大迫がゴールもバイエルンがニャブリの恩返し弾2発で競り勝ちリーグ戦4試合ぶり勝利《ブンデスリーガ》
2018.12.02 01:38 Sun
▽ブンデスリーガ第13節、ブレーメンvsバイエルンが1日に行われ、1-2でバイエルンが勝利した。ブレーメンのFW大迫勇也はフル出場している。
▽大迫を[4-1-4-1]の左サイドで起用したブレーメンと、3トップに右からニャブリ、レヴァンドフスキ、リベリと並べ、トップ下にミュラーを据えた[4-2-1-3]で臨んだバイエルンの一戦。
▽ブレーメンが自陣に守備ブロックを敷く入りを見せた中、バイエルンが立ち上がりから押し込む展開とすると、7分にチャンス。ミュラーのパスを受けたレヴァンドフスキがボックス左から左足でシュート。枠を捉えていたが、GKパブレンカのファインセーブに阻まれた。
▽さらに26分、アラバの左クロスにミュラーがヘディングで合わせる決定機を迎えるも、枠を捉えきれず追加点を奪いきれない。
▽すると29分、ブレーメンはシャヒンの強烈なミドルシュートがGKノイアーを強襲すると、33分に同点とした。左サイドからのクルーゼの右足クロスを大迫がヘディングシュートで流し込んだ。
▽大迫の今季3点目で試合を振り出しに戻されたバイエルンは38分、リベリの負傷を受けてコマンを投入。1-1で前半を終えた。
▽迎えた後半、ミュラーとジューレが決定的なシュートを浴びせたバイエルンは、50分に勝ち越す。ボックス右で縦に仕掛けたミュラーがクロスを入れると、合わせたニャブリのシュートがネットを揺らした。
▽ニャブリの古巣に対するドッペルパックで勝ち越したバイエルンは、74分にアラバのボレーシュートで牽制。
▽一方、シャヒンに代えてピサーロを投入したブレーメンは77分、クルーゼがボックス左から決定的なシュートを浴びせ、ギアを上げていく。
▽終盤、3点目に迫ることはできなかったバイエルンだったが、追加タイムにモイサンデルに2枚目のイエロカードが提示されて10人となったブレーメンに逃げ切り勝利。リーグ戦4試合ぶりの白星を挙げている。
PR
▽前節フライブルク戦を1-1で引き分けて連敗を3で止めた7位ブレーメン(勝ち点18)は、大迫が3試合ぶりに先発復帰となった。▽対する5位バイエルン(勝ち点21)は前節デュッセルドルフ戦ではルケバキオにまさかのハットトリックを許して痛恨の引き分けに持ち込まれてしまった。首位ドルトムントと9ポイント差を付けられ、コバチ監督の手腕に疑問が持たれ続けている状況の中、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦ではロッベンとレヴァンドフスキの2発など計5ゴールで圧勝し、決勝トーナメント進出を決めた。そのベンフィカ戦のスタメンからロッベンに代えてニャブリのみを変更。そして負傷明けのコマンとチアゴがベンチ入りした。▽ブレーメンが自陣に守備ブロックを敷く入りを見せた中、バイエルンが立ち上がりから押し込む展開とすると、7分にチャンス。ミュラーのパスを受けたレヴァンドフスキがボックス左から左足でシュート。枠を捉えていたが、GKパブレンカのファインセーブに阻まれた。
▽続く15分、キミッヒの左足コントロールシュートでゴールに迫ったバイエルンは、20分に先制する。キミッヒの浮き球パスをボックス右で反応したニャブリのボレーシュートはGKパブレンカに止められるも、ルーズボールをニャブリが押し込んだ。
▽さらに26分、アラバの左クロスにミュラーがヘディングで合わせる決定機を迎えるも、枠を捉えきれず追加点を奪いきれない。
▽すると29分、ブレーメンはシャヒンの強烈なミドルシュートがGKノイアーを強襲すると、33分に同点とした。左サイドからのクルーゼの右足クロスを大迫がヘディングシュートで流し込んだ。
▽大迫の今季3点目で試合を振り出しに戻されたバイエルンは38分、リベリの負傷を受けてコマンを投入。1-1で前半を終えた。
▽迎えた後半、ミュラーとジューレが決定的なシュートを浴びせたバイエルンは、50分に勝ち越す。ボックス右で縦に仕掛けたミュラーがクロスを入れると、合わせたニャブリのシュートがネットを揺らした。
