ウェルベックに追加タイム被弾のチェルシー、痛恨の逃げ切り失敗でブライトンにドロー《プレミアリーグ》

チェルシーは29日、プレミアリーグ第20節でブライトンをホームに迎え、1-1で引き分けた。

3日前に行われたアストン・ビラ戦を3-1で勝利した3位チェルシー(勝ち点41)は、ビラ戦のスタメンから4選手を変更。前節途中出場でゴールを挙げたルカクを最前線に、2シャドーにマウントとハドソン=オドイを据えた。

11位ブライトン(勝ち点23)に対し、徐々にポゼッションを高めていったチェルシーは17分に最初の決定機。CKの流れからルーズボールを拾ったアスピリクエタのシュートが右ポストに直撃した。直後にもリュディガーのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKサンチェスの守備範囲だった。
続く25分にもルカクのパスを受けたボックス右のマウントがGK強襲のシュートを浴びせるも、アクシデント発生。R・ジェームズが左足を痛め、マルコス・アロンソとの交代を強いられた。

それでも28分、チェルシーが押し切る。マウントの右CKからルカクのヘディングシュートが決まった。先制後、押し込まれたチェルシーは38分、ララナに枠内シュートを打たれるも、ここはGKメンディがセーブ。前半を1点リードしたまま終えた。

後半から負傷の影響かクリステンセンに代えてT・チャロバーを投入したチェルシーは開始2分にピンチ。モダーのシュートがバーを掠めた。

続く54分にもビスマのミドルシュートがGKメンディを強襲したチェルシーは、57分にもピンチ。しかし、ボックス手前から打たれたモペイのシュートはわずかに枠を外れて助かった。

劣勢が続いたチェルシーだったが、ブライトンの勢いが衰えたことで徐々にボールを持てる展開に。

しかし追加タイム1分に落とし穴。ククレジャの左クロスから途中出場のウェルベックにヘディングシュートを決められた。

このまま1-1でタイムアップ。逃げ切り失敗に終わったチェルシーは勝ち点2を失い、年内最終戦を終えている。