ウォーカーの弾丸ミドルでシティが今季3勝目! 武藤不出場ニューカッスルは強豪相手にまたも1-2で黒星…《プレミアリーグ》
2018.09.02 03:38 Sun
▽プレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティvsニューカッスルが1日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-0で勝利した。なお、ニューカッスルのFW武藤嘉紀はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節、微妙な判定の影響もあって昨季チャンピオンシップ(イングランド2部)王者ウォルバーハンプトン相手に痛恨のドローを喫したシティ。ホームで必勝が求められる昨季王者は先発3人を変更。ギュンドアン、ベルナルド・シウバ、コンパニに代えてストーンズ、マフレズ、ガブリエウ・ジェズスを起用した。
▽一方、トッテナム、チェルシー相手の守備的なホームでの戦いが奏功せず、敵地で格下カーディフにも勝ち切れず、開幕から未勝利(2敗1分け)と厳しいスタートとなったニューカッスルはミッドウィークのEFLカップでもチャンピオンシップのノッティンガム・フォレスト相手に屈辱の1-3の敗戦。そのため、今節では敵地から最低勝ち点1奪取が求められた中、ベニテス監督は前節のチェルシー戦に続き[5-4-1]の守備的布陣を採用。EFLカップで先発した武藤はベンチスタートとなった。
▽ジェズスとアグエロを最前線に並べシルバをトップ下に配した[4-1-3-2]の布陣で臨んだシティは、序盤からボールを保持して相手を押し込む。すると8分、相手DFラッセルズの不用意な自陣からの縦パスをメンディがカット。すぐさまスターリングにボールを預けると、左サイドからカットインしたスターリングのシュートがゴール右隅を射抜いた。
▽ロンドンだけを前線に残して[5-4]の堅固な守備ブロックを築きながらもミスから先制を許したニューカッスルだが、ここから不用意に前がかりになることはせず、引き続き自陣に引いて2失点目をしないことを優先した試合運びを見せる。そのため、ボックス付近でのプレーを増やすアグエロやジェズスにフィニッシュまで持ち込まれる展開が続くも守護神ドゥブラフカを中心に粘り強く守る。
▽後半も早い時間帯にビハインドを負ったニューカッスルは負傷したケネディに代えてアツを同じポジションで起用。対するシティはジェズスを下げてベルナルド・シウバを投入し、よりゲームコントロールを優先する戦い方にシフト。65分にはカウンターから左サイドのアグエロが斜めの浮き球パスでフェルナンジーニョの決定機を演出するも、ここはGKドゥブラフカが圧巻の3連続セーブで波状攻撃を防いだ。
▽その後、互いに交代カードを切っていくもシティが主導権を握り続ける。徐々に前がかりになったニューカッスル相手にカウンターを仕掛けるホームチームはアグエロらが3点目を決め切れなかったものの、きっちり反撃を凌ぎ切った。快勝とはいえなかったものの守備的なニューカッスルに勝ち切ったシティが前節のドローを払拭する今季3勝目を手にした。一方、ニューカッスルはトッテナム、チェルシーに続き1-2のスコアで強豪に敗戦を喫した。
▽前節、微妙な判定の影響もあって昨季チャンピオンシップ(イングランド2部)王者ウォルバーハンプトン相手に痛恨のドローを喫したシティ。ホームで必勝が求められる昨季王者は先発3人を変更。ギュンドアン、ベルナルド・シウバ、コンパニに代えてストーンズ、マフレズ、ガブリエウ・ジェズスを起用した。
▽一方、トッテナム、チェルシー相手の守備的なホームでの戦いが奏功せず、敵地で格下カーディフにも勝ち切れず、開幕から未勝利(2敗1分け)と厳しいスタートとなったニューカッスルはミッドウィークのEFLカップでもチャンピオンシップのノッティンガム・フォレスト相手に屈辱の1-3の敗戦。そのため、今節では敵地から最低勝ち点1奪取が求められた中、ベニテス監督は前節のチェルシー戦に続き[5-4-1]の守備的布陣を採用。EFLカップで先発した武藤はベンチスタートとなった。
▽ロンドンだけを前線に残して[5-4]の堅固な守備ブロックを築きながらもミスから先制を許したニューカッスルだが、ここから不用意に前がかりになることはせず、引き続き自陣に引いて2失点目をしないことを優先した試合運びを見せる。そのため、ボックス付近でのプレーを増やすアグエロやジェズスにフィニッシュまで持ち込まれる展開が続くも守護神ドゥブラフカを中心に粘り強く守る。
▽一方、押し込んだ中でやや攻めあぐねるシティはより前がかって2点目を目指すが、一瞬の隙を突かれてカウンターから失点を許す。30分、前線のケネディに長いボールを収められて左サイドのロンドンに展開を許すと、ボックス付近まで運んでタメたロンドンが絶妙な斜めのラストパス。これを右サイドを猛然と駆け上がったイェドリンが冷静に蹴り込んだ。その後、アグエロを軸にすぐさま反撃に転じたシティだったが、前半のうちに勝ち越すことはできず。▽迎えた後半も同様の試合展開が続く中、押し込むシティがスーパーゴールで勝ち越す。52分、左サイドからカットインしたスターリングからのパスをペナルティアーク付近のアグエロが短くマイナスに落とす。これに反応したウォーカーが地を這う弾丸シュートをゴール左下隅の完璧なコースに突き刺した。
