大迫先発のブレーメン、マインツに7試合ぶり白星献上で6位後退《ブンデスリーガ》

2018.11.05 03:57 Mon
Getty Images
ブレーメンは4日、ブンデスリーガ第10節でマインツとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。ブレーメンのFW大迫勇也は56分までプレーしている。

▽前節レバークーゼン戦を6発粉砕された4位ブレーメン(勝ち点17)は、今季2ゴール目を決めた大迫が引き続き先発となり、[4-4-2]の右MFでスタートした。

▽6試合勝利のない13位マインツ(勝ち点9)に対し、ポゼッションを許す立ち上がりとなると、10分にピンチ。左クロスに反応したマテタにバー直撃のシュートを打たれてひやりとさせられる。続く16分にもサイド攻撃で揺さぶられ、ボックス右からカンディのシュートでGKを強襲された。
▽そして25分、マインツに先制を許す。右クロスをモイサンデルがクリアできずボックス中央のマテタに受けられると、シュートを決められた。

▽33分にもベルのシュートでGKを強襲されたブレーメンは、44分に大迫が右クロスにヘディングで合わせるもシュートは枠を捉えられず、低調な前半を1点ビハインドで終えた。
▽後半から大迫を2トップの一角に据えたブレーメンが攻勢に出るも、51分に追加点を奪われる。ボックス手前右からグバミンの放った左足ミドルがゴール右に突き刺さった。

▽2点を追う展開となったブレーメンは大迫に代えてピサーロとM・エッゲシュタインの弟であるヨハネスの両アタッカーを投入。

▽なかなか反撃の機会を窺えずにいたブレーメンだったが、78分に1点差に詰め寄る。右サイドをJ・エッゲシュタインが深くえぐってクロスを送ると、ピサーロが合わせた。

▽途中から入った2選手でゴールを奪ったブレーメンだったが、反撃はここまで。ブレーメンは2連敗となり、6位に後退している。

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