辞任示唆のコンテが自身の考えを改めて説明 「ここでの時間を楽しんでいる。クラブに何か大切なものを残したい」

2022.02.26 08:00 Sat
Getty Images
前節のバーンリー戦後に辞任を示唆する発言で物議を醸したトッテナムアントニオ・コンテ監督が、改めて自身の考えを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。

トッテナムは前々節に首位のマンチェスター・シティを敵地で破る大きな勝利を手にしたが、ミッドウィークに開催された第13節延期分では降格圏に沈むバーンリー相手に0-1の敗戦を喫した。

これで直近のリーグ戦5試合で4敗目を喫することになったイタリア人指揮官は、同試合後に「5試合で4試合も負ければ、やはりクラブが評価を下さなければいけない」、「私は状況を良くするために呼ばれたが、いまはそうではないかもしれない」と、クラブに対する進退伺いとも取れるコメントを残していた。
一連の発言によって就任からわずか4カ月での退任の可能性も取りざたされたが、平静を取り戻したコンテ監督は26日に行われる第27節リーズ戦を前にした公式会見の場で自身の考えを改めて説明。引き続きチームの立て直しのため、全力を注ぐことを約束した。

「(辞任に近づいているのか?)ノーだ。だが、私の言葉は非常に明確だったと思う。直近の5試合で、4試合負けるのは普通ではないと言った。このような状況になったとき、確かにリフレッシュしなければならないはずだ」
「なぜそうなったのか、そしてその解決策を見つけるために、答えを見つけるために、考え、評価し始める。選手時代も監督時代も、このような形で負けることはあまりなかったし、これは普通のことだと思う。このような状況は、私自身はもちろん、選手やクラブにとっても大きな痛手だ」

「今この瞬間、我々にとって最善の解決策は、一生懸命に働き続けることだと思うし、ファンやクラブに満足を与えるためには、働くしかないと思っている。繰り返しになるが、現在に集中することが大切だ。何度も何度も同じことを繰り返すが、我々には時間が必要であり、忍耐が必要だ」

「クラブは、我々の本当の状況を知る最初の人であり、クラブは私に、どちらが現実なのかを知っていると確認した。クラブは、私の仕事、私のスタッフと一緒にやっていることにとても満足している。この4カ月で、このクラブ、この練習場、この環境に変化をもたらした」

「しかし、問題は、私自身が完璧主義者であり、自分の仕事が将来的にどのような改善をもたらすかをよく知っていることだ」

「同時に、私は早く結果を出したい性分で、負けるとあまりハッピーな気分でいられなくなる。そういうところが、選手としても監督としても、これまでのキャリアを成功に導いてきたのかもしれない」

「確かに、試合に負けたとき、私は一緒に食事をする上で良い相手ではない。試合に負けると気分が悪くなって、一人でいたくなる。少なくとも、回復には1日必要だ。それが私という人間だ。とにかく、負けるのが嫌なんだ。人生で何が嫌いかと聞かれれば、それは試合に負けることだ」

「私のメンタリティは、自分自身を準備し、選手やチームを準備し、自分が苦しむからこそ、このような事態を避けることなのだ。苦しむことのないコーチはたくさんいる。というのも、私は少しソフトな人間になりたかったが、同時にこのようになることで、私は選手として、そしてコーチとして、キャリアの中で勝ち続けてきた人間になった」

「負けたときに喜んだり、記者会見で笑ったりすることを期待されても、私はそんな人間ではない。悔しさを表に出すのは申し訳ないが、感情を表に出さず、心の中にしまっておくのがいいのかもしれない。ただ、私は正直な人間で、嘘をついたり、真実を隠したりすることが難しい」

「ここでは過去よりも確かに困難な経験をしている。ただ、私はキャリアをスタートさせたとき、アレッツォやアタランタでも難しい状況に陥った」

「私はこの仕事が好きで、トッテナムでの時間を楽しんでいるし、特に負けた後の悔しさは、このクラブに対するコミットメントを感じたということだから、トッテナムでの時間を楽しんでいる姿を見せたいと思う」

「他の人は、勝った。負けたで一喜一憂するだけかもしれないが、私はこのクラブに何か大切なものを残したい。時々、私は自分の感情や、感情を表に出すとき、とてもはっきりしている」

「(選手はバーンリー戦後の発言に動揺していないか?)選手たちはこの状況に対して怒る必要がある。ポジティブでもネガティブでもなく、リアクションをとってはいけない。私が怒っているのと同じように、彼らも怒らなければならない」

バーンリー戦後のコメントを感情的になり過ぎたとやや反省したコンテ監督だが、その一方でダニエル・レヴィ会長と話し合いの場を持ったことを認めている。

「ダニエルと話をした。繰り返しになるが、時々、私とクラブの間に問題を起こそうとする人がいるのを見るのは好きではない。それは真実ではないからだ」

「ダニエル・レヴィ会長は、私がどんな時でもクラブを助けるためにここにいて、最後までクラブを助けるつもりだということをよく分かっている。それが真実であり、彼はそれを知っていて、我々が一生懸命働いていることも知っていて、私の仕事、スタッフの仕事について非常に配慮してくれている」

