バイエルン、試合終了間際被弾で宇佐美先発のデュッセルドルフに痛恨ドロー《ブンデスリーガ》

2018.11.25 01:53 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第12節、バイエルンvsデュッセルドルフが24日に行われ、3-3で引き分けた。デュッセルドルフのFW宇佐美貴史は70分までプレーしている。

▽代表ウィーク前の前節ヘルタ・ベルリン戦で宇佐美が今季初ゴールを決め、6連敗中だった17位デュッセルドルフ(勝ち点6)は今季2勝目を挙げた。その宇佐美が古巣バイエルン相手に3試合連続スタメンとなった。
▽一方、前節ドルトムントとのデア・クラシカーを2-3で逆転負けし、5位に後退したバイエルン(勝ち点20)は、3日後にチャンピオンズリーグのベンフィカ戦を控える中、レヴァンドフスキやリベリ、ミュラーらが先発となり、ロッベンやフンメルスがベンチスタートとなった。

▽宇佐美が[4-5-1]の左MFで先発となったデュッセルドルフは開始1分、ルケバキオが枠内シュートを浴びせると、続く3分には宇佐美がカットインシュートでオンターゲットを記録。

▽デュッセルドルフが良い入りを見せた中、徐々にポゼッションを高めていったバイエルンは、14分にJ・ボアテングのミドルシュートでゴールに迫ると、17分に先制する。左CKのルーズボールをジューレが拾って左足でゴールに蹴り込んだ。
▽さらに20分、J・ボアテングのフィードに抜け出したミュラーがGKとの一対一を制して追加点を挙げた。ハーフタイムにかけてもバイエルンが主導権を握っていたが、44分にデュッセルドルフが1点を返す。

▽ツィーマーがスルーパスに反応してボックス右のスペースを突くと、粘って送ったクロスをルケバキオがボレーで蹴り込んだ。

▽1点差で迎えた後半もボールを保持したバイエルンは58分、レヴァンドフスキのポストプレーを受けたミュラーがボックス手前右から左足でコントロールシュートを流し込んで3点目を奪取。余裕の展開とした。

▽攻め手のないデュッセルドルフは70分に宇佐美を交代させる。すると78分、スルーパスに抜け出したルケバキオがGKノイアーとの一対一を制して1点差に詰め寄った。

▽そして試合終了間際の追加タイム3分、デュッセルドルフが劇的な同点弾を挙げる。ディフェンスライン裏へのボールに反応したルケバキオがボックス中央に侵入してGKとの一対一を制した。ルケバキオはバイエルン相手にハットトリックを達成した。

▽直後にタイムアップを迎え、バイエルンはまさかのドロー。前節デア・クラシカーの敗戦に続き、痛い取りこぼしとなった。
関連ニュース

プレミア4クラブを筆頭に20歳FWイリング・ジュニア争奪戦? ユベントスがしぶしぶ売却受け入れか

ユベントスのU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)は今夏の移籍の可能性が高まっているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じた。 チェルシーのアカデミー出身で、2020年夏にユベントスへ移籍した逸材アタッカーのイリング・ジュニア。2022年10月にファーストチームデビューを果たすと、同年12月にはプロ契約を締結し、2025年6月までの契約を結んだ。 これまでも度々ビッグクラブからの関心が報じられてきた中、途中出場がメインながら今シーズンここまで公式戦19試合でプレー。さらなる飛躍が期待されると同時に、U-21イングランド代表でのパフォーマンスで評価を高めている。 ところが、イリング・ジュニアとの契約が残り1年に迫るユベントスは、フリーでの移籍を防ぐため、今夏の売却をしぶしぶ受け入れているとのこと。かねてから獲得への動きを見せていたトッテナムやエバートンの他、ウェストハムやブライトン&ホーブ・アルビオンなど、プレミアリーグのクラブが獲得を検討しているという。 また、ドイツ方面のクラブも興味を示しているようで、レバークーゼンとバイエルンが動向を注視。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イタリアのクラブも移籍先の候補に挙がっている模様だ。 なお、ユベントスは1月の移籍市場においても、1700万ポンド(約32億5000万円)のオファーがあれば売却を受け入れていた見込み。今度こそいずれかのクラブが獲得へ漕ぎ着けるのだろうか。 2024.03.28 15:32 Thu

「今夏移籍を検討? ないよ! バイエルンですごく幸せ」 デ・リフトが退団否定

オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)がバイエルン残留を宣言した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。ここにきてエリック・ダイアーを相棒に序列を高め、巻き返す今季だが、一時はキム・ミンジェとダヨ・ウパメカノのコンビに遅れを取り、去就が騒がれた。 そのなか、この代表ウィークも代表活動に呼ばれ、ドイツ代表との国際親善試合にフル出場したセンターバックはドイツ『スカイ』によると、「今夏移籍を検討しているか?」との問いに対して、「(考えてい)ないよ!」ときっぱり否定した。 「バイエルンですごく幸せだ。クラブとファンはずっとたくさんの愛を注いでくれている。今は良い気分だし、すごく幸せ。今季の残りも素晴らしい試合をして、チャンピオンズリーグ(CL)で上に行きたいね」 「(現在は序列を下げる)ウパメカノとキムもそう。彼らは何も言っていないけど、(メディアで)あるクラブがああいう選手を欲していると書かれる。そういうのが問題になりがちだけど、現実とは一致しない」 2024.03.28 10:35 Thu

次期監督巡って綱引きのバイエルンとリバプール、プランBもデ・ゼルビで被る?

次期監督を巡って綱引きのバイエルンとリバプールだが、プランBも被るようだ。 バイエルンではトーマス・トゥヘル監督が今季限りが決まり、リバプールの方もユルゲン・クロップ監督がラストイヤーに。両軍ともタイトルの行方を左右する終盤戦の真っ只中だが、来季の指揮官が誰になるのかも注目どころだ。 そんな両チームはそれぞれのクラブOBであり、今季のレバークーゼンで指揮官としての評判を上げるシャビ・アロンソ監督(42)を本命のターゲットにするが、ドイツ『ビルト』によると、失敗時のプランBでも重複しているという。 そのプランBに挙がるのがブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)。チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任するバルセロナも興味を抱くなど、こちらも人気銘柄であり、一本釣りとはいかなさそうだ。 なお、イギリス『テレグラフ』によると、デ・ゼルビ監督とブライトンの契約は2026年夏まであるが、1400万ユーロ(約22億8000万円)のリリース条項が存在するとみられる。 2024.03.28 08:55 Thu

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed

ユベントスは今夏のゴレツカ獲得を希望? バイエルンとの契約は2026年夏まで

ユベントスがバイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(29)に関心を示しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、セリエAで29試合を消化して3位につけるユベントス。首位インテルとの勝ち点差は「17」にまで広がっており、スクデット獲得は絶望的な状況となっている。 クラブはチームの競争力を高めるため、すでに夏の移籍市場での強化を模索。ドイツ『キッカー』によると、昨夏にも関心を向けていたゴレツカをターゲットとしており、スカウトも派遣しているとのことだ。 これまでもゴレツカに関心を示し続けてきたユベントスだが、選手側も6シーズン過ごしたバイエルンを離れ、新たなチャレンジを望む可能性がある模様。ただし、バイエルンとの契約を2026年夏まで残していることから、クラブ間ではタフな交渉が必要になるだろう。 ゴレツカは今シーズンのバイエルンで、公式戦31試合4ゴール9アシストを記録。チームは首位レバークーゼンに10ポイント差をつけられての2位と苦戦している中で、個人としては存在感を発揮している。 2024.03.27 13:15 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly