C大阪退任のロティーナ監督が別れの挨拶「まず伝えたいのは『ありがとう』という言葉」

2020.12.19 19:45 Sat
©︎J.LEAGUE
今シーズン限りで退任するセレッソ大阪ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(63)が、19日のラストマッチの後に別れのコメントを残した。

スペイン出身のロティーナ監督が日本人に深く認知されるようになったのは2017年の東京ヴェルディの監督就任がきっかけ。それまでセルタやエスパニョール、デポルティボなど多くの母国クラブを率いていたが、2013年からはキプロスやカタールなど海外を主戦場としていた。

東京Vでは2年連続でJ1昇格プレーオフに導いた実績を評価され、2019年からC大阪の監督に就任。その初年度はJ1リーグで最少失点の堅守を武器に5位フィニッシュ。2年目の今季もその堅守を軸に上位争いを続け、18勝6分け10敗で勝ち点60を積み上げた。
19日に行われた最終節の鹿島アントラーズ戦は来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得られるチャンスもあったが、惜しくも4位でシーズンを終え、契約満了をもって今季限りで去ることとなった。その最後の試合を終えたロティーナ監督は「素晴らしい2年間だった」と振り返るとともに、多くの“ありがとう”を伝えた。

「皆さんこんにちは。この場を利用して2年間我々のチームの成功に貢献し、クラブをさらに偉大にした全ての方々にお別れの挨拶をしたいです。ご存知の通り、私のセレッソでの時間は終わりを迎えました。素晴らしい2年間でした。だからこそ感傷的な気分になります。この街、このクラブ、そしてファンタスティックなファンとの思い出を魂に刻みここを去ります」
「我々はここに来た最初の日からセレッソ大阪を代表して戦うことはとても光栄な時間になるであろうということに気付きました。それと同時にこれまで我々のプロフェッショナリズムに期待し、応援し、支え、時に我々の欠点をも許してくれた方々と共有してきた桜色のカラーを愛することにコミットをしました。我々の仕事が皆さんの期待に応えられるものであったことを私は願っています」

「この2年間を振り返り、まず伝えたいのは『ありがとう』という言葉です。この言葉を通じて我々が受けた全ての愛情、特に我々が去ることが公になった後に受けた愛情に対しての感謝の気持ちを誠実に伝えたいです」

「私、私のスタッフチーム、そして私の家族からクラブに感謝を伝えたいです。セレッソ大阪の歴史の一部になる機会を与えてくれたことに。選手に感謝を伝えたいです。素晴らしい仕事と献身に対して。ファン・サポーターに感謝を伝えたいです。愛情と親切に対して、そして我々の国から1万キロ以上離れたこの土地を自分たちの家のように感じさせてもらえたことに対して。大阪に私の何かを置いて行きます。また大阪の何かが私の次の目的地にも付き添ってくれると感じています」

「最後にお願いしたいことがあります。まず選手たちには、この2年間私に示してきた模範的なプロフェッショナリズム持ち続けてほしいです。そしてファン・サポーターの皆さんには、これまでのようにセレッソをサポートし続けてほしいです。さようなら」

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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名

Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue
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【J1注目プレビュー|第14節:京都vsC大阪】首位陥落の京都は連敗を避けたいところ、C大阪は悪い流れを断ち切りたい

【明治安田J1リーグ第14節】 2025年5月3日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(3位/24pt) vs セレッソ大阪(15位/13pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <h3>◆首位陥落でも気落ちしない【京都サンガF.C.】</h3> 前節はガンバ大阪とのアウェイゲームで2-1と敗戦。首位陥落となってしまった。 カウンターから2失点を喫するなど、悔しい敗戦となり、1点を返したことは1つプラスと言えるか。ここで連敗しないことが何よりも重要だ。 大混戦の中で着実に勝ち点を積み上げることが重要。1つの負けで大きく順位を落とす可能性はあり、チームとしての粘りを見せたいところ。慣れない上位での戦いに慣れたいところでもある。 連戦はハードなプレーを信条とするチームにとっては厳しいところ。主軸選手を固定しているところもあり、マネジメントにも注目が集まる。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、米本拓司 FW:原大智、ラファエル・エリアス、松田天馬 監督:曺貴裁 <h3>◆波に乗れない中でまた負傷者【セレッソ大阪】</h3> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた中で、0-2で敗戦。東京勢3連戦は1勝も挙げられずに終わってしまった。 今シーズンの課題でもある攻撃陣の不発が非常に重くのしかかっている状況。開幕戦の5得点を除けば1試合1得点というペースであり、クリーンシートが1試合しかないチームにとっては勝ち点が積み上がらない状況となる。 その中で、MF田中駿汰とFWヴィトール・ブエノが負傷離脱。ケガ人がまた増えてしまい、苦しい台所事情となる中で、チームとしては連戦で悪い流れに入りたくないところ。しっかりと勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:福井光輝 DF:奥田勇斗、進藤亮佑、畠中槙之輔、髙橋仁胡 MF:北野颯太、喜田陽、中島元彦 FW: ルーカス・フェルナンデス、ラファエル・ハットン、チアゴ・アンドラーデ 監督:アーサー・パパス 2025.05.03 14:30 Sat

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