「私は、あらゆる面でクラブを助けたいし、私のビジョン、私のアイデア、フットボールに関するアイデア、改善のためのアイデアをもっている。繰り返し言うが、我々の間に問題はない」

さらに、一貫性を欠くチームパフォーマンスの改善に向けても前向きな姿勢を見せている。

「私は現実的な人間であり、今が最も大事だ。あまり前を向かず、今と向き合うようにしなければならない。そして、できるだけ最高の形でシーズンを終えなければならない」

「我々は一生懸命に働いているし、より多くのものを得てもいいはずだ。クラブの選手たち、特にファンにはそれ以上の価値がある。彼らを幸せにするために、我々はベストを尽くそうとしている。今は、とにかく集中することが大切だ。我々はある意味でうまくいっているし、結果の良し悪しにかかわらず、正しい方向に進み始めている」

「過去に私は、トッテナムにとって最大の問題は、このような状況にあることかもしれない、と言った。つまりアップダウン、アップダウン、アップダウン。もし、更なる競争力を持ちたいのならば、何か重要なもののために戦いたいのならば、他のチームから強いチームだと思われたければ、安定性を示さなければならない」

「つまり、首位のチームと対戦するときも、最下位のチームと対戦するときも、同じように、同じメンタリティで、同じように意地悪に、同じように集中して、同じように意図してプレーしなければならない。このようなレベルに達したとき、初めて戦う準備ができていると言えるだろう」

最後に、トッテナム同様に直近の数試合では思うような結果を残せていないリーズ戦に向けても言及。最新のチームニュースではバーンリー戦で足首を痛めたMFロドリゴ・ベンタンクールがMFオリヴァー・スキップ、DFジャフェット・タンガンガと共に欠場することを明かした。

「相手にとっても我々にとっても良い時期ではないので、タフなゲームになると思う。彼らは残留を争っているし、我々はこの連敗を止めたいと思っている。リーズとの初戦のことはよく覚えている」

「0-1で負けていたが、前半は彼らが勝っていて当然だった。後半は良い試合をして、2-1で勝った。雰囲気はとてもハードだろう。タフなゲームだが、同時に前回のバーンリー戦の経験を生かし、なぜ負けたのかを理解しなければならない」

「残念ながら、ベンタンクールは足首に問題があり、明日の試合には出場できない。深刻な問題ではないと思うし、すぐにでもチームに合流してほしいが、明日は間違いなく欠場だ」

アントニオ・コンテの関連記事

ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半 2024.10.30 10:45 Wed
ナポリのアントニオ・コンテ監督がスクデットへの野心を示した。 ナポリは29日、敵地サン・シーロで行われたセリエA第10節でミランと対戦。FWロメル・ルカク、FWクヴィチャ・クワラツヘリアが前半に奪ったゴールを守り切って2-0の快勝を収めた。 これでセリエA5連勝を達成したパルテノペイは、暫定ながら2位インテ 2024.10.30 09:30 Wed
ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節は3連勝を達成し、首位をキープしたナポリ。26日の第9節ではレッチェをホームに迎えた。 ネットを揺らす場面もありながらゴールレスで折り返すと、73分にイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが右CKのこ 2024.10.27 19:01 Sun
ガラタサライのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンがゴラッソを決めた。 今シーズンからナポリの指揮を執るアントニオ・コンテ監督のもとでは構想外となり、紆余曲折経てガラタサライへレンタル移籍したオシムヘン。9月28日に行われたスュペル・リグ第7節のカスムパシャ戦では、初ゴールを含む2得点の活躍を見せていた。 2024.10.20 21:40 Sun
ナポリのアントニオ・コンテ監督が、ベルギー代表FWロメル・ルカクへアドバイスを送った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今シーズンからナポリで指揮を執るコンテ監督は、夏の移籍市場でインテル時代にも指導したルカクの獲得をリクエスト。無事獲得に成功すると、セリエAの5試合で3ゴール4アシストの好成績を残し 2024.10.19 12:00 Sat

トッテナムの関連記事

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、マンチェスター・シティ相手のバウンスバックの勝利に満足感を示した。イギリス『フットボール・ロンドン』がオーストラリア人指揮官の会見コメントを伝えている。 直近のクリスタル・パレス戦で今季プレミアリーグ未勝利の相手に初白星を献上したトッテナム。その不甲斐ない敗戦からバウン 2024.10.31 11:00 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝の組み合わせ抽選が30日に行われた。 超過密日程が続く中で行われた4回戦は優勝候補筆頭のマンチェスター・シティがトッテナムに、アストン・ビラがクリスタル・パレスとのプレミアリーグ勢対決に敗れて敗退。また、ブライトンvsリバプール、ニューカッスルvsチェルシーの強豪対決はリバプ 2024.10.31 08:11 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、トッテナムvsマンチェスター・シティが30日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、2-1で勝利したトッテナムがベスト8進出を決めた。 ヨーロッパリーグでは開幕3連勝スタートも、プレミアリーグでは直近のクリスタル・パレス戦での敗戦によって8位に甘んじるトッテナム。そのリ 2024.10.31 07:23 Thu
レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのバロンドール落選にブラジル代表の同僚が異を唱える。 ラ・リーガとチャンピオンズリーグの優勝に大きく貢献し、事前報道のリーク情報でバロンドールの本命とされたヴィニシウス。しかし、28日の授賞式で名を呼ばれたのはスペイン代表MFロドリで、シティでのプレミアリーグ4連覇に 2024.10.30 19:45 Wed
マンチェスター・ユナイテッドで起きた監督交代にプレミアリーグの各クラブ指揮官がコメントを寄せる。 ユナイテッドは28日、エリク・テン・ハグ監督の即時退任を発表。成績不振が続いたとあって事実上の解任となり、2022年夏からスタートしたテン・ハグ体制が約2年半のときを経て幕を閉じた。 イギリス『BBC』ではプレ 2024.10.30 13:25 Wed

