「良いマッチメイク」思わぬ強化試合が組まれたU-24日本代表、横内昭展監督は「コンセプトをどれだけ共有して出せるか」

2021.06.02 14:45 Wed
©超ワールドサッカー
2日、U-24日本代表の横内昭展監督が、翌3日に迫った日本代表との一戦に向けた前日会見に臨んだ。

U-24日本代表は、来月に迫る東京オリンピックに向けた最終選考を行うべく、キリンチャレンジカップ2021でU-24ガーナ代表と5日に、ジャマイカ代表と12日に対戦する予定が立てられていた。
そんな中、日本代表がキリンチャレンジカップ2021でジャマイカ代表と3日に対戦予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査に関してジャマイカ代表の選手の陰性証明書に不備が見つかり来日できず。その結果、中止の判断が下された。

さらに代替試合として、日本サッカー協会(JFA)は日本代表とU-24日本代表のチャリティーマッチを行うことを決定。U-24日本代表としては急遽の試合となった。

横内監督は今回の一戦に向けて「ここにゲーム入るんだと。やると言われ、すぐスケジュールを考えました。明日までの日程を浮かべて、終わった後のガーナ戦への移動をどうするかというプランを考えました」とコメント。急に予定になかった試合を組まれたことに驚いたと明かした。
U-24日本代表は、中1日で札幌から福岡に移動し、当初の予定通りU-24ガーナ代表と対戦する。その試合との住み分けについては「5日のガーナ戦に向けてコンディションを整えていたので、少し難しさはあります。ただ、選手は明日の試合をポジティブに捉えていて、難しいですが、全員が明日の試合に向けてコンディションを上げてくれている状態です」とコメント。「それを見て、明日の試合、ガーナ戦を見ていきたいと思います」と語り、選手の状態を見極めていきたいと語った。

今回はDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)のオーバーエイジ(OA)3名が初めて合流しての活動となる。3人については「経験値というところでは他のU-24の選手よりもかなり高いので、それをまずチームに還元して欲しいです」とコメント。「プレーとしても違いを見せて欲しいと思っていますし、見せられる3人だと思っています」と語り、ピッチ上で違いを見せることを期待した。

練習での印象については「3人に関しては積極的に若い選手を捕まえてコミュニケーションをとってくれています」と印象を語り、「まだ本格的に練習できる機会はないんですが、トレーニング前のセッションでは3人が分かれてそれぞれのグループに入ったりして、うまくやってくれています」と、チームに入り込もうと動いていると語った。

一方で攻撃陣はOAの選手がいない状況。A代表相手に彼らに期待することは「前線の選手はOAが入っていなくて、この年代の選手で今回やりますが、明日のA代表のディフェンスラインの選手にどれだけできるかは、本人たちも楽しみにしていますし、僕も興味深く見ています」と語り、どれだけ通用するのかに注目したいと語った。

気になる明日の試合に臨むメンバーだが「U-24の活動をする前は、U-24のスタッフもA代表で活動していたので、U-24の話もしています。森保監督とも電話で話はしましたが、国内組の選手たちの状態は直に見れていないので、そこは報告して、最終的には僕が決めてくださいということになりました」とコメント。「ただ、情報は監督に送っていますし、監督の意見を聞きながらメンバーを決めたいなと思います」と語り、現時点では決まっていないとした。

また、オリンピック組の選手たちは1日に新型コロナウイルスのワクチンを接種したとのこと。状態については「ワクチンを打つに当たって、僕らもドクターからレクチャーを受けていて、その日当日は激しい運動はできないので、昨日は軽めの運動になりました」とコメント。「選手の状態に関しては、朝も特別変化はなく、普通にトレーニングをして良いと聞いています。明日の試合は大丈夫だと思います」と語り、現時点で何か体調やコンディションに変化があることはないと語った。

なかなか実現することのない明日の試合は多くの注目が集まる。「紅白戦とかで練習の中でやることは、U-24の選手がA代表でやることはありましたが、1つの形としてやるのは初めてなので、そういった緊張感がある中で、U-24の選手がA代表とやれることは素直に強化する上では良いマッチメイクだと思っています」と語り、東京オリンピックに向けて大事な試合と捉えているとのこと。「つけ込むよりつけ込まれると思います。まずはAもBもコンセプトは同じでやっていますが、U-24の中でどうコンセプトをどれだけ共有して出せるかにフォーカスしたいです」と語り、同じコンセプトで戦うチーム同士の対戦で、どういった戦いを見せるかに集中すると語った。

