インス氏が古巣ユナイテッドを痛烈批判! 「スールシャールが何をしたいのかわからない」

2019.10.17 18:30 Thu
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドOBで元イングランド代表MFのポール・インス氏が不振に陥る古巣の体たらくに怒りを見せている。同氏がイギリス『トーク・スポーツ』で古巣を酷評した。

今季、ここまでのリーグ戦で2勝3分け3敗の12位に低迷しているユナイテッド。プレミアリーグ開幕8試合時点では過去29年における最悪の戦績(勝ち点9)となっている。
その古巣の大不振に関してインス氏は、オーレ・グンナー・スールシャール監督の指導力に責任の一端を感じているようだ。

「我々はオーレが批判に晒されていることを知っている。同時にプレッシャーに晒されていることもね。彼は結果を残せていないうえ、改善の兆候を示せていない」

「もちろん、若い選手に時間が必要なことは当然だが、チェルシーの若手は問題なくやれている。リバプールには2人の若いサイドバックがいるが、彼らは見事な活躍を見せている」
「彼ら(ユナイテッド)はボトムハーフの順位で今季を終えることになるかもしれない」

「オーレは毎試合後に『我々は一生懸命取り組んでいる』と繰り返し言っているが、彼らが取り組んでいる成果を早く見たいものだね」

「試合を見ていても、チームが何をしたいのかがわからない。典型的なプレーパターンが見えないし、攻撃面でどんな動きを試みているのかもわからない。彼らはチャンスを作れていないし、シュートにさえ持ち込めていない」

さらに、インス氏はスールシャール監督の手腕に加え、強力なリーダー不在を問題視。とりわけ、絶対的な守護神に君臨するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアへの不満を露わにしている。

「ニューカッスル戦後のデ・ヘアのインタビューを見て、彼がひどく動揺しているように見えた。彼はここに10年もいる。リーダーとなるべき選手だ。あの場面では『自分たちは間違っている。やるべきことをやるべきだ』と、言わなければならない」

「今のクラブに何が起きているか、誰もわかっていないから、ファンはそれを知りたがっているし、その疑問に答えるべきだ」

「今のチームはそれぞれが別の方向を向いているし、自信を失っているように見える。リーダーシップも個性も全く見えない」

「(ファーガソン時代を支えた) (ロイ・)キーン、(ライアン・)ギグス、(ポール・)スコールズを手に入れることはできない。今取り組むべきはチームのクオリティーと共に、私の好きなハリー・マグワイアやアクセル・トゥアンゼベといった数人のリーダーを見つけ出すことだ。そして、彼らをリーダーに育て上げないといけない」

「私が在籍したころは、(デイビッド・)ベッカム、スコールズ、ギグスがやってきて、ブライアン・ロブソンやスティーブ・ブルースからマン・ユナイテッドの選手になるうえで必要なことのすべてを教わった。だが、今の選手たちにはそれがない」

以前から歯に衣着せぬ発言で知られるインス氏から痛烈な批判を浴びたスールシャール監督と選手たちだが、20日に控える首位リバプールとのビッグマッチでその批判を払しょくすることはできるか…。

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「ハーランドがユナイテッドに行くことは難しい」ポール・インス氏が20年前の遺恨を語る

去就が注目されるドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだが、元イングランド代表のポール・インス氏は、古巣マンチェスター・ユナイテッド移籍は実現不可能と見ているようだ。 同氏が主張する理由は、ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏と、ハーランドの父親であるアルフ・インゲ・ハーランド氏の関係性にある。 ハーランド氏が選手としてリーズ・ユナイテッドに所属していた1997年、ユナイテッドとの対戦でキーン氏に前十字靭帯損傷の大ケガを負わせ、キーン氏はこれにより1年近く試合に出られない時期が続いた。 そして、その4年後の2001年にオールド・トラフォードで行われたマンチェスター・ダービーで両者は相見え、今度はキーン氏が、当時シティの選手だったハーランド氏のヒザに足裏タックルを見舞ったのだ。 最終的に、ハーランド氏はこのケガが原因で2003年に現役引退。キーン氏は2002年に出版した自伝で報復行為だったことを認めており、多額の罰金を支払うこととなった。 この遺恨が現在も続いているかは不明だが、キーン氏の存在がハーランドのユナイテッド移籍の“コブ”になる可能性はあると、ポール・インス氏は見ている。 同氏はまた、実際問題として、ユナイテッドが来季のチャンピオンズリーグに出られなければ、ハーランドが選ぶことはないと予想している。 2022.02.21 15:53 Mon

