吉田が4試合ぶりの先発もサウサンプトンは痛恨ドローで8戦勝利なし《プレミアリーグ》
2018.11.11 02:25 Sun
▽プレミアリーグ第12節のサウサンプトンvsワトフォードが10日に行われ、1-1の引き分けに終わったした。サウサンプトンの吉田麻也はフル出場を放たしている。
▽リーグ戦7試合勝利がない16位サウサンプトンが、本拠地セント・メリーズ・スタジアムに8位ワトフォードを迎えた一戦。サウサンプトンは、大敗を喫した前節のマンチェスター・シティ戦からスタメンを3人変更。ロング、ワード=プラウズ、スティーブンスに代えて4試合ぶりの先発となる吉田やガッビアディーニ、アームストロングを先発で起用した。
▽強い雨が降りしきる中でスタートした試合は、立ち上がりからアウェイチームが押し込む展開に。すると4分、ホードのパスを中盤でカットしたキコがダイレクトで前線にボールを送ると、抜け出したしたデウロフェウがボックス右から侵入しシュート。しかし、これはGKマッカーシーが好セーブで防いだ。
▽対するサウサンプトンは20分、左CKのセカンドボールをボックス内で拾ったR・ペレイラにイングスが素早くプレスをかけて引っかけると、ゴール前のガッビアディーニがダイレクトシュートを流し込み、ゴールネットを揺らした。
▽先制したサウサンプトンは、34分にレミナのクロスに吉田が頭で合わせたが、これは枠の上。さらに37分にも、バートランドの左クロスからアームストロングが決定機を迎えたが、これはGKフォスターのセーブに阻まれた。
▽すると82分、ワトフォードは相手DFのクリアミスをボックス左手前で拾ったホレバスがボックス内まで持ち上がりシュート。相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴール右に突き刺さった。
▽結局、試合はそのまま1-1で終了。サウサンプトンは、ホームで8試合ぶりの白星を飾ることができなかった。
▽リーグ戦7試合勝利がない16位サウサンプトンが、本拠地セント・メリーズ・スタジアムに8位ワトフォードを迎えた一戦。サウサンプトンは、大敗を喫した前節のマンチェスター・シティ戦からスタメンを3人変更。ロング、ワード=プラウズ、スティーブンスに代えて4試合ぶりの先発となる吉田やガッビアディーニ、アームストロングを先発で起用した。
▽強い雨が降りしきる中でスタートした試合は、立ち上がりからアウェイチームが押し込む展開に。すると4分、ホードのパスを中盤でカットしたキコがダイレクトで前線にボールを送ると、抜け出したしたデウロフェウがボックス右から侵入しシュート。しかし、これはGKマッカーシーが好セーブで防いだ。
▽先制したサウサンプトンは、34分にレミナのクロスに吉田が頭で合わせたが、これは枠の上。さらに37分にも、バートランドの左クロスからアームストロングが決定機を迎えたが、これはGKフォスターのセーブに阻まれた。
▽後半は一進一退の展開が続く中、サウサンプトンは66分に決定機。右サイドから仕掛けたレドモンドがボックス右まで切り込みクロスを供給。これを中央のオースティンがダイレクトシュートでゴール左に突き刺したが、ゴール前の吉田がプレーに関与したとしてオフサイドを取られ、このゴールは取り消された。
▽すると82分、ワトフォードは相手DFのクリアミスをボックス左手前で拾ったホレバスがボックス内まで持ち上がりシュート。相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴール右に突き刺さった。
▽結局、試合はそのまま1-1で終了。サウサンプトンは、ホームで8試合ぶりの白星を飾ることができなかった。
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主将として優勝した吉田麻也が減給…その理由は? チームに残った理由は小学生の娘、MLSの制度にも言及「とても不公平」
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“ゴリラ”と勘違い?長友と子供の会話に吉田たちも大爆笑「俺図鑑に載ってた!?」