プレミアリーグの関連記事

クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、今季2ゴール目を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 10月30日、カラバオカップ(EFLカップ)4回戦でクリスタル・パレスはアストン・ビラと対戦した。 プレミアリーグではなかなか勝利を収められずに苦しむクリスタル・パレス。鎌田はベンチスタートとなった。 試合 2024.11.01 07:15 Fri
チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(23)だが、2人の子供の母親であるパートナーと距離を置くことになるようだ。 チェルシーの中盤を支えるエンソ・フェルナンデス。自身の振る舞いが大きな騒動に発展するなど、プレー以外の部分で若気の至りが随所に見え隠れしている。 エンソ・フェルナンデス 2024.10.31 23:35 Thu
リバプールは31日、チケット転売に関しての処分を発表した。 サッカーに限らず、日本でもイベントごとなどでは不正なチケット転売が問題視されている昨今。イングランドでも同様であり、リバプールはこれまでも継続して断固たる措置をとってきた。 31日、リバプールは新たに声明を発表。10万件近くの偽チケット販売アカウン 2024.10.31 22:45 Thu
アメリカの俳優ドウェイン・ジョンソンの仮装が掘り起こされている。 元プロレスラーで“ザ・ロック“として知られるドウェイン・ジョンソン。俳優転向後は『ワイルド・スピード』シリーズなど多数の作品に出演している。 1年前の2023年10月31日には自らのインスタグラムを更新。元イングランド代表MFデイビッド・ベッ 2024.10.31 22:25 Thu
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官就任が接近しているルベン・アモリム監督。ユナイテッドが就任を認めた一方で、スポルティングCPは否定している。 28日にエリク・テン・ハグ監督を解任したユナイテッド。今シーズンはプレミアリーグで14位と出遅れ、ヨーロッパリーグ(EL)では3試合で3分けと結果を残せていなかった。 2024.10.31 22:10 Thu

記事をさがす

アントニオ・コンテの人気記事ランキング

1

「責める点はほぼない」4連勝の首位ナポリ、内容にも満足のコンテ監督は次節ミラン戦へ「本当の試練になる」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節は3連勝を達成し、首位をキープしたナポリ。26日の第9節ではレッチェをホームに迎えた。 ネットを揺らす場面もありながらゴールレスで折り返すと、73分にイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが右CKのこぼれ球を押し込んで今度こそ先制。そのまま逃げ切り、2戦連続の1-0で4連勝を達成した。 結果的には1得点も、試合を終始支配した内容にコンテ監督は満足。ゴールもいずれ生まれると確信していたようだ。 「チームを責める点はほとんどない。24本のシュートを放ち、16本のコーナーキックを得た。彼らは良く守っていたが、我々は攻めた。そして、得点が入らなければナーバスになってしまう。私は選手たちを落ち着かせる必要があった」 「少し不安げでナーバスになる瞬間もあったが、遅かれ早かれゴールが決まることはわかっていた。いつだって忍耐強くなければならない。前節レッチェが0-6で敗れたのは大きな出来事だった。彼らは価値あるチームで、今日もそれを示した」 また、27日に行われる2位インテルvs3位ユベントスの上位対決については、「我々が最大限のリスペクトを払う、非常に強力な2チームであることを承知の上で見るつもりだ」とコメント。一方、29日に行われる次節のミラン戦にも目を向けた。 「ミラン戦に向かう。昨シーズン、我々に22ポイント差をつけ、夏に大型補強した強力なチームとの対戦は本当の試練になるだろう。これまで稼がなければならなかった勝ち点は得ている。今度はより高いレベルで競ってみよう。サン・シーロでの試合は決して楽なものではない」 <span class="paragraph-title">【動画】ディ・ロレンツォが決勝点もぎとる!ナポリvsレッチェ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2Cp8S02coYE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.27 19:01 Sun
2

「1億ユーロのゴール」ガラタサライのオシムヘンがオーバーヘッド弾! 残り12分からの出場で2度ネット揺らす「世界最高のストライカー」

ガラタサライのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンがゴラッソを決めた。 今シーズンからナポリの指揮を執るアントニオ・コンテ監督のもとでは構想外となり、紆余曲折経てガラタサライへレンタル移籍したオシムヘン。9月28日に行われたスュペル・リグ第7節のカスムパシャ戦では、初ゴールを含む2得点の活躍を見せていた。 19日には第9節のアンタルヤスポル戦に78分から出場。2点をリードするなか、登場直後にネットを揺らしたが、オフサイドの判定でこの得点は認められない。 しかし後半アディショナルタイム、FKのクロスからボックス内で高くボールが跳ね上がると、オシムヘンが豪快なオーバーヘッド。今度はノーオフサイドの判定で、ガラタサライは3-0の勝利を収めた。 この圧巻のゴールには「なんて選手だ」「スーパーゴール」「これが1億ユーロのゴールだ」「世界最高のストライカー」といった反応が。この試合で2点を奪った元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとともに、ここからの量産が期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】オシムヘンの豪快なオーバーヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J5GzSrhlOnA";var video_start = 388;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.20 21:40 Sun
3

