東京Vからジル・ヴィセンテにレンタル中の藤本寛也が今季初ゴール!リーグ戦全試合に先発中

ポルトガル1部のジル・ヴィセンテに所属するMF藤本寛也が今季初ゴールを決めた。ジュニア時代から東京ヴェルディで育った藤本は、2018年にトップチームに昇格。当時のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の信頼を掴んで印象的なパフォーマンスを見せると、2020年8月に1年間の期限付き移籍でジル・ヴィセンテに加入した。
海外挑戦1年目は公式戦31試合に出場し、1ゴール3アシストの数字を残すと、今シーズンいっぱいまで期限付き移籍の期間が延長に。その今シーズンは、ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、10月31日に行われたマリティモ戦でもトップ下の位置で起用された。

そのマリティモ戦の28分、MFサムエウ・ジアス・リーノが左サイド深くに抜け出すと、グラウンダーのクロスをマイナス方向に供給。ボックス内に走り込んだ藤本が左足ダイレクトで合わせると、相手GKの手を弾きながらゴールネットを揺らした。

ジル・ヴィセンテは前半終了間際に追いつかれ、後半もチャンスを作られたものの、GKジガ・フレリフの好セーブ連発で守り切ると、67分に勝ち越しゴールを記録。そのまま1-2で勝利を収めた。ジル・ヴィセンテはリーグ10試合を終えて、3勝3分け4敗の勝ち点12。リーグ8位に位置している。