【J1ピックアッププレビュー】満身創痍の“常勝軍団”、ホームの声援背にリベンジなるか《鹿島vsFC東京》
2018.07.31 18:00 Tue
▽明治安田生命J1リーグ第19節が、8月1日に開催。鹿島アントラーズ(7位/勝ち点26)は、県立カシマサッカースタジアムにFC東京(2位/勝ち点34)を迎える。
◆満身創痍の“常勝軍団”~鹿島アントラーズ~
▽22日からの7日間で3試合を消化した鹿島。柏レイソルに6-2で勝利し、セレッソ大阪を2-0で完封したところまでは良かったが、ガンバ大阪には1-1で引き分けた。その背景には、間違いなく疲労、そして選手流出の影響があるだろう。日本代表としてロシア・ワールドカップに参加したDF植田直通、エースFW金崎夢生らの移籍に加え、日本代表でレギュラーを務めたDF昌子源がC大阪戦で負傷。不本意な順位から浮上するため、上位との対戦となる今節は満身創痍の“常勝軍団”にとって意地の見せ処となる。
◆堅守速攻立て直しへ~FC東京~
▽FC東京は前節、V・ファーレン長崎に敗れて無敗記録を「9」でストップ。中断明けから主力選手数人を欠きながらも勝利を重ねてきたFC東京だったが、ようやく先発復帰となったFW永井謙佑のコンディション不良も目立ち、長崎のディフェンスをこじ開けることは叶わなかった。それでも、今節から韓国代表DFチャン・ヒョンスが復帰濃厚。ボールを握る展開が多かった長崎戦から、リーグ屈指の堅守速攻に立ち返りたいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
DF:西大伍、犬飼智也、町田浩樹、安西幸輝
MF:中村充孝、三竿健斗、永木亮太、安部裕葵
FW:鈴木優磨、土居聖真
監督:大岩剛
▽出場停止者はいない。負傷者については、DF昌子源が引き続き欠場濃厚だ。また、長期離脱中のMFレアンドロについても復帰の見通しは立っていない。センターバックに関しては、韓国代表DFチョン・スンヒョンが町田に代わりスタメン起用される可能性も。
◆FC東京[4-4-2]
DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介
MF:田邉草民、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽出場停止者はいない。負傷者については、FW前田遼一が引き続き離脱中であり、GK林彰洋も難しそうだ。センターバックに関してはキャプテンのDFチャン・ヒョンスが復帰濃厚。コンディション次第で、MF田邉草民のところではMF大森晃太郎が、FW永井謙佑のところではFW富樫敬真が先発を務める可能性もある。
◆FW土居聖真(鹿島アントラーズ)
◆DF森重真人(FC東京)
◆堅守同士の一戦、鍵穴をこじ開けるのは?
▽日程やコンディション面を考慮すれば、状況的にはFC東京が有利だ。かつ、4月に行われた味の素スタジアムの前回対戦は、FC東京が2-1で制しており、鹿島側で唯一得点していたFW金崎夢生はもういない。しかし、今回は鹿島のホームで行われるというのが、重要なポイントとなるかもしれない。鹿島は、アウェイでの成績は2勝3分け4敗だが、ホームでは5勝2分け2敗。データを「アウェイ→ホーム」と見比べてみれば、得点率「1.1→1.6」、失点率「1.7→0.8」と全く違った姿を現す。
▽また、対するFC東京も「ホーム→アウェイ」で見比べると、得点率「1.8→1.1」、失点率「1.1→0.6」と違った戦い方をしていることが分かる。堅守を軸とする両者だが、得点率に分がある鹿島はホームでFC東京の鍵穴をこじ開けることができるのだろうか。県立カシマサッカースタジアムを激戦の地にする一戦、鹿島vsFC東京は8月1日19時にキックオフを迎える。
◆満身創痍の“常勝軍団”~鹿島アントラーズ~
▽22日からの7日間で3試合を消化した鹿島。柏レイソルに6-2で勝利し、セレッソ大阪を2-0で完封したところまでは良かったが、ガンバ大阪には1-1で引き分けた。その背景には、間違いなく疲労、そして選手流出の影響があるだろう。日本代表としてロシア・ワールドカップに参加したDF植田直通、エースFW金崎夢生らの移籍に加え、日本代表でレギュラーを務めたDF昌子源がC大阪戦で負傷。不本意な順位から浮上するため、上位との対戦となる今節は満身創痍の“常勝軍団”にとって意地の見せ処となる。