コンテ監督の下で絶好調ナポリ、クワラツヘリアは再びのスクデット獲得について「この勢いを維持できれば」

ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半は反撃を試みるミランの攻撃を最後までシャットアウトし、2-0で勝利した。 セリエAで5連勝となったナポリは、首位をがっちりキープ。試合後、『DAZN』の取材に応じたクワラツヘリアはチームへの手応えを口にしつつ、2022-23シーズン以来となるスクデット獲得にも自信を示している。 「僕たちはこの結果を目指して努力していた。チームは強いメンタリティを見せていて、今日は勝利に値したと思っている。チームのみんながこの試合に満足しているよ」 「(優勝は可能かとの質問に対して)もちろん、僕たちのチームはこのまま順調に進んでいけると信じている。この勢いを維持したまま、もう一度優勝できると確信している必要があるね」 「(ルカクについて)ナポリには素晴らしいファンがいると伝えたけど、彼はすでにナポリがフットボールの街であると理解していて、楽しんでいると思う。彼は親切で、とても謙虚な人だ。彼がこのチームのリーダーの一人であることはわかっている。良い人であり、素晴らしい選手であり、誰もがそれを知っているはずだ」 2024.10.30 10:45 Wed
4

ミラン撃破で5連勝のコンテ監督は謙虚さ強調もスクデットへの野心示す「誰も隠れていない」

ナポリのアントニオ・コンテ監督がスクデットへの野心を示した。 ナポリは29日、敵地サン・シーロで行われたセリエA第10節でミランと対戦。FWロメル・ルカク、FWクヴィチャ・クワラツヘリアが前半に奪ったゴールを守り切って2-0の快勝を収めた。 これでセリエA5連勝を達成したパルテノペイは、暫定ながら2位インテル以下に7ポイント差を付けて早くも独走態勢の構えを見せている。さらに、多くのライバルがヨーロッパのコンペティション参戦で過密日程を強いられているなか、国内の戦いに集中できる点を鑑みれば、2シーズンぶりのスクデット制覇の可能性は十二分にある。 ミラン戦後、イタリア『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた闘将は、昨シーズンの成績を例に挙げて地に足を付けた戦いが必要だと主張しながらも、「誰も隠れていない」とスクデットの候補としてファンのために今後も戦い続けることを約束した。 「誰も隠れていない。我々はただ、今年やっていることを現実的に見ているだけだ。10節を終えて、これは私にとっても信じられないことだし、どんなにクレイジーな夢でもこんなことになるとは予想できなかった」 「我々は1試合ずつ戦わなければならない。シーズンを始めるすべてのクラブは目標を知っているし、我々も目標を知っている。それはヨーロッパに復帰することだった。ナポリは14年ぶりにヨーロッパから脱落した。正面玄関から入ることができれば、さらにいいが、5つか6つのクラブが同じ野心を持っていることも理解している」 「このチームは昨シーズン、首位から41ポイント差だったことを忘れないでほしい。我々は隠れているのではなく、ナポリのファンの夢を燃え上がらせたいが、情熱的な場所なので、地に足をつけていかなければならない」 「ナポリがタイトルを獲得するのは信じられないことだ。なぜなら、我々は3年間のチャンスを自分たちに与えたからだ。ナポリは2年前に優勝したが、ミランは3年前に優勝し、ユベントスは4年前に優勝した。違いは、それらのチームがその後トップ4でフィニッシュしたのに対し、我々は多くのプレーヤーを失いながら10位で終わったことだ。奇跡は起こり得るし、プロセスをスピードアップすることもできるが、プロセスはまだ完了していない」 「もし我々がヨーロッパという目標を達成したら、それはすでに特別なことだ。だから我々は謙虚でいなければならない」 また、ここまでの好調の要因について問われた指揮官は選手たち、チームスタッフ、クラブの従業員に至るまで、クラブに関わる全員の献身性を挙げ、その献身に対して感謝の言葉を述べている。 「私が誇りに思うのは、たった4カ月で、個人ではなくチームのことを考える強固なチームを作ることができたことだ。これは私がキャリアの中で経験した中で最高のグループのひとつだ。クラブの責任者からキットスタッフ、芝の管理者まで、全員が同じビジョンを持ち、意図が一致していれば、素晴らしい雰囲気が生まれる」 「スタッフとプレーヤーに感謝する。私は彼らにストレスを与え、自分自身と同じくらい彼らに要求していることをよく知っている。ナポリでの情熱は大きな責任であり、試合に勝てなければ試合後の日々はつらいものだとわかっている。感情的になり、気分がすぐに変わることもあるからだ」 「チームが好調なのはうれしいが、挫折や失敗があったときのためにも準備が必要だ。我々はナポリのファンにチームを誇りに思ってもらいたいし、今日はほんの数分しかプレーしなかったプレーヤーも含めて、その熱意がチーム全体に伝わったと思う」 「このグループと一緒に仕事ができてうれしい。彼らはオープンで、我々のやっていることを信じてくれているからだ」 さらに、この試合で貴重な先制点を記録するなど、ここまで8戦4ゴール4アシストの活躍でチームを牽引する愛弟子ルカクを改めて称えた。 「私はロメルにとても共感している。彼はどんな犠牲を払ってでもナポリに来たかった。給料を下げ、イングランドのクラブからのオファーを断ったのは、すべて我々が再び一緒に働きたいと思ったからだ」 「彼は素晴らしい男だ。ユニフォームのために『死ぬ』覚悟のある、並外れたプレーヤーたちをチームに持つことができて幸運だ」 2024.10.30 09:30 Wed
5

