ダービーで競り勝ったアーセナルが開幕4連勝! ガブリエウが痛恨ミスから意地の逆転弾!《プレミアリーグ》
2022.08.28 03:38 Sun
プレミアリーグ第4節、アーセナルvsフルアムが27日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-1で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は86分から途中出場した。
前節、昇格組ボーンマスに3-0の完勝を収め、唯一の開幕3連勝で首位に立つアーセナル。ビッグ6の取りこぼしが目立つ中、比較的勝ち点を稼ぎやすい相手との対戦が続く序盤戦でアドバンテージを得たいアルテタ率いるチームは、ここまで1勝2分けの無敗を継続する昨季チャンピオンシップ王者フルアムとのロンドン・ダービーに臨んだ。
開幕3戦連続同じスタメンを継続したスペイン人指揮官だが、この試合ではいずれも軽傷を抱えるトーマス、ジンチェンコがメンバー外となり、エルネニーとティアニーが代役に。冨安は引き続きベンチスタートとなった。
共に開幕無敗の好調同士の一戦はアーセナルが主導権を握る形となるが、引き締まった攻防が繰り広げられる。15分には右サイドのウーデゴールからのクロスをボックス左で収めたガブリエウ・ジェズスが丁寧に落とし、飛び込んできたジャカがシュートに持ち込むが、利き足とは逆の右足シュートはうまくミートせず。
この試合最初の決定機を逸したアーセナルだが、中央、サイドと縦横無尽に動いてボールを引き出すジェズスを起点にうまくボールを動かしながら再三相手ボックス内へ抜け出すシーンを創出。だが、最後のところで身体を張るフルアムの守備を崩し切れない。33分には幸運な形で背後のスペースへ流れたボールに抜け出したサカがボックス内で決定機を迎えるが、ここはDFとうまく連携した古巣対戦のGKレノのビッグセーブに防がれる。
互いに後半も選手交代なしでスタート。引き続き相手を押し込む入りとなったアーセナルは、54分にウーデゴールのミドルシュート、直後にはジャカとのパス交換でボックス内に入り込んだジェズスがシュートを放つが、いずれも元同僚レノに防がれる。
一方、後半立ち上がりに一度良い形のロングカウンターを仕掛けるもなかなか攻撃に厚みを出せないアウェイチームだったが、絶好調のエースストライカーがワンチャンスを生かしてゴールをこじ開けた。56分、アーセナルの後方からのビルドアップに圧力を仕掛けたフルアムはボックス内で浮き球パスをコントロールしたDFガブリエウに猛然とプレスをかけたミトロビッチがボール奪取。そのままゴール前まで運んで冷静に右足のシュートをゴール左隅へ流し込み、2試合連続ゴールとした。
痛恨のミスから今季初めて先制を許したホームチームは、61分にティアニーを下げてエンケティアを投入。この交代でマルティネッリが左サイドバックに入る攻撃的な[4-4-2]にシフトした。すると、64分にはサリバから左のハーフスペースで縦パスを引き出したサカから内側でパスを受けたウーデゴールがペナルティアーク付近で左足を一閃。ゴール前でDFにディフレクトしたシュートがGKレノの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。
1-1のイーブンに戻った試合は、ここからややオープンな展開となりダービーらしい攻防に。アーセナルは追いついた後に[3-4-3]に並びを変更し攻守のバランスを整える。
一方、フルアムは要所でプレスの強度を強めつつ、より高い位置でのカウンターとセットプレーでチャンスを窺う。その形からミトロビッチやデコルドバ=リードに決定機が訪れるが、ここはGKラムズデールの好守に遭う。
後半半ばから終盤にかけては再びアーセナルが相手を押し込む状況が続く。この守勢を受け、マルコ・シウバ監督は後ろの枚数を増やして勝ち点1を意識した戦い方にシフトするが、ホームチームの勢いを止めきれない。
エンケティアやマルティネッリの決定機はGKレノの好守で防がれるが、アーセナルが終盤に押し切る。86分、左CKの場面でレノにサリバが競り勝ったこぼれ球に反応したガブリエウが泥臭くボールを押し込んだ。VARでハンドやファウルの可能性が確認されるも、最終的にゴールが支持され、1失点目に絡んだガブリエウが決定的な仕事を果たした。
土壇場で試合を引っくり返したアーセナルは直後にジェズスを下げて冨安、後半アディショナルタイムにはウーデゴールを下げて専守防衛の構えを見せる。90分にはフルアムのセットプレーからチャロバーに決定機を許したが、ここはGKラムズデールのビッグセーブで凌いだ。
