ミラン行き噂のツィエクが代理人と契約解消…「自分の将来を完全にコントロールする時期が来た」

2022.07.09 13:28 Sat
Getty Images
チェルシーの元モロッコ代表MFハキム・ツィエク(29)がミラン移籍に向けて大きな決断を下した。

今夏のチェルシー退団と共に、ミラン移籍を熱望しているとされるツィエク。すでに個人間での交渉はスタートしており、クラブ間でも2500万ユーロ(約34億6000万円)での完全移籍や、買い取りオプションあるいは買い取り義務を付けたレンタル移籍での交渉を進めていると思われる。

そういった中、ここまでの交渉の進捗状況への不満、あるいは意見の相違があったのか、ツィエクは12年間共に仕事をしてきた代理人のナフリ・モンディアル氏との契約解消を明かした。
同選手は9日、自身の公式SNSを通じて、「自分の将来を完全にコントロールする時期が来た」と、今回の契約解消の意図を説明している。

「僕は人生の中で、自分のプロフェッショナルな将来を完全にコントロールする時期が来たと感じるようになったんだ」
「自分のキャリアに関する交渉や決断は、僕自身で行いたい。だから今後は、僕のチームと自分自身、そして法務チームが、ビジネス面を処理することになる」

「プロフェッショナルの関心は、僕の経歴にある連絡先まで問い合わせてほしい。皆さんの継続的なサポートに感謝しているよ」

2020年夏にアヤックスからチェルシーに移籍したツィエク。ここまで公式戦83試合に出場し、14ゴール10アシストを記録。トーマス・トゥヘル監督の下では一時4バックを採用した際、ポジションを掴みかけたが、メインシステムの3バックではシャドーの位置でなかなか持ち味を発揮できず。ポジション争いで苦戦が続く。

チェルシーとの現行契約は2025年まで残っているが、クラブサイドも今夏のタイミングでの売却を検討している。

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