【CL決勝プレビュー】因縁の両雄が4年ぶりにファイナルで再戦! リバプールのリベンジか、マドリーの返り討ちか…
2022.05.28 12:00 Sat
チャンピオンズリーグ(CL)決勝、リバプールvsレアル・マドリーが、日本時間28日28:00にパリのスタッド・ドゥ・フランスでキックオフされる。世界屈指のタレントを擁するイングランドとスペインの名門が、4年ぶりにファイナルの舞台で激突する因縁の一戦だ。
シーズン最終盤に入って負傷者が続出したものの、ウォルバーハンプトンとの最終節では復帰したFWサラーのゴールなどによって3-1の勝利。前述のインテル戦での黒星を最後に、15勝3分けの公式戦18戦無敗という最高の状態で今回の大一番に臨むことになった。
一方、2017-18シーズン以来最多14度目のビッグイヤー獲得を目指すマドリーは、インテルとシャフタール、シェリフと同居したグループDを順当に首位通過。決勝トーナメントではパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、マンチェスター・シティという優勝候補3チームと対戦した中、ラウンド16ではエースFWベンゼマによるベルナベウでのハットトリック、チェルシー戦とシティ戦では途中出場のFWロドリゴの値千金の働きに、ベンゼマとFWヴィニシウスの両エースの活躍によって2ラウンド連続で延長戦を制し、劇的な勝ち上がりで4年ぶりのファイナル進出を果たした。
なお、両チームはこれまで通算8度対戦しており、マドリーが4勝1分け3敗で勝ち越している。直近の対戦は昨シーズンのCL準々決勝でマドリーが2戦合計3-1で勝ち抜けを決めているが、やはり思い起こされるのは2017-18シーズンにウクライナのキーウで行われたファイナル。
DFセルヒオ・ラモス(現PSG)の肩固めによってサラーが負傷交代を強いられた中、GKカリウスの乱調によってベンゼマ、ベイルが後半に決めた3つのゴールによってマドリーが3-1の勝利を収め、通算13度目の優勝を決めている。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ
FW:サラー、マネ、ルイス・ディアス
負傷者:DFジョー・ゴメス、MFファビーニョ、チアゴ、FWオリジ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはオリジが唯一の欠場者となるが、それ以外の全選手が起用可能な状態だ。
スタメンに関してはファビーニョとチアゴが負傷を抱えているが、直前のトレーニングをこなしており、スタートからの起用が可能と思われる。仮に、スタートから難しい場合はナビ・ケイタやカーティス・ジョーンズが代役を担う。
それ以外ではファン・ダイクの相棒にコナテ、ルイス・ディアスに代わってフィルミノ(ジョタ)を最前線に置き、マネを左に回すオプションも想定される。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:クルトワ
DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:DFアラバ、FWベイル
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも遠征メンバー入りを果たしたが、アラバとベイルに欠場の可能性がある。
スタメンに関してはアラバの復帰を前提に前述の11人の起用を予想。アラバが難しい場合はナチョが代役を担う見込みだ。それ以外で変更点があるとすれば、右ウイングにロドリゴ、左のインテリオールにカマヴィンガが入るぐらいか。
★注目選手
◆リバプール:FWモハメド・サラー

リベンジに燃えるレッズのエース。今回のファイナルに出場するリバプールの選手で最もマドリーとの再戦を熱望していたエジプト代表FWは、準決勝の段階から「マドリーと戦いたい。彼らには決勝で負けているからね」と、物議を醸すことを承知でエルブランコとの再戦を希望するコメントを残した。
さらに、マドリーのファイナル進出が決まった直後には自身のSNSで「決着をつけなければならないことがある」と、改めて4年前のリベンジを誓った。
そのリベンジを果たしたいセルヒオ・ラモスはすでにチームを離れているが、奇しくも今回のファイナルの会場はロシアへの制裁によってサンクトペテルブルクから因縁の相手がプレーするパリへ変更。元スペイン代表が今回試合会場を訪れるかは不明だが、サラーの中でよりモチベーションが高まっていることは間違いないはずだ。
今シーズンのプレミアリーグ23ゴール14アシストで得点王とアシスト王をダブル受賞したエースは、今大会でも得点ランキング4位の8ゴールときっちり結果を残している。
今回のリベンジマッチではアレクサンダー=アーノルドと共にメンディ、ヴィニシウスとマッチアップするサイドでの攻防で優位性をもたらすと共に、宿敵のゴールネットを揺らしてチームを優勝に導きたい。
◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ

キャリア最高のシーズンを勝利で飾れるか。今シーズン、ここまでキャリアハイなる公式戦45試合44ゴールと圧巻の数字を残し、ラ・リーガ制覇と共に自身初のピチ-チ(ラ・リーガ得点王)を獲得した34歳のフランス代表FW。
大会連覇が期待されるカタール・ワールドカップの戦績次第ではあるものの、仮にCL制覇を成し遂げた場合、自身初のバロンドール受賞に向けて大きな後押しとなるはずだ。
今大会で得点ランキングトップの15ゴールを挙げるエルブランコの主砲は、PSGとの2ndレグ、チェルシーとの1stレグでの2試合連続ハットトリックを含め、5試合連続ゴール中と絶好調。また、昨季の2試合はいずれもノーゴールに終わったものの、対リバプールでは5戦4ゴールと得意としている。
ファビーニョ、ファン・ダイク、アリソンのセンターラインを中心にリバプールの堅守攻略は決して簡単ではないが、ヴィニシウスらと共にチームを勝利に導くエースの仕事を期待したい。
PR
2018-19シーズン以来7度目の優勝を目指すリバプールは、戦前に“死の組”と評されたグループBでアトレティコ・マドリー、ミラン、ポルトを相手に実力の差を見せ付けて全勝突破。決勝トーナメントではラウンド16でインテルに苦戦を強いられ、ホームでは今大会唯一となる0-1の敗戦を喫したものの、2戦合計2-1の僅差で突破。以降はベンフィカ、ビジャレアルとアウトサイダーとの連戦を無敗で切り抜け、3年ぶりのファイナル進出を決めた。マンチェスター・シティとの最終節までもつれ込んだプレミアリーグ優勝争いでは、わずか1ポイント及ばず。2シーズンぶりの優勝はならず。これにより、イングランド史上初のクアドルプルを逃したが、すでにEFLカップ、FAカップを制したチームは、2000-01シーズンにUEFAカップ制覇で達成した“カップ・トレブル”の再現を狙う。一方、2017-18シーズン以来最多14度目のビッグイヤー獲得を目指すマドリーは、インテルとシャフタール、シェリフと同居したグループDを順当に首位通過。決勝トーナメントではパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、マンチェスター・シティという優勝候補3チームと対戦した中、ラウンド16ではエースFWベンゼマによるベルナベウでのハットトリック、チェルシー戦とシティ戦では途中出場のFWロドリゴの値千金の働きに、ベンゼマとFWヴィニシウスの両エースの活躍によって2ラウンド連続で延長戦を制し、劇的な勝ち上がりで4年ぶりのファイナル進出を果たした。
ラ・リーガではバルセロナやアトレティコの躓きもあり、早い段階から独走態勢に入った中、4節を残して2シーズンぶりの優勝を決定。そのため、最終節のベティス戦のゴールレスドローを含め、消化試合となった残り4戦は1勝2分け1敗と振るわないものとなったが、フル稼働が続いた中盤の主力を含め、各自が今回の大一番に万全のコンディションで臨めそうだ。
なお、両チームはこれまで通算8度対戦しており、マドリーが4勝1分け3敗で勝ち越している。直近の対戦は昨シーズンのCL準々決勝でマドリーが2戦合計3-1で勝ち抜けを決めているが、やはり思い起こされるのは2017-18シーズンにウクライナのキーウで行われたファイナル。
DFセルヒオ・ラモス(現PSG)の肩固めによってサラーが負傷交代を強いられた中、GKカリウスの乱調によってベンゼマ、ベイルが後半に決めた3つのゴールによってマドリーが3-1の勝利を収め、通算13度目の優勝を決めている。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ
FW:サラー、マネ、ルイス・ディアス
負傷者:DFジョー・ゴメス、MFファビーニョ、チアゴ、FWオリジ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはオリジが唯一の欠場者となるが、それ以外の全選手が起用可能な状態だ。
スタメンに関してはファビーニョとチアゴが負傷を抱えているが、直前のトレーニングをこなしており、スタートからの起用が可能と思われる。仮に、スタートから難しい場合はナビ・ケイタやカーティス・ジョーンズが代役を担う。
それ以外ではファン・ダイクの相棒にコナテ、ルイス・ディアスに代わってフィルミノ(ジョタ)を最前線に置き、マネを左に回すオプションも想定される。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:クルトワ
DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:DFアラバ、FWベイル
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはいずれも遠征メンバー入りを果たしたが、アラバとベイルに欠場の可能性がある。
