「ゲームプランが一気に崩れた」“最大のチャンス”を逃した鎌田大地に城彰二がダメ出し…日本代表では「上手くいっていない」
2022.06.15 18:45 Wed
元日本代表FWの城彰二氏がチュニジア代表戦を振り返った。自身のYouTubeチャンネルで伝えている。
ストライカーであった城氏はこの決定機逸について、「前半チャンスがあった鎌田ですけど、ああいう決めるべきところを決めきれなかったのはゲームプランが一気に崩れたという印象がある」と指摘。「スリッピーでショートバウンドという点で難しいけれども、彼のレベルだとあれは絶対に決めなければならない」と意見している。
また、インサイドハーフで先発した鎌田について、右サイドの伊東が突破してFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)がニアサイドで潰れた場面でも「通常であれば前に入ってゴールに向かう姿勢がいつもは出るけど、このシーンでも入って行けずにDFにクリアされてしまった」とし、「なかなか上手くいっていないのを象徴しているプレーな気がする」と指摘した。
PR
日本代表は14日、キリンカップサッカー2022の決勝でチュニジア代表と対戦し、0-3で完敗した。前半を0-0で折り返すも、後半にミスから失点を重ね、最終的には3点という大差をつけられた。日本は前半、右サイドを起点に多くはないものの決定機を創出。その中でも35分にMF伊東純也(ヘンク/ベルギー)が右サイドを突破し、クロスがゴール前のMF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)に通ったシーンは、上手く合わせられなかったものの最もゴールに近づいた場面だった。また、インサイドハーフで先発した鎌田について、右サイドの伊東が突破してFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)がニアサイドで潰れた場面でも「通常であれば前に入ってゴールに向かう姿勢がいつもは出るけど、このシーンでも入って行けずにDFにクリアされてしまった」とし、「なかなか上手くいっていないのを象徴しているプレーな気がする」と指摘した。
そして、代表での鎌田のプレーが所属クラブのフランクフルトのように上手くできていないと指摘。「鎌田選手は自チームで絶対の信頼度と周りの選手との連係も非常に取れていて、いい活躍をできるけども、日本代表になると戦術や選手の配置やポジションの部分があるのでなかなか目に見える結果が残っていない。連係をみても上手くいっていない」と戦術やポジションの影響もあると分析をしている。
PR
1
2
城彰二の関連記事
日本の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
記事をさがす
|
城彰二の人気記事ランキング
1
長友の“指定席”に見るチームメイトの信頼感/六川亨の日本サッカー見聞録
日本代表の森保一監督が10日にオンラインで報道陣の取材に応じ、11日からJFA(日本サッカー協会)のオフィスがあるドイツ・デュッセルドルフをベースに、2週間ほど現地で試合の視察と選手との面談を実施することを明らかにした。 当面は先週末のデュッセルドルフ(田中碧)対シャルケ(板倉滉)戦を視察し、その後はクルマで移動できるエリアをカバーするという。おそらくドイツを中心に、隣国のオランダやベルギーのリーグや選手の視察・面談になるだろう。 さらに「イングランドであったりイタリアであったりというところは行きたい」と話していたため、1月の2試合はケガで招集できなかった吉田麻也と冨安健洋と面談する可能性が高い。 今後の予定としては、3月24日に予選突破のかかるアウェーのオーストラリア戦があり、帰国後の29日はホームでのベトナム戦がある。そして予選を突破したら4月1日にはカタールW杯の組み合わせ抽選会があるため、森保監督はベトナム戦後にドーハへ向けて出発する過密スケジュールとなる。 万が一、アジア最終予選の3位になった場合はプレーオフに回ることになるが、FIFAは本大会に出場する32チームが出揃う前に組み合わせ抽選会を実施することになっている(3月31日はFIFA総会を実施)。 話をオンライン取材に戻すと、ベテランのフリー記者が「長友から中山への交代はパターンなのか」と質問した。 これに対し森保監督は「中山に関しては、交代のポイントは守備固めというよりアウェーのサウジ戦は残り時間が少ないなか、攻撃で力を発揮して欲しいという思い。アシストして欲しい。あとは慣れる意味で経験を積んで欲しかった」と、後半アディショナルタイム45+1分での交代理由を説明した。 そして長友佑都に関しても「いいパフォーマンスをしていた。どちらが先発で使ってもいい、チームとしていい状況。長友は練習のパフォーマンスが安定していたので先発で使った」と起用の意図を明かした。 ホームの中国戦では城彰二氏やメディアからパフォーマンスを批判された長友だった。しかしサウジアラビア戦でも森保監督はスタメンで起用した。 これはまったくの個人的な意見だが、入場してくるイレブンを見て長友のチーム内での信頼感や立ち位置は揺るぎがないと感じたものだ。先頭で入場してくるのは、もちろんキャプテンである。その後はだいたいがポジション順で、GKやDFが続くことが多い。 