“無所属ステファノ・センシ” 疑いの余地がない実力者に救いの手を差し伸べるのは…

現在所属クラブのない元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)に、モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが救いの手を差し伸べている。イタリア『スカイ』が伝える。 根強いファン人気を誇るセンシ。 サッスオーロで脚光を浴び、23歳でインテル移籍。加入当初は当時新任だったアントニオ・コンテ監督から大きな信頼を寄せられ、攻撃を司る存在として中盤に君臨した。あのとき間違いなく、センシがインテルを背負っていた。 しかし、ケガがちな体質が表面化するのに時間はかからず、離脱を繰り返すように。それは2024年6月の契約満了まで続き、2度のレンタル放出を経て、今年1月にはレスター移籍がイギリス渡航後に破談するという不憫な出来事も。 近年どうしても停滞感が拭えず、ついに所属クラブも無くなったセンシ。 それでも、そこへガッリアーニが救いの手。氏束ねるモンツァは、22-23シーズンにレンタル移籍でセンシを受け入れており、モンツァでのセンシは短い離脱こそあれど、主力として活躍。昇格1年目のチームを中盤から支えた。 ガッリアーニCEOは19日夜、センシとその代理人を招き、夕食を共にする予定とのこと。この場で条件面を協議することがわかっており、フィオレンティーナへの売却がほぼ確実となったMFアンドレア・コルパーニの後釜として、センシを再び受け入れる方針とみられている。 2024.07.19 11:45 Fri

トッテナムの人気記事ランキング

1

毎熊晟矢と同僚の逸材ファン・ボメルがトッテナム戦12分に負傷交代…晴れ舞台を観に来た元オランダ代表の父&祖父は…

AZのU-21オランダ代表FWルーベン・ファン・ボメルがトッテナム戦で負傷した。蘭『Voetbal International』が伝える。 ルーベン・ファン・ボメルは、バルセロナやバイエルン、ミラン、そしてオランダ代表などで活躍したマルク・ファン・ボメル氏を父に持ち、祖父は元オランダ代表監督のベルト・ファン・マルヴァイク氏という20歳。 192cmの長身ワイドアタッカーで、祖父がアドバイザーも務めるオランダ2部・マーストリヒトでプロデビュー後すぐに頭角を表し、昨季からAZへ。19歳で挑んだキャリア初のオランダ1部にて、公式戦10得点をマークした。 今季もここまで公式戦13試合6得点3アシストと順調に滑り出し、ヨーロッパリーグ(EL)にも初参戦。ELデビュー戦で2得点を決めるなどし、25日はアウェイ・ノースロンドンでのトッテナム戦に先発出場した。 ところが開始12分で負傷交代。DF毎熊晟矢も先発したこの一戦、ファン・ボメルは接触でトッテナム選手に足を踏まれ、マールテン・マルテンス監督いわく「つま先に深刻な傷」とのこと。「スパイクは穴があいていた」そうだ。 父マルク・ファン・ボメル氏と祖父ファン・マルヴァイク氏も、息子、孫の晴れ舞台を見届けるべく、スタジアムを訪れていたとのこと。しかし、負傷シーンに頭を抱え、そこから最後まで落胆した様子だったという。 近い将来のステップアップも十分に考えられる逸材、ルーベン・ファン・ボメル。今回のつま先負傷により、少なくとも27日のリーグ戦出場は困難か。今のところ、正式な診断結果は出ていないとのことだ。 2024.10.25 21:45 Fri
2

