鹿島の新10番・FW安部裕葵が考える負けるチームの要素は「慢心と情報不足」

2019.02.14 20:42 Thu
©超ワールドサッカー
Jリーグが14日、2019Jリーグキックオフカンファレンスを開催した。
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2018シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)王者である鹿島アントラーズからは、FW安部裕葵が出席。背番号「10」を背負うことに対しても、「自分は自分らしく」とコメント。また、JリーグをACLの連覇をチームの重点的な目標であると語った。◆FW安部裕葵(鹿島アントラーズ)
──昨シーズン色々な経験をした中での課題は
「1試合も負けないことですね。勝ちにこだわることです」
──アジアでの戦いを経験して感じた難しさはあるか
「それは、それぞれですね。Jリーグで戦う難しさもありますし、ACLで戦う難しさ、トーナメントの難しさとあります。サッカーの根本は変わらないので、どういった相手であろうが」

「勝ちに必要な要素はわからないですけど、負けるチームに共通するものは、慢心と情報不足。この2つがあるチームは絶対に勝てないと思います。そこをいかに解消するかが、勝利に繋がると思います」
──昨シーズン負けた試合で一番悔しかった試合は
「あまり負けた試合の記憶はないです。負ける試合は思い出さないタイプです」

──勝ち試合では
「もちろんACLの決勝です」

──勝った試合や活躍した試合での反省点とかは強く意識するのか
「常に意識はしています。勝とうが負けようが、自分に対しての評価はします。まずはチームが勝つか負けるか。そこからが自分の評価です。それがチームスポーツの良さです」

──貢献できないということの方が残りますか
「チームが勝てばそれでいいと思います」

──思い描く鹿島の背番号「10」はいるのか
「特にいません。ジーコさんから金崎選手まで、色々な選手がいる中で、自分は自分らしく10番像を作りたいです」

──今シーズンの目標は
「僕は目標は立てないです。(チームとしては4冠ですか?)もちろん4つです。でも、ACLの連覇とJリーグの奪還。その2つを重点的に力を入れることによって、ルヴァンカップと天皇杯というタイトルも付いてくると思います」

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