日本代表vsU-24日本代表の“兄弟対決”は3日の19時30分より札幌ドームで無観客にて行われる。

横内昭展の関連記事

見事な逆転劇で6試合ぶり白星の磐田、横内昭展監督は選手の頑張り称賛 「よくひっくり返してくれた」

ジュビロ磐田の横内昭展監督が逆転勝利を振り返った。 今季の明治安田J1リーグで得点ランクトップを走っていたジャーメイン良の離脱もあり、5試合で白星から遠ざかる16位磐田。前節の浦和レッズ戦でようやく連敗を「3」で止めたなか、25日の第16節では残留を争う18位湘南ベルマーレをホームに迎えた。 キックオフ直後にルキアンに先制点を許すと、29分に追加点も許した磐田だったが、前半アディショナルタイムの山田大記のゴールで反撃。後半に入ると、マテウス・ペイショットの同点弾で試合を振り出しに戻し、86分にはレオ・ゴメスのミドルシュートがディフレクトしながらゴールに吸い込まれて逆転に成功した。 シックスポインターを制して6試合ぶりに白星を掴み、暫定12位とした横内監督は試合後の『DAZN』のフラッシュインタビューでこの逆転劇についてコメント。2点ビハインドでも諦めず、試合をひっくり返した選手たちを労った。 「失点の部分は本当にやらせてはいけない失点。本当に苦しかったですけど、前半、(山田)大記が1点返して終われたというのは我々にとって本当に大きかったです」 「少しずつ自分たちがやろうとすることが前半の終盤はやれていたので、後半に入ってからはそのまま続けていくっていうところと、少し選手交代をしながらパワーアップして、本当によくひっくり返してくれたなと思います」 また、久々の白星で、5月に入ってからの初勝利という点にも言及。この試合をきっかけに上昇していきたいと語っている。 「サポーター、そして応援していただいている沢山の方に対しては、長いこと勝利から遠ざかってしまって申し訳ない気持ちで選手たちも戦っていました。今日こういう形で選手たちが魂を見せて、サポーターの本当に熱い声援を最後まで受けて逆転できたこと。これに満足することなく、次のゲームに繋げていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】レオ・ゴメスの強烈ミドルが逆転弾に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ヤマハスタジアムが沸いた<br>\<br><br>2点差を追いついたジュビロが<br>ついにレオ・ゴメスのゴールで逆転!<br><br>明治安田J1第16節<br>磐田×湘南<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A3%90%E7%94%B0%E6%B9%98%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#磐田湘南</a> <a href="https://t.co/Qxe9YRSIan">pic.twitter.com/Qxe9YRSIan</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794262238468919325?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 19:58 Sat

【J1注目プレビュー|第16節:磐田vs湘南】残留を争う“シックスポインター”、ホームの磐田に分があり?

【明治安田J1リーグ第16節】 2024年5月25日(土) 14:00キックオフ ジュビロ磐田(16位/15pt) vs 湘南ベルマーレ(18位/14pt) [ヤマハスタジアム(磐田)] <span class="paragraph-subtitle">◆連敗ストップも攻撃が課題【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームに浦和レッズを迎えて1-1のドロー。連敗を3でストップさせることに成功した。 守護神のGK川島永嗣が復帰し、守備も安定。1失点で終えることに成功したものの、得点力が不足。なんとか勝ち点を獲得するに留まった。 やはり11ゴールを記録しているジャーメイン良が不在なことは大きな影響を与えている。攻撃はどうしても迫力を欠いてしまい、離脱後は3試合でわずか1ゴール。いかにして攻撃の形を作っていくかが浮上のカギとなるだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、鈴木海音、リカルド・グラッサ、松原后 MF:レオ・ゴメス、上原力也 MF:松本昌也、山田大記、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 <span class="paragraph-subtitle">◆逆転勝利を自信にできるか【湘南ベルマーレ】</span> 前節はホームにアルビレックス新潟を迎え、2-1で勝利。3試合ぶりの勝利を記録した。 チームは降格圏に位置しているものの、前節は粘りを見せた結果の逆転勝利。浮上のキッカケにしたい勝利だ。 前節はルキアンが結果を残したが、やはり攻撃陣の奮起無くして上昇はない。ミスもまだまだ散見され、決して良い内容とはいえなかった。 アウェイでの磐田戦は大の苦手。5勝1分け12敗という状況だが、残留を争う“シックスポインター”では負けられない。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:ソン・ボムグン DF:大岩一貴、キム・ミンテ、大野和成 MF:鈴木雄斗、田中聡、畑大雅 MF:池田昌生、平岡大陽 FW:福田翔生、阿部浩之 監督:山口智 2024.05.25 11:30 Sat

【J1注目プレビュー|第11節:横浜FMvs磐田】アンデルソン・ロペスかジャーメインか…チームを勝利に導くのは!?