勝者ロドリのバロンドール争い…リシャルリソンが涙のヴィニシウスをフォローしつつ異議 「誰も理解できない基準」

レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのバロンドール落選にブラジル代表の同僚が異を唱える。 ラ・リーガとチャンピオンズリーグの優勝に大きく貢献し、事前報道のリーク情報でバロンドールの本命とされたヴィニシウス。しかし、28日の授賞式で名を呼ばれたのはスペイン代表MFロドリで、シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率も評価されたか、初の栄冠に輝いた。 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの二大巨頭が独占する時代ではなくなった今、開かれた賞になったと言っていいが、トッテナムFWリシャルリソンはブラジル代表でヴィニシウスとチームメイトらしく不満を抱く。ロドリの受賞も妥当としつつ、自身のインスタグラムにこう綴った。 「フットボールに携わる僕らの誰もが毎シーズン、大きな期待とともに個人賞を待っている。今日、フットボールを愛するすべてのブラジル人は久しぶりに我が国の選手が世界最高の賞に輝くのを期待して目を覚ました」 「残念ながら、誰も理解できない基準で受賞が叶わなかった。誤解しないでほしいけど、ロドリは最高の選手に値する素晴らしい選手だ。ただ、ヴィニがバロンドールを受賞できなかったのは恥ずべきことで、今日敗れたのはフットボールにほかならない」 「ヴィニがブラジル全土で応援してもらうのが夢だと言っていたのを覚えている。今日がその日だったんだ! 君は巨人で、世界一だ! どんなトロフィーもそれに変わるものなんてない。黙らずに進み続けよう、僕らは一緒だ!」 2024.10.30 19:45 Wed
3

「最初の1秒からの心構えが違いを生んだ」トッテナム撃破で今季プレミア初勝利のクリスタル・パレス、指揮官がファンに感謝「ファンの力が必要だった」

クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、プレミアリーグ第9節でクリスタル・パレスはホームにトッテナムを迎えた。 今シーズンはここまで未勝利と大苦戦。降格圏に位置していたクリスタル・パレスだが、日本代表MF鎌田大地はベンチスタートとなった。 立ち上がりから激しく前にプレスをかけていくクリスタル・パレス。すると31分、最終ラインへのプレスからボールを奪うと、右サイドからのクロスを最後はジャン=フィリップ・マテタが蹴り込み先制に成功。鎌田は88分からの出番となったが、チームはこの1点を守りきり、今シーズン初勝利を記録した。 試合後、クラブのチャンネル『Palace TV』のインタビューに応じたグラスナー監督は、チームが狙い通りの前プレスをかけて試合をコントロールできたとした。 「特に素晴らしいパフォーマンスだった。選手たちの功績は、今日のプレーぶりにある」 「最初の1秒から勇気を出し、前線に出て、トッテナムにプレッシャーをかけ、素晴らしいゴールを決めた」 「ハーフタイムの直後、我々は前線に出てチャンスを作り、ゴールは認められずに厳しいPK判定となった。だから、我々は今日の選手たちのパフォーマンスを本当に誇りに思っている」 「最初の1秒からの心構えが違いを生んだ。激しさ、勇気、勇敢さ。我々がいかに高い位置から彼らにプレッシャーをかけ、背後で何が起こるかを気にしなかった」 「最も良い例は、我々のウイングバックが相手のボックス内で左センターハーフからプレッシャーをかけ、ボールを奪い、素晴らしいゴールを決めたところだと思う」 「最大の違いは、こうした心構えだった」 また、セルハースト・パークに集まった多くのファンにも感謝。結果が出ていない中でも応援を続けてくれたことが、この試合では大きな力になったと語った。 「トッテナムはあらゆる手を尽くしたので、ファンの力が必要だった。彼らは[4-4-2]でプレーし、クロスを上げてきていた」 「しかし、我々は常に彼らをゴールから遠ざけようとした。この努力のため、選手たち、特に攻撃陣は最後疲れているように見えた」 「だから、ファンからのサポートは助けになった。ファンの皆さんの全てのサポートに感謝する」 「ファンは常にチームを信じ、常に我々をサポートしてくれた。だから、このことに感謝し、これからも続けていこう」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】クリスタル・パレスがプレミア初勝利!トッテナム相手に激しさ見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mTqAbwtB55A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.28 11:05 Mon
4

