【セリエA前半戦ベストイレブン】首位ユーベから最多6選手を選出!

2019.01.12 18:01 Sat
Getty Images
2018-19シーズンのセリエA前半戦が終了しました。そこで本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

◆ベストイレブン
GK:ハンダノビッチ
DF:シュクリニアル、クリバリ、キエッリーニ
MF:カンセロ、アラン、マテュイディ、アレックス・サンドロ
FW:マンジュキッチ、クアリアレッラ、C・ロナウド

GKサミル・ハンダノビッチ(34歳/インテル)
Getty Images
出場試合数:19(先発回数:19)/失点数:14/出場時間:1710分
ユベントスの11失点に次ぐ14失点に抑えたインテルから守護神を選出した。ユベントスとは比較にならない程のピンチがあった中、ハンダノビッチのファインセーブにより防がれた失点は数多くあった。攻撃陣が低調だった試合を勝ちに持っていけたのはハンダノビッチの能力による所が大きかった。
DFミラン・シュクリニアル(23歳/インテル)
Getty Images
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1530分
移籍2年目の今季もインテルの守備の要として抜群の存在感を見せた。ソリッドな守備からの好インターセプトでそのまま持ち上がり、攻撃につなげるシーンを幾度も見せた。インテルのディフェンスリーダーとして欠かせない存在となっている。

DFカリドゥ・クリバリ(27歳/ナポリ)
Getty Images
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:0/出場時間:1611分
退場の影響で出場停止となった1試合を除いてフル出場した。世界屈指のDFは今季も抜群の安定感を誇り、自陣ゴール前で壁となっている。他を圧倒するフィジカルを武器に相手FWを封殺し、ナポリの守備を支えている。
DFジョルジョ・キエッリーニ(34歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:14(先発回数:13)/得点数:1/出場時間:1173分
同い年のC・ロナウドの加入が刺激となったのか、例年以上のハイパフォーマンスを維持している。今季はケガもなく良好なコンディションで戦っており、球際の強さが際立っている。対人プレーで負けることもなく、堅守ユベントスを牽引している存在だ。

DFジョアン・カンセロ(24歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:12(先発回数:11)/得点数:0/出場時間:1011分
バレンシアからサイドバックとしては高額の4000万ユーロで獲得したポルトガル代表DFは、その移籍金に十分見合う活躍を見せている。左右のサイドバックをそつなくこなし、高い攻撃センスを持つカンセロはオフェンスの幅を広げる存在。高精度のクロスだけでなくスルーパスでもチャンスメークでき、ユベントスの新たな武器となった。

MFアラン(27歳/ナポリ)
Getty Images
出場試合数:18(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1382分
[4-4-2]にシステム変更したナポリにおいてアランは重要な役回りを担った。2センターの位置で守備に難のあるハムシクとコンビを組みながら、攻守のバランスが保てていたのは球際で抜群の強さを見せるアランの存在があったからに他ならない。

MFブレーズ・マテュイディ(31歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:17(先発回数:15)/得点数:2/出場時間:1294分
移籍2年目の今季も持ち前のハードワークで攻守に存在感を放っている。優勝したワールドカップでの疲れを見せず、ボックス・トゥ・ボックスの動きで攻守に躍動。中盤で彼がフィルターをかけることによって堅守ユベントスが成り立っている。

DFアレックス・サンドロ(27歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:17(先発回数:15)/得点数:0/出場時間1361分
過去3シーズンに比べれば決して高いパフォーマンスとは言えないかもしれないが、それでも左サイドバックの位置からのチャンスメークで勝利に貢献している。マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンといったメガクラブからの関心があった中、ユベントスと2023年まで契約を延長し、忠誠を誓っている。

FWマリオ・マンジュキッチ(32歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:8/出場時間:1304分
相変らずのハードワークを武器にC・ロナウドと何の問題もなく共存している。その献身的な守備に加え、ビッグマッチでの勝負強さが光り、ナポリ戦、ミラン戦、インテル戦、ローマ戦と貴重なゴールを叩き込んだ。

FWファビオ・クアリアレッラ(35歳/サンプドリア)
Getty Images
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:12/出場時間:1548 分
昨季キャリアハイの19ゴールを挙げた35歳の大ベテランは、前半戦を終えた段階で12ゴール5アシストの大活躍を見せた。キャリア終盤を迎えて意外な最盛期を迎えている円熟のストライカーは類まれなシュートテクニックを生かしてゴールを陥れている。

FWクリスティアーノ・ロナウド(33歳/ユベントス)
Getty Images
出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:14/出場時間:1635分
33歳となっても身体のキレは全く衰えていない。レアル・マドリーでは全てを手にしたことによるモチベーションの欠如による影響か、パフォーマンスの低下が見受けられたが、新天地で気持ちを新たにし躍動している。チームプレーにも徹し、新たな一面を見せている。

ユベントスの関連記事

トッテナムが、ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)の獲得レースでポールポジションにあるようだ。 ユベントスのプリマヴェーラ出身のファジョーリは、2021年1月にファーストチームデビュー。前指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの下ではトップ下出身の技術力とレジスタや守備的MFもこなす多才さを武器に 2024.12.25 23:22 Wed
ユベントスがアメリカ代表MFウェストン・マッケニー(26)との契約延長を計画しているようだ。 マッケニーは2021年夏にシャルケから加入すると、初年度から主力の一人に定着。しかし、翌シーズンはクラブが財政難に陥った影響もあり、冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッドにレンタル移籍となった。 リーズから復帰した昨夏 2024.12.25 11:10 Wed
ミランが来季、ファビオ・パラティチ氏(52)をスポーツ・ディレクター(SD)に迎える可能性があるようだ。イタリア『ラ・レプブリカ』が報じている。 ミランでは先日、アントニオ・ドッタヴィオ前SDが、シニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏との意見の相違により辞任したとされる。 パラティチ氏はこれ 2024.12.24 13:30 Tue
1月の移籍市場でバックラインを獲得することが確実となっているユベントスが、チェルシーの元フランス代表DFアクセル・ディザジ(26)の獲得に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルとコロンビア代表DFフアン・カバルの長期離脱によりバックラインの獲得 2024.12.24 12:00 Tue
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が22日に行われたセリエA第17節、2-1で競り勝ったモンツァ戦を振り返った。 セリエA4戦連続ドローで迎えたモンツァ戦、ユベントスはMFウェストン・マッケニーとMFニコラス・ゴンサレスのゴールで競り勝った。 モッタ監督は苦戦しつつも勝ち切れたモンツァ戦を以下のように振り返った 2024.12.23 11:45 Mon

ユベントスの人気記事ランキング

1

20代半ばで引退の元U21伊代表MFが古巣ユーベに指導者として帰還! ユース部門の技術協力者に

健康上の問題で20代半ばでの現役引退を余儀なくされた元U-21イタリア代表MFシモーネ・ムラトーレ(26)が、指導者として古巣ユベントスに復帰することになった。 ユベントスは19日、ムラトーレがユース部門の技術協力者としてクラブに復帰したことを明かした。 13歳からユベントスの下部組織に在籍するムラトーレは、U-21イタリア代表歴を持つセントラルMF。2018年に昇格したユベントスのU-23チーム(現ユベントス Next Gen)では、これまで通算54試合に出場。ファーストチームでも公式戦5試合に出場した。 その後、2020年にアタランタへ完全移籍し、レッジアーナ、トンデラ(ポルトガル)で武者修行を経験したが、2021年後半に良性の脳腫瘍と診断され、腫瘍を取り除く手術を受けた。この病気のため、2年間のキャリア中断を余儀なくされ、2023年7月に現役引退を表明していた。 2024.12.19 21:30 Thu
2