ドイツでトレーニングキャンプを行っている日本代表。23日に行われたアメリカ代表戦を2-0で勝利し、27日にはエクアドル代表との一戦を控えている。 日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルは27日、エクアドル戦に向けての練習や選手たちの様子を公開。その中でスタッフたちを爆笑させる出来事があった。 地元のインターナショナルスクールに通う日本人や小学生中心の子供たちと交流した日本の選手たち。DF長友佑都(FC東京)もたくさんの子供と会話を交わしていた。 その中で、話題は子供たちが日本の選手たちを知っているのかという話に。すると、1人の男の子が「名前は知らないけど、見たことある。テレビで」と明かし、長友は「ありがとう」とハイタッチを交わしていた。 ここまではとても可愛らしいやり取りであったが、他に「図鑑に写ってる」という声も。長友が「図鑑に載ってた!?」と驚くと、周囲は「ゴリラ!?」と爆笑。さらに、DF吉田麻也(シャルケ)も「動物の図鑑?化石の図鑑じゃない?」と乗っかっていた。 図鑑とはもしかしたら選手名鑑のことだったのかもしれないが、子供と長友のやり取りは大きな笑いを生んでいた。 <span class="paragraph-title">【動画】長友と子供たちの爆笑のやり取り</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Q3mFZZiMAo4";var video_start = 110;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.27 19:30 Tue5
日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
今冬のヨーロッパの移籍マーケットは2月3日がタイムリミットだが、いまのところ日本人選手に大きな動きはない。セルティックの古橋亨梧がフランス・リーグ1部のスタッド・レンヌへ完全移籍したのは意外だったものの、“2強"のスコットランド・リーグから5大リーグへの移籍で結果を残せるか注目の集まるところだ。 プレミアリーグへの移籍が噂される久保建英だが、果たして実現するのか。ブライトンの三笘薫にはサウジアラビアのアル・ナスルが巨額の移籍金(96億円)でオファーを出したようだが、クラブはこれを拒否しただけに実現の可能性はほとんどないだろう。あとはリーグ戦での出番が少ないリバプールの遠藤航に他クラブからオファーが届くのかどうか。今年2月で32歳になるだけに、移籍に関しては微妙な年齢でもある。 そんなプレミア・リーグで注目しているのが、日章学園からサウサンプトン入りする高岡伶颯だ。2023年11月にインドネシアで開催されたU-17W杯でポーランド、アルゼンチン、セネガルとの3試合で高岡は、3戦連続となる計4ゴールをマーク。アルゼンチンには敗れたものの、途中出場だったポーランド戦とセネガル戦で日本を勝利に導いた。その後は24年4月に日本高校選抜の一員として、デュッセルドルフ国際ユース大会に出場するとチームトップタイの3ゴールをあげた。 高岡は現在、U-20日本代表の一員として2月10日に中国・深圳でスタートするAFC U-20アジアカップに参加予定でいる。グループリーグDでタイ、シリア、韓国と対戦し、準々決勝をクリアしてベスト4に進出すれば9月27日にチリで開幕するU-20W杯への出場権を獲得できる。彼のサクセスストーリーがどこまで続くのか、こちらも興味深い。 そしてサウサンプトンである。南部の古豪であり、現在は菅原由勢が所属し、昨夏には松木玖生も移籍した(現在はトルコ1部のギョズテペSKへレンタル移籍中)。高岡の移籍で(レンタルに出されなければ)、複数の日本人がプレーするプレミア・リーグのクラブとなる。彼らだけでなく、過去には李忠成(2011-2013)、吉田麻也(2012-2020)、南野拓実(2021)らも所属した。 近隣のブライトンには三笘がいるし、隣接するサウスコーストダービーの相手ポーツマスには川口能活も所属していた。資金力ではロンドンのビッグクラブや北部のリバプール、マンチェスターの2強に遠く及ばないだけに、「安くて将来性のある」Jリーガーを獲得するのが南部のクラブのトレンドになりつつあるのかもしれない。 サウサンプトンのユース出身者はアラン・シアラーやガレス・ベイルなどイングランドとウェールズを代表するストライカーも輩出している。育成型のクラブだけに、高岡の選択は賢明だと言えるだろう。 クラブは2001年8月にホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムへ移転。この完成したばかりのスタジアムで、同年10月7日にトルシエ・ジャパンはナイジェリアと対戦した。試合は日本が柳沢敦と鈴木隆行のゴールで2-2と引き分けた。 真新しいスタジアムの正面ゲート上部には、クラブ最多227ゴールを決めたレジェンドFWミック・シャノン(1966-77、1972-82)の名前が冠されていて、等身大の写真パネルも飾られていた。かつて憧れた選手だけに、感慨もひとしおだった記憶がある(シャノンは現役引退後に競走馬の調教師としても成功)。 2025.01.31 23:00 Friサウサンプトンの人気記事ランキング
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