アルコール禁止では? カタールW杯、VIP席にワインとシャンパンが並ぶ
2022.11.22 15:09 Tue
カタール・ワールドカップ(W杯)はアルコール類の販売・摂取が禁止されているが、VIP席では不問とされているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。
今大会の開催国カタールはイスラム教徒が多く、アルコールは違法でこそないが、公共の場での販売や摂取は基本的に禁止とされている。
W杯では当初、そういった部分に配慮しつつ、スタジアム内での販売を許可する方向で進んだが、開幕直前に一転して禁止に。20日の開幕戦でエクアドルサポーターが「ビールをくれ」などとチャントしたことも話題となった。
しかし、VIP席では不問とされている模様。アメリカ・メジャーリーグ・サッカー(MLS)のマイアミFCでオーナーを務めるリッカルド・シルバ氏が自身のインスタグラムにアップしたストーリーがそれを如実に表している。
シルバ氏は20日のカタール代表vsエクアドル代表をVIP席で観戦したようで、ストーリーではワインやシャンパン等が確認でき、さらにパリ・サンジェルマン(PSG)のカタール人オーナー、ナセル・アル・ヘライフィ氏の姿も。
今大会の開催国カタールはイスラム教徒が多く、アルコールは違法でこそないが、公共の場での販売や摂取は基本的に禁止とされている。
W杯では当初、そういった部分に配慮しつつ、スタジアム内での販売を許可する方向で進んだが、開幕直前に一転して禁止に。20日の開幕戦でエクアドルサポーターが「ビールをくれ」などとチャントしたことも話題となった。
シルバ氏は20日のカタール代表vsエクアドル代表をVIP席で観戦したようで、ストーリーではワインやシャンパン等が確認でき、さらにパリ・サンジェルマン(PSG)のカタール人オーナー、ナセル・アル・ヘライフィ氏の姿も。
カタールに集う各国ファンがアルコールの販売禁止に落胆する一方、限られた関係者しか入れないVIP席ではそれらが不問とされ、その中には自国民も。大会全体が癒着や賄賂、人権問題に晒されているなか、またしても競技面以外をクローズアップせざるをえない状況は好ましいとは言えないだろう。
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