▽FC東京は前節、V・ファーレン長崎に敗れて無敗記録を「9」でストップ。中断明けから主力選手数人を欠きながらも勝利を重ねてきたFC東京だったが、ようやく先発復帰となったFW永井謙佑のコンディション不良も目立ち、長崎のディフェンスをこじ開けることは叶わなかった。それでも、今節から韓国代表DFチャン・ヒョンスが復帰濃厚。ボールを握る展開が多かった長崎戦から、リーグ屈指の堅守速攻に立ち返りたいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:クォン・スンテDF:西大伍、犬飼智也、町田浩樹、安西幸輝
MF:中村充孝、三竿健斗、永木亮太、安部裕葵
FW:鈴木優磨、土居聖真
監督:大岩剛
▽出場停止者はいない。負傷者については、DF昌子源が引き続き欠場濃厚だ。また、長期離脱中のMFレアンドロについても復帰の見通しは立っていない。センターバックに関しては、韓国代表DFチョン・スンヒョンが町田に代わりスタメン起用される可能性も。
◆FC東京[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:大久保択生DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介
MF:田邉草民、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽出場停止者はいない。負傷者については、FW前田遼一が引き続き離脱中であり、GK林彰洋も難しそうだ。センターバックに関してはキャプテンのDFチャン・ヒョンスが復帰濃厚。コンディション次第で、MF田邉草民のところではMF大森晃太郎が、FW永井謙佑のところではFW富樫敬真が先発を務める可能性もある。
【注目選手】
◆FW土居聖真(鹿島アントラーズ)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽鹿島の注目プレーヤーは、FW土居聖真だ。土居は、前節こそ不発に終わったものの、中断明けからの3試合連続で得点を記録。また、チャンス時にエースとして前に陣取るようになったFW鈴木優磨の相方としても、頻繁にボールを引き出している。堅守が持ち味のFC東京戦、組織の間に入る土居の動きが相手の破壊に繋がるだろう。◆DF森重真人(FC東京)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽FC東京の注目プレーヤーは、DF森重真人だ。FC東京の堅守速攻を実行する上で欠かせない選手の1人が、この元日本代表DF。相手とのフィジカリーなぶつかり合い、スペースを狙う駆け引きを制する能力があり、1本のフィードをチャンスに繋げることもできる。タイプの違う鹿島の2トップを相手に“守”の部分での活躍が期待されるのは言うまでもなく、組織力の高い相手の陣形が揃う前にFWディエゴ・オリヴェイラやFW永井謙佑にボールを供給することができるか。“攻”の始点としても、森重が鍵を握る。◆堅守同士の一戦、鍵穴をこじ開けるのは?
▽日程やコンディション面を考慮すれば、状況的にはFC東京が有利だ。かつ、4月に行われた味の素スタジアムの前回対戦は、FC東京が2-1で制しており、鹿島側で唯一得点していたFW金崎夢生はもういない。しかし、今回は鹿島のホームで行われるというのが、重要なポイントとなるかもしれない。鹿島は、アウェイでの成績は2勝3分け4敗だが、ホームでは5勝2分け2敗。データを「アウェイ→ホーム」と見比べてみれば、得点率「1.1→1.6」、失点率「1.7→0.8」と全く違った姿を現す。
▽また、対するFC東京も「ホーム→アウェイ」で見比べると、得点率「1.8→1.1」、失点率「1.1→0.6」と違った戦い方をしていることが分かる。堅守を軸とする両者だが、得点率に分がある鹿島はホームでFC東京の鍵穴をこじ開けることができるのだろうか。県立カシマサッカースタジアムを激戦の地にする一戦、鹿島vsFC東京は8月1日19時にキックオフを迎える。
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