疲労困憊で自滅のスパーズが昇格チーム相手に40戦ぶりの敗戦…ケイン3戦連発も痛恨の黒星に…《プレミアリーグ》
2018.12.30 01:59 Sun
▽プレミアリーグ第20節、トッテナムvsウォルバーハンプトンが29日にウェンブリー・スタジアムで行われ、アウェイのウォルバーハンプトンが3-1で逆転勝利した。
▽ボーンマス戦からは先発4人を変更。両サイドバックをローズ、ウォーカー=ピータースに代えてベン・デイビス、トリッピアーのコンビに入れ替え、スパーズでのプレミア通算100試合目のアルデルヴァイレルトの相棒にダビンソン・サンチェスを起用。また、ルーカス・モウラに代わって負傷で前節欠場のデレ・アリが復帰した。
▽昇格チーム相手に39戦無敗(36勝3分け)と圧倒的な強さを見せるトッテナムは、開始8分に絶好調のソン・フンミンのミドルシュートで決定機を作るなど上々の入りを見せる。さらに13分にはボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのトリッピアーが直接狙うが、これはGKルイ・パトリシオのセーブに遭う。
▽それでも、時間の経過と共に相手陣内でのプレー機会を増やすトッテナムは19分、波状攻撃から相手のクリアを拾ったデレ・アリが短く繋いだボールをペナルティアーク付近のエリクセンが鋭い左足のシュートを枠の左上隅に飛ばすが、これは相手GKの好守に遭う。しかし、22分には中盤でのボール奪取からソン・フンミンの縦パスを受けたケインがボックス手前右からカットインし左足の強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半はウォルバーハンプトンが攻勢を強め、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。早い時間帯に追加点を奪ってラクな展開に持ち込みたいトッテナムは得意のロングカウンターを幾度か繰り出すが、DFベネットを中心に最後の場面で身体を張る相手守備陣を崩し切るまでには至らない。
▽60分を過ぎて連戦の疲労が顕著となり相手に押し込まれる我慢の戦いを強いられたトッテナムは68分にデレ・アリを下げてルーカスを最初の交代カードとして切る。しかし、直後の72分には相手の右CKの場面で途中出場のモウティーニョの右足アウトスウィングの絶妙なクロスをフリーのボリに打点の高いヘディングで合わせられ、同点ゴールを許した。
▽疲労困憊の中で再びゴールが必要になったトッテナムだが、イージーなパスミスが目立つなど流れを引き戻せない。すると、82分にはカウンターからボックス手前でカバレイロのパスを受けたヒメネスにDFの股間を抜く絶妙なシュートをゴール左隅に流し込まれて逆転を許す。さらに87分には相手陣内でのトリッピアーの横パスを奪われてカウンターに持ち込まれると、ドハーティのスルーパスに抜け出したエウデル・コスタに試合を決定づける3点目を献上した。
▽何とか勝ち点1でも獲得したいトッテナムだったが、結局後半45分間で1本のシュートも放てないまま試合はタイムアップ。お得意様の昇格チーム相手に2012年のQPR戦以来、40戦ぶりの敗戦を喫したトッテナムは連勝が「5」でストップ。三つ巴のタイトル争いから一歩後退する最悪な形で年内最終戦を終えることになった。
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▽前節、ボーンマスに5-0の圧勝を収めてリーグ戦5連勝を飾ったトッテナムはマンチェスター・シティを抜き今季初めて2位に浮上したトッテナム。年内最終戦となる今節は11位のウォルバーハンプトンと対戦した。▽昇格チーム相手に39戦無敗(36勝3分け)と圧倒的な強さを見せるトッテナムは、開始8分に絶好調のソン・フンミンのミドルシュートで決定機を作るなど上々の入りを見せる。さらに13分にはボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのトリッピアーが直接狙うが、これはGKルイ・パトリシオのセーブに遭う。
▽それでも、時間の経過と共に相手陣内でのプレー機会を増やすトッテナムは19分、波状攻撃から相手のクリアを拾ったデレ・アリが短く繋いだボールをペナルティアーク付近のエリクセンが鋭い左足のシュートを枠の左上隅に飛ばすが、これは相手GKの好守に遭う。しかし、22分には中盤でのボール奪取からソン・フンミンの縦パスを受けたケインがボックス手前右からカットインし左足の強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽エースの得点ランキングトップ(13点)に並ぶ3試合連続ゴールで先手を奪ったトッテナムは29分に裏へ抜け出したソン・フンミンに決定機が訪れるなど、その後もチャンスを作りつつ相手の反撃を封じ込み、前半を1点リードで終えることに成功した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半はウォルバーハンプトンが攻勢を強め、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。早い時間帯に追加点を奪ってラクな展開に持ち込みたいトッテナムは得意のロングカウンターを幾度か繰り出すが、DFベネットを中心に最後の場面で身体を張る相手守備陣を崩し切るまでには至らない。
▽60分を過ぎて連戦の疲労が顕著となり相手に押し込まれる我慢の戦いを強いられたトッテナムは68分にデレ・アリを下げてルーカスを最初の交代カードとして切る。しかし、直後の72分には相手の右CKの場面で途中出場のモウティーニョの右足アウトスウィングの絶妙なクロスをフリーのボリに打点の高いヘディングで合わせられ、同点ゴールを許した。
▽疲労困憊の中で再びゴールが必要になったトッテナムだが、イージーなパスミスが目立つなど流れを引き戻せない。すると、82分にはカウンターからボックス手前でカバレイロのパスを受けたヒメネスにDFの股間を抜く絶妙なシュートをゴール左隅に流し込まれて逆転を許す。さらに87分には相手陣内でのトリッピアーの横パスを奪われてカウンターに持ち込まれると、ドハーティのスルーパスに抜け出したエウデル・コスタに試合を決定づける3点目を献上した。
▽何とか勝ち点1でも獲得したいトッテナムだったが、結局後半45分間で1本のシュートも放てないまま試合はタイムアップ。お得意様の昇格チーム相手に2012年のQPR戦以来、40戦ぶりの敗戦を喫したトッテナムは連勝が「5」でストップ。三つ巴のタイトル争いから一歩後退する最悪な形で年内最終戦を終えることになった。
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