【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(7位/15pt) vs ジュビロ磐田(12位/13pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆強かに勝ち切る戦いを【横浜F・マリノス】</span> 前節はアウェイでのセレッソ大阪戦。上位を争う相手に2-2のドロー。過密日程の中で勝ち点を拾ったことは大きいが、2度追いつかれての引き分けは良いものではない。 2011年から勝利がない鬼門で負けることはなかったが、結局払拭することはできず。このところ、湘南ベルマーレ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山HD戦など、隙を見せてやられることが増えている。 過密日程も相まって選手を入れ替えて戦っていることも要因の1つではあるが、選手を入れ替えてもクオリティが落ちないのが横浜FMの強み。全員がしっかりとしたプレーを出すことが何よりも大事になる。 アジア制覇を目指す戦いは来週に迫っている。まずは久々に試合間隔が空いた中で、しっかりとホームで戦えるか。リーグ優勝もまだまだ狙える状況なだけに、勝利で勢いづきたいところ。エース、アンデルソン・ロペスも得点王を争う意味ではそろそろリーグ戦でもゴールを増やしていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止まらないジャーメイン【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた一戦。同じ昇格組として負けられない戦いとなった中、首位チームを相手に2-0でしっかりと勝利を収めた。 ここまで4勝1分け5敗と負けが先行しているものの、悪いスタートではないだろう。自分たちの戦い方を見せて、勝ち点3を取れていることが大きい。 町田戦も相手に飲まれずに、しっかりと割り切って戦うことを選択。その中で、勝ち切れたことは1つ自信になるとも言える。 そして何よりも驚くべきはジャーメイン良の活躍だろう。J1ではキャリアハイを圧倒的に更新中。昨シーズンJ2で9ゴールだったが、今季は10試合で10ゴールを記録し得点ランキングのトップに立っている。チャンスをしっかり仕留める力を身につけ始めている中で、アジア王者を目指す横浜FM相手にゴールは奪えるのか。大きなポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 2024.05.03 11:25 Fri

【J1注目プレビュー|第10節:磐田vs町田】昨季J1昇格を争った者同士、負けられない戦いは“矛”と“盾”の争いに

【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月27日(土) 14:00キックオフ ジュビロ磐田(14位/10pt) vs FC町田ゼルビア(3位/16pt) [ヤマハスタジアム(磐田)] <span class="paragraph-subtitle">◆エース躍動なるか、負けられない相手【ジュビロ磐田】</span> 前節はアウェイでのアビスパ福岡戦。撃ち合いとなる中、2-2のドローに終わった。ここまで9試合を終えて3勝1分け5敗。決して良い結果を残しているとは言えないが、チームにとって明確な好材料がある。それがジャーメイン良だ。 今シーズンはここまで全9試合に出場し、9得点の大暴れ。これまではサイドでのチャンスメーカーという役割が多かったが、今シーズンは川崎フロンターレ戦で4ゴールを記録するなど、自身のJ1での過去を圧倒的に塗り替えることに成功し、現在得点ランキングトップに立っている。 そのジャーメインだが、他のストライカーと違うのはシュート数。1試合の平均シュート数は3.1、決定率は32.1%と高い数字を残しており、チャンスをしっかりと決め切っている。チームの結果に結びつけるには、いかに良い状態でジャーメインにボールを持たせるかがカギとなる。 町田は堅守が特徴。ジャーメインのスピードを生かすのか、それとも決定力を生かすのか。昨季J1昇格を争った町田との差は大きく開いているが、ここで負けるわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 <span class=“paragraph-subtitle">◆首位返り咲き、負けられない相手【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦。東京同士の戦いとなった中で、1-2で勝利を収めた。 首位に立っていたセレッソ大阪が今季初黒星を喫したことで、首位に返り咲き。連敗も回避し、再びらしさを見せた。 今節の相手は昨季J1昇格を争った相手。今は順位表で大きく差をつけているが、ここで負けるわけにはいかない。戦い方も理解しており、自信を持って立ち向かえることができるだろう。 堅い守備を構築し、強度の高さで相手を上回り、カウンターで仕留める戦い方は継続。相手には得点ランクトップのジャーメイン良がいるが、昌子源が対応することになるだろう。いかに、川島永嗣の牙城を打ち破るか。日本屈指の守護神を相手にどこまでゴールを奪えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:髙橋大悟、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 出場停止:柴戸海 U-23日本代表活動参加:平河悠、藤尾翔太 2024.04.27 11:40 Sat

