大迫が移籍後リーグ初弾のブレーメン、10人のフランクフルトに後半ATのFK弾で競り勝つ《ブンデスリーガ》

2018.09.02 00:42 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第2節フランクフルトvsブレーメンが1日に行われ、1-2でブレーメンが勝利した。フランクフルトのMF長谷部誠はベンチ入りせず、ブレーメンのFW大迫勇也はフル出場して今季のリーグ戦初ゴールを決めている。

▽開幕節でフライブルクに白星発進としたフランクフルトは、体調不良により開幕節を欠場した長谷部が引き続き欠場となった。

▽一方、開幕節のハノーファー戦では3トップの右ウイングでスタートした大迫は、引き続き先発となり、[4-3-3]の左ウイングでスタートした。
▽徐々にフランクフルトが押し込む流れとなる中、14分にアラーのボレーシュートでゴールに迫られたブレーメンだったが、16分に大迫が左サイドから右足で上げたクロスにクルーゼがヘディングで合わせる決定機を演出。しかし、シュートはGKの守備範囲に飛んでしまう。

▽それでも21分、大迫がM・エッゲシュタインのフィードに反応してディフェンスライン裏に抜け出し、ボックス右からGKの股間を抜くシュートを決めた。一度はオフサイドを取られるも、VARの末にオンサイドと判定され、ゴールが認められた。
▽大迫の移籍後リーグ初ゴールで先制したブレーメンは、30分にも右クロスに飛び込んだ大迫が決定機を迎えるなど、流れを掴む。

▽そんな中32分、フランクフルトはヴィレムスが小競り合いからゲブレ・セラシェを殴打して一発退場となる。

▽数的優位となったブレーメンが1点をリードしたまま迎えた後半、開始3分にフランクフルトがPKを獲得する。アウグスティンションのヘディングでのバックパスが短くなったところを、ガシノビッチがカットしてボックス内に侵入。GKパブレンカに倒されてPKとなった。

▽ガシノビッチとの接触によりパブレンカが負傷し、プロデビュー戦となる18歳のブログマンを投入したブレーメンに対し、キッカーのアラーが冷静に決めてフランクフルトが試合を振り出しに戻した。

▽追いつかれたブレーメンはハルニクに代えてピサーロを投入。すると61分、左クロスに大迫が合わせてネットを揺らすも、わずかにオフサイドを取られて勝ち越しとはならない。

▽攻め立てるブレーメンは73分にクルーゼのミドルシュートでGKを強襲すれば、77分にはゲブレ・セラシェのボレーシュートが枠を捉えたが、アブラアムにゴールライン上でクリアされてしまう。

▽さらに追加タイム1分にはラシカがディフェンスライン裏に抜け出すも、GKトラップに止められて1-1でタイムアップかに思われた。しかし追加タイム6分、ボックス手前やや左で得たFKをラシカがゴール左上に決めてブレーメンが勝ち越し。今季のリーグ戦初勝利を挙げている。

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