そして最後尾はFWの選手が多いものの、チーム内で“絶対的な選手”、いわゆる“キング”が務める定位置という傾向が強い(それはJリーグにも当てはまることが多い)。 移動のバスでいえば、最後列の座席ということになる。残念ながら現在の代表チームの移動バスは車高が高くスモークガラスのため、中の席順を確認することはできなくなった。 で、入場順である。つい最近までは本田圭祐の“指定席”だった。しかし本田が代表から外れると、長友が最後尾を務めることが多くなった。 2月1日のホーム・サウジアラビア戦も、先頭は負傷の吉田に代わってキャプテンを務めた遠藤航で、その後はGK権田修一、DF酒井宏樹、谷口彰俉、板倉と続き、MF田中、守田英正の元川崎FでFW伊東純也、南野拓実、大迫勇也と続いて最後は長友だった。 これ1つをとってみても、長友に寄せるチームメイトのリスペクトを感じずにはいられなかった次第である。 2022.02.17 20:30 Thu日本の人気記事ランキング
1
U-18日本代表が発表 U-17W杯メンバーから5名、関東大学選抜やウズベキスタンと対戦
日本サッカー協会(JFA)は13日、IBARAKI Next Generation Cup 2023に臨むU-18日本代表メンバーを発表した。 船越優蔵監督率いるチームは18日から活動をスタートし、21日にU-20関東大学選抜と水戸市立サッカー・ラグビー場で、23日にU-22 ALL IBARAKIと、24日にU-18ウズベキスタン代表とケーズデンキスタジアム水戸でそれぞれ対戦する。 今回のメンバーには11月のU-17ワールドカップ(W杯)インドネシア2023にも出場した後藤亘(FC東京U-18)や土屋櫂大(川崎フロンターレU-18)、佐藤龍之介(FC東京)、中島洋太朗(サンフレッチェ広島F.Cユース)、永野修都(FC東京U-18)も名を連ねた。 ◆U-18日本代表 GK 1.濱﨑知康(川崎フロンターレU-18) 12.後藤亘(FC東京U-18) DF 13.池田春汰(横浜F・マリノスユース) 15.石原未蘭(サンフレッチェ広島F.Cユース) 3.塩川桜道(流通経済大学付属柏高) 4.尾崎凱琉(大阪桐蔭高) 2.梅木怜(帝京高) 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸U-18) 16.土屋櫂大(川崎フロンターレU-18) MF 8.保田堅心(大分トリニータ) 14.廣井蘭人(筑波大) 10.鈴木陽人(名古屋グランパスU-18) 17.中川育(サンフレッチェ広島F.Cユース) 6.由井航太(川崎フロンターレU-18) 7.石井久継(湘南ベルマーレU-18) 18.永野修都(FC東京U-18) 19.中島洋太朗(サンフレッチェ広島F.Cユース) 20.佐藤龍之介(FC東京) FW 9.塩貝健人(慶応義塾大) 11.小嵐理翔(実践学園高) 2023.12.13 20:10 Wed2
U-18日本代表候補メンバーが発表! J1から2名、高校生は7名が招集
日本サッカー協会(JFA)は22日、U-18日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーを発表した。 今回のトレーニングキャンプは、2月27日〜3月3日まで実施。キャンプ中に流通経済大学、早稲田大学とのトレーニングマッチを行う。 今回のメンバーには、京都サンガF.C.のMF平賀大空やセレッソ大阪のMF石渡ネルソンらが招集。その他、下部組織所属の選手に加え、高校からは7人が選出された。 GK 濱﨑知康(川崎フロンターレU-18) 中村圭佑(静岡学園高校) 小林将天(FC東京U-18) DF 桒原陸人(ガンバ大阪ユース) 櫻井稜(鹿島学園高校)※ 稲垣篤志(浦和レッズユース) 池田春汰(横浜F・マリノスユース) 尾崎凱琉(大阪桐蔭高校) 畑野優真(横浜F・マリノスユース) 市原吏音(大宮アルディージャU18) 水木康誠(横浜FCユース) 本間ジャスティン(ヴィッセル神戸U-18) 喜多壱也(京都サンガF.C.U-18) MF 平賀大空(京都サンガF.C.) 岡崎寅太郎(川崎フロンターレU-18) 石渡ネルソン(セレッソ大阪) 鈴木陽人(名古屋グランパスU-18) 中川育(サンフレッチェ広島ユース) 由井航太(川崎フロンターレU-18) 永田滉太朗(横浜FCユース) 神田拓人(尚志高校) 林奏太朗(サガン鳥栖U-18) 早川隼平(浦和レッズユース) 清水大翔(セレッソ大阪U-18) FW 貴田遼河(名古屋グランパスU-18) 横山夢樹(帝京高校) 綱代陽勇(尚志高校) 神田奏真(静岡学園高校) ※個人の事情のため3月2日(木)午後のトレーニング後にチームを離脱 2023.02.22 16:22 Wed3
U-20日本女子代表、たった1人で声援を送り続けたサポーターにも反響「凄かった」「よく声が響いていた」
U-20日本女子代表に声援を送り続けたサポーターが話題だ。 7日、AFC U20女子アジアカップのグループB第2節でU-20中国女子代表と対戦したU-20日本女子代表。土方麻椰のゴールで26分に先制すると、88分に天野紗の直接FKで貴重な2点目。2-0で勝利し、ノックアウトステージ進出を決めるとともに、コロンビアで開催されるU-20女子ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。 ウズベキスタンで開催されている今大会。日本からはおよそ6,000km離れているなか、スタンドでは、1人の日本代表サポーターの男性が太鼓とともに声援を送り続けていた。 日本のゴールシーンなどでもその姿が映し出されていた男性。アジアカップの公式X(旧ツイッター)でもピックアップされると、SNS上のファンも反応し、現地に行ってる人いるのか!すげぇーな」、「よく声が響いていましたね〜」、「サポさんが素晴らしい」、「(選手たちと) 同じくらい凄かった」、「最後まで素晴らしい応援でした」と注目が集まっていた。 1人とはいえ、サポーターの生の声援は異国の地で戦うヤングなでしこの選手たちにとっても大きなエネルギーになったのではないだろうか。 なお、ノックアウトステージ進出を決めた日本だが、グループ第3節ではU-20北朝鮮女子代表と対戦。北朝鮮戦は10日に行われる。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】U-20日本女子代表に声援を送り続けたサポーター</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/U20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A5%B3%E5%AD%90%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U20日本女子代表</a>、FIFA U20女子 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ワールドカップ</a> コロンビア2024 出場権獲得!<br><br>おめでとうございます<a href="https://twitter.com/hashtag/U20WAC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U20WAC</a> <a href="https://t.co/BPX3j22lKm">pic.twitter.com/BPX3j22lKm</a></p>— #アジアカップ2023 公式 (@afcasiancup_jp) <a href="https://twitter.com/afcasiancup_jp/status/1765736711680917556?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ヤングなでしこ<br>先制点はダイレクトパスの連続から<br>\<br><br>準決勝進出&U-20女子W杯出場が懸かる一戦<br><br>前半26分に<br>久保田のクロスを土方麻椰が合わせる<br>この日も幸先よく日本が先制<br><br>AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン 2024<br>中国×日本<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/8RSfEEXhQ5">pic.twitter.com/8RSfEEXhQ5</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1765704078045192378?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.08 17:35 Fri4
U-18日本代表が発表、10番は川崎FのMF大関友翔…韓国やパラグアイと対戦【SBSカップ国際ユースサッカー】
日本サッカー協会(JFA)は9日、2023 SBSカップ国際ユースサッカーに出場するU-18日本代表メンバーを発表した。 大会は静岡県で開催。17日から20日まで行われ、17日にU-18韓国代表、18日に静岡ユース、20日にU-18パラグアイ代表と対戦する。 今回のメンバーには、大学生が2名、高校生が8名招集。Jリーガーは川崎フロンターレのMF大関友翔飲みとなった。 なお、事前にはトレーニングも行われ、12日から16日までのトレーニングパートナー4名も発表されている。 ◆U-18日本代表 GK 1.中村圭佑(静岡学園高校) 12.小林将天(FC東京U-18) DF 2.桒原陸人(明治大学) 5.池田春汰(横浜F・マリノスユース) 3.尾崎凱琉(大阪桐蔭高校) 16.梅木怜(帝京高校) 4.喜多壱也(京都サンガF.C.U-18) 15.中光叶多(サンフレッチェ広島F.Cユース) MF 10.大関友翔(川崎フロンターレ) 7.安斎悠人(尚志高校) 17.松田悠世(桐光学園高校) 11.鈴木陽人(名古屋グランパスU-18) 13.中川育(サンフレッチェ広島F.Cユース) 6.神田拓人(尚志高校) 8.尾川丈(川崎フロンターレU-18) FW 14.塩貝健人(慶応義塾大学) 18.郡司璃来(市立船橋高校) 9.神田奏真(静岡学園高校) ◆トレーニングパートナー 芹生海翔(鹿児島城西高校) 内川遼(市立船橋高校) 片野拓久(日本体育大学柏高校) 木吹翔太(サンフレッチェ広島F.Cユース) 2023.08.09 18:05 Wed5