PK失敗のマテウス・ペイショットが2得点で挽回! 西久保駿介も起用に応えた磐田がアウェイ京都戦を快勝【明治安田J1第7節】

7日、明治安田J1リーグ第7節の京都サンガF.C.vsジュビロ磐田がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの磐田が0-3で勝利した。 前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終え、直近3試合勝利なしの京都。今シーズンのホーム初勝利を目指す。曹貴裁監督はスタメンを1人変更し、安齋悠人に代わりマルコ・トゥーリオが左ウイングに入った。 対するアウェイの磐田は、ジャーメイン良の2ゴールで前節アルビレックス新潟を下し、連敗を「3」でストップ。2連勝として波に乗りたいところ。今節は松原后が負傷のためメンバー外に。西久保駿介が代わりに先発し、前線もマテウス・ペイショットがスタメン入りした。 最初に決定機を迎えたのは4分のホームチーム。ボックス手前でパスを受けた原大智が思い切って右足を振ったが、これはGK川島永嗣のファインセーブに阻まれた。 その後もやや京都優勢の中、28分には磐田がボックス手前中央でFKを獲得。藤原健介が上から落とすシュートで直接狙ったが、高く跳んだ壁を越えることができなかった。 ゴールに近づいた磐田は30分にもチャンス。クイックリスタートから右サイドへ展開すると、そこから中央へクロス。DFのクリアボールに藤原健介が反応したが、福田心之助のシュートブロックに遭い、ネットは揺らせなかった。 一方の京都もカウンターから反撃。マルコ・トゥーリオが起点となり、原大智が左サイドを突破。自ら左ポケットまで持ち込んだが、左足のシュートは枠の右に外れた。 良い流れに乗る磐田は前半終盤、マテウス・ペイショットのヘディングシュートが麻田将吾の手に阻まれ、VARとOFRによるチェックの結果、PKを獲得。しかし、マテウス・ペイショットの真ん中へのシュートは、足を残したGKク・ソンユンにセーブされ、スコアは動かなかった。 後半も勢いを維持するアウェイチーム。立ち上がりに左サイド敵陣中央あたりでFKを獲得すると、キッカーの藤原が思い切って直接狙うが、枠を捉えたブレ球のシュートはGKク・ソンユンがしっかりと弾き出した。 それでも51分、磐田がセットプレーから先制。右CKを得ると、藤原のアウトスイングのクロスに合わせたのは西久保。頭でゴール左隅へ流し込み、加入後初得点で先発起用に応えた。 さらに63分、ジャーメイン良がゴール左上を狙うと、このシュートがバーを直撃。流れを変えたい京都の曹貴裁監督はその直後、一気に3枚交代カードを切る。 しかし、一方の磐田がすかさず追撃。65分、右サイドから崩すと西久保のクロスに飛び込んだのはマテウス・ペイショット。ダイビングヘッドでゴールに叩き込み、PK失敗の汚名を返上した。 リードを2点に広げた磐田だが、勢いは止まらず。71分、松本昌也の右からのクロスに合わせたのは再びマテウス・ペイショット。今度は直立気味のまま頭でそらし、ゴール左隅へ流し込んだ。 京都はさらに安齋悠人、福岡慎平を投入し、反撃を試みるが、さっそく訪れた安齋のシュートチャンスは相手DFに阻まれる。磐田の横内昭展監督は森岡陸らを起用しながら、クローズにかかる。 後半アディショナルタイムには、競り合いの際に頭部を痛めた鈴木海音が負傷交代するアクシデントもあった磐田だが、3点差を維持したまま試合終了。アウェイの地で今シーズン初の連勝を飾った。 京都サンガF.C. 0-3 ジュビロ磐田 【磐田】 西久保駿介(後6) マテウス・ペイショット(後20、後26) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたマテウス・ペイショットの2得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ペイショット爆発<br>\<br><br>マテウス ペイショットが<br>65分、71分に立て続けのゴール<br><br>いずれも右サイドからのクロスに頭で合わせた<br><br>2本続けてどうぞ<br><br>明治安田J1第7節<br>京都×磐田<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/stSj59Sbmw">pic.twitter.com/stSj59Sbmw</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776864972598886824?ref_src=twsrc%5Etfw">April 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 16:19 Sun

U-23日本代表の関連記事

U-23日本代表、パリ五輪直前に開催国フランスとの対戦決定! タレント軍団との戦いに大岩剛監督「非常に重要な機会になる」

日本サッカー協会(JFA)は16日、パリ・オリンピックに出場するU-23日本代表が、本大会直前にU-23フランス代表と対戦することを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。8大会連続12回目のオリンピック出場を決めていた。 厳しい最終予選を突破した日本だが、パリ・オリンピック直前にフランスのトゥーロンで開催国であるフランスとの対戦が決定した。 試合は7月17日(水)の28時5分にキックオフ。テレビ放送に関しては現在調整中とのことだ。 U-23フランス代表には、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWブラッドリー・バルコラやニースのMFケフラン・テュラム、ボルシアMGのMFクアディオ・マヌ・コネ、リヨンのFWラヤン・シェルキ、レアル・マドリーが獲得に動いているとされるリールのDFレニー・ヨロなど豊富なタレントが揃っており、優勝候補の一角でもある。 大岩剛監督は今回の対戦決定に対してJFAを通じてコメントしている。 「パリ・オリンピック2024開催国のU-23フランス代表との対戦は、我々がオリンピック本大会を勝ち上がるための試金石として非常に重要な機会になると考えています」 「また、本大会前最後の試合になるので、我々のグループがこれまで積み上げてきたものを最終確認しながら、本大会第1戦を良い形で迎えられるよう、目の前の一戦の勝敗にもこだわって臨みたいと思います。6月に予定しているU-23アメリカ代表戦を含めて、限られた時間の中で最大限の準備を進めていきます」 2024.05.16 18:58 Thu