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世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日4月21日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、1996年4月21日。セリエA第31節インテルvsユベントスで、ユベントスのアントニオ・コンテ(現インテル監督)が見せた技ありのボレーシュートだ。 <span class="paragraph-title">◆レジェンドが集った“イタリア・ダービー”</span> 当時インテルの指揮官は、スイス代表を1994年W杯ベスト16やユーロ1996出場権獲得に導いた手腕を買われ、シーズン途中から就任したロイ・ホジソン監督(現クリスタルパレス)だった。 また、インテルにはブラジル代表の伝説的左SBロベルト・カルロスや、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどで活躍したレジェンドのイングランド代表MFポール・インスが所属。しかし、開幕から低迷し、一時は最下位まで順位を落としていたものの、ホジソン監督が就任以降盛り返し、7位にまで順位を上げていた。 一方のユベントスを率いていたのは、マルチェロ・リッピ監督(現中国代表)だ。前シーズンに監督に就任すると、イタリア代表FWジャンルカ・ヴィアリや、期待の若手だったFWアレッサンドロ・デル・ピエロらを積極的に起用し、当時クラブにとって9シーズンぶりとなるスクデットをもたらしていた。 この試合では、チーム屈指のゴールゲッターであったヴィアリがベンチスタート。当時ユベントス退団の噂が広まっていたこともあり、スタンドのユベントスファンから試合中「ヴィアリ行かないで」というコールが鳴り響いていた。また、現インテル指揮官のMFアントニオ・コンテや、フランス代表監督のMFディディエ・デシャンらが所属していた。 <span class="paragraph-title">◆コンテの技ありボレーが決勝点に</span> <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJWYnpmcFRyRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 7位のインテルが、2位のユベントスをホームに迎えた“イタリア・ダービー”は開始直後から動く。4分、ユベントスのカウンターから、FWミケーレ・パドヴァーノが右サイドを突破しクロス。これをFWアッティリオ・ロンバルドが中で合わせ、ユベントスが先制。その後、お互いにチャンスは作るものの得点は生まれず、拮抗した展開のまま前半を0-1で終える。 後半に入ると再びユベントスが攻勢に。55分、MFヴィラディミール・ユーゴビッチが左サイドを突破しクロス。これを後方から飛び込んできたコンテがダイレクトボレーで合わせゴールに叩き込んだ。 コンテの追加点により0-2としたユベントスだったが、インテルも反撃。インスが個人での中央突破から強烈なシュートを放つもこれはポストに嫌われる。それでも79分、味方の浮き球のパスをボックス内で受けたFWマウリツィオ・ガンツがゴールを決め、インテルが1点差に。しかし時既に遅く、試合はそのまま1-2でユベントスが勝利を収めた。 ★1996年4月21日 《セリエA第31節》 インテル 1-2 ユベントス 【インテル】 マウリツィオ・ガンツ(後34) 【ユベントス】 アッティリオ・ロンバルド(前4) アントニオ・コンテ(後10) <span class="paragraph-title">◆出場選手</span> ◆インテル[5-2-3] GK:ジャンルカ・パリュウカ DF:ジャンルカ・フェスタ、サルバトーレ・フレージ、マッシモ・パガニン、アレッサンドロ・ピストーネ(→67 ジュゼッペ・ベルゴミ)、ロベルト・カルロス MF:ダビデ・フォントラン、ポール・インス FW:マルコ・ブランカ、カイオ(→59 マウリツィオ・ガンツ)、ベニー・カルボーネ 監督:ロイ・ホジソン ◆ユベントス[3-4-2] GK:アンジェロ・ペルッツィ(→61 ミケランジェロ・ランプッラ) DF:マッシモ・カレーラ、ジャンルカ・ペッソット、ピエトロ・ヴィエルコウッド MF:アントニオ・コンテ(→78 ジャンカルロ・マロッキ)、ディディエ・デシャン、ヴラディミール・ユーゴビッチ、アレッシオ・タッキナルディ FW:アッティリオ・ロンバルド(→78 アンジェロ・ディ・リービオ)、ミケーレ・パドヴァーノ 監督:マルチェロ・リッピ 2020.04.21 15:00 Tue

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ユナイテッド買収の『INEOS』にニース売却案か…検討と報道

マンチェスター・ユナイテッドの一部株式を取得したイギリスの化学大手メーカー『INEOS』は同じく所有するニースの売却を検討しているようだ。 ユナイテッドの株式27.7%を買収し、共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の『INEOS』。そのユナイテッドでさっそく組織改革に着手し、現場レベルでの改革だけでなく、老朽化が進むスタジアムや練習施設のインフラ整備に動くといわれる。 そんな『INEOS』が所有するユナイテッドとニースはともに来季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。ただ、欧州サッカー連盟(UEFA)のルール上、同一オーナーのクラブが同一大会に出場するのは禁じられており、片方が出られない可能性があるとされる。 イギリス『インデペンデント』によると、UEFAがその問題解決に1シーズンの猶予を設けるとみられるが、ラトクリフ氏は幼き頃からファンだったとするユナイテッドの経営に集中したい思いもあり、ニースの売却を視野に入れ始めているという。 この動きはまだ初期段階のようだが、UEFAは2025-26シーズンからこうした問題に対する規則をさらに厳格化する方針ということで、いずれにせよ、売却に前向きとされる。 2017年のFCローザンヌ・スポルトに続き、2019年にニースを買収し、新たにユナイテッドを姉妹クラブとした『INEOS』のラトクリフ氏。ユナイテッドの再建とともに、このマルチクラブ・オーナーシップに関するUEFAの規則をどう解消していくか注目だ。 2024.06.08 13:05 Sat
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