鹿島あと一歩及ばず…! 逃げ切った横浜FMが17年ぶり決勝へ《YBCルヴァンカップ》
2018.10.14 16:00 Sun
▽YBCルヴァンカップ準決勝第2戦の横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが、14日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、2-2の引き分けで終了。この結果、2戦合計4-3で横浜FMが決勝進出を決めた。
▽20日に県立カシマサッカースタジアムで行われた第1戦では、横浜FMが2-1で勝利。横浜FMは、その試合から全くスタメンを変更せずに勝ち抜きを目指した。
▽一方、巻き返しが必要な鹿島はスタメンを3名変更。内田、中村、セルジーニョに代えて、山本、西、金森を先発させた。
▽試合の立ち上がり、お互いに積極的にゴールに迫っていく。5分に遠藤渓が左サイドから惜しいクロスを供給して横浜FMがチャンスを作れば、10分にはボックス内へのパスに反応した安西がダイレクトシュートを放ち鹿島も応戦。スコアこそ動かないものの、激しくアップダウンが繰り返される。
▽すると20分、横浜FMが先に結果を出す。ボックス手前中央の天野がミドルシュートを放つと、鹿島DFにブロックされたボールがボックス内にこぼれる。反応したウーゴ・ヴィエイラが、右足でゴール左下隅に沈めた。
▽34分、横浜FMが効率的に攻撃を繰り出していく。ボックス手前中央でボールを持った遠藤渓がボックス左にスルーパスを供給。天野が最終ラインの裏に抜け出してファーサイドに折り返し、仲川が無人のゴールに流し込んだ。
▽0-2のビハインドで試合を折り返した鹿島は、ハーフタイム中に永木に代えてセルジーニョを投入。フォワードの枚数を増やし逆転を目指していく。
▽すると53分、ボックス手前右で鹿島がFKを得ると、遠藤康のクロスに町田が頭で合わせてネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定でこの得点は認められない。
▽徐々に鹿島の勢いが増してきた61分、横浜FMは前半からハードワークしていた大津に代えて喜田を送り出しちゅばんの活性化を図る。
▽しかし、直後の62分に痛恨のミスから鹿島の得点を許すことに。ボールを持ったGK飯倉が中途半端なショートパスを蹴り、土居がカット。落ち着いてゴール右を捉えて点差を縮めた。
▽さらに70分、またしても鹿島が決定機を迎える。左サイドを駆け上がった途中出場の山口がボックス内中央に山なりのクロスを供給。DFドゥシャンのマークを剥がしたセルジーニョが、指揮官の起用に応える同点弾を決め切った。
▽この得点で、2戦合計スコアは4-3で横浜FMがリード。しかし、アウェイゴールは2点ずつで並び、勝負は1点を争う状況に変貌した。
▽その後、守備の意識を強めた横浜FMを相手に鹿島のリスクを冒した攻撃が続く。84分、鹿島は金森に代えて高さのある昌子を投入。ディフェンスリーダーを約3か月ぶりに復帰させた。
▽しかし、守備を固めた横浜FMからこれ以上得点を奪うことができず。試合は2-2の引き分けに終わった。この結果、2戦合計4-3で横浜FMが勝ち抜けを決めている。
▽2001年以来17年ぶりに決勝進出を果たした横浜FMは、湘南ベルマーレvs柏レイソルの勝者と対戦。決勝戦は、10月27日(土)に埼玉スタジアム2002で開催される。
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▽すると20分、横浜FMが先に結果を出す。ボックス手前中央の天野がミドルシュートを放つと、鹿島DFにブロックされたボールがボックス内にこぼれる。反応したウーゴ・ヴィエイラが、右足でゴール左下隅に沈めた。
▽最低でも2点以上が奪わなければ敗退となる鹿島は盛り返そうとするが、横浜FMがそれを許さない。右サイドの仲川が幾度かタイミングの良い駆け上がりを見せるなど、横浜FMが牽制しつつ時計の針を進めていく。
▽34分、横浜FMが効率的に攻撃を繰り出していく。ボックス手前中央でボールを持った遠藤渓がボックス左にスルーパスを供給。天野が最終ラインの裏に抜け出してファーサイドに折り返し、仲川が無人のゴールに流し込んだ。
▽0-2のビハインドで試合を折り返した鹿島は、ハーフタイム中に永木に代えてセルジーニョを投入。フォワードの枚数を増やし逆転を目指していく。
▽すると53分、ボックス手前右で鹿島がFKを得ると、遠藤康のクロスに町田が頭で合わせてネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定でこの得点は認められない。