パリ五輪出場のU-23日本代表、6月にアメリカ遠征で五輪出場国のアメリカと連戦! 1試合は非公開で開催

日本サッカー協会(JFA)は11日、パリ・オリンピックの出場権を獲得したU-23日本代表が6月にアメリカ遠征を行うことを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。パリ・オリンピックの出場権も無事に獲得し、8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。 本大会は7月に開幕。残り2カ月余りという短い時間で、選手を絞り込む必要がある中、6月にアメリカで2試合を行うことが決定した。 日本は、アメリカのカンザスシティに遠征し、6月7日(金)と11日(火)にU-23アメリカ代表と連戦を行うこととなる。なお、アメリカはパリ・オリンピックに出場する。 なお、7日の試合は非公開で開催。11日の試合は日本時間の12日(水)の9時キックオフ予定で、テレビ放送は調整中とのことだ。 U-23日本代表を率いる大岩剛監督は、JFAを通じてコメントしている。 「パリオリンピック 2024 の出場権を獲得してからオリンピック本大会までの限られた時間の中、同じくオリンピックに出場する U-23 アメリカ代表と対戦できることは、非常に貴重なチーム強化の機会になります」 「昨年 10 月にも同アメリカ代表と対戦し、敗れたことは鮮明に記憶しています。チームとして決して悪い内容ではなかったですが、多くの気づきを得た試合でした。本大会で勝ち上がるためにも、まずは目の前のアメリカとの再戦に勝利できるよう、しっかりと準備を進めていきます」 2024.05.11 06:50 Sat

「オリンピック出場の資質はある」あと一歩でオリンピック出場を逃したインドネシア、トヒル会長は未来に自信「このチームは黄金世代」

インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、パリ・オリンピック出場を逃したU-23インドネシア代表を労った。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。AFC U23アジアカップで4位となったインドネシアは、アフリカ予選4位のギニアとフランスのクレールフォンテーヌで対戦した。 試合はギニアが主導権を握る展開で進むと、前半にPKで先制されることに。それでもインドネシアは、ボールをポゼッションし51%を記録。シュートも8本放ったが、決定機を生かせずに1-0で敗戦。シン・テヨン監督も抗議により退席処分となるなどし、五輪出場を逃してしまった。 現地で試合を観戦したトヒル会長。オリンピック出場を逃したことを悔やみながらも、選手たちを労った。 「今回、我々はオリンピック出場を果たせなかった。しかし、アジアカップからプレーオフまでの選手、監督、代表チーム関係者の長い道のりと功績は、我々のサッカーがオリンピックに出場できる資質を備えていることを示している」 「みんなに敬意を表したい。我々は次のオリンピックを目標にしている。まずはご苦労様と言いたい」 それでも1月に行われたA代表が臨んだアジアカップ、そして今回のAFC U23アジアカップとアジアでも実力をつけてきたことを証明しつつあるインドネシア。トヒル会長は、今の世代が黄金世代であると語り、インドネシアの未来は明るいと断言。2028年のロサンゼルス・オリンピック出場を目指すとした。 「この代表チームには黄金世代がいる。ウィタン・スレイマン、リツキ・リド、エルナンド・アリに加え、帰化選手もいる。そして、我々には2045年までの青写真があり、長期的なトレーニングを一貫して行っている」 「これは、我々が実行しているプログラムが、すでに軌道に乗っていることを意味する。我々は一貫性を保ち、まだ足りないものを改善していく」 「結局のところ、U-23インドネシア代表チームの成果により、我々は新たな誇りを持ち、それが証明された。サッカーは、インドネシアをますます団結させている」 2024.05.10 14:45 Fri

「歴史を塗り替える」パリ五輪最後の切符を掴んだギニア、指揮官は目標達成も課題露呈で満足感はなし「大きな問題が起こるリスクが」

U-23ギニア代表のカバ・ディアワラ監督が、パリ・オリンピック出場を喜びながらも、課題を口にした。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。アフリカ4位のギニアは、アジア4位のインドネシアと対戦した。 出場する15カ国が決定した中、残りの1枠を争う一発勝負。フランスのクレールフォンテーヌで行われた試合は、前半にギニアがPKを獲得。これを元バルセロナのイライクス・モリバがしっかりと決めて1-0。その後もギニアが主導権を握り、1-0で勝利を収めた。 試合後、国際サッカー連盟(FIFA)を通じてディアワラ監督がパリ・オリンピック行きを喜ぶコメントを残した。 「我々は出場資格を持っており、この若い選手たちと一緒に歴史を塗り替えている。彼らは勝ち取ることができた」 「ギニアがオリンピックに出場するのは今回が2度目だ。我々は挑戦するために現地に行く」 ただ、出場権を獲得したものの、ディアワラ監督は満足していない様子。インドネシア『Bola.com』がコメントを伝えた。 「この試合は接戦だった。接戦になることはわかっていた。しかしチャンスもたくさんあったなか、自分たちを楽にすることもできなかった」 「A代表であろうと、世代別のチームであろうと問題は同じだ。やはり効率性だ。我々は試合を終わらせることをしなければいけない。前半の終わりには3-0でリードしているはずだった」 ギニア代表も含めた課題はゴール前の決定力。実際にこの試合でも決定は何度もあったが、PKの1点に終わった。 2つの代表チームを兼任するディアワラ監督は、現役時代はボルドーやスタッド・レンヌ、アーセナル、マルセイユ、パリ・サンジェルマン、ウェストハムなどヨーロッパで長らくプレー。その経験からも、大きな大会で勝つためには決定力を改善しなければいけないとした。 「これは私が繰り返し述べてきたことであり、真の発展を遂げなければいけない」 「我々は大きなチームと共にオリンピックに出場することとなる。だから、克服しなければ大きな問題が起こるリスクがある」 2024.05.10 13:25 Fri

