C・パレスの“エース”ザハ、指揮官からさらなる要求 「もっと多くのものを求めたい」

2020.10.20 16:41 Tue
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クリスタル・パレスロイ・ホジソン監督はチームのエースであるコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハにより一層の奮起を促した。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

ザハは18日に開催されたプレミアリーグ第5節のブライトン戦でPKのチャンスからゴールを決め、今季リーグ4得点目をマーク。しかし、チームは試合終了間際にブライトンのアルゼンチン人MFアレクシス・マク・アリステルに同点ゴールを許し、ドローで終わった。
この日のクリスタル・パレスが試合全体を通じて放ったシュートは先制点の1本のみ。ホジソン監督は試合後、攻撃の改善に触れ、先制点を決めた以外で存在感を発揮できなかったザハにより多くのものを求めたいと語った。

「私はいつも彼(ザハ)のような能力を持った選手に対して、より多くのものを(チームに)与えてくれると思っている。私たちは彼の能力を信じているし、運が良ければもっと多くのものをもたらしてくれるはずだ」

ザハはこの試合、同点に追いつかれた後に残り時間が少ないにもかかわらず、ブライトンの選手と口論になった。その際、「話をやめろ、ウィルフ(ザハの愛称)!」という叫び声もピッチに響かせたホジソン監督はザハのパフォーマンスについて、満足していない。
「シーズンの残り期間で、私が彼に説教したいのは『君ほどの能力を持った選手にはもっと多くのものを求めたい』ということだ。昨シーズンよりも数ゴール多いだけでは、十分ではない」

「私は彼のプレーで相手のディフェンスが大混乱を起こす姿を見たかった。しかし、今日の彼はそれができなかったね」

ザハは1年半前に「チャンピオンズリーグでプレーしたい」とコメントしており、移籍を熱望していたものの、今夏もそれが叶うことはなかった。クリスタル・パレスでプレーするモチベーションがどの程度残っているかはわからないが、自身のキャリアのためにもより一層の奮起を期待したいところだ。

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ユナイテッドを4発粉砕も冷静なC・パレス陣営「いくつかチャンスを逃した」「何度もポケットを取られた」

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「お互いに大好きだった」クロップ監督が健康問題もあり辞任のホジソン氏に惜別「偉大な人物の一人」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、クリスタル・パレスを辞任したロイ・ホジソン氏に対して敬意を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 これまで代表チームではスイス代表、UAE代表、フィンランド代表、そしてイングランド代表監督を率い、クラブチームではインテルやウディネーゼ、フルアム、リバプールで指揮官として采配を振るった経歴を持つホジソン氏。クリスタル・パレスには2017年9月に就任して2021年6月に一度退任したが、クラブが降格の危機に陥った2023年3月に引退を撤回して再就任すると、見事にチームを残留に導いた。 しかし、今シーズンはここまで6勝6分け12敗と大きく負け越し15位に低迷。ファンからの批判が強まっていたことに加えて自身の健康問題もあり、19日に辞任が発表された。 76歳まで現場で指揮を執り続けてきたホジソン氏について、かねてより敬意を示してきたクロップ監督は、21日に行われるプレミアリーグ第26節ルートン戦に先立った記者会見で言及。功績を忘れがちなファンに苦言を呈しつつ、ホジソン氏の健康や幸福を祈っている。 「なぜ彼があの年齢でまだ仕事をしているか理解できないと、私は何度か言ってきた。(退任を表明した)今の私の状況を見たら、彼も過去の私の発言を少しは理解してくれるかもない。彼は私がこれまで出会った中でも、もっとも偉大な人物の一人であるのは間違いない。長きにわたってこの業界で経験を積み、トレンドを作り、守ってきた人間だ」 「(ファンからの批判について)うまくいかない時は、いつだってそんな感じだ。それが我々のビジネスにおける問題で、人々は以前の素晴らしい時代を少々忘れてしまうんだ」 「クリスタル・パレスも、彼を解任しろというサポーターがいれば(辞任ではなく)そうしたかもしれない。彼らは間違いなく、彼が数回にわたって指揮を執った際、どれほど素晴らしい仕事をしたか忘れていただろう」 「彼が元気でいることを願うよ。先週、彼がトレーニング中に体調を崩したと聞いたときは明らかにショックだった。そんなこと、決して起こるべきではない。元気でいてほしいし、元気であれば最高の時間を過ごし、健康であり続けることを祈る」 「我々は頻繁に顔を合わせていて、お互いのことが大好きだった。だから、きちんとお別れができなかったのが少し残念だね。ただもちろん、それ自体は最大の問題というわけではない」 2024.02.21 16:30 Wed