鎌田大地が終盤出場のパレスがスパーズ撃破で待望の今季リーグ戦初白星!【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第9節、クリスタル・パレスvsトッテナムが27日にセルハースト・パークで行われ、ホームのパレスが1-0で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から途中出場した。 前節、ノッティンガム・フォレストに競り負けて3連敗を喫した18位のパレスは、強豪をホームに迎えたロンドン・ダービーで今季リーグ戦初勝利を狙った。この一戦では鎌田がベンチスタートとなった。 一方、前節はウェストハム相手に4-1で完勝したトッテナムはダービー連勝を狙った。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中で1-0の勝利を収めたチームは、ウェストハム戦から先発1人を変更。軽傷を抱えるソン・フンミンの代役に17歳ムーアをプレミア初先発で起用した。 戦前の予想通り、堅守速攻のパレスとボールを握って押し込むトッテナムという構図の下で推移していくダービー。序盤は中盤での潰し合いがメインとなり、なかなかフィニッシュの数が増えていかない。 前半20分過ぎには筋肉系のトラブルに見舞われたレルマがプレー続行不可能となり、ヒューズのスクランブル投入を余儀なくされたホームチーム。だが、果敢なハイプレスと球際、セカンドボールの攻防で優位性を出し始め、押し込む展開に。 すると、31分には相手のゴールキックからのビルドアップにしつこくプレスを仕掛けて右サイドで奪い切ると、ムニョスの右クロスをゴール前のエゼがワンタッチでファーに流したボールを収めたマテタが冷静に左足シュートをニア下へ流し込んだ。 得点力不足のイーグルスにまんまと先制点を奪われたトッテナムはすぐさま反撃を開始。引き続きビルドアップやセカンドボールへの反応で苦戦を強いられたが、徐々にプレスを回避し始めると、オープンスペースでの仕掛けからチャンスを創出していく。 34分にはセットプレーの流れからゴール左でファン・デ・フェンが放ったシュートがディフレクトしてコースが変わって左ポストを叩く決定機を作り出すと、以降はようやくポケットを攻略する得意の形からゴールに迫る。だが、前半アディショナルタイムにウドジェのグラウンダークロスにニアで合わせたマディソンの左足シュートはGKヘンダーソンのビッグセーブに阻まれ、前半の内に追いつくことはできなかった。 互いにメンバー交代なしで臨んだ後半はよりオープンな展開に。開始直後にトッテナムがボックス右に侵入したクルゼフスキのシュートでゴールに迫ると、パレスも前がかりな相手の背後を積極的に狙って左サイドのエゼが流れの中、セットプレーで再三チャンスに絡んでいく。 後半もパレスのプレー強度に苦戦するトッテナムは60分過ぎに3枚替えを敢行。マディソンとクルゼフスキのインサイドハーフにムーアを下げてリシャルリソン、ヴェルナー、パプ・サールを投入。リシャルリソン、ソランケを最前線に並べた[4-4-2]の形に変更した。 この交代によって前線での収まりが出てきたアウェイチームは、シンプルなクロスも使いながら攻撃に変化を加えていくが、最後のところで連携と精度を欠く。それでも、リスクを冒して前に出る中で迎えた幾度かのピンチをGKヴィカーリオのビッグセーブで凌いで勝ち点の可能性を残す。 その後、後半最終盤には鎌田らの投入でパレスが完全に逃げ切り態勢に入ると、トッテナムが猛攻を仕掛けていく。だが、全体的に精度やパワーを欠くアウェイチームの攻撃はホームチームが集中した守備で最後まで撥ね返し続け、このままタイムアップを迎えた。 この結果、難敵スパーズに会心の勝利を収めたパレスが待望の今季リーグ戦初白星を手にした。 クリスタル・パレス 1-0 トッテナム 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前31) <span class="paragraph-title">【動画】パレスを初勝利に導いたマテタの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">クリスタル・パレス<br>マテタの先制ゴール<br>ヒールで流したエゼにも注目<br>待望の今シーズン初勝利なるか?<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/vCTqHl5JfQ">pic.twitter.com/vCTqHl5JfQ</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850547708467319065?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 01:13 Mon
5

