Jリーグ公式よりも先にやっていた!スペインクラブもタッキー真似て“上下逆さま”で投稿!?「お前もか」「サッカー界で流行」

2022.11.09 18:45 Wed
Getty Images
“タッキー”こと滝沢秀明氏の投稿がサッカー界にも影響を与えている。滝沢氏は10月30日付でジャニーズ事務所の副社長を退任。7日に個人のツイッターアカウントを開設。翌8日、ツイッターで「時間、時代がただただ流れていってしまわぬ様に 平等に与えられた未来という場所で 僕ら人間が夢を見るだけでなく掴む為に たったそれだけの事。 一個人ではありますが、皆様引き続き宜しくお願いします。 滝沢秀明」と綴った文書の画像を投稿していたが、上下逆なことで大きな話題を呼んでいた。
さらに、9日にはJリーグの公式ツイッターも同じように上下逆さまで投稿。告知の内容には批判の声もあったが、こちらもツイッターのトレンドに入るなど反響を呼んでいる。

だが、実はJリーグよりも先に流行りの乗っかっていたクラブがあった。

ラ・リーガに所属するカディスの日本語版公式ツイッターも9日、画像を上下逆にして投稿。内容は「【急募】明後日11日(木)AM5:30キックオフのレアル・マドリード戦について、昨季チャンピオン相手に勝ち点を持ち帰る方法。 なお。我らがカディスは負傷者続出かつ出場停止のため本職センターバックが1人の可能性があるやで。」というものだった。
この投稿には、「トレンドに乗れる系公式サッカークラブアカウントなんですね」、「ほんとにカディス公式好きやわ〜」、「さすが早い対応」、「サッカー界で流行ってんだなコレw」とファンからも好評の声が相次いでいる。

カディスは、2020-21シーズンからラ・リーガに復帰。昨シーズンは最終節で劇的な残留を果たすと、今シーズンは開幕5連敗もあってリーグ19位に位置。それでも以降の8試合ではわずか1敗と調子を取り戻している。

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バイエルンとの2ndレグ控えるマドリー、クルトワがカディス戦でスタメンへ

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躍進ジローナが来季の欧州カップ戦に! ミチェル監督も歓喜 「今日は祝う日」

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ジローナが降格圏に沈むカディスに4発快勝で3位堅守【ラ・リーガ】

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フェリックスが圧巻オーバーヘッド弾! 大幅ターンオーバーのバルセロナが公式戦6連勝で週明けのPSG&マドリー戦へ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第31節、カディスvsバルセロナが13日にエスタディオ・ヌエボ・ミランディージャで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利した。 2位のバルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中、降格圏の18位に沈むカディスと対戦した。パルク・デ・プランスで行われた1stレグをハフィーニャのドブレーテの活躍などで3-2の先勝を飾ったチャビのチームは、その一戦からGKテア・シュテーゲン、パウ・クバルシ、セルジ・ロベルトを除く先発8人を変更。 サスペンションのレヴァンドフスキとカンセロに加え、ギュンドアンやアラウホら主力を温存し、マルコス・アロンソやフォルト、ロメウ、ヴィトール・ロッキら控え選手を起用した。 立ち上がりからホームでアグレッシブな姿勢を示したカディスに対して、慣れないメンバー構成の影響でボールの前進に苦戦するバルセロナ。 最低限のイーブンで進めていくものの、決定機まで持ち込めない焦れる展開が続いたが、前半終盤に圧巻の個人技でスコアを動かす。 37分、右CKの場面でニアの相手選手がヘディングでクリアし損ねたボールがファーに流れると、これをフェリックスが見事な右足のオーバーヘッドシュートでゴール左隅に突き刺した。 ほぼ決定機がない中、フェリックスのゴラッソで先制に成功したアウェイチームは、ここから攻撃にリズムが生まれると、前半終了間際の44分にはボックス右でセルジ・ロベルトのヘディングパスに反応したフェルミンに決定機が訪れるが、GKを外して放ったシュートはDFビクトル・チュストの見事なゴールカバーに阻まれ、2点差にすることはできず。 迎えた後半、前半同様に勢いを持って入ったカディスの圧力に手を焼くも、立ち上がりにフェラン・トーレス、フェリックスと際どい場面も作り出したバルセロナ。 62分にはフォルト、クリステンセン、ヴィトール・ロッキを下げてペドリ、クンデ、ラミン・ヤマルの主力を一気に投入。プレータイムをコントロールしながら、試合を決める2点目を目指す。 ペドリを中心にゲームを落ち着かせつつ、ヤマルを起点にチャンスを作るなど狙い通りの形で試合を進めるものの、2点目が遠いバルセロナ。72分にはフェリックスがドブレーテに迫ったが、左足シュートはポストを叩くと共に遅れてオフサイドフラッグが上がった。 その後、交代策でパワーを出してきたカディスに押し返されると、79分にはサマセクに強烈なミドルシュートを打たれたが、ここはGKテア・シュテーゲンの圧巻のワンハンドセーブで事なきを得た。 後半終盤にかけてハフィーニャ、カサドを投入したバルセロナは、結局最後まで追加点を奪うことはできなかったが、何とか相手の反撃を凌ぎ切ったウノセロで締めくくった。 この結果、大幅なターンオーバーを敢行しながらも公式戦6連勝を達成したバルセロナは、週明けに控えるPSGとマドリーとの連戦へ弾みを付けている。 2024.04.14 06:03 Sun

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浦和のソルバッケン、マルメ行き取り沙汰されるも給与面が障害に…

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福岡が主砲シャハブ・ザヘディとの契約延長発表! 今季終了までの残留が決定

アビスパ福岡は4日、イラン代表FWシャハブ・ザヘディ(28)との契約延長を発表した。今回の契約延長は、国際サッカー連盟(FIFA)の特別措置によりウクライナのゾリャ・ルハンシクとの契約が一時停止された措置を受けてのものとなり、契約期間は2024年12月31日までとなる。 Jリーグ史上初のイラン人選手として加入3カ月で公式戦13試合6ゴール2アシストを記録し、強烈なインパクトを残していたザヘディ。加入時の福岡との契約は6月30日までとなっていたが、今回の契約延長によって少なくとも今シーズン終了までの残留が決定した。 母国のペルセポリスでプロキャリアをスタートさせたザヘディは、アイスランドのIBVヴェストマンナイジャール、韓国の水原三星ブルーウィングスでプレー。2019年8月からウクライナでプレーし、オリンピック・ドネツク、ゾリャでプレーした。 しかし、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、FIFAから特例措置の移籍が認められると、2022年3月にハンガリーのプスカシュ・アカデミアFC、2023年7月から古巣ペルセポリスにいずれも期限付き移籍。そして、今年3月に福岡へ同じく期限付き移籍していた。 2024.06.04 16:51 Tue

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【Jリーグ出場停止情報】代表ウィーク明け初戦の浦和はショルツ不在に…横浜FMのエドゥアルド、鳥栖の山﨑浩介も出場停止

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