ポグバの兄マティアス・ポグバに懲役3年の実刑判決…弟に対する恐喝と誘拐の罪

元フランス代表MFポール・ポグバの実兄マティアス・ポグバが、恐喝と誘拐の罪でパリ刑事裁判所から懲役3年の実刑判決を受けた。 なお、そのうちの2年は執行猶予が付けられており、すでに拘留されているマティアスは、残りの刑期を電子監視付きの自宅軟禁で服役することになる。 マティアスは2022年3月にパリにあるアパルトマンにいた弟ポールを武装した5人の仲間とともに襲撃。銃を突きつけて脅迫し、1300万ユーロ(約21億1000万円)の支払いを要求。マティアスらは、ポグバが国際的なスターになった後、自分たちを支えるべきだったと主張して、繰り返しポグバを脅迫。恐喝、誘拐、犯罪を助長するための監禁、および犯罪共謀の罪で起訴されていた。 また、かつてポールとマンチェスターで同棲していた知人で、脅迫の首謀者とされたルーシュダン・Kは懲役8年の刑を言い渡され、マティアス以外の被告も懲役刑を受けている。 なお、同裁判所はポールが約20万ユーロ(約3200万円)の経済的損失と、5万ユーロ(約810万円)の精神的損失を被ったことも認定。マティアスを除く被告に、この金額を共同で支払うように命じている。 マティアスは双子の兄弟であるフロランタンとともに、過去にギニア代表にも招集された194cmの巨漢FW。現役時代はセルタの下部組織やフランス下部のカンペールやトゥール、イングランドのレクサム、クルー・アレクサンドラ、クローリー・タウン、セリエBのペスカーラ、オランダのスパルタ・ロッテルダム。スペイン4部のCDマンチェゴ・シウダ・レアルでプレーしていた。 2024.12.20 15:55 Fri
3

ミランが来季に向けて敏腕パラティチ氏をSDに招へいか、現在は職務停止中

ミランが来季、ファビオ・パラティチ氏(52)をスポーツ・ディレクター(SD)に迎える可能性があるようだ。イタリア『ラ・レプブリカ』が報じている。 ミランでは先日、アントニオ・ドッタヴィオ前SDが、シニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏との意見の相違により辞任したとされる。 パラティチ氏はこれまでサンプドリアやユベントス、トッテナムで強化担当を担い、いずれのクラブでも実績を挙げていたが、ユベントス時代の移籍に伴う不正会計により国際サッカー連盟(FIFA)から2年半の職務停止の処分を受けていた。 2025年6月にその職務停止が明けるのを待ってミランが敏腕パラティチ氏にオファーを出すのかが注目される。 2024.12.24 13:30 Tue
4

ミラノ勢がローマ勢と激突!コッパ・イタリア準々決勝の対戦カード決定

コッパ・イタリア準々決勝の組み合わせ抽選会が19日に行われ、ベスト8の4カードが決定した。 同日に終了したラウンド16では、PK戦の末にエンポリに敗れたフィオレンティーナを除いて、ラウンド16から参加のセリエA上位クラブが順当に勝ち上がった。 今回決定した準々決勝では、ミラノ勢がローマ勢と激突する。インテルが前ラウンドで強豪ナポリを下したラツィオとアウェイで、ミランがローマとホームで対戦する。 ディフェンディングチャンピオンで最多15回の優勝を誇るユベントスはエンポリと、今季セリエAで首位を走るアタランタはボローニャとの対戦が決まった。 なお、準々決勝は2025年2月に開催予定だ。 ◆コッパ・イタリア準々決勝 対戦カード ユベントス vs エンポリ アタランタ vs ボローニャ ミラン vs ローマ インテル vs ラツィオ 2024.12.20 10:40 Fri
5

DF補強マストのユベントス、チェルシーで燻るディザジも候補か

1月の移籍市場でバックラインを獲得することが確実となっているユベントスが、チェルシーの元フランス代表DFアクセル・ディザジ(26)の獲得に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルとコロンビア代表DFフアン・カバルの長期離脱によりバックラインの獲得がマストになっているユベントス。 センターバック、左サイドバックをこなせる左利きのフェイエノールトDFダビド・ハンツコ(27)が最優先ターゲットと報じられているが、チェルシーで出番が限られているディザジも獲得候補に挙がっているようだ。 センターバックを本職とする屈強なDFのディザジはエンツォ・マレスカ監督の下では控え要員で、今季ここまでカンファレンスリーグが主な出場機会となっている。 ディザジ本人も現状に満足していないようで、そんな中ユベントスがレンタル移籍が可能かどうかチェルシーに問い合わせを行ったとのこと。 ユベントスではDFピエール・カルルがブレーメルに代わって主力DFを務めており、同胞のディザジとは連係が取り易いメリットがあるが、移籍は実現するだろうか。 2024.12.24 12:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly