スパーズvsセビージャは白熱ドロー! ケイン2戦連発にラキティッチが鮮烈ミドル《PSM》
2022.07.16 21:59 Sat
プレシーズンマッチのトッテナムvsセビージャが16日に韓国のスウォンで行われ、1-1のドローに終わった。
韓国へのプレシーズンツアーに参加している昨シーズンのプレミアリーグ4位のトッテナムと、ラ・リーガ4位のセビージャによるプレシーズンマッチ。
13日に行われたチームKリーグ(Kリーグ選抜)とのエキシビジョンマッチを6-3で勝利したトッテナムは、プレシーズンマッチ2戦目でセビージャ相手に連勝を狙った。
注目のスタメンはGKロリスやロメロ、ダイアー、ホイビュアと昨季の主力が並び、3トップはリシャルリソン、ケイン、ソン・フンミンと新たな顔ぶれに。また、ルーカス・モウラが右のウイングバックに入った。
一方、プレシーズンマッチ初戦に臨むセビージャは、ジエゴ・カルロスがアストン・ビラに去り、去就不透明のクンデ不在のセンターバックにレキク、ホセ・アンヘルを起用したものの、古巣対戦のラメラやフェルナンド、オカンポスといった主力を起用した。
それでも、トッテナムが粘りの守備でピンチの芽を摘んだことで、前半半ばまでは拮抗した状況が続く。さらに、26分にはトッテナムにビッグチャンス。ホイビュアからの縦パスを受けたケインが強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らすが、これは戻りオフサイドの判定でゴールは認められず。
一方、ボールを握って押し込む状況が続くセビージャは29分、ボックス手前右でボールを受けたパプ・ゴメスが鋭いシュートを放つが、これはGKロリスの見事なセーブに阻まれる。
さらに、古巣対戦でモチベーションが高いラメラが再三の鋭い仕掛けからチャンスを演出。37分にはボックス手前から狙いすました左足のシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストの外側に当たってゴールとはならず。また、精彩を欠くホイビュアのミスパスからラファ・ミルらにカウンターチャンスが訪れるも、DFダイアーの好守に阻まれる。
前半終了後には接触プレーで唇を切っていたモンティエルが、ソン・フンミンに食ってかかってラメラやロメロといったアルゼンチン代表の同僚が仲裁に入るフレンドリーマッチらしからぬ光景も見受けられたが、ゴールレスでの折り返しとなった。
迎えた後半、セビージャはホセ・アンヘルを除く10人を変更し、ヘスス・ナバス、オリベル・トーレス、ラキティッチ、ヘスス・コロナを除きカンテラーノ中心のスカッドに。
一方、トッテナムはGKロリス、ダイアー、ホイビュア、ケイン、ソン・フンミンを除く6人を変更。ベン・デイビス、クルゼフスキがプレシーズンマッチ初出場となった。
すると、相手のレベルが大きく落ちたことで、後半はトッテナムの主力がその真価を発揮。開始直後に昨季終盤のトリデンテがロングカウンターでいきなり決定機を作ると、その流れで先制に成功する。
50分、ベンタンクールの高い位置での潰しからショートカウンターを発動。ペナルティアーク付近でパスを受けたソン・フンミンのルーレットはDFに引っかけられるが、体勢を崩しながらもゴール前のケインの足元に繋ぐ。これを背番号10が冷静に左隅へ流し込んだ。
先制に成功したトッテナムは以降も自慢のトリデンテを起点に、前半はあまり見られなかった連動した崩しで追加点に迫る。だが、ソン・フンミンのシュートが枠を外れるなど、決め切るまでには至らず。
すると、前半同様に前線からの積極的なプレスでビルドアップのミスを誘発するセビージャが反撃を開始。そして、64分にはヘスス・ナバスからの鋭いクロスを、ペナルティアーク付近のルイスミがワンタッチで落とす。これをラキティッチが抑えの利いた見事な右足のミドルシュートでゴール左隅に突き刺した。
1-1のイーブンに戻った試合はここからよりオープンな展開に。クルゼフスキが得意のカットインからの左足のシュートで見せ場を作る。
そういった中、70分過ぎにはケイン、ソン・フンミンの両エースもお役御免となり、パロットと共に古巣対戦のブライアン・ヒルがピッチに送り出された。
後半終盤にかけてはポジション奪取に向けてアピールしたい若手選手を中心に、最後まで強度の高い攻防を続けたが、互いにアタッキングサードでの精度を欠き、試合は1-1のままタイムアップを迎えた。
トッテナム 1-1 セビージャ
【トッテナム】
ケイン(50分)
【セビージャ】
ラキティッチ(64分)
◆トッテナム
GK:ロリス(→オースティン)
DF:ロメロ(→タンガンガ)、ダイアー、ダビンソン・サンチェス(→ベン・デイビス→ウォルコット)
MF:ルーカス・モウラ(→ドハーティ)、ホイビュア(→パプ・サール)、スキップ(→ベンタンクール)、セセニョン(→エメルソン)
FW:リシャルリソン(→クルゼフスキ)、ケイン(→パロット)、ソン・フンミン(→ブライアン・ヒル)
◆セビージャ
GK:ドミトロビッチ(→フローレス)
DF:モンティエル(→ヘスス・ナバス)、ホセ・アンヘル(→グデリ)、レキク(→キケ・サラス)、アクーニャ(パブロ・ペレス→フアンル)
MF:ジョルダン(→オルティス→キンタナ)、フェルナンド(→ラキティッチ)
MF:ラメラ(→ルイスミ→ムニル)、パプ・ゴメス(→オリベル・トーレス)、オカンポス(→ヘスス・コロナ)