スタメンに関してはアラバの復帰を前提に前述の11人の起用を予想。アラバが難しい場合はナチョが代役を担う見込みだ。それ以外で変更点があるとすれば、右ウイングにロドリゴ、左のインテリオールにカマヴィンガが入るぐらいか。
★注目選手
◆リバプール:FWモハメド・サラー

Getty Images
リベンジに燃えるレッズのエース。今回のファイナルに出場するリバプールの選手で最もマドリーとの再戦を熱望していたエジプト代表FWは、準決勝の段階から「マドリーと戦いたい。彼らには決勝で負けているからね」と、物議を醸すことを承知でエルブランコとの再戦を希望するコメントを残した。
さらに、マドリーのファイナル進出が決まった直後には自身のSNSで「決着をつけなければならないことがある」と、改めて4年前のリベンジを誓った。
そのリベンジを果たしたいセルヒオ・ラモスはすでにチームを離れているが、奇しくも今回のファイナルの会場はロシアへの制裁によってサンクトペテルブルクから因縁の相手がプレーするパリへ変更。元スペイン代表が今回試合会場を訪れるかは不明だが、サラーの中でよりモチベーションが高まっていることは間違いないはずだ。
今シーズンのプレミアリーグ23ゴール14アシストで得点王とアシスト王をダブル受賞したエースは、今大会でも得点ランキング4位の8ゴールときっちり結果を残している。
今回のリベンジマッチではアレクサンダー=アーノルドと共にメンディ、ヴィニシウスとマッチアップするサイドでの攻防で優位性をもたらすと共に、宿敵のゴールネットを揺らしてチームを優勝に導きたい。
◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ

Getty Images
キャリア最高のシーズンを勝利で飾れるか。今シーズン、ここまでキャリアハイなる公式戦45試合44ゴールと圧巻の数字を残し、ラ・リーガ制覇と共に自身初のピチ-チ(ラ・リーガ得点王)を獲得した34歳のフランス代表FW。
大会連覇が期待されるカタール・ワールドカップの戦績次第ではあるものの、仮にCL制覇を成し遂げた場合、自身初のバロンドール受賞に向けて大きな後押しとなるはずだ。
今大会で得点ランキングトップの15ゴールを挙げるエルブランコの主砲は、PSGとの2ndレグ、チェルシーとの1stレグでの2試合連続ハットトリックを含め、5試合連続ゴール中と絶好調。また、昨季の2試合はいずれもノーゴールに終わったものの、対リバプールでは5戦4ゴールと得意としている。
ファビーニョ、ファン・ダイク、アリソンのセンターラインを中心にリバプールの堅守攻略は決して簡単ではないが、ヴィニシウスらと共にチームを勝利に導くエースの仕事を期待したい。
PR
リバプールの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
リバプールの人気記事ランキング
1
「どうなるか分からない」去就が騒がしいアレクサンダー=アーノルド、残留決めたファン・ダイクは「最高の状態である必要がある」と信頼を寄せる
リバプールのキャプテンでもあるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 リバプールは20日、プレミアリーグ第33節でレスター・シティと対戦。なかなかゴールが入らない展開となったが、76分に途中出場のトレント・アレクサンダー=アーノルドがゴールを記録し、0-1で勝利を収めた。 これによりリーグ優勝へ王手をかけたリバプール。試合を決めたアレクサンダー=アーノルドは今シーズン終了後にレアル・マドリー行きが噂されている。 自身は2年間の契約延長を果たしたばかりのファン・ダイクは、去就がどうなってもリバプールにとっては重要な存在であることには変わりないとした。 「これは大きな瞬間だ。彼の周りには多くの騒音がある。もちろん、誰もがそれが彼のせいなのか、それとも今の人生の一部なのかを議論するだろう」 「彼が残留するにせよ退団するにせよ、日曜日に彼がチームに決定機を与えてくれたことを当然のことと考えるべきではない」 「僕たちは相手が人間であることを忘れているようだ。彼はここ数カ月、様々な局面を経験しており、彼のこれまでの姿については誰もが意見を持っているだろう。しかし、僕たち選手は試合に勝ちたいと考えているし、彼はシーズンを通して重要な存在だった」 「まだ試合は残っている。トレント・アレクサンダー=アーノルドが最高の状態である必要がある。今後何が起こるかは、どうなるか分からない。それが人生であり、サッカーだ。どうなるか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】レスターが必死で守る中、アレクサンダー=アーノルドが強引にねじ込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ah2dfJdt5Yg";var video_start = 128;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.21 23:10 Mon2
シャビ・アロンソ監督がフリーになる可能性!? レバークーゼンCEOが認める…レアル含めた4クラブのオファーは受けられる状況に
レバークーゼンの最高経営責任者(CEO)であるフェルナンド・カロ氏が、去就が注目されているシャビ・アロンソ監督()の去就について中有もく発言をした。スペイン『アス』が伝えた。 アロンソ監督は、2021年10月からレバークーゼンを指揮。2023-24シーズンは史上初のブンデスリーガ無敗優勝を果たし、DFBポカールも優勝。ヨーロッパリーグ(EL)では決勝まで進んだがアタランタに敗れ、無敗での3冠という偉業は逃したものの、チームを大きく飛躍させた。 今シーズンもブンデスリーガで優勝を争っていた中、ザンクト・パウリ戦で1-1のドローに終わり、首位のバイエルンとの勝ち点差は「5」に広がることとなった。 アロンソ監督には、かつて所属したレアル・マドリーが関心を強めているとされており、カルロ・アンチェロッティ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での失敗により早期退任する可能性もあるとされ、その後任候補に挙がっていると見られている。 そんな中、カロ会長はローレウス賞の授賞式に出席。その際に、アロンソ監督の去就について注目発言をした。 レバークーゼンとアロンソ監督はすでに合意に至っているとし、アロンソ監督が現役時代に在籍したレアル・ソシエダ、リバプール、マドリー、バイエルンからオファーが来た場合は、フリーで手放すことになると明かした。 クラブは監督に対して3、4週間の猶予を与えているとのこと。ブンデスリーガのシーズンが終了する頃には、どうなるのかがハッキリするという。 2025.04.21 23:35 Mon3
リバプールやレアル、シティが21歳のハンガリー代表左SBに関心? 契約解除金には約95億円か
ボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)がビッグクラブからの大きな関心を受けているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ケルケズは、2023年7月にAZからボーンマスに完全移籍で加入。ミランの下部組織にいた経験もあり、将来が期待されている左サイドバックだ。 すでにハンガリー代表としても23試合に出場しており、ボーンマスではプレミアリーグで61試合に出場し2ゴール8アシストを記録。チームを支えている1人だ。 ボーンマスとの契約は2028年夏まで残っているものの、今夏の移籍が浮上。以前から関心を持っていたリバプールに加え、レアル・マドリー、マンチェスター・シティも獲得に動くと見られている。 ボーンマスといえば、スペイン代表DFディーン・ハイセン(20)が大きな注目を集めており、リバプール、マドリー、アーセナル、チェルシー、ニューカッスル、トッテナムなどこぞって関心を持っているが、ケルケズも同様のようだ。 ケルケズの契約解除条項には約5000万ポンド(約94億7000万円)が設定されているとのこと。果たして夏にステップアップを果たすことになるだろうか。 2025.04.23 23:45 Wed4
クドゥスを巡って争奪戦開始…アーセナルやリバプール、チェルシーらがすでに強い関心
ウェストハムがガーナ代表MFモハメド・クドゥス(24)を巡って争奪戦が開始されたようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 22年カタールW杯で一躍脚光を浴び、2023年8月にアヤックスからウェストハム入りしたクドゥスは、加入1年目から公式戦45試合の出場で14得点6アシストと躍動。今季はプレミアリーグ27試合で3得点2アシストと数字こそそれほどインパクトはないものの、試合中の存在感は抜群だ。 まごうことなきウェストハムの中心選手だが、クラブは来季に向けた新戦力を確保すべく、資金調達へクドゥスを売却する準備を整えているという。 正確なボールコントロールと加速力に加え、強靭な体幹によって馬力のある仕掛けも印象的な24歳に対しては、アーセナルやリバプール、チェルシーのビッグクラブが獲得への関心を強めており、その他のクラブもこれに追随する動きを見せているという。 また同紙によれば、クリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスルもかねてより高い関心を示しているが、クドゥス本人はかねてよりヨーロッパの主要なタイトル争いに参加することを望んでおり、その気持ちは変わらないようだ。 2025.04.22 13:50 Tue5