イタリア屈指の敏腕SDサバティーニ氏に危篤報道…サンプドリアは日常的な治療と声明発表

2018.09.10 23:22 Mon
Getty Images
サンプドリアは10日、テクニカル・ディレクター(TD)を務めるワルテル・サバティーニ氏(63)に関する一部メディアの危篤報道に対して正式な反応を見せた。
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▽以前からヘビースモーカーとして知られるサバティーニ氏は10日に呼吸器系の問題でローマ市内の病院に緊急搬送されたと、イタリア『Leggo』が伝えた。また、同メディアは危篤状態の同氏が集中治療室で治療を受けていることも併せて伝えていた。▽この報道を受けて、サンプドリアはサバティーニ氏の状態に関して以下のような声明を発表している。
「テクニカル・ディレクターを務めるワルテル・サバティーニの状態に関する報道に対して、彼の家族とサンプドリアはそれが日常的な治療であり、状態がコントロールされていることを強調して伝えたい。また、こういったケースにおいて彼や家族のプライバシーに最大限の尊重がなされることを求めています」

▽パレルモ時代にアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(現ローマ)、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(現パリ・サンジェルマン)を発掘するなど、セリエA屈指の敏腕SDとして知られるサバティーニ氏は、2011年にジェームズ・パロッタ会長の誘いを受けて、ローマのSDに就任した。
▽就任以降はブラジル代表DFマルキーニョス(現パリ・サンジェルマン)、アルゼンチン代表MFエリック・ラメラ(現トッテナム)、モロッコ代表DFメーディ・ベナティア(現ユベントス)、オランダ代表MFケビン・ストロートマン(現マルセイユ)、元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(現インテル)など、多くの好タレントを獲得し、チームの強化に大きく貢献していた。その後、インテルを含む蘇寧グループで補強部門を統括するTDを務めた後、今年6月からサンプドリアで働いている。

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