クリスタル・パレスがホジソン監督の辞任を発表…「身を引く決断をした」

クリスタル・パレスは19日、ロイ・ホジソン監督(76)が辞任したことを発表した。 辞任することとなったホジソン監督は、公式サイトで以下のようにコメントした。 「このクラブは私にとってとても特別で、とても大切な存在であり、私のサッカー人生において大きな役割を担ってきた。トップクラスの選手やスタッフとともに、毎日好きなことを仕事にするチャンスを与えてくれたこのクラブでの6シーズンを、私は十分に満喫した」 「しかし、最近の状況を鑑みると、クラブが先を見越した計画を立てている時期であることが理解できるため、クラブが今夏を目処に新監督の招へいを前倒しできるよう、私は身を引く決断をした」 「これまでサポートしてくれたスティーブ・パリッシュ会長と、彼のアメリカ人パートナー、そして私を助けてくれたコーチングスタッフとバックルームチームに感謝したい。特に長年の友人でありアシスタントを務めてくれたレイ・ルイントン、コーチのディーン・キーリー、パディ・マッカーシー、そして優れたスポーツ科学、ビデオ分析、メディカル部門に心から感謝している」 「共に喜びを分かち合ってきた今の選手たちにも感謝と敬意を表したい。シーズンの残りも、そしてそれ以降も、ファンの皆さんがチームを全力でサポートしてくれることを確信しています」 「私は、今シーズンが良い形で終わると確信しているし、これから数週間、数カ月、そして数シーズン、チームが成功を収めることを祈っている」 かつてはスイス代表、UAE代表、フィンランド代表、そしてイングランド代表監督も務めた名将で、インテルやウディネーゼ、フルアム、リバプールなどでも指揮したホジソン氏。2017年9月~2021年6月まではクリスタル・パレスで指揮を執っていた。 2022年1月から6月まではワトフォードを指揮したが、チームを浮上させることができずチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格。その後、監督業を勇退したものの、クリスタル・パレスが降格の危機に瀕していた2023年3月に引退撤回・再登板し、チームの残留を勝ち取った。 昨夏に契約延長を果たしたホジソン監督だったが、今季はここまで6勝6分け12敗と大きく負け越し15位と苦戦。降格圏の18位エバートンとは5ポイント差となっている。 なお、イギリス『ガーディアン』によれば、後任候補には昨シーズンまでフランクフルトで指揮を執っていたオリバー・グラスナー監督が浮上しているとのことだ。 2024.02.20 02:30 Tue

ホジソン監督の後任としての誘いにロペテギ氏は断り、自身の狙いはシーズン最初からの指揮

体調に問題を抱え、成績不振から解任の噂が出ているクリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督。後任監督が探されている中、断りを既に入れた人物がいるという。 チームを救うべく昨シーズン終盤にパレスの指揮官に復帰したホジソン監督。チームは残留を果たした中、今シーズンも続投。しかし、ここまで6勝6分け12敗と大きく負け越し、降格圏とは勝ち点差5の15位に位置している。 15日、週末の試合に向けた会見を欠席。午前中のトレーニング中に体調不良を訴え、病院で検査を受けていたという。 後任としては昨シーズンまでフランクフルトで指揮を執っていたオリバー・グラスナー監督を招へいする噂が浮上している中、フレン・ロペテギ氏(57)にも声を掛けていたという。 スペイン『アス』によれば、クリスタル・パレスはロペテギ氏に声を掛けていたとのこと。昨シーズンまでウォルバーハンプトンを指揮していた中で、プレミアリーグも知る指揮官の招へいを目論んだが、タイミングが悪かったという。 ロペテギ監督は現在フリーだが、ウルブスとの別れは補強方針を巡ってのもの。それもあってか、新たに指揮を執るのであればまっさらな状態のチームを率いたいとのこと。シーズン途中のチームを引き継ぐ考えはなかったという。 プレミアリーグでの指揮を執る希望はあり、イングランドに現在も在住しているとのこと。新シーズンに向けては、多くの監督の退任が予想されており、あと半年はフリーのままでいることになるようだ。 2024.02.16 21:05 Fri

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