▽後半も早い時間帯にビハインドを負ったニューカッスルは負傷したケネディに代えてアツを同じポジションで起用。対するシティはジェズスを下げてベルナルド・シウバを投入し、よりゲームコントロールを優先する戦い方にシフト。65分にはカウンターから左サイドのアグエロが斜めの浮き球パスでフェルナンジーニョの決定機を演出するも、ここはGKドゥブラフカが圧巻の3連続セーブで波状攻撃を防いだ。
▽その後、互いに交代カードを切っていくもシティが主導権を握り続ける。徐々に前がかりになったニューカッスル相手にカウンターを仕掛けるホームチームはアグエロらが3点目を決め切れなかったものの、きっちり反撃を凌ぎ切った。快勝とはいえなかったものの守備的なニューカッスルに勝ち切ったシティが前節のドローを払拭する今季3勝目を手にした。一方、ニューカッスルはトッテナム、チェルシーに続き1-2のスコアで強豪に敗戦を喫した。
マンチェスター・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
マンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
野戦病院状態のシティ、GKエデルソンやFWハーランドらはエバートン戦欠場「試合には間に合わない」
負傷者だらけとなっているマンチェスター・シティ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が、エバートン戦に向けて最新情報を提供した。 シティは19日、プレミアリーグ第33節でエバートンと対戦する。現在5位に位置しているシティ。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの中にあり、しっかりと勝利を収めたいところだ。 しかし、現在は負傷者が続出中。守護神のブラジル代表GKエデルソンは間に合わないと語った。 「明日の試合には間に合わない。いつ出場できるようになるかわからない。試合に向けて、まだ準備ができていない」 エデルソンは、12日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦に先発出場も、元々痛めていた筋肉を再負傷しシュテファン・オルテガと交代していた。 また、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドも間に合わないとコメント。「彼も練習に参加していない。次の試合には間に合わないだろう」と欠場を明かした。 そのほか、スペイン代表MFロドリ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、オランダ代表DFナタン・アケも欠場。ストーンズとアケに関しては「まだだ。よくなっているが、まだだ」と、回復途中であるとした。 一方で、スイス代表DFマヌエル・アカンジとイングランド代表MFフィル・フォーデンは復帰の可能性があるようだ。 「フィルは木曜日に復帰し、オールド・トラッフォードでの試合以来となる今日のトレーニングセッションに参加する予定だ」 「マヌ…彼は我々と2、3回トレーニングセッションに参加した。彼は本当に良い動きをしていると思う」 2025.04.18 23:50 Fri2
「冷静さを保つ能力が足りない」グアルディオラ監督が100億円を出して獲得したMFに見切り、サイドバックとして再生中「良い右SBになれる」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、大金を投じて獲得した選手にダメ出しをした。 今シーズンは近年稀に見る低迷ぶりを見せており、プレミアリーグ5連覇は潰えた状況。チャンピオンズリーグ(CL)、EFLカップ(カラバオカップ)も敗退しており、タイトルの可能性はFAカップのみとなっている。 ケガ人に泣いた部分もあるシティだが、これまで以上にチームがうまく機能していないシーズンに。なかなか解決策が見つかっていない。 そんな中、グアルディオラ監督はポルトガル代表MFマテウス・ヌネスについて言及。本職は中盤でありながら、右サイドバックでの出番が増えていることについて語った。 「彼はそのフィジカルの強さから、良い右サイドバックになれる。問題は、冷静さを保つ能力が足りないため、中央でプレーできないことだ」 「彼は多くのことを学んでいる。サイドバックはファーポストにクロスを上げるときにミスを犯すし、油断する」 「ただ、彼はブルーノ・フェルナンデスがファーポストのドルグに送ったクロスを2、3回防いだ。彼はそれができるフィジカルがある。彼はあそこでプレーできるし、我々を大いに助けてくれた」 「シーズンが始まったとき、もしマテウスを右サイドバック、ニコ・オライリーを左サイドバックで起用すると言われたら、私は何を言っているんだと言うだろう。だが、シーズンはシーズンだ」 マテウス・ヌネスは2023年9月に6200万ユーロ(約100億円)でウォルバーハンプトンから完全移籍で加入。セントラルミッドフィルダーとしてのプレーが続いていたが、前述の通り向いていないというグアルディオラ監督の判断でサイドバックでのプレーが続いている。 獲得した当初には考えられなかったコンバート。高い買い物になった感も否めないが、中盤に戻った際にサイドバックでのプレーが生きればプラスと捉えられるかもしれない。 2025.04.08 22:50 Tue3
シティを去るデ・ブライネはメッシと共演か!? インテル・マイアミが強い関心と報道
今シーズン限りでマンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)だが、インテル・マイアミが強い関心を持っているようだ。 10シーズンを過ごしたシティからの退団を発表したデ・ブライネ。12日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦では、直接FKを叩き込むなど1ゴール1アシストの活躍を見せ、2点ビハインドからの逆転勝利に貢献していた。 衰えを全く見せていないデ・ブライネだが、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク氏がメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミが、獲得に強い関心を持っていると伝えている。 「インテル・マイアミは、今シーズン終了後にケビン・デ・ブライネをフリー移籍で獲得することに非常に興味を持っている」 ただ、現時点では特に交渉などは進んでおらず、他にもサウジアラビアのクラブが関心を持っている状況だ。 一方で、気になるのはサラリーキャップの問題。MLSではサラリーキャップ外で3選手を保有できるが、インテル・マイアミにはリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバの3名がその枠を埋めている状況だ。 問題を解決しなければいけない状況ではあるが、プレミアリーグ史上最高のMFの1人ともされるデ・ブライネとメッシが共演することになれば、さらにゴールが量産されることは間違い無いだろう。ルイス・スアレスも所属しており、アメリカがさらに盛り上がることになるが、どういった結末を迎えるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】シティで見られるのはあとわずか! デ・ブライネが圧巻FK</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vFs5hqp_cFc";var video_start = 81;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.14 16:20 Mon4
グアルディオラ監督が逆転勝利に導いた1G1Aのデ・ブライネを絶賛「長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が12日にホームで行われ、5-2で逆転勝利したプレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦を振り返った。 来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す6位シティは、今季限りでの退団を発表したMFケビン・デ・ブライネが先発した中、21分までに2点を追う展開に。 それでも33分にデ・ブライネが直接FKを決めて1点差とすると、3分後にデ・ブライネが絡んだ中、FWオマル・マーモウシュが同点弾を奪取。 そして2-2で迎えた後半、開始2分にデ・ブライネのアシストからMFマテオ・コバチッチが逆転弾を決めたシティは、さらに2点を追加して5発圧勝とした。 グアルディオラ監督は1ゴール1アシストのデ・ブライネを絶賛した。 「今日はケビンが長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった。しかし残念ながら彼はこの1年半、ケガや手術の影響でプレーできなかった。しかし素晴らしいプレーを見せ、相手の勢いを止めてくれた」 そして今日のようなパフォーマンスを続ければFAカップ決勝、クラブ・ワールドカップでも戦えると話した。 「もし今日のレベルと同等のプレーを見せることができたらトップチームと互角に戦えるだろう。しかしチームは良いプレーを継続できていない。この世代の選手たちの特徴であるエネルギーが欠けている。だが、シーズンによってはそういうこともある。そこから学び、できるだけダメージを最小限に抑えて来季はCLに出場し、FAカップとクラブ・ワールドカップに備えたい」 2025.04.13 11:00 Sun5