大迫途中出場のブレーメン、後半AT弾でフライブルクにドローで連敗ストップ《ブンデスリーガ》

2018.11.26 01:28 Mon
Getty Images
ブレーメンは25日、ブンデスリーガ第12節でフライブルクとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。ブレーメンのFW大迫勇也は63分から出場している。

▽前節ボルシアMG戦を完敗して3連敗となり、7位に後退したブレーメン(勝ち点17)。そのボルシアMG戦ではコンディション不良の影響もあって今季初めてベンチスタートで出番のなかった大迫は、日本代表戦ではゴールを決めるなど好プレーを見せた中、引き続きベンチスタートとなった。

▽11位フライブルク(勝ち点13)に対し、立ち上がりから劣勢を強いられたブレーメンは11分にワルドシュミッドに際どいミドルシュートを打たれてしまう。さらに17分、ステンゼルのミドルシュートでゴールに迫られるも、GKパブレンカが防いだ。
▽その後もゴンドルフのミドルシュートやテラッツィーノのボックス内からのシュートでブレーメンはゴールを脅かされていく。

▽30分頃からボールを持てるようになったブレーメンは33分、J・エッゲシュタインの左クロスからクラーセンのヘディングシュートが枠を捉えるも、GKの正面を突いてしまう。すると40分、VARの末、ワルドシュミッドのシュートがボックス内のモイサンデルの手に当たったとしてフライブルクにPKが与えられる。これをワルドシュミッドに決められ、ブレーメンは先制されてしまった。
▽失点したブレーメンは追加タイム2分、FKの流れからクラーセンのボレーシュートが枠を捉えるも、GKの好守に阻まれて前半を1点ビハインドで終えた。

▽迎えた後半開始5分、浮き球パスに抜け出したワルドシュミッドのボレーシュートをGKパブレンカがファインセーブで凌いだブレーメンは、続く68分のゴンドルフのボレーシュートもGKパブレンカがビッグセーブで防いだ。

▽守護神の活躍で1点差を保つブレーメンは63分、2枚代えを敢行し、大迫を投入した。ここから攻勢を強めたブレーメンは、大迫がヘディングシュートを放つなど圧力を強めていくと、終盤の83分に大迫に決定機。左サイドからのFKをニアの大迫がヘッドで合わせるも枠を捉えていたシュートはGKシュウォローのファインセーブに阻まれた。

▽それでも後半追加タイム2分、ブレーメンの猛攻が実を結ぶ。CKの流れからアウグスティンションがルーズボールを蹴り込んだ。このまま1-1でタイムアップ。ブレーメンが連敗を3で止めている。

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