クラーセン&ゲブレ・セラシェのヘッド弾でブレーメンが大迫の新年初先発を勝利で飾る!《ブンデスリーガ》
2019.04.14 00:36 Sun
日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンは13日、ブンデスリーガ第29節でフライブルクと対戦し、2-1で勝利した。大迫は63分までプレーした。
リーグ戦11試合負けなしの8位ブレーメン(勝ち点43)が、13位フライブルクをホームに迎えた一戦。前節のボルシアMG戦をドローで終えたブレーメンは、その試合から先発を2人変更。復帰戦となった前節同点弾をアシストした大迫は、2トップの一角として2019年ブンデス初先発となった。
試合は立ち上がりから素早い攻守の切り替え切り替えとサイドを起点に推進力のある攻めを見せるブレーメンが主導権を握る。すると5分、ラシカの左CKをヴェリコビッチがヘディングで合わせたが、このシュートは枠の上に外れた。
攻勢を続けるブレーメンは、18分にボックス左でパスを受けたラシカの折り返しから大迫が決定機を迎えたが、ダイレクトシュートは枠の上に外してしまう。
すると直後にブレーメンはピンチを迎える。19分、ゴンドルフのループパスをボックス左で受けたギュンターがボレーシュートをゴール右隅に流し込んだが、このゴールはオフサイドの判定で取り消された。
ゴールレスで迎えた後半、前半の接触プレーで負傷したGKパブレンカに代えてGKカピノをピッチに送り出したブレーメンは、52分に決定機。ラシカの左クロスをファーサイドに走り込んだクラーセンがボレーシュート。しかし、これはゴールライン上でシュローターベックのブロックに阻まれた。
膠着が続く中、ブレーメンは63分に大迫を下げてピサーロを投入。すると76分、ピサーロの右クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったシャヒンが再びクロスを供給。これをゴール左前のクラーセンがヘディングで叩き込み、ブレーメンが先制に成功した。
待望の先制点で勢いづくブレーメンは、84分にもクルーゼの右CKからゲブレ・セラシェがヘディングシュートをゴール左に突き刺し、試合を決定づける2点目を奪った。
その後、後半アディショナルタイムにワルドシュミッドに1点を返されたブレーメンだが、1点を守り抜き2-1で勝利。ブレーメンが大迫の2019年初先発試合を勝利で飾った。
リーグ戦11試合負けなしの8位ブレーメン(勝ち点43)が、13位フライブルクをホームに迎えた一戦。前節のボルシアMG戦をドローで終えたブレーメンは、その試合から先発を2人変更。復帰戦となった前節同点弾をアシストした大迫は、2トップの一角として2019年ブンデス初先発となった。
試合は立ち上がりから素早い攻守の切り替え切り替えとサイドを起点に推進力のある攻めを見せるブレーメンが主導権を握る。すると5分、ラシカの左CKをヴェリコビッチがヘディングで合わせたが、このシュートは枠の上に外れた。
すると直後にブレーメンはピンチを迎える。19分、ゴンドルフのループパスをボックス左で受けたギュンターがボレーシュートをゴール右隅に流し込んだが、このゴールはオフサイドの判定で取り消された。
ピンチを凌いだブレーメンは38分、ヴェリコビッチの右クロスをボックス中央のクルーゼがヘディングシュート。さらに相手のクリアボールを繋ぐブレーメンは、左サイドを持ち上がったラシカの折り返しをボックス手前で受けたクルーゼがミドルシュートでゴールを狙ったが、共にGKシュウォローの好セーブに阻まれた。
ゴールレスで迎えた後半、前半の接触プレーで負傷したGKパブレンカに代えてGKカピノをピッチに送り出したブレーメンは、52分に決定機。ラシカの左クロスをファーサイドに走り込んだクラーセンがボレーシュート。しかし、これはゴールライン上でシュローターベックのブロックに阻まれた。
膠着が続く中、ブレーメンは63分に大迫を下げてピサーロを投入。すると76分、ピサーロの右クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったシャヒンが再びクロスを供給。これをゴール左前のクラーセンがヘディングで叩き込み、ブレーメンが先制に成功した。
待望の先制点で勢いづくブレーメンは、84分にもクルーゼの右CKからゲブレ・セラシェがヘディングシュートをゴール左に突き刺し、試合を決定づける2点目を奪った。
その後、後半アディショナルタイムにワルドシュミッドに1点を返されたブレーメンだが、1点を守り抜き2-1で勝利。ブレーメンが大迫の2019年初先発試合を勝利で飾った。
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「人間には正しく判断できない」物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール、VARで使用できないスカウティング映像では「オフサイド」
14日、『DAZN』は『Jリーグジャッジリプレイ2023 #31』を配信。ゲストには横浜F・マリノスのOBで解説者の水沼貴史氏、そして横浜FMのクラブシップキャプテンである栗原勇蔵氏を迎えて行われた。 SNSで話題となったジャッジを深掘りする番組。今回ピックアップされたシーンの1つは、浦和レッズvsヴィッセル神戸の決勝点のシーンだ。 浦和は勝たなければ優勝が潰える中、後半アディショナルタイムに同点に追いつき迎えた96分のシーン。相手陳内でFKを獲得すると、GK西川周作もゴール前に上がり捨て身の攻撃。中島翔哉がゴール前にクロスを送るも、GK前川黛也がキャッチ。そのままパンとキックで蹴り出すと、これが大迫勇也に渡り、無人のゴールへロングシュート。これが決勝点となり、1-2で神戸が勝利。浦和の優勝の夢が潰えた。 しかし、このシーンではGK西川がいないためにオフサイドラインが変わっており、大迫がハーフウェイラインを越えていたことでオフサイドだとSNS上などで指摘。誤審だと話題になっていた。 『Jリーグジャッジリプレイ』では、『DAZN』の放送やVARチェックに使用できないスカウティング映像を紹介。前川が蹴り出した瞬間に大迫は完全にハーフウェイラインを越えており、競技規則に照らし合わせれば完全にオフサイドとなる。 元国際主審の家本政明氏は「映像を見る限りではそう言わざるを得ないです」とオフサイドだとした。「僕もここに来て初めてこの映像を見て、なるほどと。副審の方がどのポジションにいるのかなという時に、本来であれば西川選手が前に行っているので、この場合はセカンドディフェンダーが神戸サイドにいるのでハーフウェイラインが最終のオフサイドラインになります」と説明。「競技規則にあるのは、オフサイドポジションにいることは反則ではないが、競技者の頭、胴体、足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い位置にいる。GKを含む全ての競技者の手や腕は含まれない。オフサイドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までとすると、ハンドの解釈と一緒です」とした。 実際にこのシーンでは完全に体がオフサイドラインとなるハーフウェイラインを越えている。家本氏は「腕が頭よりも十分に出ている。次に副審のポジションはハーフウェイラインの上にステイしなければいけないんですが、どういうわけか動いちゃている」と指摘。「この試合は観ていて凄くエキサイティングで面白い反面、難しい試合だった。西川選手が前に行っている事を、ふと忘れてしまった。ちょっと考えられない動きをしたために適切な競技規則が判断できなかったのかなと思います」と解説した。 また、現地で解説していた水沼氏は「オフサイドはゴールが決まってから考えて、レフェリーも止まったのでVARに確認をしているんだと思った。でも結構早くチェックオーバーが終わった。なんでこんな早く終わったんだろうと」と当時を回想。「パッと頭に思い浮かんだのは、映像が撮れていない、見れていない。副審の方は同一視野で入らない。キックと大迫選手の出るタイミングと。近くであれば音とか。そういう事を考えながら観ていましたけど、これはオフサイドじゃないかなというのが頭にありました。でもチェックオーバーが早かったので、映像がなかったのかなと思いました」と語った。 「優勝を考えると大きく影響が出てくる可能性はありますが、画的な証拠がないというのが一番なのかな」とVARがオフサイドと判定できなかった可能性を指摘した。 栗原氏は「この映像を見れば議論することもなくオフサイドなんだろうな」とコメント。「現場で副審が遠くを見ながらなので難しいかなと。オフサイド云々の前に、これを見ていると、前川選手はファインプレーだったなと。そっちの方の印象が大きいです」と語った。 水沼氏は副審の動きにも言及。「キャッチした瞬間は見ていて、習性だと思います。最終ラインはハーフウェイラインなんだけど、最後のディフェンダーのところに行ってしまう習性かな」と、GKがいる前提で普段動いているものが出たのではないかと推測した。 またSNS上で議論になったハーフウェイラインの考え方については家本氏が解説。「レッズ側のハーフウェイラインの延長線上より体の一部が出ているかどうか。境界線は全体というよりは、ラインと芝生のところ」と語り、肩より体側が少しでも出た時点でオフサイドになるとした。 水沼氏は「こういう時のためにVARの中にスカウティングも入れておいても良い。こういう事象の時に使えるようにしておいたらいいのでは」と、VARチェックに使用するカメラについて提案。海外では導入されていることもあり、Jリーグでも導入しても良いことだが、現時点では別物として扱われており、家本氏は「日本サッカー協会、審判員会とJリーグサイドの話」とし、「海外では保険として導入しているのは聞いたことがある。現在のVARの全部のカメラでもチェックしても明白な証拠がなかったのでコンプリートせざるを得なかった」としながらも、「クラブや選手、ファン・サポーターはこの1試合で決まるものも多い。Jリーグと委員会がどうすればこの問題を今後解決できるのかを議論して、そうして(導入して)いただきたい」と語り、VARの運用を検討する必要性はあるだろう見解を述べた。 一方で、現場でのジャッジについて家本氏は「めちゃくちゃ難しいです」とコメント。「線があるので明白なので出ているかどうかは明白。ただ、ボールをいつ蹴ったの?という問いは残る。同一視野内に入ればいいですが、どうしても(視線を)振らなければいけないので、蹴った瞬間を見なければいけないので、人間には正しく判断できない」と語り、「だからこそテクノロジーでカバー、サポートできればと思う」と、現場でのジャッジには限界があるシーンだとも語った。 <span class="paragraph-title">【動画】実際はオフサイド…物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PghXpuAUP9s";var video_start = 500;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.14 12:15 Tue5
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欧州大会出場狙うブレーメン、元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバをライプツィヒからレンタル
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ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed4
今日の誕生日は誰だ! 4月19日は、ロナウド&ロナウジーニョと最高攻撃ユニット形成の“左足の魔術師”
◆リバウド・ヴィトール・ボルバ・フェレイラ 【Profile】 出身:ブラジル 誕生日:1972/4/19 ポジション:FW クラブ:バルセロナ、ミランなど 身長:185㎝ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、4月19日はブラジル代表レジェンドでバルセロナOBのリバウド氏だ。 ▽1994年にパルメイラスでブラジル全国選手権を制して注目を集めたこの天才レフティは、デポルティボを経て1997年にバルセロナに入団。1997-18シーズン、1998-99シーズンにリーガエスパニョーラ優勝に貢献すると、1999年にはFIFA最優秀選手賞、バロンドールを受賞して名実ともに世界最高の選手となった。さらに、2002-03シーズンに在籍したミランでもチャンピオンズリーグ優勝を経験している。 ▽また、ブラジル代表としては1998年フランス・ワールドカップ(W杯)、2002年日韓W杯では栄光の10番を着用した。特に、日韓W杯ではロナウド氏、ロナウジーニョ氏とともに最高の攻撃力を誇った“3R”と呼ばれるユニットを形成し、5得点を記録。母国を5度目のW杯制覇に導いた。 ▽“左足の魔術師”と称されるリバウド氏。左足から繰り出されるラストパスは芸術的かつ鋭く、虚を突いて放たれるシュートは恐ろしいパワーを秘めていた。また、時折みせるラボーナフェイント、オーバーヘッドキックなどのアクロバティックな動きは見る者の心を釘付けに。サッカー界に語り継がれるべき選手であり、“歴代最高のファンタジスタ”としてリバウド氏を記憶している方も多いのではないだろうか。 ※誕生日が同じ主な著名人 ガブリエル・エインセ(元サッカー選手) ウェズレイ(元サッカー選手) 本間勲(元サッカー選手) 礒貝洋光(元サッカー選手) 吉原慎也(元サッカー選手) マルコ・アルナウトビッチ(サッカー選手/ウェストハム) ジョー・ハート(サッカー選手/ウェストハム) エクトル・エレーラ(サッカー選手/ポルト) ヴァロン・ベーラミ(サッカー選手/ウディネーゼ) ジャーメイン良(サッカー選手/ベガルタ仙台) 小泉慶(サッカー選手/柏レイソル) 関根貴大(サッカー選手/インゴルシュタット) カイオ(サッカー選手/アル・アイン) マリア・シャラポワ(テニス選手) 小嶋陽菜(アイドル/AKB48) 清司麗菜(アイドル/NGT48) 2018.04.19 07:00 Thu5