U-23日本代表も出場するパリ五輪出場16カ国が全て決定! 最後の椅子はギニア、初出場は3カ国

9日、パリ・オリンピックの最後の出場権をかけた大陸間プレーオフが開催。U-23インドネシア代表vsU-23ギニア代表は、0-1でギニアが勝利を収めた。 先日まで行われていたAFC U23アジアカップでは、見事に優勝したU-23日本代表、2位のU-23ウズベキスタン代表、3位のU-23イラク代表が出場権を獲得。アジア4位のインドネシアが、アフリカ4位のギニアとの最後の戦いに臨んだ。 試合はこう着状態で進んだが、ギニアがPKで先制。インドネシアは、シン・テヨン監督が後半のPK判定に猛抗議すると連続でイエローカードが提示され退席処分に。怒りの収まらないシン・テヨン監督がなかなかベンチを後にせず、試合がストップする事態もあった。 これにより、男子サッカーの出場16カ国が全て決定。最後に出場が決まったギニアは、グループAに入り、開催国のフランスの他、アメリカ、ニュージーランドと同居することとなった。なお、日本はグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。 今大会の出場国の中での最多出場はアメリカの15回。続いてフランスの14回、エジプトの13回となる。日本はスペインと並び4位タイの12回。また、ウクライナ、ウズベキスタン、ドミニカが初出場となる。最も離れていたのはギニアで14大会ぶり2回目の出場となった。 パリ・オリンピックのサッカー競技は、男子の初戦が7月24日、決勝は8月9日に行われる。 ◆パリ・オリンピック出場16カ国 【グループA】 フランス/開催国(2大会連続14回目) アメリカ/北中米カリブ1位(4大会ぶり15回目) ギニア/大陸間PO(14大会ぶり2回目) ニュージーランド/オセアニア1位(2大会連続4回目) 【グループB】 アルゼンチン/南米2位(3大会連続10回) モロッコ/アフリカ1位(3大会ぶり8回目) イラク/アジア3位(2大会ぶり6回目) ウクライナ/ヨーロッパ3位(初出場) 【グループC】 ウズベキスタン/アジア2位(初出場) スペイン/ヨーロッパ1位(2大会連続12回目) エジプト/アフリカ2位(2大会連続13回目) ドミニカ共和国/北中米カリブ2位(初出場) 【グループD】 日本/アジア3位(8大会連続12回目) パラグアイ/南米1位(5大会ぶり3回目) マリ/アフリカ3位(5大会ぶり2回目) イスラエル/ヨーロッパ2位(12大会ぶり3回目) <span class="paragraph-title">【動画】U-23日本代表、アジア王者に輝いた裏側</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PkKyRPpi-Xk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.10 06:45 Fri

キリンチャレンジカップの関連記事

南野拓実や清水梨紗らも参加! 「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催、子供からお年寄りまで251名が参加

26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。 イベント当日は0歳〜70代まで、合計251名の方が参加。イベントには、日本代表MF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)もゲストとして参加した。 イベントでは、ウォーミングアップを兼ねて、EXILE TETSUYAさん監修のもとJFAが開発した「クラッキ!ダンス」を選手や参加者全員で実施。その後に実際の試合を行った。 251名が32チームに分かれて参加。5人制でGKなしのウォーキングフットボールを実施。幅広い年代で構成されたそれぞれのチームが思い思いのゴールパフォーマンスを考え、ゴール後には渾身のパフォーマンスを披露していた。 ゲスト参加した選手たちは、イベントを終えてそれぞれコメントしている。 南野は今回のイベントについて「子どもから大人まで皆さんで、サッカーを通じて楽しい時間を共有できたことはとても良かったです。自分も皆さんからパワーをもらいました」とコメント。中村は「さまざまな方と交流ができて、コミュニケーションをはかれたのでとても楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 清水は「年代問わず家族全員で参加できるなど、いつものサッカーにはない楽しさがあったので、自分も楽しみながらプレーができました」と感想を述べ、小久保は「小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、一つになって楽しむことができたので、いつものサッカーとは違う感覚でプレーできました。皆さんからエネルギーをもらえたのでとても楽しかったです」と、多くの人と交流したことでパワーをもらえたとした。 改めて、今回のイベントについて南野が振り返り、全国的に広がってほしいとした。 「キリンさんが行っているこのイベントは、いろいろな方たちとボールを通じて触れ合える、素晴らしい企画だと思います」 「ウォーキングフットボールという色々な年齢の方とプレーができる、素晴らしいアイデアだと思うので、これがどんどん全国に広まっていけば良いと思いますし、今後も機会があれば自分も参加させていただきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:JFA 2024.05.28 21:15 Tue