▽ニャブリの古巣に対するドッペルパックで勝ち越したバイエルンは、74分にアラバのボレーシュートで牽制。
▽一方、シャヒンに代えてピサーロを投入したブレーメンは77分、クルーゼがボックス左から決定的なシュートを浴びせ、ギアを上げていく。
▽終盤、3点目に迫ることはできなかったバイエルンだったが、追加タイムにモイサンデルに2枚目のイエロカードが提示されて10人となったブレーメンに逃げ切り勝利。リーグ戦4試合ぶりの白星を挙げている。
PR
ブレーメンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ブレーメンの人気記事ランキング
1
「過激化はクラブの許容限度を超えた」ブレーメンもX(旧ツイッター)から撤退…ザンクト・パウリに続くドイツ2クラブ目
ブレーメンが、X(旧ツイッター)からの撤退を発表した。 現在60万のフォローを持つブレーメンの公式アカウントだが、今後はXのメディアサービスを終了し、代わりにBlueskyに切り替えるという。 ブレーメンは今回の決断に際して以下の声明を発表している。 「SVヴェルダー・ブレーメン首脳陣はソーシャルメディアX上でのメディアサービスを終了することを決定しました」 「表現の自由を装い、X上でのヘイトスピーチ、少数派への憎悪など極右翼のポストと陰謀論が同ソーシャルメディアで驚異的な速さで拡散されています」 「直近の同プラットフォーム上の過激化はクラブの許容限度を超えました。したがってクラブは直ちにX上でのサービスを停止します」 なお、ブンデスリーガではブレーメンに先駆けてザンクト・パウリが同様の理由でXからの撤退を発表しており、今後も両クラブに追随するクラブが出てくる可能性は高そうだ。 2024.11.19 10:40 Tue2
ドルトムントやブレーメンで活躍した元トルコ代表DFトプラクが35歳で現役引退
元トルコ代表DFエメル・トプラク(35)が現役引退を発表した。 2024年6月にトルコのアンタルヤスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたトプラクは、14日に自身のインスタグラムにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の写真と共に引退する旨のコメントを綴った。 「今日は特別な投稿をさせてもらう。16年間のキャリアに、笑顔と涙をもって終止符を打ちます」 「15歳で故郷のラーベンスブルクを離れ、フライブルクの下部組織に入団したことで、僕は夢だったプロサッカー選手としての足がかりをつかむことができた。そして実際にその夢をかなえることができた」 「一緒にブンデスリーガに昇格しフライブルクは僕にとって常に特別な存在だ。事故に遭い大変な時期に僕を無条件で支えてくれた」 「またブレーメンでは、恥ずべき降格争いを経験し、実際に降格を味わうこととなった。幸いなことに、翌年はキャプテンとしてチームを引っ張り、ブンデスリーガ昇格を果たすことができた」 「チャンピオンズリーグのデビューハレバークーゼンだった。彼らは事故後の僕に大きな信頼を寄せてくれたクラブで、キャプテンとしてピッチに立つさせてもらった」 「ドルトムントは黄色い壁。あの熱気あふれるスタジアムは、ブンデスリーガ、もしかしたら世界で一番熱いスタンドで鳥肌が立った」 「アンタルヤスポルは、母国でプレーする機会を与えてくれたチーム、僕はこのクラブでプレーすることが出来て本当に幸せだった」 「代表チーム、そこでプレーできたことは僕にとって最高の瞬間だった!」 「多くの勝利と多くの敗北があった。その過程で多くの友情が生まれた。私はそのことに限りなく感謝しているし、だからこそ私は笑っている。泣いているのは、小さい頃から何よりも好きだったスポーツをやめることになったからだ。自分の夢を叶えられたことを誇りに思うし、サッカー、クラブ、仲間、そしてファンの皆さんに心から感謝している」 2005年にフライブルクの下部組織に入団したトプラクは、2008年にトップチームに昇格。その後、レバークーゼンやドルトムント、ブレーメンでプレーし、ブンデスリーガ通算では263試合に出場、7ゴール50アシストを記録した。 2022年6月からは、母国のアンタルヤスポルに2年契約で加入。主力として公式戦46試合に出場し1ゴール2アシストを記録したが、2023-24シーズン後半戦はベンチを温める時間が増え、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 2011年に22歳でデビューしたトルコ代表では27キャップを誇っているが、ユーロやワールドカップなど主要大会の出場はなかった。 2024.11.15 08:00 Fri3
主砲クラインディーストが3アシスト、板倉滉フル出場のボルシアMGがブレーメンに4発快勝でホーム戦3連勝【ブンデスリーガ】
ボルシアMGは3日、ブンデスリーガ第9節でブレーメンをホームに迎え、4-1で快勝した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。 前節マインツに引き分けた11位ボルシアMG(勝ち点10)は、4日前のDFBポカールではフランクフルト相手に板倉が一時同点となるゴールを挙げたものの、10人の相手に敗れてしまった。そのボルシアMGは板倉が[4-2-3-1]の左センターバックで先発となった。 9位ブレーメン(勝ち点12)に対し、立ち上がりからボールを持ったボルシアMGは11分、ショートカウンターから先制する。敵陣でクラインディーストがボールを奪取してラストパス。最後はプレアがシュートを決めきった。 さらに1分後、GKツェッテラーのミスパスをカットしたボルシアMGは、オノラの右クロスが相手DFのオウンゴールを誘って一気にリードを広げた。 主導権を握るボルシアMGは29分、CKからクラインディーストのヘディングシュートが枠を捉えたが、ゴールライン上のDFにクリアされた。 それでもハーフタイム間際の45分に3点目。ロングカウンターに転じた流れからクラインディーストのスルーパスを受けたオノラがGKとの一対一を決めきった。 迎えた後半、3選手を変更してきたブレーメンに開始2分、ケーンのシュートでゴールを脅かされるもGKニコラスがセーブ。 すると67分に4点目。ロングボールでボックス右に抜け出したクラインディーストのクロスをシュテーガーが合わせた。 その後、1失点を喫したボルシアMGだったが、ヴァイザーが2枚目のイエローカードを受けたブレーメンに4発快勝。主砲クラインディーストが3アシストを記録する活躍を見せ、ホーム戦3連勝とした。 ボルシアMG 4-1 ブレーメン 【ボルシアMG】 アラサン・プレア(前11) OG(前12) フランク・オノラ(前45) ケビン・シュテーガー(後22) 【ブレーメン】 ケケ・トップ(後30) 2024.11.04 03:27 Mon4
大迫の同僚DFトプラクがふくらはぎを負傷し開幕戦欠場が確定
ブレーメンは16日、元トルコ代表DFエメル・トプラクの負傷を発表。開幕戦を欠場することとなった。 ブレーメンの発表によると、トプラクは16日にダニエル・ヘルマン医師によるMRI検査を受けたとのこと。その結果、ふくらはぎの筋肉に損傷が確認された。 クラブは全治を明かしていないものの、リハビリの経過を見て、復帰時期を決定するとしている。 ブレーメンは19日に予定されている2020-21シーズンのブンデスリーガ開幕節でヘルタ・ベルリンを迎える。 トプラクは、2019-20シーズンはドルトムントからのレンタル移籍でブレーメンに加入したものの、ケガなどの影響もあり公式戦12試合の出場に留まることに。それでも、今シーズンは完全移籍し、DFBポカールのカール・ツァイス・イエナ戦にフル出場していた。 フロリアン・コーフェルト監督はトプラクの働きに期待を寄せていたが、しばらくは欠いて戦うことになりそうだ。 2020.09.17 18:35 Thu5