJ3優勝と自分にとって、いい経験になりました。この経験はファン、サポーターの方々が常に自分たちを応援してくれていたからです。こんなにもファン、サポーターの応援が自分たちの力になるとはプロになるまで気づきませんでした。ファン、サポーターの皆様はいわきFCの誇りです」 「これからも応援、サポートよろしくお願いします!そして、自分自身もこれからもっと頑張ります。2年間本当にありがとうございました!」 ◆伊藤稜馬 「今シーズン限りでいわきFCを離れることになりました。1年間という短い間でしたが、J3優勝、J2昇格など様々な経験をすることができました。いわきFCのファン・サポーターの皆さんに成長した姿を見せられるよう努力します!またどこかで会いましょう!」 ◆鈴木翔大 「今シーズン限りでいわきFCを退団することになりました。まずはじめに、3年前に(田村)雄三さんをはじめ自分のチャレンジを受け入れてくれ、Jリーガーにしてくれたこのクラブには本当に感謝しています」 「来季J2で戦ういわきFCの赤いユニフォームに袖を通せないことはとても残念ですが、これが自分の選んだプロという厳しい世界であり、挑戦できたからこそ得られた経験であると思っているので前を向いて進んでいきたいと思います」 「この先の人生、これまで以上に様々な選択の連続であると思いますが、どれが正解か不正解かなんて分かりません。自分の選んだ道を少しでも正解に近づけられるよう日々自分らしく挑戦し続けたいと思います。3年間ありがとうございました」 2022.11.19 15:55 Sat

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3位横浜FCが5連勝! 18位鹿児島は後半ATの逆転弾で9試合ぶり白星【明治安田J2第20節】

15日、明治安田J2リーグ第20節の2試合が各地で行われた。 リーグ戦4連勝中と波に乗る3位横浜FC(勝ち点37)は、12位藤枝MYFC(勝ち点24)とのアウェイゲーム。押し込む横浜FCは20分、中野嘉大のドリブルでの崩しから、折り返しに小川慶治朗が合わせて先制。4分後には小川が2点目を奪い、アウェイチームが2点リードで折り返す。 追いかける藤枝は後半開始早々、矢村健がクロスを押し込んで反撃の狼煙を上げるが、その3分後、ボックス外に飛び出したGK内山圭がファウルで決定機を阻止し、一発退場。数的優位を得た横浜FCは、85分に室井彗佑が流し込んで1-3の勝利とし、5連勝で上位2チームにプレッシャーをかけた。 14位のモンテディオ山形(勝ち点22)は、18位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点16)との敵地戦。氣田亮真の右ポスト直撃のシュートもあった山形は、26分にリード。ボックス内の味方の落としから、走り込んできた小西雄大が左足ダイレクトでゴールに突き刺した。 鹿児島は1点ビハインドで終盤に突入するが、80分に待望の同点弾。左クロスに有田光希が頭で合わせた。さらに後半アディショナルタイム、右サイドのFKから井林章がヘディングで逆転ゴールを奪い、鹿児島が2-1で劇的勝利。9試合ぶりの白星と長いトンネルを抜けた。 ◆明治安田J2第20節 ▽6/15(土) 藤枝MYFC 1-3 横浜FC 鹿児島ユナイテッドFC 2-1 モンテディオ山形 ▽6/16(日) 《16:00》 いわきFC vs ヴァンフォーレ甲府 《15:00》 水戸ホーリーホック vs ブラウブリッツ秋田 《18:00》 愛媛FC vs 清水エスパルス ロアッソ熊本 vs ファジアーノ岡山 大分トリニータ vs 栃木SC ベガルタ仙台 vs V・ファーレン長崎 《18:30》 ザスパ群馬 vs レノファ山口FC 《19:00》 ジェフユナイテッド千葉 vs 徳島ヴォルティス 2024.06.15 21:23 Sat

【Jリーグ出場停止情報】J2から5名、J3から1名が追加…一発退場の群馬DF川上エドオジョン智慧は反スポーツ的行為と判断

Jリーグは10日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 今回は先週末にリーグ戦があったJ2とJ3が更新対象に。J2ではザスパ群馬のDF川上エドオジョン智慧、ヴァンフォーレ甲府のMFアダイウトン、徳島ヴォルティスのMF永木亮太、ロアッソ熊本のDF岩下航、鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓が出場停止となる。 川上は8日に行われたJ2第19節栃木SC戦の後半12分に一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者の胸を両手で強い力を用いて押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 J3ではSC相模原のDF高野遼が新たに出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF川上エドオジョン智慧(ザスパ群馬) 第20節 vsレノファ山口FC(6/16) 今回の停止:1試合停止 MFアダイウトン(ヴァンフォーレ甲府) 第20節 vsいわきFC(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永木亮太(徳島ヴォルティス) 第20節 vsジェフユナイテッド千葉(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF岩下航(ロアッソ熊本) 第20節 vsファジアーノ岡山(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF戸根一誓(鹿児島ユナイテッドFC) 第20節 vsモンテディオ山形(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF高野遼(SC相模原) 第17節 vsFC今治(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.10 20:31 Mon
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岩渕弘人4戦連発も岡山は鹿児島と痛み分け、山形と大分もドロー決着【明治安田J2第19節】

9日、明治安田J2リーグ第19節の2試合が行われた。 2試合負けなしも5試合1ゴールと得点力不足に悩むモンテディオ山形、4試合連続ドローから前節黒星の大分トリニータ。 22分、ホームの山形は後藤優介が先制点かと思われたが、オフサイド判定で認められず。一貫して大分を押し込むなか、なかなか最初の1点が生まれない。 後半途中から次第に盛り返した大分は73分、宇津元伸弥のCKに合わせた渡邉新太がネットを揺らすが、クロスがゴールラインを割っており、こちらも認められず。 結局、0-0のドロー決着となり、藤原優大ら一部主力を欠きながらも踏ん張った大分は勝ち点1確保の一方、6試合未勝利に。山形も最後まで1点が遠かった。 J1昇格プレーオフ圏に喰い込むファジアーノ岡山は、ホームで下位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦。55分、GKスベンド・ブローダーセンの何気ないビルドアップがカットされ、ンドカ・チャールスにロングシュートを叩き込まれる。 追う立場となったなか70分、途中出場した背番号10、田中雄大のスルーパスに抜け出した岩渕弘人がループシュートを流し込み同点に。今季いわきFCから加入の岩渕は4試合連続ゴールだ。 しかし、岡山は逆転ならず1-1ドローで2試合未勝利に。対して鹿児島。相手のミスを突く形で浅野哲也新監督体制最初のゴールが生まれたが、これで8試合未勝利…守備の強度は確認できた。 ◆第19節 ▽6月9日(日) モンテディオ山形 0-0 大分トリニータ ファジアーノ岡山 1-1 鹿児島ユナイテッドFC ▽6月26日(水) [19:00] V・ファーレン長崎 vs いわきFC ▽6月8日(土) ブラウブリッツ秋田 1-1 ロアッソ熊本 清水エスパルス 1-0 藤枝MYFC 徳島ヴォルティス 0-1 横浜FC ヴァンフォーレ甲府 1-1 ベガルタ仙台 愛媛FC 1-0 水戸ホーリーホック レノファ山口FC 1-2 ジェフユナイテッド千葉 栃木SC 1-1 ザスパ群馬 2024.06.09 21:07 Sun

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon

監督解任の鹿児島が浅野哲也氏を監督に招へい、J3に昇格させた指揮官に託す「喜びと覚悟を感じております」

鹿児島ユナイテッドFCは28日、新監督に浅野哲也氏(57)を招へいすることを発表した。28日のトレーニングから指揮を執っている。 浅野氏は、現役時代は名古屋グランパスや浦和レッズ、FC東京、川崎フロンターレでプレー。日本代表としても8試合に出場していた。 引退後は解説者など務めたなか、2007年に湘南ベルマーレのヘッドコーチに就任。2008年にコーチになると、2009年にはユースの監督に就任した。 2010年にはアビスパ福岡でヘッドコーチとなると、2011年8月に監督に就任。その後、なでしこリーグの伊賀フットボールクラブくノ一 で監督を務め、2015年に鹿児島の監督に就任していた。 当時JFLを戦っていた鹿児島の監督に就任すると、見事J3参入を果たし、クラブのJリーグ挑戦時の初代監督も務めると同年で退任。その後、AC長野パルセイロの監督を務め、2019年からwyvernアカデミーダイレクターを務めていた。 自身2度目となる鹿児島での指揮に、浅野氏はクラブを通じてコメントしている。 「この度、鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任しました浅野哲也です。再び、この鹿児島で闘える喜びと覚悟を感じております」 「改めまして、徳重代表を始めご尽力下さった関係スタッフの皆様に感謝を申し上げます。鹿児島ユナイテッドFCに関わる全ての皆様と共に、残り21試合を全力で闘って参ります。皆様の更なる熱いご声援とご支援のほど、宜しくお願い致します!」 今シーズンはJ2に復帰した鹿児島だったが、苦戦を強いられており、現在は6戦未勝利で降格圏の18位に位置。26日に大島康明監督を解任していた。 2024.05.29 09:45 Wed

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首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun

FC大阪FWエフライン・リンタロウがミャンマーへ、今年末までの期限付き移籍

FC大阪は16日、FWエフライン・リンタロウ(32)がミャンマー・ナショナルリーグ所属のシャン・ユナイテッドへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エフライン・リンタロウは中京高校の出身で、柏レイソル、FC岐阜、ブラウブリッツ秋田、FC琉球、ヴィアティン桑名(現:ヴィアティン三重)、ラインメール青森、鈴鹿アンリミテッドFC(現:アトレチコ鈴鹿クラブ)でプレー。2022年にFC大阪に加入した。 2023年はシーズン途中の8月にヴィアティン三重へ期限付き移籍。FC大阪に復帰した今シーズンはここまで出番がなかった。 ミャンマーに新天地を求めたエフライン・リンタロウはクラブを通じてコメントしている。 「シャン・ユナイテッドFCへ期限付き移籍することに決めました! プロのサッカー選手になり、日本のサッカーで14年間プレーしてきました。今、人生の新しい段階に挑戦するため、FC大阪を離れることにしました。FC大阪の一員でいられて本当に嬉しかったです。FC大阪が目標を達成できるよう応援しています」 2024.06.16 13:11 Sun
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FC大阪が舘野俊祐の2ゴールで暫定3位! 岐阜は実に10試合ぶりの白星【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の2試合が15日に行われ、FC大阪が暫定3位に浮上した。 和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場でのホーム戦に16位ガイナーレ鳥取を迎え撃った4位FC大阪。37分に鳥取が温井駿斗の直接FKで先にスコアを動かしたが、その2分後に舘野俊祐のクロスがそのまま吸い込まれ、FC大阪がすぐさま追いつく。 前半のうちに試合を振り出しに戻したFC大阪は69分にもロングカウンターから美馬和也のパスを舘野が押し込み、逆転。このまま勝ち切ったFC大阪は今季3度目の連勝とし、鳥取は4連敗&6戦未勝利となっている。 12位FC岐阜は15位Y.S.C.C.横浜のホームに乗り込み、2-1で勝利。18分に田口裕也のゴールで先手を奪い、そのまま折り返した岐阜だが、76分にYS横浜も菊谷篤資の一発で食いさがる。 そうして最終盤に入った岐阜だが、44分に粟飯原尚平のゴールが生まれ、そのまま試合をクローズ。岐阜が実に10試合ぶりの白星を掴み、YS横浜は今季初の3連敗となっている。 ◆第17節 ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 ▽6/16(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC vs アスルクラロ沼津 《14:00》 カマタマーレ讃岐 vs ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 vs 奈良クラブ 《14:05》 カターレ富山 vs 大宮アルディージャ 《18:00》 いわてグルージャ盛岡 vs AC長野パルセイロ FC今治 vs SC相模原 《19:00》 FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC 2024.06.15 20:25 Sat

J1の5月度KONAMI月間MVPは4G2Aの鹿島FW鈴木優磨! J2は仙台FW中島元彦、J3は琉球MF富所悠が選出

Jリーグは11日、5月度のKONAMI月間MVPを発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、明治安田J2リーグがベガルタ仙台のFW中島元彦、明治安田J3リーグがFC琉球のMF富所悠となった。 鈴木は通算2度目の受賞。中島と富所はKONAMI月間MVP初受賞となる。 鈴木は5月、J1の6試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。得点数ではチームメイトの名古新太郎、アレクサンダル・チャヴリッチと並び、得点関与数は3アシストの名古が上回ったが、鈴木はハードワークでチームをけん引する姿勢なども評価された。 選考委員会の総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々なポジションをやりながらハードワークしている。チームを好調の波に乗せている」 山本昌邦委員 「鹿島の勢いを引っ張る存在」 槙野智章委員 「厳しい試合の時に必ずゴールに絡み、決めるべき時に決める。好調鹿島の攻撃をけん引」 北條聡委員 「常勝鹿島の水先案内人。自ら点を取るだけでは飽き足らず、鋭いラストパスで仲間のゴールをお膳立て。無論、精神的支柱でもあった」 ◆FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 「5月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞することができ、非常に嬉しく思います。僕一人の力ではなく、監督、チームメート、スタッフ、アントラーズに関わるすべての人たちのおかげで、このような賞をいただくことができました」 「引き続き、目の前の1試合1試合を地に足をつけて全員で戦い、シーズンの最後に良い結果を得られるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました」 中島は、チームが4勝1敗の成績を残した5月の5試合で4得点を記録。中位から浮上し、現在4位につける仙台の好調の原動力となった。 選考委員会の総評と中島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「仙台が順位を上げてきている大きな要因に」 山本昌邦委員 「上位に進出してきたところで、チームの全8得点中4点に絡んでいて価値がある。接戦の試合が多い中であきらめない泥臭いところの活躍が印象に残っている」 寺嶋朋也委員 「前線でゲームメイクもこなしつつ、5月は4ゴールでチームに勝点3をもたらした」 丸山桂里奈特任委員 「今月4ゴールでチームを引っ張る。大事なところで決めてくれる印象」 植松隼人特任委員 「5月だけで4得点の貢献でチームを勝利に導いている事が大きな理由」 ◆FW中島元彦(ベガルタ仙台) 「5月の明治安田J2リーグMVPに選んでいただき、ありがとうございます。サポーターのみなさんを含めたチーム全体で、5月に多くの勝利をつかみ取れたことが今回の受賞につながったと思っています」 「個人的な成績については、まだまだできたと思うところもあります。シーズン折り返しとなりますが、個人としてもチームとしても前半戦以上の成績を残せるように、さらに成長していきたいと思います」 富所は2勝1分けの無敗で5月を乗り切った琉球で、3試合1得点を記録。シュート関与パス数はリーグ3位を記録し、34歳のベテランとして一時2位まで上り詰めたチームを精神的にも引っ張った。 選考委員会の総評と富所のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「琉球の核となる選手。彼のパフォーマンスの良さがチームを引っ張っている。今月、チームの成績を上げた立役者」 平畠啓史委員 「5月、2勝1分、順位も2位に浮上した琉球を牽引。今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たしていた。14節宮崎戦の決勝点となる直接FKも見事だった。まさにミスター琉球の働き」 橋本英郎委員 「ベテランとしてのパフォーマンスだけではなく、ゲームを決定付ける仕事もし、そして琉球の順位を安定して引き上げる事に貢献していた」 ◆MF富所悠(FC琉球) 「明治安田Jリーグ KONAMI 5月の月間MVPに選んでいただきありがとうございます。とにかく楽しんでプレーする、ということを今季の個人テーマにしていて、こうして賞をいただけたことをうれしく思います」 「順位が混戦の中、6月の戦いが鍵になります。一戦一戦にしっかり向き合って、勝ち点3を積み重ねていきたいと思います」 2024.06.11 18:13 Tue

5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tue

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