【プレミアリーグ第9節プレビュー】アーセナルvsリバプールの上位対決、チェルシーとニューカッスルは連戦初戦に

先週末に行われた第8節ではチェルシーとの上位対決を制したリバプール、ウォルバーハンプトンに劇的勝利のマンチェスター・シティが勝ち点3を積み上げた一方、アーセナルはボーンマス相手にまさかの今シーズン初黒星を喫し、序盤の優勝争いで明暗が分かれた。第2グループではアストン・ビラ、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、トッテナムが勝利を挙げて上位を追走している。 10月最終週に開催される第9節では3位のアーセナルと首位のリバプールによる、優勝争いのライバル直接対決が最注目カードだ。 アーセナルは前節、インターナショナルマッチウィーク明け初戦でボーンマスとのアウェイゲームを戦って0-2の完敗。前半半ばのDFサリバの一発退場が大きく結果に響いたが、MFウーデゴールに加えてFWサカら主軸を欠く攻撃は精度を欠くなど勝ち点1にも値しない低調な出来だった。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタール・ドネツク相手のホームゲームに1-0で勝利。ひとまずバウンスバックに成功した。ただ、FWトロサールのPK失敗も響きオウンゴールで挙げた1点にとどまり、試合のクローズの部分でも守護神ラヤの最終盤のビッグセーブがなければ勝ち点1にとどまっていた可能性もあった。 また、同試合ではDFカラフィオーリが新たに負傷者リスト入り、今回の大一番ではサスペンションのDFサリバに加え、サカと共にDFティンバーが間に合うかは微妙な状況でMFトーマスやDFキヴィオル、DFジンチェンコらを加えた急造バックラインで首位チームの強力な攻撃陣に対峙する可能性が高い。 対するリバプールは前節、好調のチェルシーとのホームゲームを2-1で勝利。後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれて追いつかれたが、FWサラーがPKによるゴールと、MFカーティス・ジョーンズの決勝点をアシストするエースの仕事をみせ、接戦をモノにした。続くCLでは敵地でRBライプツィヒの高いプレー強度にやや苦戦したものの、FWヌニェスのゴールを最後まで守り抜いて1-0の勝利。CL開幕3連勝と抜群の安定感を誇る。 今回の一戦に向けては守護神アリソンらに加えて、FWジョタの欠場が決まったが、代役を務めるヌニェスやFWガクポ、FWルイス・ディアスら前線の選手がハイレベルのポジション争いを見せており、手負いのガナーズの守備陣に対して大きな不安要素とはならない。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となり、MF遠藤航はベンチスタートが濃厚だ。 その優勝争いライバル対決に次ぐ好カードが、週明けのEFLカップ(カラバオ)でも対戦する6位のチェルシーと、9位のニューカッスルによる強豪対決。前節は共に敗戦を喫しており、リバウンドメンタリティが試される一戦となる。 前述のリバプール相手に惜敗したチェルシーだが、直近のカンファレンスリーグ(ECL)ではギリシャの強豪パナシナイコスとのアウェイゲームをFWフェリックスの2ゴールなどで4-1の完勝。きっちりバウンスバックを果たした。今節に向けてはあえてECL登録メンバー外としているMFパーマーらリーグ戦の主力が休養十分で復帰し、サスペンション明けのDFフォファナとDFククレジャも起用可能となり、盤石の状態で戦える。 一方、ニューカッスルは前節、ブライトンとのホームゲームで0-1の敗戦。ボール支配率、シュート数で相手を大きく上回るなど内容面で悲観すべき点はないが、決めるべき時に決める、耐えるべき時に耐えるという勝負の原則で相手に上回られての今季2敗目となった。敵地でバウンスバックを狙う一戦ではDFボトマンやFWウィルソンらが引き続き不在となるが、前節戦列に復帰したFWイサクが今週のトレーニングでコンディションを上げてきており、こちらもスカッドの状態は悪くない。 リバプールの結果次第で首位を奪還できる2位のマンチェスター・シティは、未だリーグ戦で勝利がなく且つ3連敗と泥沼の状態にある19位のサウサンプトンとのホームゲームでリーグ3連勝を狙う。前節は最下位ウルブスに大苦戦を強いられたが、後半ラストプレーでDFストーンズが決めた劇的ゴールによって4連覇王者の勝負強さを発揮した。続くCLではスパルタ・プラハ相手にFWハーランドが驚愕のアクロバティックゴールなど2ゴールの活躍をみせて5-1の圧勝。余裕の試合展開によって早いタイミングで主力をベンチに下げられたが、今節はMFデ・ブライネとDFウォーカーに加え、MFグリーリッシュとFWドクの両翼が不在となる見込みで、総力戦での戦いを強いられそうだ。 前節はレスター・シティ相手に後半最終盤の失点で2点差を引っくり返される大逆転負けとなったサウサンプトンでは、同試合で負傷交代したDF菅原由勢の起用の可否が気になるところ。指揮官は試合直前まで見極めたいと語っており、少なくともメンバーに絡める可能性はありそうだ。 難敵マグパイズを撃破してリーグ連勝で5位に浮上したMF三笘薫所属のブライトンは、最下位のウルブス相手に今季初の3連勝を狙う。前節勝利に貢献したものの、負傷交代したFWウェルベックは大事に至らずも、今節ではFWジョアン・ペドロやFWミンテと共に欠場の可能性が高い。前線の入れ替えが見込まれる中、スタメン復帰有力な三笘には2度の決定機を逃がした前節の悔しさを晴らす活躍を期待したい。 前節はウェストハム相手に4-1で完勝し、そのブライトン戦での大逆転負けを見事に払しょくしたトッテナムは、MF鎌田大地を擁する18位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーで連勝を狙う。そのウェストハム戦で戦列に復帰し、2点に絡んだFWソン・フンミンが軽度の問題で欠場となる見込みだが、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中でFWリシャルリソンのPKによる今季公式戦初ゴールを守り切って1-0の勝利。チーム状態は悪くない。ソン・フンミン不在の左ウイングではそのリシャルリソンに、AZ戦で鮮烈な輝きを放った17歳FWムーアら幾つかの選択肢が想定される中、ポステコグルー監督の選択に注目したい。 一方、開幕前の下馬評は高かったが、ここまで3分け5敗で降格圏に沈むパレス。直近のノッティンガム・フォレスト戦も0-1で競り負けて厳しい3連敗に。8戦5得点と深刻な得点力不足に喘ぐ中で前節スタメンの鎌田はチームと共に微妙なパフォーマンスが続いている。今節はベンチスタートの可能性が高いが、浮上のきっかけを掴みたい。 12位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、同じく15位と低迷するウェストハムとのアウェイゲームでリーグ連勝を目指す。リーグ前節はブレントフォード相手に2-1の逆転勝利を収めて公式戦6戦ぶりの白星を挙げたが、ELでフェネルバフチェとのアウェイゲームを1-1のドロー。3試合連続先制しながらもリードを守り切れず、3戦連続ドローとなった。本職サイドバックのマズラウィのトップ下起用など奇策も嵌らず、再び批判を浴びる形となったテン・ハグ監督としては不振のハマーズをしっかりと叩いて自身の危うい状況を改善したい。 その他ではCL3連勝スタートで首位に立つ好調のアストン・ビラが前節アーセナルを破って勢いに乗るボーンマスをホームで迎え撃つ一戦や、9戦目での初勝利を目指すイプスウィッチの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第9節》 ▽10/25(金) 《28:00》 レスター・シティ vs ノッティンガム・フォレスト ▽10/26(土) 《23:00》 アストン・ビラ vs ボーンマス ブレントフォード vs イプスウィッチ ブライトン vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs サウサンプトン 《25:30》 エバートン vs フルアム ▽10/27(日) 《23:00》 チェルシー vs ニューカッスル クリスタル・パレス vs トッテナム ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッド 《25:30》 アーセナル vs リバプール 2024.10.25 21:00 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly