浅野奮闘もユナイテッドに惜敗…菅原がEL初ゴールのAZが今大会初勝利!《EL》

2019.10.25 04:35 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・グループL第3節、パルチザンvsマンチェスター・ユナイテッドが24日に行われ、アウェイのユナイテッドが1-0で勝利した。パルチザンのFW浅野拓磨は先発し92分までプレーした。

共に1勝1分けのパルチザンとユナイテッドによるグループ首位を懸けた一戦。ホームのパルチザンは、浅野が左ウイングのポジションで先発を果たした。
一方、直近のリーグ戦でリバプールと引き分けたユナイテッドはGKにロメロ、ブランドン・ウィリアムズ、ガーナー、フィル・ジョーンズと一部ポジションでターンオーバーを採用。前線は先発復帰のマルシャルにマタ、リンガードが起用された。

リバプール戦に続き[3-4-3]の布陣を採用したユナイテッドに対して、ホームのパルチザンが積極的な姿勢を見せる。

立ち上がりには左サイドで縦に仕掛けた浅野がボックス付近でシュート性のクロスを見せる。一方、守勢のユナイテッドも15分にはマタのFKをボックス左でフリーのマクトミネイが頭で合わすが、これは枠の左に外れる。
その後は一進一退の攻防を見せる中、前線で存在感を放つサディクと共にトシッチと浅野の両ウイングが相手ウイングバックの裏を効果的に使って幾度か惜しい形を作る。だが、なかなか攻めきれずにいると、42分にはボックス内に抜け出したB・ウィリアムズがDFミレティッチに倒されてユナイテッドにPKが与えられる。

これをキッカーのマルシャルが冷静に決めてワンチャンスを生かしたユナイテッドが1点リードで試合を折り返した。

しかし、迎えた後半はホームのパルチザンが一方的に押し込む展開に。中央できっちりボールを収めるサディクが基準点となり、周囲の攻め上がりを促す。52分には浅野のお膳立てからソウマーに決定機もGKロメロの好守に遭う。

一方、流れを変えたいユナイテッドは60分、ワン=ビサカとマルシャルを下げてダニエル・ジェームズ、ラッシュフォードを同時投入。しかし、この選手交代も流れを変えるまでには至らず。

後半半ばから終盤にかけても相手陣内でハーフコートゲームを展開するパルチザンは83分に絶好機を作る。ナトホの右CKをニアに飛び込んだ浅野が頭で合わすが、枠を捉えたシュートはGKロメロの横っ飛びセーブに阻まれる。

その後もナトホ、サディクらにゴールチャンスが訪れたものの、最後までユナイテッドの守備をこじ開けるはできず。パルチザンの健闘光ったグループL首位攻防戦はユナイテッドに軍配が上がった。

また、同日行われたグループLのもう1試合、AZvsアスタナはホームのAZが6-0で勝利した。なお、AZのDF菅原由勢は71分からプレーし、待望のEL初ゴールを記録した。

共に今大会初勝利を目指す両者の一戦は思わぬワンサイドゲームに。前半に2点のリードを手にしたAZは、71分に菅原を投入。すると、この交代がチームにゴールラッシュをもたらす。77分にステングスのゴールで3点目を奪うと、83分にはボックス内での菅原のヘディングシュートが相手のハンドを誘ってPKを獲得。これを味方が決める。

さらに85分にはスベンソンとのパス交換でゴール右に抜け出した菅原が角度のないところから右足のチップキック気味のシュートをファーポストに流し込み、3戦目にしてEL初ゴールを記録。その後、試合終了間際にも6点目を奪ったAZが記録的な大勝で今大会初勝利を手にした。

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