初戦延期となった加藤純一氏のムラッシュFC、南米王者相手に「キングス・ワールドカップ」で敗戦…加藤氏はPKを決め切りチーム初得点

27日(日本時間28日)、キングス・ワールドカップ1回戦で、日本のムラッシュFCはRaniza FC(ウルグアイ)と対戦した。 26日に行われる予定だった初戦だったが、大嵐の影響で機材トラブル。照明に問題があり、急遽延期となっていた。 1日待たされた中での初戦。世界的に人気のゲーム実況者としても知られる加藤純一氏がオーナーのムラッシュFCが対戦したRaniza FCは、南米で行われている「アメリカス・キングス・リーグ」の王者だ。 20分ハーフで行われる試合は、立ち上がりからRaniza FCが押し込む展開に。サガン鳥栖でもプレーしたGK深谷圭佑のビッグセーブなどもあり凌いでいたが、オベド・マルティネスに2分と4分にゴールを許してしまう。 さらに13分にはホセ・ロチンにもゴールを許し、苦しい展開となる中、ムラッシュFCは「キングス・リーグ」のオリジナルルールである「プレジデントペナルティ」を発動。加藤純一氏が16分にPKを決めて1点を返す。 しかし、17分には那須大亮がオウンゴールをしてしまい、再び3点差。Raniza FCも「プレジデントペナルティ」を発動も、こちらは蹴り直しとなった中で失敗に終わる。 18分からはサイコロが振られ、2vs2の戦いに。Raniza FCは2ゴールを重ねると、ムラッシュFCは小田崚平がPKを失敗するも、その後にしっかりゴールを決め、前半を2-6で折り返す。 後半に入り、Raniza FCは各チームが試合前に手にする「シークレットカード」を発動。「スタープレイヤー」としてバルク・オチョアを指名する。 一方もムラッシュFCは、28分に那須が一発退場。5分間数的不利な状況となる中で、2ゴールを許す展開となる。 2-8となった中、34分にムラッシュFCは「シークレットカード」の「ダブルゴール」を発動。4分間は得点が2倍になる中で36分に元浦和レッズユースの清川大輝がゴールを決め、4-8とする。 さらに38分以降は得点が2倍になる中、アディショナルタイムにRaniza FCが追加点。4-10でRaniza FCが勝利し、ムラッシュFCは黒星スタートとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】オーナー・加藤純一氏が有言実行のPKを決め切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/KingsWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KingsWorldCup</a> <a href="https://t.co/LEU3RTdHLw">pic.twitter.com/LEU3RTdHLw</a></p>&mdash; Kings League InfoJobs (@KingsLeague) <a href="https://twitter.com/KingsLeague/status/1795277393973645781?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 12:15 Tue

ビーチサッカー日本代表、茂怜羅オズ監督が退任「これからも選手として努力していきます」、新監督は8大会連続ビーチサッカーW杯出場の田畑輝樹氏

日本サッカー協会(JFA)は23日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督(38)の退任を発表。新たに田畑輝樹氏(45)が監督に就任することを発表した。 茂怜羅オズ監督はリオ・デ・ジャネイロ出身。16歳でビーチサッカーを選ぶと、ブラジル代表からの誘いもあった中でドイツへと渡った。2007年に21歳で来日。沖縄のレキオスFCでキャリアをスタートすると、2012年に日本へ帰化。ビーチサッカー日本代表としてプレーした。 圧倒的なスキルを見せつけ選手としてプレーする傍ら、2020年7月には監督にも就任。選手と兼任すると、2021年のビーチサッカーワールドカップで準優勝し、史上最高の記録を残すことに。2023年のビーチサッカーアジアカップでも準優勝の成績を残していた。 ビーチサッカー日本代表として150試合に出場し145得点を記録。今後も選手としてプレーを続けていく。 新監督の田畑氏は、アルビレック新潟や沖縄かりゆしFC、FC琉球、静岡FCでサッカー選手としてプレー。その後ビーチサッカーに転向し、レキオスFC 、東京レキオスBS、ヴァスコ・ダ・ガマ、ヴィアティン三重BSでプレーした。 東京レキオスBS、ヴィアティン三重BSでは選手兼監督として活躍。2020年からビーチサッカー日本代表のコーチを務めていた。 ビーチサッカー日本代表として133試合37得点を記録。8大会連続でビーチサッカーワールドカップにも出場していた。 両氏はJFAを通じてコメントしている。 ◆茂怜羅オズ監督 「日本代表の監督を務めることができ、非常に光栄でした。監督としての4年間を振り返って一番印象深いのは、2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップで世界2位という結果を残せたことです。チームが一丸となり、日本のビーチサッカー界に新たな歴史を刻むことができたことは一生忘れません」 「日本代表の皆さん、そして今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝しています。これからも選手として努力していきますので、応援のほど宜しくお願いいたします」 ◆田畑輝樹氏 「この度、ビーチサッカー日本代表の監督に就任いたしましたこと、大変光栄に思います」 「私は小学校3年生からサッカーを始め、Jリーグを経験した後、28歳からビーチサッカーに転向と、私の人生は常にサッカーと共にありました。そして、今回、ビーチサッカー日本代表に初選出されてから17年間関わってきたビーチサッカー日本代表の監督を拝命したことを心から嬉しく思っています」 「ビーチサッカー日本代表監督としての新たな冒険を楽しみにしていると同時に、これまで選手、代表コーチ、そして代表監督代行として培ってきた経験をすべて注ぎ込み、世界一を目指すチームを作り上げたいと考えています。まずは、AFCビーチサッカーアジアカップで優勝すること、そしてFIFAビーチサッカーワールドカップ出場権の獲得を直近の目標とし、さらにFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021であと一歩のところで手が届かなかった優勝を目指します」 「また、日本のビーチサッカー界の成長と発展にも注力してまいります。現在、日本のビーチサッカーは競技環境が整っているとは言い難い状況です。そこで、プレーの言語化や強化・育成の仕組みづくりなどを通じて、ビーチサッカーの文化を築いていきたいと考えています。選手、関係者、ファン・サポーターの皆が楽しみ、より興味を持ってもらえる競技として発展させ、次世代にもビーチサッカーの魅力を伝えることを目指します」 「日本はビーチサッカーにおいて世界でも高いポテンシャルを持っており、世界一になれる可能性があると信じています。ここ数年で日本の各大会、クラブ、それを支えてくださっているスタッフ、ファン・サポーターの熱量がより大きくなっていると感じています。皆様の想いと期待を背負い、挑戦し、闘うビーチサッカー日本代表を作り上げていきたいと思います。今後とも、皆様のご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます」 2024.05.23 19:15 Thu

