長谷部フル出場のフランクフルト、劣勢を凌いでライプツィヒにドロー《ブンデスリーガ》

2019.02.10 01:40 Sun
Getty Images
フランクフルトは9日、ブンデスリーガ第21節でライプツィヒとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場している。

前節ドルトムント戦を1-1の引き分けに持ち込んだ5位フランクフルト(勝ち点32)は、長谷部が3バックの中央で4試合連続スタメンとなった。

チャンピオンズリーグ出場権を争う4位ライプツィヒ(勝ち点37)に対し、守勢の入りとなったフランクフルトは、長谷部を軸に耐え凌いでいく。
すると25分、コスティッチの直接FKでGKグラーチを強襲したフランクフルトがここから攻撃の時間を増やし、盛り返していった。

36分にサビツァーがミドルシュートで応戦してきたライプツィヒに対し、ハーフタイムにかけては互角の攻防を見せたフランクフルトはゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、ライプツィヒが攻勢に出る入りとなった中、51分にハルステンベルクに決定的なヘディングシュートを許したフランクフルトは61分にもCKからオルバンの華麗なヒールシュートでゴールを脅かされたが、ゴールライン上のジェルソン・フェルナンデスがクリアして難を逃れる。

その後もライプツィヒがペースを握る中、67分にサビツァーのミドルシュートが左ポストを直撃すれば、77分にはY・ポウルセンのヘディングシュートでゴールを脅かされた。

耐え凌ぐフランクフルトは終盤の88分に千載一遇の決定機。ボックス左に抜け出したガシノビッチがGKと一対一に。しかし枠を外してゴールレスで決着。劣勢だったフランクフルトは長谷部の奮闘もあってゴールレスドローに持ち込み、勝ち点1を持ち帰っている。

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