WEリーグ初の“さいたまダービー”は猶本光1G1Aの浦和レディースが4発快勝! INAC神戸と共に無傷の3連勝【WEリーグ第4節】
2021.10.02 17:20 Sat
2日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第4節の5試合が行われた。
NACK5スタジアム大宮では、大宮アルディージャVENTUSvs三菱重工浦和レッズレディースの一戦が行われた。
WEリーグ史上初となる“さいたまダービー”となった一戦。トップチームも大宮アルディージャがJ2に降格した2018年以降はダービーが行われておらず、4年ぶりの開催となった。
試合はアウェイの浦和レディースが先制。5分、右サイドにスルーパスを出すと猶本光がクロスこれをボックスす中央で安藤梢がフリーで難なくヘディングで合わせ、浦和レディースが先制した。
先制を許した大宮VENTUSは11分に源間葉月がミドルシュートを放つが、GK池田咲紀子がキャッチする。試合は浦和レディースが主導権を握る展開に。パスをつないでポゼッションを高め、両サイドのスペースや最終ラインの裏を狙って攻撃を仕掛けていく。
少しずつ大宮VENTUSがゴールに迫る展開となる中、浦和レディースはしっかりと守備対応。遠目からのシュートは打たせるものの、決定機は作らせなかった。
後半を迎えるにあたり、浦和レディースは1人を交代。清家貴子を下げて、ユースから昇格した島田芽依を起用する。するとその浦和レディースが、49分に追加点を奪う。ドリブルで持ち込んだ安藤がボックス内でシュート。DF乗松瑠華がブロックするも、こぼれ球に反応した猶本がボックス内右でダイレクトボレー。これが決まり、浦和レディースがリードを広げる。
リードを広げられた大宮VENTUSだが53分、左サイドを仕掛けた仲田歩夢がそのままボックス内に侵入し自らシュート。しかし、これはGK池田が難なくセーブする。
さらに56分にも大宮VENTUSがチャンス。仲田が左を持ち上がるとスルーパスに反応した井上綾香がボックス内左からクロス。これに対して髙橋美夕紀が飛び込むが、わずかに届かない。
72分には右サイドからの有吉佐織のクロスに対し、途中出場のカトラー・グレイス・エリンが飛び込むが、わずかに頭には合わない。82分にも大宮VENTUSはスルーパスを受けたカトラーがボックス内右からシュート。しかし、これはGK池田がキャッチする。
攻勢をかけていた大宮VENTUSだったが、守備の隙を突かれて失点する。82分、ロングボールの競り合いに抜け出した島田がシュート。これはDF2人でブロックするも、こぼれ球を島田がパス。走り込んだ菅澤優衣香が落ち着いて流し込んで、試合を決定づける3点目を奪った。
さらに浦和レディースは87分、ボックス中央で南萌華からのパスを受けた島田が粘りを見せると、最後は遠藤優ががフリーで蹴り込み、4点目を奪う。
終盤に2失点で意気消沈する大宮VENTUSだったが88分、ロングボールに対してボックス内でカトラーがヘッド。これが決まり、意地の反撃。しかし、そのまま終了し、1-4で浦和レディースが勝利した。
その他、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザは日テレ・ベレーザが0-3で快勝した。
試合は終始、日テレ・ベレーザが主導権を握る。すると43分、右サイドからカットインした木下桃香がボックス手前から左足一閃。これが決まり、日テレ・ベレーザが先制する。
0-1で迎えた後半も日テレ・ベレーザが押し込むと、65分に追加点。清水梨紗の縦パスを受けた植木理子がフェイントで相手をかわし鋭いクロス。これに小林里歌子が合わせて追加点を奪う。
日テレ・ベレーザは93分にも追加点。ボールをキープした三浦成美の浮き球のパスを、途中出場の菅野奏音がボックス内で胸トラップからボレー。そのまま勝利し、0-3で快勝を収めた。
前節は「WE ACTION DAY」により試合がなかったINAC神戸レオネッサは、アウェイでAC長野パルセイロレディースと対戦。3連勝を目指すチームはなかなかゴールが遠い展開となる。
それでも75分、右CKから中島依美がクロス。これを西川彩華がボックス中央でヘディングで合わせ、INAC神戸が先制する。さらに87分には、左サイドを持ち出した阪口萌乃からパスをつなぐと、最後は髙瀬愛実の落としを受けた伊藤美紀がボックス内からシュート。そのまま、0-2で勝利を収めた。
◆Yogibo WEリーグ 第4節
▽10/2(土)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
大宮アルディージャVENTUS 1-4 三菱重工浦和レッズレディース
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 マイナビ仙台レディース
サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 アルビレックス新潟レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-2 INAC神戸レオネッサ
WE ACTION DAY(今節試合なし)
ノジマステラ神奈川相模原
◆順位表
1.INAC神戸レオネッサ 9(3/3/0/0/+9)
2.三菱重工浦和レッズレディース 9(3/3/0/0/+6)
3.マイナビ仙台レディース 8(4/2/2/0/+5)
4.日テレ・東京ヴェルディベレーザ 7(4/2/1/1/+4)
5.AC長野パルセイロ・レディース 5(4/1/2/1/0)
6.アルビレックス新潟レディース 5(4/1/2/1/-1)
7.サンフレッチェ広島レジーナ 4(4/1/1/2/-1)
8.ノジマステラ神奈川相模原 2(3/0/2/1/-2)
9.大宮アルディージャVENTUS 2(4/0/2/2/-8)
10.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1(3/0/1/2/-4)
11.ちふれASエルフェン埼玉 1(4/0/1/3/-7)
NACK5スタジアム大宮では、大宮アルディージャVENTUSvs三菱重工浦和レッズレディースの一戦が行われた。
試合はアウェイの浦和レディースが先制。5分、右サイドにスルーパスを出すと猶本光がクロスこれをボックスす中央で安藤梢がフリーで難なくヘディングで合わせ、浦和レディースが先制した。
先制を許した大宮VENTUSは11分に源間葉月がミドルシュートを放つが、GK池田咲紀子がキャッチする。試合は浦和レディースが主導権を握る展開に。パスをつないでポゼッションを高め、両サイドのスペースや最終ラインの裏を狙って攻撃を仕掛けていく。
大宮VENTUSはなかなかチームとして守備をハメられず、浦和レディースに何度もゴールに迫られる展開に。しかし、飲水タイム明けからは守りを修正ししっかりと耐えていく時間が続く。
少しずつ大宮VENTUSがゴールに迫る展開となる中、浦和レディースはしっかりと守備対応。遠目からのシュートは打たせるものの、決定機は作らせなかった。
後半を迎えるにあたり、浦和レディースは1人を交代。清家貴子を下げて、ユースから昇格した島田芽依を起用する。するとその浦和レディースが、49分に追加点を奪う。ドリブルで持ち込んだ安藤がボックス内でシュート。DF乗松瑠華がブロックするも、こぼれ球に反応した猶本がボックス内右でダイレクトボレー。これが決まり、浦和レディースがリードを広げる。
リードを広げられた大宮VENTUSだが53分、左サイドを仕掛けた仲田歩夢がそのままボックス内に侵入し自らシュート。しかし、これはGK池田が難なくセーブする。
さらに56分にも大宮VENTUSがチャンス。仲田が左を持ち上がるとスルーパスに反応した井上綾香がボックス内左からクロス。これに対して髙橋美夕紀が飛び込むが、わずかに届かない。
72分には右サイドからの有吉佐織のクロスに対し、途中出場のカトラー・グレイス・エリンが飛び込むが、わずかに頭には合わない。82分にも大宮VENTUSはスルーパスを受けたカトラーがボックス内右からシュート。しかし、これはGK池田がキャッチする。
攻勢をかけていた大宮VENTUSだったが、守備の隙を突かれて失点する。82分、ロングボールの競り合いに抜け出した島田がシュート。これはDF2人でブロックするも、こぼれ球を島田がパス。走り込んだ菅澤優衣香が落ち着いて流し込んで、試合を決定づける3点目を奪った。
さらに浦和レディースは87分、ボックス中央で南萌華からのパスを受けた島田が粘りを見せると、最後は遠藤優ががフリーで蹴り込み、4点目を奪う。
終盤に2失点で意気消沈する大宮VENTUSだったが88分、ロングボールに対してボックス内でカトラーがヘッド。これが決まり、意地の反撃。しかし、そのまま終了し、1-4で浦和レディースが勝利した。
その他、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザは日テレ・ベレーザが0-3で快勝した。
試合は終始、日テレ・ベレーザが主導権を握る。すると43分、右サイドからカットインした木下桃香がボックス手前から左足一閃。これが決まり、日テレ・ベレーザが先制する。
0-1で迎えた後半も日テレ・ベレーザが押し込むと、65分に追加点。清水梨紗の縦パスを受けた植木理子がフェイントで相手をかわし鋭いクロス。これに小林里歌子が合わせて追加点を奪う。
日テレ・ベレーザは93分にも追加点。ボールをキープした三浦成美の浮き球のパスを、途中出場の菅野奏音がボックス内で胸トラップからボレー。そのまま勝利し、0-3で快勝を収めた。
前節は「WE ACTION DAY」により試合がなかったINAC神戸レオネッサは、アウェイでAC長野パルセイロレディースと対戦。3連勝を目指すチームはなかなかゴールが遠い展開となる。
それでも75分、右CKから中島依美がクロス。これを西川彩華がボックス中央でヘディングで合わせ、INAC神戸が先制する。さらに87分には、左サイドを持ち出した阪口萌乃からパスをつなぐと、最後は髙瀬愛実の落としを受けた伊藤美紀がボックス内からシュート。そのまま、0-2で勝利を収めた。
◆Yogibo WEリーグ 第4節
▽10/2(土)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
大宮アルディージャVENTUS 1-4 三菱重工浦和レッズレディース
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 マイナビ仙台レディース
サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 アルビレックス新潟レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-2 INAC神戸レオネッサ
WE ACTION DAY(今節試合なし)
ノジマステラ神奈川相模原
◆順位表
1.INAC神戸レオネッサ 9(3/3/0/0/+9)
2.三菱重工浦和レッズレディース 9(3/3/0/0/+6)
3.マイナビ仙台レディース 8(4/2/2/0/+5)
4.日テレ・東京ヴェルディベレーザ 7(4/2/1/1/+4)
5.AC長野パルセイロ・レディース 5(4/1/2/1/0)
6.アルビレックス新潟レディース 5(4/1/2/1/-1)
7.サンフレッチェ広島レジーナ 4(4/1/1/2/-1)
8.ノジマステラ神奈川相模原 2(3/0/2/1/-2)
9.大宮アルディージャVENTUS 2(4/0/2/2/-8)
10.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1(3/0/1/2/-4)
11.ちふれASエルフェン埼玉 1(4/0/1/3/-7)
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