FW:ラファ・ミル(→イバン・ロメロ)
韓国へのプレシーズンツアーに参加している昨シーズンのプレミアリーグ4位のトッテナムと、ラ・リーガ4位のセビージャによるプレシーズンマッチ。
注目のスタメンはGKロリスやロメロ、ダイアー、ホイビュアと昨季の主力が並び、3トップはリシャルリソン、ケイン、ソン・フンミンと新たな顔ぶれに。また、ルーカス・モウラが右のウイングバックに入った。
一方、プレシーズンマッチ初戦に臨むセビージャは、ジエゴ・カルロスがアストン・ビラに去り、去就不透明のクンデ不在のセンターバックにレキク、ホセ・アンヘルを起用したものの、古巣対戦のラメラやフェルナンド、オカンポスといった主力を起用した。
中2日の連戦、アントニオ・コンテのハードな練習の影響によって、立ち上がりから重さが目立つトッテナム。対してフレッシュなセビージャが積極的に前から圧力をかけてペースを握る。
それでも、トッテナムが粘りの守備でピンチの芽を摘んだことで、前半半ばまでは拮抗した状況が続く。さらに、26分にはトッテナムにビッグチャンス。ホイビュアからの縦パスを受けたケインが強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らすが、これは戻りオフサイドの判定でゴールは認められず。
一方、ボールを握って押し込む状況が続くセビージャは29分、ボックス手前右でボールを受けたパプ・ゴメスが鋭いシュートを放つが、これはGKロリスの見事なセーブに阻まれる。
さらに、古巣対戦でモチベーションが高いラメラが再三の鋭い仕掛けからチャンスを演出。37分にはボックス手前から狙いすました左足のシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストの外側に当たってゴールとはならず。また、精彩を欠くホイビュアのミスパスからラファ・ミルらにカウンターチャンスが訪れるも、DFダイアーの好守に阻まれる。
前半終了後には接触プレーで唇を切っていたモンティエルが、ソン・フンミンに食ってかかってラメラやロメロといったアルゼンチン代表の同僚が仲裁に入るフレンドリーマッチらしからぬ光景も見受けられたが、ゴールレスでの折り返しとなった。
迎えた後半、セビージャはホセ・アンヘルを除く10人を変更し、ヘスス・ナバス、オリベル・トーレス、ラキティッチ、ヘスス・コロナを除きカンテラーノ中心のスカッドに。
一方、トッテナムはGKロリス、ダイアー、ホイビュア、ケイン、ソン・フンミンを除く6人を変更。ベン・デイビス、クルゼフスキがプレシーズンマッチ初出場となった。
すると、相手のレベルが大きく落ちたことで、後半はトッテナムの主力がその真価を発揮。開始直後に昨季終盤のトリデンテがロングカウンターでいきなり決定機を作ると、その流れで先制に成功する。
50分、ベンタンクールの高い位置での潰しからショートカウンターを発動。ペナルティアーク付近でパスを受けたソン・フンミンのルーレットはDFに引っかけられるが、体勢を崩しながらもゴール前のケインの足元に繋ぐ。これを背番号10が冷静に左隅へ流し込んだ。
先制に成功したトッテナムは以降も自慢のトリデンテを起点に、前半はあまり見られなかった連動した崩しで追加点に迫る。だが、ソン・フンミンのシュートが枠を外れるなど、決め切るまでには至らず。
すると、前半同様に前線からの積極的なプレスでビルドアップのミスを誘発するセビージャが反撃を開始。そして、64分にはヘスス・ナバスからの鋭いクロスを、ペナルティアーク付近のルイスミがワンタッチで落とす。これをラキティッチが抑えの利いた見事な右足のミドルシュートでゴール左隅に突き刺した。
1-1のイーブンに戻った試合はここからよりオープンな展開に。クルゼフスキが得意のカットインからの左足のシュートで見せ場を作る。
そういった中、70分過ぎにはケイン、ソン・フンミンの両エースもお役御免となり、パロットと共に古巣対戦のブライアン・ヒルがピッチに送り出された。
後半終盤にかけてはポジション奪取に向けてアピールしたい若手選手を中心に、最後まで強度の高い攻防を続けたが、互いにアタッキングサードでの精度を欠き、試合は1-1のままタイムアップを迎えた。
トッテナム 1-1 セビージャ
【トッテナム】
ケイン(50分)
【セビージャ】
ラキティッチ(64分)
◆トッテナム
GK:ロリス(→オースティン)
DF:ロメロ(→タンガンガ)、ダイアー、ダビンソン・サンチェス(→ベン・デイビス→ウォルコット)
MF:ルーカス・モウラ(→ドハーティ)、ホイビュア(→パプ・サール)、スキップ(→ベンタンクール)、セセニョン(→エメルソン)
FW:リシャルリソン(→クルゼフスキ)、ケイン(→パロット)、ソン・フンミン(→ブライアン・ヒル)
◆セビージャ
GK:ドミトロビッチ(→フローレス)
DF:モンティエル(→ヘスス・ナバス)、ホセ・アンヘル(→グデリ)、レキク(→キケ・サラス)、アクーニャ(パブロ・ペレス→フアンル)
MF:ジョルダン(→オルティス→キンタナ)、フェルナンド(→ラキティッチ)
MF:ラメラ(→ルイスミ→ムニル)、パプ・ゴメス(→オリベル・トーレス)、オカンポス(→ヘスス・コロナ)
FW:ラファ・ミル(→イバン・ロメロ)
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