▽徐々に鹿島の勢いが増してきた61分、横浜FMは前半からハードワークしていた大津に代えて喜田を送り出しちゅばんの活性化を図る。
▽しかし、直後の62分に痛恨のミスから鹿島の得点を許すことに。ボールを持ったGK飯倉が中途半端なショートパスを蹴り、土居がカット。落ち着いてゴール右を捉えて点差を縮めた。
▽さらに70分、またしても鹿島が決定機を迎える。左サイドを駆け上がった途中出場の山口がボックス内中央に山なりのクロスを供給。DFドゥシャンのマークを剥がしたセルジーニョが、指揮官の起用に応える同点弾を決め切った。
▽この得点で、2戦合計スコアは4-3で横浜FMがリード。しかし、アウェイゴールは2点ずつで並び、勝負は1点を争う状況に変貌した。
▽その後、守備の意識を強めた横浜FMを相手に鹿島のリスクを冒した攻撃が続く。84分、鹿島は金森に代えて高さのある昌子を投入。ディフェンスリーダーを約3か月ぶりに復帰させた。
▽しかし、守備を固めた横浜FMからこれ以上得点を奪うことができず。試合は2-2の引き分けに終わった。この結果、2戦合計4-3で横浜FMが勝ち抜けを決めている。
▽2001年以来17年ぶりに決勝進出を果たした横浜FMは、湘南ベルマーレvs柏レイソルの勝者と対戦。決勝戦は、10月27日(土)に埼玉スタジアム2002で開催される。
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
8月のACLセントラル開催に立候補、Jリーグ野々村芳和チェアマン「日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないか」
Jリーグは31日、第5回理事会を開催。その後に記者会見を行った。 今回の理事会では、声出し応援の段階的導入の試合が決定したことや、百年構想クラブの審査結果、また、競技規則の適用ミスとなった試合の取り扱いなどが決議された。 様々な決議事項があった中、野々村芳和チェアマンは、5月31日が日韓ワールドカップ(W杯)開幕からちょうど20周年であることに触れ、「森島さん、宮本さんが20年経ったねということから理事会が始まりました」と、理事会に出席したメンバーであり、当時大会に出場していた森島寛晃氏、宮本恒靖氏と、当時を懐かしんだとコメント。「歳をとったねということと、サッカーも前に進んでいるよねという話になりました」と、20年経っての今を考えさせられたとした。 その中で、弾丸でチャンピオンズリーグ(CL)のリバプールvsレアル・マドリーの決勝を観に行ったと明かし、「CL決勝を弾丸で見に行きました。パリは日本人の我々がいくと、コロナがどこに行ったんだというぐらいでした」と環境の違いについてコメント。「スタジアムの雰囲気は、盛り上がることは当然ですが、サッカーにおけるサポーターの皆さんの存在は本当に大きいなと感じて帰ってきました」と、改めてサポーターのありがたさを感じられたとした。 また、会見の中ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)について言及。川崎フロンターレは敗退したものの、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3チームが勝ち上がっている。 8月には東地区はラウンド16から準決勝までがセントラル開催される予定だが、開催地が未定となっていた。 野々村チェアマンは「ACLの次のステージはセントラル開催になる。日本のサッカー界として、ACLでチャンピオンを目指すという気持ちも含めて、日本でセントラル開催をすることを検討しています」とコメント。アジアサッカー連盟(AFC)に対して、日本が立候補したことを明かした。 今回の立候補した理由については「Jリーグとしてどういうサポートができるかということも考えると、日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないかということ」と、Jリーグ勢が勝ち上がるための環境を作りたいということを挙げた。 また、日韓W杯以来、東京オリンピックは行ったものの、大規模なサッカーの国際大会は開催されていない。 野々村チェアマンは「日本の国内において、それなりのサイズの国際大会をたくさんやっているわけではないです。(W杯から)20年たって、若いスタッフが増えた中で、国際大会を経験するのはクラブにもリーグにも将来必ず役に立つということで、費用は多少かかってもトライしたいというところです」と語り、日本が大きな大会を実施できることを示したいという狙いもあるようだ。 2022.05.31 19:22 Tue5