【2019 超WS編集部J1順位予想③】川崎F、3年連続の歓喜で黄金期構築か 東海勢の健闘も予想

2019.02.22 12:02 Fri
©超ワールドサッカー
2019シーズンの明治安田生命J1リーグが金曜開催の22日を皮切りに幕を開ける。“蹴”春到来に先駆け、超WS編集部が「3+1」→「5」に外国人枠拡大で新時代到来を予感させる今シーズンのJ1順位を予想。キーポイントになりそうな短評を添えてお届け!
(C)CWS Brains,LTD.
1位:川崎フロンターレ
最強の矛と盾を持つ川崎Fが充実補強。4冠を目指せるだけの戦力を揃えた上に、課題であった高さも解消か。天と地の使い分けができれば、等々力に3年連続の歓喜が。

2位:浦和レッズ
国内屈指の実力者たちを獲得し、選手層は川崎Fをも脅かすほどに。気になるのは完成度。アジア制覇も狙う中で、いかに序盤でポイントロスを避けられるかが重要。
3位:ガンバ大阪
昨季終盤に9連勝を達成したG大阪の大躍進を予想。韓国代表DFキム・ヨングォンの加入で守備が整備され、クルピ体制時の悪印象を払しょくする好スタートが切れれば、“西の雄”復活も見えてくる。

4位:ヴィッセル神戸
面子的にはACL出場も狙える陣容。新加入ビジャとイニエスタのホットラインが再開通するか否かがカギ。ただ、ポルディを加えた助っ人トリオの稼働率は気になるところ…。

5位:清水エスパルス
北川や金子ら若手の台頭で地力が付いてきた上に今オフ、エウシーニョらを的確補強。不整脈のドウグラスも復帰時期は未定だが、すでに再来日。爆発が期待できるだけのモノは持っている。
6位:名古屋グランパス
1年での大幅なメンバーの入れ替えや楢崎、玉田らベテラン勢不在の影響は気になるが、個で見れば優勝さえも手が届きそうな陣容に。昨季得点王のジョーは警戒強まる中でも平然といられるか。

7位:ジュビロ磐田
昨季はあわやJ2降格も補強は極めて少ない。しかしそれは昨季の長期離脱者の復帰を計算した上でのこと。昨今の新戦力と一定の経験を積んだ若手たちが融合すれば今季、台風の目にもなり得る…

8位:鹿島アントラーズ
小笠原、昌子、西と常勝軍団の顔たちがこぞって去った。変革期に加え、ACLも戦うとなれば苦しい1年となりそうだ。ただ、アジアを制し、世界を体感した選手たちの潜在能力は高い。

9位:北海道コンサドーレ札幌
得点数を増加させたい中、勝負所で決勝点を奪ってきた都倉の退団はかなり痛手。ただ、中野や岩崎、鈴木といった更なる成長が期待できる選手が加入したことで伸びしろは満載。

10位:セレッソ大阪
主力選手含め多くの選手が入れ替わったが、昨季に奮闘した守備陣は健在。残留争いに巻き込まれる大崩れはしないだろうが、ロティーナ新指揮官の手腕が問われることになりそうだ。

11位:FC東京
昨季は守備力が向上。昨季終盤に対応されたディエゴ・オリヴェイラ頼りの攻撃に工夫は必須。アタッカーは豊富なだけにいかに攻撃パターンを増やせるか

12位:湘南ベルマーレ
ルヴァン杯を制し飛躍が期待される中で、戦力面での上積みには成功。ただ、ゴールゲッターとして計算できる選手がいない。この悩みが解消されれば、嫌な存在になる。

13位:サンフレッチェ広島
パトリックの負担軽減が最重要課題。昨季後半戦の大失速が頭に焼き付いている。加えてACLと並行したシーズン。真価が問われる1年に。

14位:サガン鳥栖
リーグ2位タイの堅守を支えたGK権田退団が大きな不安。クエンカ加入で攻撃陣はJ1屈指。ポゼッションスタイルへの転換が功を奏せば、面白い存在に。

15位:横浜F・マリノス
戦力の低下のみならず、中澤という精神的支柱が不在。ただ、攻撃陣は今季も見応えがありそう。現状、今季も浮き沈みが激しくなりそうだ。

16位:ベガルタ仙台
新加入選手はプレースタイル的に問題なし。ただ、攻守において渡邉スタイルの体現者たちを多く失ったのは明らか。新顔のフィットと戦術浸透が遅れれば、苦戦は避けられない。

17位:大分トリニータ
J2の実力者を多く獲得。J1での経験値は見れば見劣りするのは仕方なし。J2トップの攻撃力を思い切りぶつけるか、現実的な戦いをするのか、片野坂知宏監督のマネジメントがカギを握る。

18位:松本山雅FC
エドゥアルド、杉本や前田ら有望選手は在籍。ただ、厳しい試合の連続になることには変わりない。2度目のJ1挑戦。地を這ってでも残留したいだけに粘り強く勝ち点を積み重ねられるか。
関連ニュース

【Jリーグ出場停止情報】DOGSOで一発退場の磐田DFリカルド・グラッサや川崎F・エリソン、FC東京・小泉慶らが出場停止

Jリーグは7日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1では4選手が出場停止。MF小泉慶(FC東京)、FWエリソン(川崎フロンターレ)、DFリカルド・グラッサ(ジュビロ磐田)、DF原田亘(サガン鳥栖)が出場停止となる。 リカルド・グラッサは、6日に行われたJ1第12節の東京ヴェルディ戦で一発退場。「相手陣内ハーフウェーライン付近で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が下された。 また、J2では徳島ヴォルティスのDFエウシーニョのみが出場停止、J3ではDF佐古真礼(いわてグルージャ盛岡)、西山拓実(SC相模原)、DF舘野俊祐(FC大阪)、生駒稀生(奈良クラブ)、弓場堅真(FC今治)が出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 MF小泉慶(FC東京) 第13節 vs柏レイソル(5/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWエリソン(川崎フロンターレ) 第13節 vs北海道コンサドーレ札幌(5/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFリカルド・グラッサ(ジュビロ磐田) 第13節 vsサガン鳥栖(5/11) 今回の停止:1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第13節 vsジュビロ磐田(5/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 DFエウシーニョ(徳島ヴォルティス) 第15節 vs栃木SC(5/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF佐古真礼(いわてグルージャ盛岡) 第14節 vsY.S.C.C.横浜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西山拓実(SC相模原) 第14節 vsガイナーレ鳥取(5/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF舘野俊祐(FC大阪) 第14節 vsカターレ富山(5/18) 今回の停止:1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第14節 vsFC岐阜(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF弓場堅真(FC今治) 第14節 vs福島ユナイテッドFC(5/18) 今回の停止:1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 DF濃野公人(鹿島アントラーズ) 3回戦vsFC町田ゼルビア(5/22) 今回の停止:1試合停止 FW野田隆之介(FC琉球) 3回戦vsセレッソ大阪(5/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】磐田リカルド・グラッサが東京V戦の終盤にDOGSOで一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="r_Gi58dDKcs";var video_start = 413;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.08 10:40 Wed

昨季ニューヒーロー賞の早川隼平が岡山に武者修行! 今季浦和では出番なし…「必ず成長して帰ってきます」

ファジアーノ岡山は7日、浦和レッズからU-19日本代表MF早川隼平(18)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、浦和との公式戦は出場不可。背番号「39」をつける。 浦和のアカデミーから昇格2年目の左利きドリブラーはまだ2種登録だった昨年4月のルヴァンカップでトップチームデビューを果たし、その次の節で初ゴール。同年8月にプロ契約を結ぶと、そのルーキーイヤーからルヴァンカップで大会史上最年少となる17歳10カ月でニューヒーロー賞に輝いた。 脚光を浴びる存在となり、U-19日本代表にも招集される注目株だが、今季のここまで出番なし。このタイミングで現在の明治安田J2リーグで上位につける岡山に武者修行する運びとなった。 新天地では「早くチームに馴染み、掲げているJ1昇格を達成するために全力で戦います。一緒に戦いましょう。よろしくお願いします」とコメント。浦和を通じては武者修行先での成長を誓った。 「今シーズンは、みなさんの前でプレーすることができず、非常に悔しいです。最高のスタジアムの、最高のファン・サポーターのみなさんの前でもう一度プレーするために、必ず成長して帰ってきます」 2024.05.07 18:40 Tue

出場10分の神戸時代も「クールで素晴らしかった」 36歳マタが次なる現役続行先を探る

元スペイン代表MFフアン・マタ(36)が古巣マンチェスター・ユナイテッドのインタビューでこれまでとこれからに言及した。 かつてスペイン代表としてワールドカップを制したほか、クラブレベルでもバレンシアやチェルシー、ユナイテッドで活躍したマタ。昨夏にガラタサライとの契約が切れると、同年9月からヴィッセル神戸に活躍の場を移した。 名手の加入とあって大いに注目されたが、J1リーグ1試合の途中出場にとどまり、プレータイムしてたったの10分間に。チームは初のJ1リーグ制覇を遂げたが、堅守速攻のスタイルでは輝く場所が限られ、半年で退団した。 神戸時代は思った以上に試合に絡めず、フリーの状況が続くが、その日本での経験も含め、ユナイテッド退団後のキャリアに満足しているようだ。 「正直に言って、とても良かったよ。まずトルコのイスタンブールでガラタサライでプレーし、異なる文化と国を知り、リーグ優勝もした」 「あそこではとても良い気分だったよ。そして、それから日本だ。素晴らしい国だった。日本の文化から多くを学ばせてもらったんだ」 「わずか4、5カ月という短い期間ではあったけど、そこでもリーグを制した。だから、クールで、素晴らしかったというのが正直なところだ」 そうして「次はどこでプレーするか考え中だ。これからもプレーし続けたいし、ゲームを楽しみたい」と現役続行の意思を示すと、新天地の決め手を明かした。 「僕はまだゲームを楽しめているし、情熱だってある。フィジカル的にも、メンタル的にも良い感覚があるけど、最後となるであろう次のステップを意味のあるものにしたい」 「ただプレーするためではなく、ピッチの内外で刺激を受け、感化される場所でね。今はまだ旅の途中で、待って、聞いて、考えて、正しい決断を下したいけど、まだプレーしたい」 「僕は試合が好きだし、楽しめなくなるか、ケガだったりでやれなくなるまでは辞められない」 2024.05.07 16:40 Tue

FC東京が寺山翼の右ヒザ内側側副じん帯損傷を発表 先発の新潟戦で負傷

FC東京は7日、MF寺山翼の負傷を報告した。 順天堂大学から入団して2年目の寺山。明治安田J1リーグではここまで2試合に出場中だが、4月27日に行われ、今季初先発だった第10節のアルビレックス新潟戦で負傷した。 チームドクターの診察で右ヒザ内側側副じん帯損傷と診断。全治は8週間~10週間の見込みとなっている。 2024.05.07 14:40 Tue

浦和が川崎F戦で物品投げ込みのサポーター1名を無期限入場禁止に 「悔しさと憤りを感じずにはいられません」

浦和レッズは7日、自チームサポーターの違反行為と処分を発表した。 当該サポーターによる違反行為は3日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた明治安田J1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦が終了した後に起こり、浦和の選手一同が自チームの応援エリアに挨拶をしに向かったところ、応援に用いる大旗を投げたという。 そのサポーター1名は自身が所属するグループのリーダーも含め、クラブの競技運営本部スタッフによる対面での事情聴取などを経て、レディースやアカデミーを含む国内外を問わずの無期限入場禁止に。浦和はこの一件を謝罪し、改めて再発防止に努めるとした。 「改めまして、この度は試合運営管理規定違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」 「私どもがそうした努力を行うことは当然の務めであり、美辞麗句で飾り立てるべきものでないことを承知しておりますが、多くのファン・サポーターのみなさまや社外関係者のみなさまがクラブと共に、再発防止のために意識を高め、互いに声を掛け合うなどして安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現を浦和レッズ全員で目指そうと行動してくださっている最中にこうした事案が発生してしまったことに対し、悔しさと憤りを感じずにはいられません」 「しかしながら、今回の事案によって安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に向けた覚悟が揺らぐことは絶対にありません。引き続き矢印を自らに向け、再発防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」 2024.05.07 10:35 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly