グアルディオラが来季バイエルン復帰か!

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が来シーズンに古巣バイエルン・ミュンヘンに復帰する可能性があるようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』やイギリス『The Athletic』など複数メディアが伝えている。

現在、シティで4年目を迎えるグアルディオラ監督は、EFLカップとチャンピオンズリーグ(CL)で順調なスタートを切った一方、3連覇を目指すプレミアリーグでは直近の試合で首位リバプールとの直接対決に敗れたことで、すでに9ポイント差を付けられるなど、苦戦を強いられている。

シティとの現行契約は2021年までとなっているが、これまでの監督キャリアにおいて4年以上同一クラブを率いたことがないスペイン人指揮官は、今シーズン終了後の退団を考慮しているようだ。
そして、稀代の名将の新天地候補に挙がるのが、2013年から2016年まで率いた古巣のバイエルンのようだ。

『シュポルト・ビルト』が伝えるところによれば、グアルディオラ監督の家族はマンチェスターでの暮らしに不満を抱いており、現在は同監督と別居という形で再びスペインで暮らしているという。その一方で、ミュンヘンを第二のホームのように感じており、グアルディオラ家はバイエルン監督時代に住んでいた住居をそのまま保有しているという。さらに、バイエルン幹部とグアルディオラ監督は数カ月前にバイエルンの練習施設で再任に向けた話し合いを行っていたようだ。

また、今月3日にニコ・コバチ監督を解任し、ハンジ・フリック暫定監督の下で立て直しを図っているバイエルンでは、パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるトーマス・トゥヘル監督や、アヤックスのエリック・テン・ハグ監督らを新指揮官候補に考えているが、現時点で目立った動きは見せていない。

そのため、グアルディオラ監督との交渉を最優先事項とし、それまでは好調を維持するフリック暫定体制で今シーズンを乗り切るプランも構想しているかもしれない。