「オリンピックに向けての準備を進める」ニュージーランドとの連戦に向けなでしこジャパンの池田太監督が意気込み「1人1人がやれることを見ていきたい」

なでしこジャパンの池田太監督が、スペイン遠征のメンバーを発表し、意気込みを語った。 パリ・オリンピックへの出場が決まっているなでしこジャパン。5月から6月にかけてスペイン遠征を行い、ニュージーランド女子代表と2試合を戦うことに。7月にはガーナ女子代表と金沢で対戦し、オリンピック本大会に臨むこととなる。 貴重な本大会前の国際試合。池田監督は今回の活動についてコメントした。 「なでしこジャパンはパリ・オリンピック本戦に向けて準備として、今回スペインでニュージランドと戦うことになります。また、この戦いを終えて、日本での直前キャンプ、そして本大会という流れになり、数少ない国際親善試合の1つでもありますし、ここからのメンバー選考も含めて、チームもそうですし、1人1人の重要な活動になってくると思っています。限られた時間を大切にしながら、チームの強化とオリンピックに向けて進んでいきたいと思います」 しっかりとオリンピックに向けた準備をするための2試合にしたいという池田監督。メンバーにサプライズはなく、これまで招集してきた選手がほとんど。コンディションの問題での入れ替わりだけとなった。 同じ相手と連戦となるため、気になるのは選手の起用法。「2試合同じ相手ということなので、もちろん1試合目を見て、次の試合に準備するということもあります。選手の起用方法、誰を使うかはここでは申し上げられませんが、色々な組み合わせ、また1人1人の選手が何ができるかを見て判断していきたいと思います」とコメント。状況を見て判断していくとした。 チームを構築していく部分と、新たな試しをするのかという点についても「どちらか一方という偏りを考えてはいません」と語った池田監督。「戦い方で後ろの人数をどうしようとかよりは、このニュージーランドと戦う上で、1人1人がやれることを見ていきたいです」と語り、「システムとしての積み上げ、チームとしての積み上げも考えていきますが、1人1人のやれること、役割から戦い方も考えていこうかなと思います」と、選手選考のためにも、チーム作りのためにもチェックをしたいとした。 その中で、3月のアメリカでのSheBelieves Cupは不在だったDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)が復帰した。 池田監督は高橋について「WEリーグの所属チームで少し負傷していましたが、しっかり回復して、試合にも出場してしっかりとしたパフォーマンスを見せてくれています。彼女の良さである部分は、これまでの活動でも把握しているので、招集できるタイミングとなりました」とコメント。千葉については「フランクフルトでも役割をしっかりと全うしてプレーしていると見ていましたし、彼女の良さであるゴールに向かう推進力は彼女の特徴でもあり、我々に力ももたらしてくれるところも見たいなというところで招集メンバー入りしました」と語り、改めて状態をチェックしたいとした。 先日まではU-17日本女子代表がアジアカップを戦っており、準優勝の成績を残した。飛び級での招集については「全く考えていないということはないですが、今回のタイミングではオリンピックに向けての準備を進めるという観点が強いです」と語り、このタイミングでの招集は考えていなかったと語った。 改めて、今回のスペイン遠征の目的については「前回の活動もそうでしたし、色々な選手の組み合わせですとか、それぞれのポジションの役割ができるかということもあります」と語り、「それぞれ1人が持っているポテンシャルをしっかり発揮しているか。前回の活動から選手たちは所属チームで成長してくれたと思いますので、その選手の成長を見てみたいなという部分も、この活動の目的、狙いでもあります」と語り、2カ月の間の成長もチェックしたいと語った。 なでしこジャパンは5月31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦。今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 2024.05.22 15:25 Wed

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly