マウコム強奪されるも…ローマ指揮官「代わりの選手はたくさんいる」

2018.07.25 15:30 Wed
Getty Images
ローマを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、ブラジル人FWマウコム(21)の獲得失敗も気にしていないようだ。『フットボールイタリア』が伝えている。

▽セレソンの次代を担う逸材レフティと評されるマウコム。今夏の移籍市場ではバイエルンを始め、チェルシーやアーセナル、トッテナムといった欧州ビッグクラブの中で、目まぐるしく新天地候補が移り変わっていた。そんな中、ローマがボルドーとのクラブ間合意を発表。さらに、年棒250万ユーロ(約3億3000万円)の5年契約で合意したマウコムは23日にローマ移籍を完了するためにローマに降り立つ予定になっていた。

▽しかし、地元空港にマウコムは姿を現さず。24日に移籍金4100万ユーロ(約53億3000万円)・ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)の5年契約によるバルセロナ移籍が発表された。
▽獲得を目前にして新戦力候補を逃したローマ。しかし、指揮官のディ・フランチェスコ監督は、意に介していないようだ。

「代わりの選手はたくさんいる。モンチ(スポーツディレクター)の希望通りにはいかなかったが、もう気にしていないよ。我々は競争力の高いチームだ」
「我々は常に市場を気にしている。ただ、ローマには優れた選手たちがいる。何をしなくてはいけないかもわかっている」

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