最下位に低迷のサンプドリア、フリーのベルトラッチを獲得

2019.10.09 00:00 Wed
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サンプドリアは8日、元イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチ(28)の加入を発表した。契約期間は2020年6月30日までの1年間となっている。

ローマのプリマヴェーラ出身のベルトラッチは、2012年に加入したジェノアで中盤の全ポジションでプレー可能なユーティリティプレーヤーとしてブレイク。2015年に加入したミランでは加入初年度こそレギュラーを掴んだが、以降はケガの影響もあって思うように出場機会を得られず、2017-18シーズンは古巣ジェノアにレンタル移籍。しかし、昨夏復帰したミランではセリエAでの出場機会はなく、ヨーロッパリーグ4試合の出場にとどまり、昨季限りでミランを退団していた。
そのベルトラッチの新天地にはセルティックの噂も挙がっていたが、現在7試合を消化したセリエAで1勝6敗と最下位に低迷し、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を前日に解任したサンプドリアとなった。

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ミランガチャ? ピルロ監督解任のトルコ1部クラブ、新指揮官もミランOBを招へいか

ファティ・カラギュムリュクが新たなイタリア人指揮官を招へいするようだ。トルコ『Fanatik』が伝えている。 ファティ・カラギュムリュクはスュペル・リグ(トルコ1部)の中堅クラブ。かつてミランやローマに在籍した元イタリア代表のFWファビオ・ボリーニ、MFアンドレア・ベルトラッチといった、カルチョファンにとってはお馴染みの選手も複数所属している。 今シーズンは第35節終了時点で9位につけ、すでに残留が確定。しかし、23日のトラブゾンスポル戦で1-4という大敗を喫すると、翌24日に就任1年目のアンドレア・ピルロ監督(44)を解任したことを発表した。 今シーズン残りの試合はコーチが暫定的に指揮を執ることとなったが、来シーズンに向けてはピルロ前監督に続いてイタリアから指揮官を招へいする考え。セリエBのレッジーナを率いるフィリッポ・インザーギ監督(49)と交渉中だという。 現役時代はピルロ前監督とともにミランで栄華を極めたインザーギ監督。持ち前の嗅覚を生かして「ぎりぎりオフサイド」でゴールを量産し続けたストライカーだったが、指揮官としてはこれまでパッとせず。2019-20シーズンにベネヴェントでセリエB優勝を果たした以外に大きな功績はない。 それでも、インザーギ監督とファティ・カラギュムリュクの両者はすでに大筋合意に達しており、ピルロ前監督の後任がインザーギ監督となるのは確実視されている。ファティ・カラギュムリュクは同じくミランOBでありバレンシアで監督を務めたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏(45)とも交渉に臨んだようが、インザーギ監督を選んだとのことだ。 2023.05.25 14:56 Thu

トルコの新興クラブが新たにトルコ代表DFなど実力者2名を獲得!

トルコのファティ・カラギュムリュクは6日、フェネルバフチェからトルコ代表DFジャネル・エルキン(32)とパルマからフランス人FWヤン・カラモー(23)の2選手を獲得したことを発表した。 移籍形態はエルキンがフリーで加入、カラモーは1年間のレンタル移籍となる。 CSKAモスクワやガラタサライ、インテル、ベシクタシュなどでプレーしたエルキンは、昨夏にフェネルバフチェへ加入。昨シーズンはスュペル・リグ34試合に出場し9アシストを記録。また、トルコ代表としても59試合に出場している。 一方のカラモーはカーンの下部組織出身のウイングを本職とするアタッカー。2016-17シーズンにトップチームへ昇格し、2017-18シーズンから買い取り義務付きでインテルへレンタル移籍。 しかし、インテルでは出場機会を与えられず、2018-19シーズンはボルドーへレンタルされると、2019年の夏にパルマへ買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。2シーズンを過ごしたパルマでは、公式戦41試合に出場し5ゴール3アシストを記録していた。 昨季36年ぶりにスュペル・リグで返り咲いたファティ・カラギュムリュクには、FWファビオ・ボリーニやFWアーメド・ムサ、MFルーカス・ビリア、MFアンドレア・ベルトラッチ、MFエムレ・モル、メディ・ベナティアなどが在籍している。 2021.09.07 06:30 Tue

ベルトラッチの新天地はトルコに!ボリーニやビリアらが在籍するファティ・カラギュムリュクに加入

トルコのファティ・カラギュムリュクは23日、元イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチ(29)をフリートランスファーで獲得した。 ローマのプリマヴェーラ出身のベルトラッチは、2012年に加入したジェノアで中盤の全ポジションでプレー可能なユーティリティプレーヤーとしてブレイク。2015年に加入したミランでは加入初年度こそレギュラーを掴んだが、以降はケガの影響もあって思うように出場機会を得られず、2017-18シーズンは古巣ジェノアにレンタル移籍。 しかし、2018年の夏に復帰したミランではセリエAでの出場機会はなく、ヨーロッパリーグ4試合の出場にとどまり、2018-19シーズン限りでミランを退団。昨季は低迷していたサンプドリアに途中加入すると、セリエA12試合に出場したが、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 昨シーズン昇格プレーオフを勝ち上がり36年ぶりのスュペル・リグ(トルコ1部)昇格を決めたファティ・カラギュムリュクは、9月11日に開幕した今シーズンはここまで13試合を終え、5勝5分け3敗の7位に位置。 なお、同クラブには同胞である元イタリア代表FWファビオ・ボリーニや元イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ、ミラン時代の同僚である元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリアらが在籍している。 2020.12.24 02:00 Thu

ミラン退団のベルトラッチがフリーでセルティック加入へ!

セルティックが、昨季限りでミランを退団した元イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチ(28)の獲得に迫っているようだ。イギリス『デイリー・レコード』が伝えている。 昨シーズン限りでミランとの契約が終了したベルトラッチは現在フリーの状態が続いている。一部ではセリエAの複数クラブから関心を集めているとの報道も出ていたが、新天地はスコットランドになる可能性が高いようだ。 ローマのプリマヴェーラ出身のベルトラッチは、2012年に加入したジェノアで中盤の全ポジションでプレー可能なユーティリティプレーヤーとしてブレイク。 2015年に加入したミランでは加入初年度こそレギュラーを掴んだが、以降はケガの影響もあって思うように出場機会を得られず、2017-18シーズンは古巣ジェノアにレンタル移籍。同クラブで定期的な出場機会を確保したものの、昨夏復帰したミランではセリエAでの出場機会はなく、ヨーロッパリーグ4試合の出場にとどまっていた。 2019.07.21 17:02 Sun

ナポリ戦までに“レヴァ2世”獲得を急ぐミラン、移籍金44億円とJ・マウリを提示か

ミランはジェノアに所属するポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクの獲得に向けて、トレード要員としてMFホセ・マウリを差し出すことを検討している。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が21日、伝えている。<br><br>ミランでは、FWゴンサロ・イグアインのチェルシー移籍が濃厚となっており、後釜として&ldquo;レヴァンドフスキ2世&rdquo;と呼ばれるジェノアの23歳ピョンテクの獲得を狙っている。すでに両クラブの間で交渉は進められており、合意まであとわずかとなっている。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、クラブの至宝の評価額を少なくとも4000万ユーロ(約50億円)と見積もっており、ミランのイヴァン・ガジディスCEOは移籍金3500万ユーロ(約44億円)に加え、トレード要員を提案する。<br><br>■3人目のトレード候補にJ・マウリが浮上これまでトレード要員には、MFアレン・ハリロヴィッチやMFアンドレア・ベルトラッチの名前が浮上したが、ジェノアはクロアチア人MFを拒否。元ジェノアMFのベルトラッチについては、シーズン終了後にミランとの契約が切れるため、選手がより好条件での契約を求めてフリーでの移籍を待つことを希望しているとみられる。<br><br>このためミランはJ・マウリをトレード要員として提示。イタリア系アルゼンチン人MFもシーズン終了後に契約満了を迎えるが、ジェノアが求めるプロフィールに一致しており、実現可能な取引であると指摘されている。プレツィオージ会長はさらに19歳GKアレッサンドロ・プリザーリにも関心を示しているが、ミランはクラブの宝と評価しており、放出は検討していないようだ。<br><br>21日にも両クラブは交渉の席に着き、移籍の合意へ向けて最終調整を進めることになる。ミランは26日に行われるナポリ戦までにピョンテクを確保し、FWアルカディウシュ・ミリクとのポーランド対決を実現させたい意向だ。J・マウリのトレードがピョンテク獲得交渉のカギとなるのか、今後の動向は注目されるところだ。<br><br><br>提供:goal.com 2019.01.22 22:30 Tue

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若手CBを探すリバプール、今なおコルウィルを注視か

リバプールがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)を密かにリストアップし続けているという。 チェルシーアカデミーが育んだ左利きセンターバック・コルウィル。ブライトン&ホーヴ・アルビオンへの武者修行が成功して昨夏帰還した20歳の若武者は、チームの戦績が上向かないなかでもゲーム主将を任される試合があり、ここまで公式戦27試合中26試合でプレーしている。 すなわちチェルシーにとって明るい未来への希望を灯す存在なわけだが、コルウィルとリバプールの紐付けは昨夏も。ブライトンへのレンタル期間終了に前後して獲得を目指しているとの報道があったなか、最終的にはすんなりチェルシーへと帰還し、2029年6月までの長期契約も結んだ。 しかし、イギリス『90min』によると、リバプール経営陣は今なおコルウィルを注視。早急な獲得プランこそないものの、チェルシー退団の可能性が浮上した場合に備えている状況だといい、同選手がブライトンへの武者修行以前、2部ハダースフィールドでプレーしていた時期から追いかけ続けているという。 その一方でチェルシーはというと、同じくアカデミー出身のイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)を売却する計画がある一方、コルウィルに関しては“値段”を評価することはおろか、将来の正キャプテン候補であり、完全なる非売品とみなしているとのことだ。 この点についてはリバプールも重々承知なようで、将来に向けてコルウィル以外にも複数の若手センターバックをリストアップ。 ユベントスからサンプドリアへレンタル移籍中のウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレス(20)、アルゼンチン1部タジェレスのU-20コロンビア代表DFケビン・マンティージャ(20)らについて「2025年夏」の獲得を念頭に置いているとみられている。 2024.01.17 16:45 Wed

セリエA復帰を目指すサンプドリアに痛手…ボリーニが左ヒザ手術で2カ月の離脱に

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40歳の元イタリア代表FWクアリアレッラが引退の意向を表明… 夏のサンプドリア退団以降フリーの状態続く

元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun

「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu

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