無知な奴がでしゃばるな! クロップがエジルを擁護
2018.08.24 10:30 Fri
▽リバプールの指揮を執るユルゲン・クロップ監督がアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルを擁護した。イギリス『FourFourTwo』が報じた。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前、自身のルーツとなるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と写真を撮ったことで、ファンやメディアだけでなく、DFB内部の反感を買ったエジル。ロシアW杯でのグループステージ敗退により、さらなる批判を浴びたことで「人種差別」に対する反抗の意味合いも兼ねて代表引退を表明した。
▽その一件を受けて、ドイツサッカー連盟(DFB)のラインハルト・グリンデル会長は謝罪に追われたが、以前からエジルの能力に疑問を呈してきたバイエルンのウリ・ヘーネス会長は態度を改めることなく口撃。いまだ賛否両論の意見が飛び交っている。クロップ監督は、母国ドイツで渦巻く“エジル問題”について、次のように見解を示した。
「これは絶対的な誤報で古典的な例だ。完全にナンセンスなものだ」
「政治では常に些細なことが膨らみ、大きなことが押しのけられる。普通なら、知的な人々は控えめになるものさ。正論を言うことは簡単なことじゃないからね。私自身もその人々だ。このような類いの話の中で、何も知らない奴ほどでしゃばってくる」
「私自身、この議論は偽善だと思う。正しい情報を広めていかなかったから、悪いことが起こった。メディアも話題作りのためにこのような類いの話題に手をつけるべきじゃない。冷静になって、その人々の背後に何があるかを見つめた方が良い」
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前、自身のルーツとなるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と写真を撮ったことで、ファンやメディアだけでなく、DFB内部の反感を買ったエジル。ロシアW杯でのグループステージ敗退により、さらなる批判を浴びたことで「人種差別」に対する反抗の意味合いも兼ねて代表引退を表明した。
「これは絶対的な誤報で古典的な例だ。完全にナンセンスなものだ」
「政治では常に些細なことが膨らみ、大きなことが押しのけられる。普通なら、知的な人々は控えめになるものさ。正論を言うことは簡単なことじゃないからね。私自身もその人々だ。このような類いの話の中で、何も知らない奴ほどでしゃばってくる」
「イルカイ・ギュンドアンのことはよく知っている。エムレ・ジャンやヌリ・シャヒンのこともね。メストのことはよくわからないが、私は彼を故郷に返してやりたい。彼の故郷に対する忠誠心は疑いの余地がない。違いがあるとすれば、故郷がもう1つあるぐらいだ。それは問題か? 美しいことじゃないか」
「私自身、この議論は偽善だと思う。正しい情報を広めていかなかったから、悪いことが起こった。メディアも話題作りのためにこのような類いの話題に手をつけるべきじゃない。冷静になって、その人々の背後に何があるかを見つめた方が良い」
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