そして、このまま2-1で試合を締めくくったアーセナルが、白熱のダービーマッチを制して18シーズンぶりの開幕4連勝を達成し、首位を維持している。
前節、昇格組ボーンマスに3-0の完勝を収め、唯一の開幕3連勝で首位に立つアーセナル。ビッグ6の取りこぼしが目立つ中、比較的勝ち点を稼ぎやすい相手との対戦が続く序盤戦でアドバンテージを得たいアルテタ率いるチームは、ここまで1勝2分けの無敗を継続する昨季チャンピオンシップ王者フルアムとのロンドン・ダービーに臨んだ。
開幕3戦連続同じスタメンを継続したスペイン人指揮官だが、この試合ではいずれも軽傷を抱えるトーマス、ジンチェンコがメンバー外となり、エルネニーとティアニーが代役に。冨安は引き続きベンチスタートとなった。
この試合最初の決定機を逸したアーセナルだが、中央、サイドと縦横無尽に動いてボールを引き出すジェズスを起点にうまくボールを動かしながら再三相手ボックス内へ抜け出すシーンを創出。だが、最後のところで身体を張るフルアムの守備を崩し切れない。33分には幸運な形で背後のスペースへ流れたボールに抜け出したサカがボックス内で決定機を迎えるが、ここはDFとうまく連携した古巣対戦のGKレノのビッグセーブに防がれる。
前半終盤にかけても70%を超えるボール支配率を含め、優勢に試合を運び続けたアーセナルだったが、フルアムの集中した守備を崩し切るまでには至らず。今季初めて無得点の状態で試合を折り返した。
互いに後半も選手交代なしでスタート。引き続き相手を押し込む入りとなったアーセナルは、54分にウーデゴールのミドルシュート、直後にはジャカとのパス交換でボックス内に入り込んだジェズスがシュートを放つが、いずれも元同僚レノに防がれる。
一方、後半立ち上がりに一度良い形のロングカウンターを仕掛けるもなかなか攻撃に厚みを出せないアウェイチームだったが、絶好調のエースストライカーがワンチャンスを生かしてゴールをこじ開けた。56分、アーセナルの後方からのビルドアップに圧力を仕掛けたフルアムはボックス内で浮き球パスをコントロールしたDFガブリエウに猛然とプレスをかけたミトロビッチがボール奪取。そのままゴール前まで運んで冷静に右足のシュートをゴール左隅へ流し込み、2試合連続ゴールとした。
痛恨のミスから今季初めて先制を許したホームチームは、61分にティアニーを下げてエンケティアを投入。この交代でマルティネッリが左サイドバックに入る攻撃的な[4-4-2]にシフトした。すると、64分にはサリバから左のハーフスペースで縦パスを引き出したサカから内側でパスを受けたウーデゴールがペナルティアーク付近で左足を一閃。ゴール前でDFにディフレクトしたシュートがGKレノの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。
1-1のイーブンに戻った試合は、ここからややオープンな展開となりダービーらしい攻防に。アーセナルは追いついた後に[3-4-3]に並びを変更し攻守のバランスを整える。
一方、フルアムは要所でプレスの強度を強めつつ、より高い位置でのカウンターとセットプレーでチャンスを窺う。その形からミトロビッチやデコルドバ=リードに決定機が訪れるが、ここはGKラムズデールの好守に遭う。
後半半ばから終盤にかけては再びアーセナルが相手を押し込む状況が続く。この守勢を受け、マルコ・シウバ監督は後ろの枚数を増やして勝ち点1を意識した戦い方にシフトするが、ホームチームの勢いを止めきれない。
エンケティアやマルティネッリの決定機はGKレノの好守で防がれるが、アーセナルが終盤に押し切る。86分、左CKの場面でレノにサリバが競り勝ったこぼれ球に反応したガブリエウが泥臭くボールを押し込んだ。VARでハンドやファウルの可能性が確認されるも、最終的にゴールが支持され、1失点目に絡んだガブリエウが決定的な仕事を果たした。
土壇場で試合を引っくり返したアーセナルは直後にジェズスを下げて冨安、後半アディショナルタイムにはウーデゴールを下げて専守防衛の構えを見せる。90分にはフルアムのセットプレーからチャロバーに決定機を許したが、ここはGKラムズデールのビッグセーブで凌いだ。
そして、このまま2-1で試合を締めくくったアーセナルが、白熱のダービーマッチを制して18シーズンぶりの開幕4連勝を達成し、首位を維持している。
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