「とても珍しい」「これぞスペシャル・ワン」モウリーニョ監督が見せた意外な姿に称賛の声「一番偉大」

2022.08.20 22:35 Sat
Getty Images
まさに“スペシャル・ワン“なシーンと言っても良いかもしれない。世界でも屈指の名将としてその名を知らしめているローマジョゼ・モウリーニョ監督。かつては“スペシャル・ワン“として自身を語るなど、特別な存在となっていた。

その振る舞いも“スペシャル・ワン“で、他の監督たちとはまた違う存在感を見せており、時にはそれが悪い方向に行くことも少なくない。
そんな中、モウリーニョ監督は自身のインスタグラムを更新。そこに投稿した写真もまた、“スペシャル・ワン“と言えるものだった。

モウリーニョ監督は「この天候では、ピッチ管理者は常に手助けの手を必要とする」とのメッセージを投稿。一緒に投稿した写真は、トレーニング場のピッチに散水するのを手伝うモウリーニョ監督の姿だった。
この姿にファンは「これぞスペシャル・ワン」、「さすがボス」、「とても珍しいけど素晴らしい」、「一番偉大」、「最高だ」とコメント。モウリーニョ監督のような立場でも、ピッチコンディションを作るために協力する姿に称賛の声が集まった。

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ローマがエルフスボリに金星献上で新体制初黒星…EL2戦未勝利で厳しい序盤戦に【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節、エルフスボリvsローマが3日にボロース・アレナで行われ、ホームのエルフスボリが1-0で勝利した。 アスレティック・ビルバオとのホーム開催の開幕節を1-1のドローで終えたローマは、スウェーデンの強豪とのアウェイゲームで今大会初勝利を狙った。ユリッチ監督はセリエA連勝を飾ったヴェネツィア戦から先発6人を変更。アブドゥルハミドやショムロドフを初スタメンで起用するなどターンオーバーを敢行した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合はボールを握るローマ、堅守速攻で応戦するエルフスボリという構図の下で序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。 70%を超えるボール支配率で試合をコントロールするローマだが、遅攻の局面では自陣でしっかりとセットする相手の守備を揺さぶり切れず。スーレらのミドルシュートやウイングバックの攻撃参加を使った攻めでチャンスを窺う状況が続く。 逆に、前がかりな背後を突かれてカウンターやセットプレーから幾度かピンチを招くと、GKスヴィラルの再三の好守で凌ぐ場面も。すると、前半終了間際にはボックス内でバルダンツィがやや不運な形でハンドを取られてPKを献上。これをキッカーのバイドゥーに左隅へ決められて、格下相手にまさかの1点ビハインドで試合を折り返すことになった。 後半も同じメンバーで臨んだローマは積極的に高い位置を取る右サイドのアブドゥルハミドを起点に幾つか良いシーンを作るが、ショムロドフを含めアタッカー陣がなかなか効果的にフィニッシュへ絡めない。 この展開を受けてユリッチ監督は65分に3枚替えを敢行。アブドゥルハミド、スーレ、ショムロドフを下げてエル・シャーラウィ、ディバラ、ドフビクと攻撃の切り札を投入。66分にはエル・シャーラウィの正確な右クロスからゴール前のピジッリに続けて決定機が訪れるが、連続シュートは相手GKの好守に阻まれる。 さらに、72分にはペッレグリーニを投入して攻勢を強めると、投入直後に早速決定機に顔を出したカピターノは83分に正確な左足ミドルシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 その後もリスクを冒して猛攻を仕掛けたローマだったが、チーム一丸となった守備に加えて、効果的なカウンターで時計を進めるエルフスボリのしたたかな戦いに手を焼き最後まで追いつくことはできなかった。 この結果、苦手とする北欧の地で新体制初黒星を喫したローマはEL2戦未勝利と厳しい序盤戦となった。 エルフスボリ 1-0 ローマ 【エルフスボリ】 ミシェル・バイドゥー(前44[PK]) 2024.10.04 06:10 Fri

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